CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 7月26日(土) #16「ポーカーフェイス」(原題:Last Woman Standing)

Lv13_16ポーカーの世界大会パレルモ・ポーカー クラシックの準決勝の夜、この試合に敗れた97年度のパレルモ・ポーカー クラシックのチャンピオン、ピーター・コウが、自宅マンションのエレベーターで何者かに喉を裂かれて死亡する。エレベーターの扉から出入り不可能な数秒間のうちに犯行が行われたと見られたが、エレベーターの天井ハッチには人が出入りした形跡はなく、凶器も見当たらない。死因は、頸動脈と頸静脈を切断されたことによる大量失血。傷口からは何らかの残渣、着衣からは粉末が採取される。

 

その後、粉末が花粉と特定されたことが手がかりとなり、彼がエレベーターに乗る直前まで一緒だった女性の身元が分かる。今回のパレルモ・ポーカー クラシックで女性として唯一勝ち残ったものの、惜しくも優勝を逃したエヴァ・レンデルだ。彼女は事情を聞きに来たグレッグとモーガンに対し、「ピーターが心配だったので送って行っただけ」と話すが……。

 

ホッジスは、ピーターの傷口の残渣を分析。それがアセチル・セルロースだと確認すると、プラスチックコーティングのトランプが凶器ではないかとにらむ。犯人はエレベーターの天井ハッチから侵入しておらず、ピーターがエレベーターに乗り込んだ直後に、トランプを手裏剣のように超速球で投げて彼の喉を裂いたというのがホッジスの推理だ。そして、彼の推理を裏付けるように、エレベーターシャフトの底でヘンリーが血の付いたスペードのエースを見つける。

 

ブラスとモーガンは、トランプで首を裂くマジックをしているマジシャンのジェームズ・ネファーロ、通称ジミーに会いに行く。ジミーは、ピーターとはポーカー仲間であり、殺すはずがないと主張。しかし、トランプを調べさせてほしいとモーガンが言うと、「手品師は決して種明かしはしない」と拒否し、捜索令状を燃やしてしまう。ジミーは公務執行妨害で現行犯逮捕されるが、後に証拠不十分で釈放される。

 

一方、パレルモホテルでは、手首と足首をベッドに縛られたトレント・アルドリッジという男性の死体が発見される。死因は鶏の心臓を7つ口から押し込まれたことによる窒息。心臓は英語でハートであることに着目したフィンは、トランプの「ハートの7」との関連性に気付く。

 

そんな中、ピーター殺害の凶器のトランプに、鶏の血液が付着していたことが判明。ピーターと同じくトレントもポーカー・プレイヤーだったことが分かり、ピーター殺害とトレント殺害は同一犯による連続殺人事件である可能性が濃厚となる。ラッセルは、ポーカー絡みの似たような事件がほかになかったか調べるようニックに指示。ニックはサラとともに過去の事件を洗い、2カ月前にヘロインの過剰摂取で死亡したパレルモの元ピットボス、エド・フィチェリも実は他殺であることを突き止める。また、フィンが証拠のヘロインを再分析した結果、エドはクローバーの毒で殺されていたことが判明。その毒を注射した針跡の形状から、エドの殺害には「クラブ(クローバー)の4」というメッセージが込められていたことが分かってくる。

 

その後、首をはねられたエヴァの死体が発見される。彼女の首の断面には錆の残渣が。ホッジスはそれを分析し、ダイヤのキングが持っているような16世紀の戦鎚が凶器と特定する。さらには、犯人が残した唯一のトランプ、スペードのエースを再分析し、ピーターが優勝した97年度のパレルモ・ポーカー クラシックの特注トランプだったことも突き止める。
グレッグは、97年度のパレルモ・ポーカー クラシックの映像をチェック。3回戦のテーブルを囲む、ピーターとトレント、そしてもう一人のプレイヤー、ボウ・マティソンの姿を確認する。トレントはチキンを食べており、場に出ているカードは、スペードのエース、ハートの7、クラブの4、そしてダイヤのキング。ボウはエースとキングのフルハウスだったが、ディーラーが場に5枚目のカード、スペードのキングを出した結果、ピーターがキングのフォーカードで勝ち抜いていた。そして、この勝負の1週間後にボウは自殺……。今回の事件にボウが関係している可能性は高い。

 

やがて、ジミーが戦鎚を購入していたことが判明。ニックとモーガンはマジックの劇場に急行するが、そこにジミーの姿はなく、いるのは助手のケイティだけだった。しかしながら、劇場から押収されたジミーの戦鎚がエヴァ殺害の凶器と断定される。やはり、犯人はジミーなのだろうか?

 

グレッグは、例の97年度のパレルモ・ポーカー クラシックの3回戦を何度も見直し、この勝負がイカサマだったことに気付く。その首謀者はエド。ピーター、トレントはもちろんエヴァの父親であるディーラーのグレン・ハイドブレッダーが全員で結託してボウをハメたのだ。ジミーが犯人なら、彼はボウを自殺に追い込んだ連中に復讐したということになる。けれども、ジミーとボウのつながりは見えてこない。ラッセルは、ジミーがスペードのキング、すなわち最後の標的ではないかと推測する。ジミーは、今回のパレルモ・ポーカー クラシックでピーターに参加費用を提供している。もし、97年度のパレルモ・ポーカー クラシックでも、ボウがハメられると知りながら彼に参加費用を提供していたのだとしたら……!?

 

結局、凶器の戦鎚に付着した上皮のDNAから真犯人が割れる。ジミーの助手のケイティだ。その頃、トレッサーパークではジミーの車が発見される。現地へ急行したモーガンは、そこでケイティを発見。彼女は、母親の遺品の中にあったボウが残したメモによって父親がイカサマポーカーのカモにされたために自殺したことを知り、自分から父親を奪った連中に復讐したことを認めると、「ジミーもほかの4人とともに地獄にいる」と声を張り上げる。しかし、直接イカサマ事件に関わっていなかったジミーをケイティが殺せなかったと見抜いたモーガンは、劇場にいるニックに連絡。劇場内で監禁されていたジミーは無事保護される。ところがその直後、ケイティが銃を取り出してモーガンに向ける。モーガンはとっさに発砲。初めて人を射殺する。

 

一方、保安官職に就くことをためらっていたエクリーは、モーガンやラッセルに励まされてついに就任を決心。ケイティ射殺の件で動揺するモーガンを、今度は自分が励ますのだった。


【豆知識】
ワールドシリーズオブポーカー(World Series of Poker)

1970年からラスベガスで開催されており、その様子がテレビでも中継されるポーカーの世界大会。略称は「WSOP」。メインイベントは、1万ドルの参加費を払えば誰でも参加可能(年齢制限あり)で、2013年の優勝賞金は800万ドルを超えた。
今回、ドラマの中に登場したパレルモ・ポーカー クラシックは、WSOPをモデルにしているものと思われる。

 

テキサス・ホールデム
ポーカーの一種。各プレイヤーに配られる2枚の手札と、コミュニティ・カードと呼ばれる全プレイヤー共通のカードを使うのが特徴。通常、2~10人で行われる。

 

【決めゼリフ】
「みんな現場なの。我慢して」by フィン

「今日は君が検視担当か?」とロビンスに聞かれたフィンの返答がこのセリフ。フィンとロビンスのちょっとギクシャクしたやり取り、これがなかなか面白い。

 

【ゲスト出演者】
ピーター役は、ドラマ「人気家族パートリッジ」で主役のキース・パートリッジを演じて人気アイドルとなり、歌手としても成功したデヴィッド・キャシディ。
ジミー役は、「スキャンダル 託された秘密」のスティーヴン・フィンチ役や、「LOST」のデズモンド・ヒューム役でおなじみのヘンリー・イアン・キュージック。

 

【鑑賞MEMO】
エクリーは保安官に!

ポーカーをテーマに復讐殺人を描いた今回のエピソード。当初、トランプが凶器だというホッジスの見立てに対し、モーガンは「ぶっ飛んだ推理」とコメントしたが、ぶっ飛んでいるのはホッジスの推理ではない。トランプで首を切りつけたり斧で首を切り落としたりという荒技を、女性にもかかわらず簡単にやってのける犯人のケイティだ! 華やかなポーカー大会が舞台なら、殺害の手法も実に派手だった。
なお、被害者の一人はドラマ「人気家族パートリッジ」でトップアイドルとなった、あのデヴィッド・キャシディ。かつて整形手術を噂されていた彼が(目の下のたるみを取る以外、整形手術は受けていないと本人は疑惑を否定)、劇中ではポーカーフィエイスを作るための整形手術を受けていたという設定にされていたのはちょっと面白かった。ちなみに、彼は前回のエピソードでサラの母親役として登場していたケイ・レンツと結婚していたことがある。

 

一方、保安官職に就くかどうか迷っていたエクリーは、ついにその職を引き受けることに決めた模様。その決断を支えたのは、モーガンの存在だった。「私はどこへも行かない」と父エクリーを励ますモーガン。ところが、この後モーガンは初めて人を射殺し、動揺することに。すると今度はエクリーが娘モーガンをなぐさめ……。エクリー&モーガンの親子愛、このドラマの見どころとしてすっかり定着してきたようだ。

2014.7.26|CSI:13 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/60045516

この記事へのトラックバック一覧です: 7月26日(土) #16「ポーカーフェイス」(原題:Last Woman Standing):

コメント

コメントを書く