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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 6月7日(土) #9「警部の指輪」(原題:Strip Maul)

Lv13_09パトロール・チームに協力することになったCSI。ニックは刑事への昇格が決まった警官のクロフォードと組み、他人のデビットカードを持っていた売春婦チャスティティ、麻薬ディーラーのエイドリアン・ディナンらを次々と逮捕していく。
そんな矢先、カジノの前で生首を振り回している男がいるとの通報が。ニックやサラが駆け付けると、若い男マルコが「パパの首だ」と血まみれの生首を振り回しており、周囲は騒然としていた。しかし、結果的に生首は作り物と分かる。マルコは、彼女のリディアに一部始終をビデオカメラで撮影させ、それをネットに拡散して人気動画にするつもりだったのだ。その騒ぎの直後、ニックは通りに止まっている車の中に射殺死体を見つける。

 

程なくして、取り締まりで逮捕された者たちはみな署へ連行される。その中の一人、売人ディナンからドラッグを買おうとしていた市法律顧問の息子ボビー・リードは、証言と引き替えに釈放される。一方、タクシー運転手を殴って捕まった女装男ジョスリンは、自分は妊娠していると言い張って暴れ、グレッグと巡査部長のワイスを手こずらせる。売春婦のチャスティティはモーガンに聴取され、衣服や指輪を証拠品として押収される。また、生首の騒ぎの中、マルコに殴られた旅行者のパクは病院へと搬送される。フィンはパクから証拠採取する際、彼の手にひどい湿疹を確認。作り物の生首に塗られていた豚の血液からウイルス感染したのかもしれないと考える。そうであれば、同じ豚の血液が感染を広げている恐れがある。グレッグは、この日のマルコの行動を詳しく確認する。

 

その後、チャスティティから押収された指輪に、「ナンシー・ブラスへ」という刻印が入っていたことが分かる。実はこの指輪、ブラスが元妻に贈った婚約指輪だった。どこで指輪を手に入れたのかブラスに問い詰められたチャスティティは、2、3カ月前、「ジャージー」というあだ名の売春婦仲間から買ったと説明。その「ジャージー」という売春婦は、ブラスの娘エリーだった。

 

その頃、ジョスリンは破水したと叫びだして暴れ、「ここで産む!」とハサミで自分の腹を刺してしまう。ジョスリンはその後死亡。署内で死亡事件が起こったことで、内部調査が入ることになる。
そんな中、作り物の生首に付着していた豚の血からウイルスや病原菌は検出されなかったことが明らかに。ただし、マルコが射殺死体の発見場所付近を通っていたことが分かる。逃げたリディアがビデオカメラで撮影した映像を調べれば、射殺事件の手がかりが見つかるかもしれない。
その後、チャスティティが盗んだデビットカードは射殺事件の被害者のものと判明する。被害者の名前はキース・ドブソン。チャスティティは、キースとその友人を客に取ったこと、デビットカードを盗んだことを認めるが、殺人については否定する。

 

ホッジスは、キースが撃たれた弾を調べ、旋条痕がまったくないことや焦げ跡などをヒントに、プラスチックの銃が使われたのではないかと推察するが、決め手はまだない。
ジョスリンの検視では、彼女が麻薬のバルーンを飲み込んで運び屋をしていたことが明らかに。ひどい妄想に取り憑かれていたのは、バルーンが体内で破れたためと分かる。さらにヘンリーの分析により、その麻薬の成分が売人ディナンが持っていたものとまったく同じであることが判明する。グレッグは、ディナンのボス、ローラン・ザールがジョスリンを雇ったと見てディナンを追及。するとディナンは、ドラッグを売っていたのはボビーだと説明する。「シマを荒らされた」と激怒するザールに顔を繋いでもらおうと、ディナンはボビーに呼び出されたというのだ。ちなみに、運び屋をしていたジョスリンはボビーの従兄弟だった。 

 

他方で、リディアと連絡を取ったサラは、ある場所に動画を録画したビデオカメラを置いていってほしいと依頼。指定場所で無事ビデオカメラを見つけるが、同時にリディアの射殺死体も見つける。どうやら、キースの射殺犯が証拠を消すために彼女を殺したらしい

 

フィンはリディアのビデオカメラの動画をチェックし、殺されたキースの車にチャスティティとボビーが同乗していたことを確認する。再びブラスに追及されることとなったチャスティティは、ザールに命じられてボビーに張り付いていたと告白。ザールがチャスティティにボビーを客に取らせ、彼の居場所を逐一連絡させていたことが分かってくる。どうやらキースはボビーと風貌が似ていたため、間違ってザールに消された可能性が高い。

 

その頃、ホッジスの分析により、キースの射殺犯は3Dプリンター銃を犯行に使っていたことが明らかになる。さらに、ザールがオーナーを務める店が3Dプリンターを購入していたことも分かるが、そこで意外な容疑者が浮上する。マルコに殴られて入院した旅行者のパクだ。実は、彼はボビー殺害のためザールに雇われた殺し屋。手のひどい湿疹は、3Dプリンター銃のプラスチック成分に対するアレルギーだったのだ。自分を狙う殺し屋がいると知ったボビーは自首し、刑務所に入ることに。ザールの逮捕に協力するなら容疑を客引きだけにしてやれるとブラスに言われたチャスティティは捜査に協力。ボビーとともに囮となってパクを誘き出し、彼の逮捕に一役買う。ただし、ザールの店の3Dプリンターはすでに廃棄されており、ザールと殺人を結びつける証拠は出ず。実行犯であるパクだけが逮捕されるかたちで事件は幕引きとなる。

 

不祥事続きのベガス市警では、保安官がエクリーを後任にして辞任しようと考えていた。しかし、撃たれて生死の境をさまよって以来ふさぎこんでいるエクリーは、今の仕事を続けたいのかさえも分からなくなっていた。そんな父をモーガンは心配するが、エクリーは「お前は私の人生の中でただ一つの確かなもの」と言って娘を安心させる。
ブラスは、母親の指輪まで売るほど困窮している娘を助けられない代わりに、チャスティティを故郷に送り返してやろうとしていた。しかし、チャスティティはブラスの指輪と「娘さんを捜してあげて」というメモを残し、姿を消してしまうのだった。


【豆知識】
ヘラクレイトス

紀元前500年頃のギリシャの哲学者。「万物流転」「ロゴス(秩序)」などを説き、「同じ川に2度入ることは決してない」などの言葉を残している。
ホッジスは、このヘラクレイトスの言葉を借りて、「同じ銃を2度撃つことはありえない」と3Dプリンター銃のことをラッセルに説明した。

 

【決めゼリフ】
「でも私がベーコン・ダブル・チリ・チーズバーガー頼んだりしたら目障り?」by モーガン

撃たれたショックをひきずるエクリーを気遣うモーガンのキュートな一言。 

 

【ゲスト出演者】
刑事に昇格が決まった警官のクロフォード役は、「NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル」のデヴィッド・シンクレア役のアリミ・バラード。

 

【鑑賞MEMO】
ブラスの娘、エリーが……

ベガスのメインストリートであるストリップ通りでの取り締まりで捕らえられた者たち。一見するとバラバラに見えた彼らの行動や関係が徐々につながっていくという複雑なプロットの中、ブラスの娘エリーの名前が浮上。売春婦に身をやつした彼女が、母親から譲り受けた指輪を売らなければならないほど困窮していることが明らかになった。当然、それを知ったブラスはやりきれない思いをすることになるわけだが、エリーは行方知れずでどうしてやることもできず……。娘の代わりに売春婦のチャスティティを助けようとするブラスの親心が切なかった。
結局、今回はエリーの登場はないままに終わったが、今シーズン終盤にはエリーの登場シーンがある。エリーだけでなく、ブラスの元妻ナンシーも初めて劇中に登場するというから、どんな展開になるのか要注目だ。

 

一方、以前はブラス&エリーに負けず劣らずぎくしゃくした関係にあったエクリー&モーガンの親子は、急速に関係を改善させている様子。かつてはあんなに野心的だった彼がすっかり弱気になっているのはちょっと心配だが……。

 

なお、今回の事件には3Dプリンター銃が登場。日本の放送では「CSI:ニューヨーク」シーズン9の#11「コマンド+P」で既出だが、現地アメリカでは今回のベガスのエピソードの方が「CSI:ニューヨーク」よりもおよそ1カ月早く放送されている。

 

さて次回は、個性派女優のパメラ・リードが演じる系図学者ホッピーが再登場! 最近、どうもグリッソムとの関係がうまくいっていないように見えるサラにもスポットが当たる!

2014.6. 7|CSI:13 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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