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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 8月2日(土) #17「15年後の女王」(原題:Dead of the Class)

Lv13_17出産間近の妻エイミーを家に残し、セージブラッシュ高校98年卒業組の同窓会に出席したデヴィッド。当時内向的だった彼は、話し相手もなく手持ち無沙汰。悲惨だった高校生活に逆戻りした気分を味わう中、演出用のシャボン玉が赤いことに気付く。不審に思ったデヴィッドは、バブルマシンのチューブをたどって用具室へ。そこで、血で赤く染まったシャボン液が入ったトレイと、今回の同窓会の幹事、ベッカ・セービンの刺殺体を発見する。ベッカは、かつての学園クイーンで現在はセレブ妻。そんな彼女に起きた悲劇にデヴィッドは衝撃を受ける。

 

事件の知らせを受けて現場に到着したCSIチームは、さっそく鑑識を開始。ラボに戻ったデヴィッドは、ベッカの検視にとりかかる。動揺からか、口をきくはずのないベッカの遺体に文句を言われているような錯覚に陥るデヴィッド。唇、食道、胃粘膜それぞれに小さなただれを確認し、死因は頸動脈切断と断定する。

 

グレッグは用具室から回収した刃物類を調べ、いずれも凶器ではないことを確認。一方、用具室内のコピー機のメモリーに残っていたデータが手がかりとなり、ベッカと彼女の元親友のケリーが現場で争っていたことが分かる。ラッセルによる取り調べを受けることになったケリーは「ベッカが夫でセラピストのグレイディから聞き出した患者たちの秘密をクイズゲームにして暴露しようとしていた。彼女が同窓会をメチャクチャにするのを阻止したかった」と争った原因を説明する。実はケリーもグレイディの患者の一人。ベッカの夫とは知らずに、盗癖など他人には決して知られたくない秘密を打ち明けていたという。「グレイディの患者はほかにもいるはず。その中の誰がベッカを殺しても不思議はない」とケリー。フィンはグレイディに患者のリストをもらおうとするが、「守秘義務で患者の名前は明かせない」とグレイディはリストの提示を拒否する。
その後、ニックはグレイディのオフィスの向かいにあるガソリンスタンドの防犯カメラの録画をチェックし、彼のオフィスでベッカがカルテを漁り、その事実をグレイディも把握していたことを知る。ブラスはグレイディを署で尋問するが、彼は犯行を否定する。

 

そんな中、元クォーターバックでかつてのベッカの恋人、現在は中学校の体育教師のショーン・マクヘンリーがグラウンドで酔いつぶれているのが見つかる。シャツにはベッカの血が付いており、彼は即座に署へ。高校時代は勉強一筋だった同窓生、ジャネット・モースが弁護士として取り調べに立ち会う。デヴィッドは、当時イジメの主犯格だったショーンの弁護をジャネットが引き受けたことに驚くが、ハーバードを出て大手法律事務所の弁護士として自信を付けた彼女は「過去の恨みは忘れるべき」とキッパリ。一方のショーンは、「ベッカに相手にされなかったためパーティー会場を出て、近くの店で買った酒をグラウンドに持ち込んで飲んでいただけ」と供述し、殺人を否認する。

 

やがて、シャボン玉の痕跡の分析結果から、用具室の天井ハッチが開けられていたことが明らかになる。モーガンは用具室のハッチから天井裏に上がり、そこでパイプ爆弾を発見。地元の教育委員会が中学校の体育の授業を廃止する決議をしたことに憤慨したショーンが、次の教育委員会の会合場所であるセージブラッシュ高校に爆弾を仕掛け、委員たちに復讐しようとしていた可能性が浮上する。さらに、ショーンの立ち寄った酒屋のゴミ箱から凶器のナイフも発見され、フィンたちはショーンの自宅へ急行。弁護士のジャネットと過ごしていたショーンを逮捕する。
ヘンリーは、凶器のナイフの血痕がベッカのものであることを確認。ただし、その血痕がカラカラに乾ききっていることに疑問を覚える。また、グレッグは、パイプ爆弾に貼り付けられていた石膏のカケラを組み合わせて解析。高校時代、イジメを苦に自殺した、デヴィッドより2学年下のキャロライン・ハートウェルの顔型であることが分かる。もしかすると、犯人はキャロラインの仇を取ろうと爆弾を仕掛けたのかもしれない。そして、顔型の石膏を爆弾に貼り付けるのに使われていたダクトテープから、デヴィッドの同級生で当時キャロラインと親しかったマックス・ディネロの指紋が出る。彼は現在、フリースクールの教師。グレッグがそのスクールのホームページをチェックした結果、ジャネットが同じ学校で調理員として働いていることが分かる。彼女はすでに弁護士を辞めていたのだ。CSIチームは、マックスとジャネットが手を組み、当時のイジメっ子ショーンに仕返しすべく、彼にベッカ殺しの罪を着せたのではないかと推理する。

 

ホッジスは、ダクトテープの古さや起爆装置に使われたトランシーバーの製造年から、爆弾が98年当時に仕掛けられたものであると推察。マックスが同窓会を利用して過去に仕掛けた爆弾を解除しようとしていたのではないかと考える。爆弾の解除にはよく液体窒素が使われる。凶器に付着したベッカの血痕が乾ききっていたことも、液体窒素による凍結と考えれば辻褄が合う。そして、ベッカの唇、食道、胃粘膜に見られたただれは液体窒素の吸入によるものだとデヴィッドが結論づけたことにより、捜査は一気に進展する。

 

程なくして、署で取り調べを受けることとなったマックスは、15年前にキャロラインに代わって復讐するため学校に爆弾を仕掛けたが、心ある教師の言葉で爆破を思いとどまったことを告白。同窓会を機に爆弾を解除しようとしたことを認める。そして、ベッカの死については、思いがけず用具室に入ってきたベッカのノドに液体窒素が落下、彼女が苦しみ出したため気管切開の応急処置をしようとしたが、それに失敗して彼女を死に至らしめてしまったと説明する。
なお、別の取調室では、マックスの逃亡を幇助したジャネットが、ナイフを酒屋のゴミ箱に捨ててショーンに罪を着せたことを告白。弁護士として挫折した苦しい胸の内も吐露する。

 

こうして、事件は一件落着。翌朝、デヴィッドの妻エイミーが息子を無事出産する。病院に駆け付けたロビンスとホッジスにも祝福され、デヴィッドはあらためて今の自分の幸せをかみしめるのだった。


【豆知識】
ポップコーン天井

アスベスト含有の吹き付けで仕上げされた天井のこと。ポップコーンやカッテージチーズを塗りつけたような見た目。
ホッジスは、このポップコーン天井の痕跡がシャボン玉に混じっていたことから、用具室の天井のハッチが開けられたことに気付いた。

 

【決めゼリフ】
「それで最後? 99個のバルーンは」by グレッグ

シャボン玉の痕跡を採取するモーガンに対する一言。80年代にヒットしたドイツのポップスグループ、ネーナの曲のタイトル「ロックバルーンは99」にかけたセリフ。

 

【ゲスト出演者】
ケリー役は、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のキム・グレイレック役や「アウェイク ~引き裂かれた現実」のタラ役などで知られるミカエラ・マクマナス。
ショーン役は、「ヘイヴン-謎の潜む町-」のネイサン・ウォーノス役のルーカス・ブライアント。
グレイディ役は、「24 -TWENTY FOUR-」シーズン8でタリン役を演じたT・J・ラミニ。

 

【鑑賞MEMO】
デヴィッドがパパに!

アメリカのドラマでよく描かれる高校のスクールカースト(生徒間の人気の序列)をテーマにした今回。珍しいことにデヴィッドが主役! 彼の妻のエイミーも初登場した。デヴィッドの妻については、これまでも会話の中でたびたび語られてきたが、あんなにかわいらしいタイプの女性とはビックリ。前シーズン、そろそろ子どもを持とうと計画中であることをにおわせていたが、その計画通りに奥様は妊娠、今回無事出産に至ったというわけだ。素晴らしい! 素晴らしいと言えば、事件解決に貢献したデヴィッドの仕事ぶり、ホッジスやフィンのデヴィッドへの励ましの言葉も。病院に駆け付けたロビンスがデヴィッドの息子を抱くという締めくくりも良かった。
なお、シーズン7の第3話「霊安室の声」でも死体がしゃべる演出があったが、今回しゃべったのは、Y字切開された内臓丸出しの死体! ビジュアルのインパクトが強烈だった。

 

一方、今回はメンバーたちの高校時代についての言及もちらほら。ラッセルは、バンの荷台でギターケースとヒッチハイカーに挟まれる巡業の日々。グレッグはデヴィッドに負けず劣らず悲惨な高校生活を送っていた模様。モーガンの場合は“それなり”だったとか。

 

次回は、D・B・ラッセル役のテッド・ダンソンの娘のケイト・ダンソンが登場する。親子共演が楽しみだ。

2014.8. 2|CSI:13 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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