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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 8月9日(土) #18「アンダーグラウンド」(原題:Sheltered)

Lv13_18高架下に両手を切断された青年の遺体が遺棄されているのが見つかる。IDは所持しておらず、切り離された両手も残されていないことから身元確認は難航。そんな中、被害者が膝に装着していたニーブレースの発注者がディラン・トリッグと判明。彼がニーブレースを貸した友人のカール・エイブラムズが被害者と確認される。ディランいわく、カールはコーヴァルリッジ保護区の鉱山地帯でよくキャンプしていたとのこと。本来なら、この週末もキャンプに出かける予定だったことが分かる。

モーガンとニックは鉱山地帯へ。今はニックと暮らしている元警察犬のサムが捜索に加わったおかげで、程なくして血痕が付着した怪しげな扉が地面に見つかる。その扉の先には地下へと続く階段があり、そこにも多量の血痕が。モーガンが地上で応援要請をしている間、一人で地下を進んだニックは、その先に巨大な住居を発見し驚愕する。すると、いきなり住人の男が現れてニックに銃を向ける。思いも寄らぬ状況に焦るニックだったが、地下に下りてきたモーガンに救われ、住人の男は署に連行される。

 

グレッグ、サラ、フィンも地下住居に到着し、住居内の捜索を始める。グレッグは、入ってすぐの人工芝の下に血だまりを発見。後の鑑定で、その血液はカールのものと特定される。フィンとサラは少女趣味の部屋を見つける。クローゼットにはさまざまなサイズの婦人服、ガラスの飾り棚には被害者カールのズボンのポケットに入っていたのとよく似た折り鶴が。どうやらこの家とカール殺害に関連があるのは間違いなさそうだ。ラッセルとニックは署で男を尋問するが、カールのことは知らないし事件とは無関係だと男は主張する。

 

少女趣味の部屋の捜索を続けていたフィンとサラは、ベッドに性行為の痕跡を確認。住人の男が、女性を地下住居に連れ込んではレイプと殺害を繰り返していた疑いが出てくる。そして、それを裏付けるかのように怯えて隠れていた一人の少女が地下住居内で発見される。さらに、クローゼットから押収された婦人服の一着から、11年前にカーソンシティで起きた未解決殺人事件の被害者レベッカ・バーンズのDNAが出る。ラッセルとニックは、男をより厳しく追及。すると男は、「レベッカは自分の妻。地下住居で発見されたのは17歳の娘のミランダだ」と涙ながらに供述する。少女趣味の部屋は、娘ミランダのものだったのだ。

 

後の調べで、男の身元はやはりレベッカの夫のトミー・バーンズと判明。11年前のレベッカ殺害事件の際、妻殺しの嫌疑を掛けられて世間に絶望。釈放後、すぐに地下生活を始めたことが分かってくる。けれども、トミーがカール殺害と無関係だとは言い切れない。なぜなら、ミランダのベッドから検出された二人分の精液のうち、一方は身元不明男性のもの、一方はカールのものと断定されたからだ。トミーがミランダを守るためにカールを殺したとも考えられるし、身元不明男性がミランダをめぐる三角関係のトラブルからカールを殺害した可能性も考えられる。

 

その後、トミーの弁護士が署にやって来て、家宅捜索と証拠の押収には令状が必要だったと主張。これまでにトミーの自宅から押収された証拠はすべて排除され、以降の家宅捜索もできないと告げて帰って行く。つまり、ミランダと関係していた身元不明男性の手がかりを家宅捜索で探すことはもうできない。
捜査に行き詰まりかけたCSIだったが、カールが持っていた例の折り鶴をホッジスが分析した結果、その紙がインスタント食品の包み紙であることが明らかに。バーコードに記録された出荷先からコーヴァルリッジ・サプライ・ストアという商店が捜査線上に浮上する。ニックとモーガンはさっそくこの商店へ行き、ルーク・ホランドという男に事情を聞く。ルークは「カールもミランダも知らない」と言うが、カールが持っていたのとよく似た折り鶴を持っていた。ニックとモーガンは、カールのバイクで逃走しようとするルークの身柄を確保する。
その後、ルークの迷彩服にカールの血痕が付着していたことが分かるが、ルークはミランダと付き合っていたことを認めるだけで、カール殺害については否定。「ミランダを地下住居に送っていく際、右手を失うなどひどいケガをしたカールに助けを求められ、彼を地下住居の庭園部分まで運んだ。だが、間もなく死んでしまった。トミーに知られるとまずいので、身元が割れないようカールの左手を切り落として町外れに死体を捨てた」と説明する。さらには、ミランダの部屋のベッドに残されていた身元不明男性の精液は自分のものではなく、カールと付き合っていたディラン・トリックのものだと供述する。

 

モーガンはニックとともに改めてディランに会いに行き、なぜカールと付き合っていたことを黙っていたのか問う。ディランは「カミングアウトする勇気がなかったことをカールに責められていた」と話し、カール殺害については否定。そこに父親のエドワードが帰宅すると、顔をこわばらせて弁護士を要求する。
その頃、コーヴァルリッジの地下住居付近を捜索していたグレッグとサラは、カールがはまったと思われるクマ用の罠と、散弾銃が打ち込まれたカールの右手を発見する。そして、その右手の爪の間に残されていた組織と血液が決め手となり、カールを殺害した犯人はディランの父エドワードと判明する。エドワードは息子が男と交際していることを認めることができず、カールに手を引くよう頼んだ。しかしカールに笑い飛ばされ逆上し、とっさに殺害したのだ。カールは父親から犯行について聞かされていながら口をつぐんでいたが、勇気を出して父親を告発する。

 

こうしてトミーの嫌疑は晴れ、トミーはミランダと再会する。ミランダは、黙って地下住居を抜け出したことを父親に謝罪。トミーもミランダの自由を奪っていたことを反省し、彼女に謝罪する。そして、これを機に地下生活と別れを告げ、亡き妻の故郷で心機一転ミランダとやり直す決意をするのだった。


【豆知識】
毒樹の果実

アメリカの刑事訴訟法における用語。違法な手段で得た証拠から派生して得られた二次的な証拠を指す言葉で、“毒樹の果実”の証拠能力はないとされている。
トミーの弁護士は、今回の事件にもこの“毒樹の果実”が適用されると主張した。

 

【決めゼリフ】
「打つ“手”なし。……すいません、難航しそうって意味です」by デヴィッド

両手を切り落とされた死体を前にこのセリフじゃ、不謹慎に聞こえるのも当然。

 

【ゲスト出演者】
トミー役は、「バンド・オブ・ブラザース」のバック・コンプトン役や「M.I. 緊急医療捜査班」のスティーヴン・コナー役、「デスパレートな妻たち」のデーブ役などで知られ、「守護神」をはじめとする多くの映画にも出演しているニール・マクドノー。
エドワード役は、「One Tree Hill」のダン・スコット役のポール・ヨハンセン。
ルーク役は、「新ビバリーヒルズ青春白書3」にオスカー役で準レギュラー出演していたブレア・レッドフォード。
トミーの弁護士役は、D・B・ラッセル役のテッド・ダンソンの娘のケイト・ダンソン。

 

【鑑賞MEMO】
ニックの“相棒”がまたまた活躍!

いかにも悪役といった雰囲気で登場したニール・マクドノー演じるトミー。娘をはじめ多くの女性たちを虐待、殺害してきた犯人かと思われたが、実は妻を殺害された被害者であり、娘を必死に守ろうとする善人だったという意外性のある展開が面白かった。
そして、そんな今回の事件の解決に貢献したのが、今シーズンの第5話でニックに引き取られることとなった元警察犬のサム! ニックの良き“相棒”として、あの驚きの地下住居への入り口の発見に一役買った。
さてその地下住居だが、実はモデルになった超豪華なシェルターがラスベガスに実在している。実業家で慈善家のジラード・ヘンダーソンが1978年に建設したシェルターだ。床にはグリーンの人工芝、フェイクの樹木や噴水などもあしらわれ、天井には空、壁には風景画が描かれているというこだわりぶり。プールやサウナ、バーベキューグリルやバーなどの設備も用意されているから驚きだ。ただし、70年代に作られただけあり、備え付けられた電化製品やインテリアのセンスにはレトロ感が漂っているが……。
ちなみにこのシェルター、1980年代にヘンダーソン夫妻が亡くなった後、親戚に引き継がれたが、現在は抵当に入っていて売りに出されているとのこと。お値段は170万ドル(約1億7000万円)。すでに買い手がついているかは不明だ。

 

なお、今回はトミーの弁護士役でテッド・ダンソンの娘のケイト・ダンソンが出演。初のテレビ親子共演を果たした。ケイトは父親との共演を楽しかったとコメント。こちらも楽しませてもらった。

2014.8. 9|CSI:13 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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