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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 8月23日(土) #20「イーグルの翼」(原題:Fearless)

Lv13_20アラン・クインが主催するマインドフォース・セミナーの会場である美しいスパ・リゾートの泥湯温泉で、ホッジスの婚約者エリザベッタと同行の男性が遺体を発見する。知らせを受けたホッジスも現場へ。エリザベッタは、「一緒にいたのは兄のサント。彼と苗字が違うのは自分がかつて結婚していたことがあり、離婚後に苗字を戻さなかったから」と説明する。

 

ロビンスは被害者の検視を行い、死因は溺死と断定。義歯が手がかりとなり、被害者の身元はジャスティン・ウェイドと判明する。署に呼ばれたジャスティンの妻メアリーは夫の死を嘆き、ジャスティンは大手製薬会社ビクストンの販売員であり、同じ販売部の社員らとアラン・クインのセミナーを受けに行ったと説明。ジャスティンはセミナーに行くのを嫌がっていたが、同じセミナーを過去に受けたことがある自分が、セミナー行きを勧めたのだと話す。

 

フィンとニックは、ジャスティンの同僚で彼とチームを組んでセミナーに参加していたヘザーとジェシカをそれぞれ聴取。二人の供述は、セミナーの目玉である“火渡り”をジャスティンが拒んだという点で一致する。“火渡り”とは、熱した炭の上を裸足で歩くことで自信と勇気を獲得する儀式。セミナーそのものを嫌がっていたジャスティンは、この“火渡り”にも興味を示さなかったらしい。
ところが、実はジャスティンがチームのために“火渡り”に挑戦するも、失敗して転倒していたことがホッジスの分析により明らかになる。ラッセルとブラスは、ジャスティンの“火渡り”を監督したであろうアランに事情を聞くが、「失敗するのは目に見えていたので、寝るよう言って自分は家に帰った」とアランは答える。ジャスティンは単独で“火渡り”に挑んだのだろうか?

 

やがて、ジャスティンが“火渡り”で転倒したのは、ラテックス・アレルギーの発作によるものだったことが判明する。サラは、夫のアレルギーを把握していたはずである妻メアリーに疑いの目を向け、彼女を署に呼んで追及。メアリーは、夫とジェシカの不倫を疑ってスパ・リゾートまで確かめに行こうとしたことを告白するが、夫を信じることにして家に引き返したと弁明し、ジャスティン殺害への関与を否定する。

 

そんな中、ラテックス・アレルギーの発作の誘因となったのは、ビクストン社の薬物インプラントであることをグレッグが突き止める。そのカプセルにはジェシカの指紋が。ジェシカが企業秘密を売却した疑いで停職処分になっていたことも明らかになり、彼女の不正に気付いたジャスティンが口封じで殺された可能性が出てくる。ジェシカと連絡がつかないことから、フィンはヘザーを署に呼んで事情を聞くことに。ヘザーは「ジャスティンはジェシカが企業秘密を盗んでいることに気付いたから殺された」と興奮気味に話すと、突然苦しみ出して倒れ、急死してしまう。死因はメタンフェタミンの過剰摂取だった。

 

程なくして、逃走したと見られていたジェシカが出頭し、自分は販売員ではなくビクストンの機密保持担当だと意外な事実を明かす。ジェシカいわく、ジャスティンとヘザーには、ビクストンの研究と薬品を盗んだ嫌疑が掛かっていたとのこと。「二人はメタンフェタミンの工場を造り、麻薬取引の元締めのザールに卸していた。製造を辞めたために消されたのでは?」とジェシカは指摘するが……。

 

やがて、ヘザーが購入した大量の硫酸マグネシウムの送付先が分かり、ニックとサラが現場に向かう。そこは薬物工場。ただし、中はめちゃくちゃに破壊されていた。そして、驚くことに工場内にはメアリーが隠れていた。メアリーもジャスティンたちと一緒になってドラッグの売買に手を染めていたのだろうか?
その後、サラの調べとメアリー自身の供述により、なぜジャスティンとヘザーが工場を作ったのかが明らかになる。実は、メアリーはアンチトロンビン欠乏症を患っていた。ビクストン社は、この病気の治療薬「ビトリン」を開発中だったが、コストに見合わないという理由から3年前にそれを打ち切った。そこでジャスティンは、常に凝血の危険性にさらされているメアリーを救うため、個人でビトリンを作ろうと決意。ビクストン社に入って薬品のレシピを盗んだ。しかし、ビトリンを作るには大金が必要である。ジャスティンが資金繰りに困っていたところ、ヘザーが工場を造ることを提案。二人はメタンフェタミンも製造して資金源にしたのだ。メアリーは、ドラッグ売買については最近まで知らなかったらしく、「工場にはビトリンを取りに来ただけ。工場を破壊したのは自分ではない」と主張するが……。

 

やがて、工場に残っていた血痕から、ジャスティン殺しと工場の破壊を行った、意外な犯人が判明する。マインドフォース・セミナーを主催するアランだ。彼は、セミナーを受講しに来たメアリーに恋をし、それ以来、自分が開発した健康ドリンクを彼女に贈り続けていた。けれども、ジャスティンが彼女の病気に有効なビトリンを作り始めた。化学薬品を敵視しているアランはそれが許せず、メアリーを救えるのは自分だけだという思い込みから、ジャスティン殺害を計画。入手したラテックス製の薬物インプラントを“火渡り”の火に投入してジャスティンにアレルギー反応を起こさせ、抵抗できない彼を泥湯に沈めて殺害、その後工場も破壊したのだ。
こうして一連の事件は解決。サラはジャスティンの結婚指輪をメアリーに返し、病気の治療薬がいつかできることを祈っていると彼女に告げる。

 

一方、ホッジスに離婚歴を知られた上に、最近彼から避けられているように感じていたエリザベッタは、今の不安をモーガンに相談。直接ホッジスに気持ちを伝えた方がいいとアドバイスされる。
事件解決後、「どうして私から逃げるの?」とホッジスに聞くエリザベッタ。「家族を持つことで、勝手だった父親のようになるのが怖い」とホッジスは本音を吐露する。すると、「起きてもいない出来事を怖がるなんて時間の無駄」とエリザベッタ。「それならずっとそばにいてほしい」とホッジスは返すのだった。


【豆知識】
火渡り

熱した炭を敷き詰めた上を裸足で歩く行為のこと。正しい方法で執り行う限り、ホッジスが説明していたようにヤケドする心配はない。仏教徒やヒンズー教徒、あるいはイスラムの神秘主義修行者「スーフィー」の一部によって行われることがあるほか、経営セミナーや自己開発のセミナーでも実施例がある。

 

スマッジ・フェザー
ネイティブアメリカンが、浄化用に焚いたセージの煙を広げるために使う道具。
ラッセルの母も彼らの家(バン)から負の要素を追い払うためにスマッジ・フェザーを用いていたとのこと。

 

アンチトロンビン欠乏症
凝固阻止因子が欠損していることから、静脈血栓症などが発症しやすくなる遺伝性疾患。

 

【決めゼリフ】
「イーグルは部屋へ羽ばたいてくれ。教祖様と話がある」by ブラス

“火渡り”に成功したセミナー参加者とアランに対する一言。ウィットに富んだ言い回し。

 

【ゲスト出演者】
アラン役は、「リゾーリ&アイルズ」のジョヴァンニ役でのゲスト出演などで知られるマシュー・デル・ネグロ。
ジェシカ役は、「ドールハウス」のシエラ役で知られるディーチェン・ラックマン。
ヘザー役は、「ザ・インターネット2」のニッキー・デローチ。
サント役は、「イーストエンドの魔女たち」のキリアン役のダニエル・ディトマソ。

 

【鑑賞MEMO】
エリザベッタに離婚歴!

今回は、ホッジスの婚約者エリザベッタが遺体の第一発見者に。男性と二人きりで泥風呂というシチュエーションに、彼女の裏切りが想像されたが、実は男性は兄だったという説明。この流れから、彼女の離婚歴(結婚期間はたったの7日!)が発覚し、ホッジスがエリザベッタとの結婚になぜ逃げ腰になっているのかも明らかになった。科学者でいつも地下にこもっていて子どもを構うこともしなかったというホッジスの父。エリザベッタと家庭を持つことで、自分も父親のようになったら……とホッジスは不安を抱いていたようなのだ。これで、ホッジスがエリザベッタとのことで時折見せていた浮かない表情の理由が分かってスッキリ。エリザベッタの偽装結婚に協力しているのではないかという疑念もホッジスの脳裏から払拭されただろうか?

 

とは言え、やはりホッジスはエリザベッタと本当に結ばれるのか、そのあたりには疑問が残る。なぜなら、ホッジスとモーガンとの間にはやはり特別な絆があるように見えるからエリザベッタもキュートでゴージャスな女性だが、個人的にはホッジス&モーガンの線をつい応援したくなってしまう。

 

なお、前回のエリザベッタの登場の際に気付いていた方も多いと思うが、エリザベッタの吹替を担当しているのは、「CSI:マイアミ」のカリー役の宮島依里さん。今シーズンは、デルコ役の阪口周平さんもゲストとして登場しているが、カリーの声もベガスで聞けて嬉しかった。

2014.8.23|CSI:13 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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