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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 6月21日(土) #11「殺しの生中継」(原題:Dead Air)

Lv13_11嵐の夜、KVKCニュース放送局の生放送中に停電が発生。自家発電が作動するまでの20秒間の間に、業界きってのアンカーウーマンのテレサ・シェーが殺害されるというショッキングな事件が発生する。テレサの死因は、後頭骨のすぐ下を刺されたことによる脳幹切断。急所を一突きにされていた。ラッセルとヴァルタンは、スタジオの目の前にある調整室にいたプロデューサーのフレッド・ポールセンに話を聞く。彼によると、テレサは気難しい性格で、多くのスタッフから嫌われていたとのこと。犯行時にテレサの近くにいたのは、気象情報担当のレイニー、テレサの助手のチャド、そして照明&IT係のデニーの3人であることを確認する。

フィン、グレッグ、モーガンは、レイニー、チャド、デニーにそれぞれ話を聞く。レイニーによると、テレサのせいでアンカーウーマンになれないフィールド・レポーターのエラが怪しいとのこと。しかし、犯行時刻に街へ出てリポートをしていた彼女に犯行は不可能だ。また、チャドは犯行時、自動販売機でテレサのコーヒーを買っていたらしく、デニーの周囲にも犯行に結びつくような痕跡はなかった。ただし、「刺されたとき、テレサは苦しんだ?」と聞いてくるデニーに、モーガンはある種の不気味さを覚える。

 

その後、ニックはレイニーが犯行を怪しむエラから、捜査に関するインタビューを申し入れられる。だが、現場の鑑識が優先だとそれを断る。
停電の原因を調べていたラッセルは、最寄りの電力変圧器が爆破されていたことを突き止める。起爆装置として使われたのは携帯電話。爆薬はニトログリセリンをワックスペーパーで包んだダイナマイトだった。ラッセルとサラは、ワックスペーパーと携帯電話からそれぞれ部分指紋を採取する。

 

そんな中、チャドがテレサのコーヒーに尿を混入させるというイタズラをしていたこと、テレサの傷口に付着していた緑色の痕跡が、ナイフの研磨剤に使う酸化クロムであることがホッジスの調べにより判明。また、レイニーが持ち込んだエラの中継リポート映像と当時の気象記録から、意外な事実が明らかになる。どうやら、エラの中継リポート映像は録画だったらしいのだ。モーガンはデニーに協力してもらい、エラが生中継のリポート中、所定の場所にいなかったこと、つまり、彼女が生中継を偽装していたことを明らかにする。
その後、フィンによる取り調べを受けることとなったエラは、テレサのせいでレポーターに降格され苦汁をなめたのは事実だとしつつも、犯行については否定。夫を持つ身でありながら同僚のロビーと浮気していたことを告白し、テレサの殺害時、仕事をさぼって彼とモーテルにいたと釈明する。さらにエラは、テレサが密かに取材していた何らかの事件が、今回の殺しに関係している可能性があると話す。

 

ラッセルとサラは、テレサが取材していた事件について調べるため、彼女の自宅へ。そこで、17年前の未解決連続放火事件に関する山のような資料を見つける。速記で書かれたテレサの取材手帳には、ワックスペーパーに包まれたダイナマイトが放火に使われていたことや、その爆弾の制作者を示す「GH」という人物の名が記されていた。爆弾の特徴は変圧器の爆破に使われたものと同じ。さらに、フィンが鑑識を終えたばかりの火災現場で死亡していた人物が元軍人で爆薬のエキスパート、ギャレット・ハワードで、彼のイニシャルがGHであることが明らかになる。そして、ロビンスによる検視により、ハワードにもテレサとまったく同じ場所に刺創があることも判明。彼の傷口にも緑色の酸化クロムが付着していたことが分かってくる。
その後、レイニーの着衣にも酸化クロムが付着していたことが明らかに。その出どころはデニーであり、さらにハワードとデニーが戦友だったことが発覚する。CSIはさっそくデニーを事情聴取しようとするが、そんな矢先、彼は局の作業部屋からナイフを持ちだして外へ逃走。待ち構えていた報道陣に囲まれてしまう。逃げ場を失い狼狽したデニーは、「このナイフがテレサ殺害の凶器。だが、テレサを殺してはいない。テレサとは愛し合っていた」と言い残すと、自らの胸を刺して自殺してしまう。

 

やがて、凶器のナイフの汗のDNAがテレサの自宅で見つかったDNAと一致。テレサとデニーが本当に深い関係だったことが証明される。となれば、デニーは無実かもしれない。ラッセルは、レイニー、チャド、デニーがそれぞれ停電時にいた場所から20秒の間に犯行が可能かどうか実験してみることにする。その結果、3人とも20秒では犯行が不可能であることが証明され、唯一犯行が可能だったポールセンが犯人と分かる。

 

事件の真相はこうだ。デニーと付き合ううち彼がハワードのコネで局に就職できたことを知ったテレサは、ポールセンはハワードに大きな借りがあると気付いた。そして、その“借り”はポールセンにとってやましい秘密だとにらんだ。中年になってアンカーを降ろされそうになっていた彼女は、仕事を続けるためにポールセンの弱みをつかもうと調査を開始。彼が17年前の連続放火犯であることを突き止めた。
一方、テレサに秘密を知られたポールセンは彼女の殺害を計画。昔のようにハワードに爆破装置を作らせた。さらに、ハワードのことも口封じのために殺害。デニーに罪を着せようと、彼のナイフを凶器に使った。そんな中、デニーが都合良く自殺。ポールセンの計画は成功したかに思われたが、変圧器爆破事件で検出した部分指紋がポールセンのものと一致。それが彼の有罪を立証する決め手となったというわけだ。この証拠を突きつけられては、ポールセンも言い逃れはできない。

 

その後。レイニーは本名のジェニファー・トーマスの名でKVKCニュースにアンカーウーマンとして登場し、今回の一連の事件を報じる。また、ずっとグリッソムの電話を避け続けていたサラは、ようやく彼からの電話に出るのだった。


【決めゼリフ】
「密室殺人に謎をたっぷり塗りつけて、ワックスペーパーで包んだ」by サラ

ラッセルに「うまいな」と言わしめたサラの粋なたとえ。

 

【ゲスト出演者】
テレサ役は、「CSI:マイアミ」の最終シーズンに、悪徳弁護士ヴォーゲルの部下ガブリエル役で複数話出演していたダニエル・ビスッティ。
デニー役は、「ナース・ジャッキー」のレニー役のレニー・ジェイコブソン。
エラ役は、ケルシー・グラマーの娘で、「GREEK ~ときめき★キャンパスライフ」のケイシー役などで知られるスペンサー・グラマー。
チャド役は、「GREEK ~ときめき★キャンパスライフ」のラスティ役のヤコブ・ザッカー。

 

【鑑賞MEMO】
グリッソム、声で再登場

ニュースの生放送中、殺人が起きるというショッキングな事件を追った今回。カエルの解剖で女子たちから頼りにされたというデヴィッドの小ネタや、ちょっと怪しい雰囲気の照明&IT係デニーとモーガンのやり取りも興味深かったが、やはり気になったのは不安そうなサラの様子。前回、NTSBのダグが現れたことで、グリッソムとのすれ違いが浮き彫りになったが、それは今回も同様だった。テレサの部屋の捜索では寂しそうな表情を見せ、相変わらずグリッソムからの電話には出ようとしない。「NTSBの彼のせい?」というフィンの質問には、「彼とは何でもない。電話に出ないのはこっちから電話を切るのが悲しいから」と答えていたサラだが、うーん、これはどういう意味なのか!? エンディングでようやくグリッソムからの電話に応答したサラ。あの後、彼とどんな会話をしたのか気になるところだ。

 

また、今回はヴァルタンが久々に登場! 個人的には彼の登場は大歓迎だが、実はこの先に彼の登場の予定がなく……。このままフェイドアウトしてしまうのだとすれば非常に残念だ(そんなことはないと思いたい!)。

 

なお、今回エラ役で登場したスペンサー・グラマーは、ラッセル役のテッド・ダンソン主演のドラマ「チアーズ」に登場の精神科医フレイジャー役で、後にスピンオフ番組「そりゃないぜ!? フレイジャー」に主演したケルシー・グラマーのお嬢さん。実は彼女、「チアーズ」にも一度ゲスト出演している。当時は幼かった彼女が大人の女性となって再び共演という運びになり、テッド・ダンソンも感慨深かったはず。できれば、彼とスペンサーが向き合うシーンも用意してほしかった!

 

次回は、元プロテニス選手のリンゼイ・ダベンポート、クリス・エバート、ジャスティン・ギメルストブが本人出演!

2014.6.21|CSI:13 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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