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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 7月12日(土) #14「ラ・シーヤ 拷問」(原題:Exile)

Lv13_14ルンバソン・クラブの控え室で、ベガスでのデビューが決まっているキューバの人気歌手シルバナ・クエルトの姉マルタの惨殺死体が見つかる。ほかの場所で殺害されてから運び込まれたようだ。シルバナのポスターが飾られた額の裏には、「シルバナ、次はお前だ」という脅迫文も残されていた。
ラッセルは、マネージャーのアントニオとともに姉の死体を発見したシルバナに事情を聞く。彼女によると、最後にマルタに会ったのは昨日とのこと。まるで分身を失ったようだと、シルバナは姉の悲劇を嘆く。アントニオは、自身がシルバナを無事キューバに連れ戻すため派遣された政府関係者であることを認めると、シルバナが亡命キューバ人から度重なる脅迫を受けていたことに触れ、亡命キューバ人コミュニティーのリーダー格であるエディ・サントスにいつも見張られていたと供述する。

 

グレッグとモーガンは、控え室や廊下で繊維片や油性残渣を採取。サラは、ルンバソン・クラブのオーナーのエステファンに対し、防犯対策がずさんだった理由を問う。エステファンは、防犯体制の整備に努力していると反論するが……。

 

ロビンスは、マルタがキューバ警察独特の拷問を受けていたことに気付き、それをフィンに報告する。ホッジスは、グレッグとモーガンが現場で採取した残渣およびマルタのかかとに埋まっていた物質を分析し、現場のクラブからほど近い車の修理屋が事件に関係しているとの結論を導き出す。その修理屋は例の亡命キューバ人、エディ・サントスが経営する店。ニックとブラスはさっそくその修理屋に向かい、そこで血痕と拷問の痕跡を確認。サントスを署に連行する。
その後、サントスの修理屋で見つかった血痕はマルタのものであることが確認される。また、サントスの店の別室のソファーから検出された精液が、マルタの体内から出た精液と一致することも分かる。ブラスとニックは、サントスがマルタをレイプし殺害したと見て追及するが、彼は犯行を否定し自らDNAサンプルを提供する。結局、サントスのDNAは問題の精液とは一致せず。ただし、精液の主はサントスの第二度近親者と分かる。グレッグは、系図学者のホッピーに習った知識を生かし、精液の主の特定を試みることにする。

 

やがて、マルタは拷問と同時進行で毒を盛られていたことがロビンスの検視により判明。ホッジスは胃の内容物を調べ、その毒がキャッサバ・リーフによるものだと突き止める。マルタは、このキャッサバ・リーフを生のまま口に押し込まれたのだ。
また、グレッグの系図学の視点による調査も進み、サントス家にはシルバナとマルタの祖父から酷遇された過去があったことが明らかに。さらには、クラブのオーナーのエステファンがサントスの甥であることも判明する。20年前に両親とともにキューバからベガスへ移住した彼は、シルバナとマルタの幼馴染み。キューバでブレイクしたシルバナとその姉マルタをアメリカへ呼び寄せたのも彼だったが、伯父であるサントスの復讐に加担していた可能性は否定できない。
グレッグとモーガンはルンバソン・クラブへ。そこでエステファンを問い詰めていると、リハーサル中だったシルバナが苦しみ出し、倒れる。どうやら、マルタと同じくキャッサバの毒を盛られたようだ。その後、被疑者として署に連行されたエステファンをニックとクロフォードは厳しく尋問。しかし、エステファンは犯行を否定し、マルタとは恋人関係にあり、クラブに近いサントスの店を彼女との密会に利用していただけだと弁明する。

 

やがて、シルバナが飲用した「ティロ」というリラックス効果のあるカプセル状の漢方薬にすり潰したキャッサバ・リーフが仕込まれていたことが明らかに。カプセルのおかげで毒性が弱まったのが幸いし、シルバナは運び込まれた病院で無事意識を取り戻す。そして、ティロのカプセル剤からは、アントニオの指紋が出る。さらには、マルタとシルバナがアメリカに亡命しようとしていたことが判明。キューバ政府の人間であるアントニオが、国を裏切ろうとしたマルタを殺害、シルバナのことも殺そうとしたとの見方が強まる。
そんな矢先、アントニオがシルバナを退院させて宿泊先のホテルに戻ったとの連絡が入る。しかも、ホテルのフロントによると、二人の後を追うようにエステファンらしき男が二人の部屋に向かったとのこと。ブラスとクロフォードはホテルへ急行して部屋に踏み込み、エステファンの射殺体と、銃を手にしたアントニオを見つける。アントニオは、エステファン殺害容疑で現行犯逮捕されるが、後の取り調べでは正当防衛を主張。エステファンが部屋に入ってくるなり、「姉妹の敵」とアントニオをなじって銃を手に襲ってきたため応戦しただけだと主張する。しかし、ホテルの部屋には、マルタ殺害がアントニオの犯行だと示唆する数多くの証拠が。やはり犯人はアントニオかと思われたが、証拠の中に混じっていたレンタカーの記録が、意外な真犯人を浮かび上がらせる。ほかでもないシルバナだ。レンタカーはマルタの遺体の運搬に使われたもので、それを借りたのが彼女だったのだ。

 

ラッセルはシルバナを署に呼ぶと、彼女が姉の殺害に至った経緯を本人に説明して聞かせる。幼い頃から想いを寄せていたエステファンを横取りした姉を許せず彼女を殺害、アントニオを犯人に仕立て上げ、最終的にエステファンを自分のものにしようとしたのだ、と。当初は犯行を否定していたシルバナだったが、彼女自身が歌い上げる曲の歌詞が犯行の自白だとラッセルに指摘されると、エステファンを奪った姉を罰して殺害したことを認めるのだった。


【豆知識】
グサーノス(gusanos)

亡命キューバ人を「反革命の蛆虫」とする蔑称。
アントニオは、シルバナを脅迫している亡命キューバ人たちを「ロス・グサーノス(Los gusanos)」と呼んだ。

 

映画「グリーン・カード」
1990年制作のアメリカ映画。主演はアンディ・マクダウェルとジェラール・ドパルデュー。アンディ・マクダウェル演じるアメリカ人女性ブロンティと、ジェラール・ドパルデュー演じるアメリカの永住権がほしいフランス人が、偽装結婚の後、恋に落ちる話。
エクリーは、エリザベッタとの結婚を進めようとしているホッジスを「アンディ・マクダウェル」と揶揄した。

 

【決めゼリフ】
「僕はまだ系図学のジェダイではないですが、パダワンではありますから。やってみます」by グレッグ

系図学者のホッピーに大いに影響受けているグレッグ。「スター・ウォーズ」シリーズでおなじみのジェダイ&パダワンの関係を引用し、この一言。この後、系図学の知識でちゃんと答えを見つけたのには拍手。

 

【ゲスト出演者】
アントニオ役は、「ファッション・ハウス」のマニー役のアントニオ・ハラミーヨ。

 

【鑑賞MEMO】
キューバとアメリカの関係を考えさせられるエピソード

キューバの人気歌手がベガスでデビューするという背景から、キューバとアメリカの歴史的な問題を再認識させられた今回のエピソード。2009年、人気歌手のフアネスらがキューバの首都ハバナの革命広場で平和コンサートを行おうとした際、マイアミの亡命キューバ人コミュニティーが「キューバ体制を正当化している」と非難し、フアネスが殺害の脅迫を受けるという事件が起きたこともあったが、キューバとアメリカの関係、亡命キューバ人の問題などを知らないとなかなか理解が難しい内容だった。ただし、殺人事件の動機は単なる嫉妬というオチだったが……。
ちなみに、今回登場のキューバ系アメリカ人、エステファンの吹替を担当していたのは、「CSI:マイアミ」のデルコ役でおなじみの阪口周平さん。デルコも亡命キューバ人を母に持つという設定だっただけに、このキャスティングには「おお!」と思ったと同時に、ベガスでデルコの声を聞けたのが嬉しかった。

 

一方、ホッジスのママとエクリーの交際はいまだ続いているらしいことが、ホッジスとエクリーの会話から判明。また、モーガンが書いた人物証明書のおかげもあり、移民局がホッジスの申請書を許可したことも明らかになった。今後、90日以内にエリザベッタと正式に結婚する必要があるホッジスだが、本当にこのまま結婚するの!? エクリーは「モーガンを嘘つきにするな」とホッジスに釘を刺していたが、果たして……!?

 

なお、今回は第5話の「相棒」で登場した元警察犬のサムが再登場。実は、ニックとサムのコンビ、今シーズン中にまた見ることができそう。楽しみだ。

2014.7.12|CSI:13 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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