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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月3日(土) #17「今日を生きる」(原題:Today Is Life)

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宝石店を襲った二人組の強盗を追跡して路地に入ったケヴィン・ホプキンス巡査とトレイ・ジェンセン巡査。強盗は二手に分かれ、トレイが追った相手はフェンスを乗り越えて逃走。ケヴィンはもう一人の強盗犯を射殺する。先に相手に発砲され、なおかつポケットに手を伸ばしながら振り向いたので撃ったというのがケヴィンの主張だ。しかし、ケヴィンが射殺したのはティモシー・ブラウンという大学生で、銃は持っていなかったことがあとになって分かる。警官が丸腰の相手を射殺した事件は、この1週間で2度目。警察の横暴に怒った群衆は12分署に押し寄せ、激しい抗議デモを繰り広げる。

 

フラックとジェイミーは、ケヴィンの相棒のトレイに事情を聞く。トレイは、ティモシーが発砲した銃声は聞いておらず、離れた場所にいて射殺の状況を目にしたわけでもなかったが、「相手の銃声を聞いていないからと言って、相手が撃たなかったことにはならない」とケヴィンを擁護する。

 

ジョーたちは射殺現場を調べるが、ティモシーが持っていたとされる銃はやはり見つからない。ティモシーの手に発射残渣がないことも分かり、マックはケヴィンを厳しく追及。けれどもケヴィンは、「相手に発砲された」とあくまでも主張。現場に行けば事実を証明できると断言する。しかし、群衆の抗議デモは激しくなるばかりで、マックもケヴィンも署の外には出られそうもない。マックは、カメラを担いだアダムとホークスを現場へ行かせ、映像による現場検証を試みる。その結果、ケヴィンの証言通りの場所で、弾丸の痕跡と薬莢が見つかる。

 

ホークスは、現場で見つかった薬莢を調べ、64分署の管内のブルックリンのアベニューQで起きた2件の未解決発砲事件の銃が使われたことを突き止める。また、ダニーは逃走したもう一人の強盗がフェンスを越えた際に残していった上着の中から召喚状を見つける。これも64分署管内で出されたもの。どうやら、逃げた強盗犯はアベニューQのあたりにいるらしい。ジョーをはじめとするチームのメンバーは、強盗犯の顔を目撃しているトレイを連れて現地へ。トレイは、街角にたむろする男の中に強盗犯の二人を見つける。一人はレイ・グリフィン。彼はすぐに逮捕される。もう一人はキース・ルイス。逃走した彼は、とあるビルの郵便受けから何かを取り出そうとする。その様子を目撃したジョーは、銃を使うつもりだと瞬時に判断して彼を射殺。キースの手に銃はなかったが、ジョーの判断は正しかったとすぐに分かる。郵便受けの中には銃が入っていたのだ。後に署で取り調べを受けたレイは、郵便受けの銃は図書館で本を借りるかのように仲間と使い回ししていたものだと語る。

 

一方、アダムの調べにより、射殺されたティモシーは宝石店が襲われた時刻近くに、別の宝石店で婚約指輪を買っていたことが明らかになる。彼は恋人のトーリー・ベルにプロポーズするつもりだったのだ。つまり、彼は強盗事件とは無関係。ケヴィンが追っていた強盗犯が路地の建物の中に消えた直後、その場に現れたティモシーの服装が強盗犯とそっくりだったため、ケヴィンは彼を強盗犯と見誤って射殺したのだ。自分の過ちに気付かされたケヴィンは、無実の若者の命を奪った自分を責める。フラックは「職務を遂行しようとしただけ。あの状況では正しい判断だった」と彼を慰める。

 

マックは、ティモシーの恋人トーリーを署に呼び、彼女に事件の真相を説明する。トーリーは悲しみに暮れるが、これから一生、良心の呵責にさいなまれながら生きていくことになるであろうケヴィンを責めまいと努め、抗議デモの群衆に向かって「悪いのは撃った警官ではなく強盗」と訴える。

 

事件解決後。ジョー、ダニー、リンジー、ホークス、シド、アダム、フラック、ジェイミーがNYの夜景をバックにビールなどを飲みながら談笑している頃、マックはクリスティーンの元へ向かっていた。ティモシーが自分の手で恋人に渡すことができなかった婚約指輪、そして生前の彼が好んだ「今日を生きよう。確かに存在する今を。今日を大事にするのだ」というデール・カーネギーの名言に触発され、彼女との結婚を決意したのだ。指輪やシャンパンの用意はないものの、心からの言葉でクリスティーンにプロポーズするマック。彼女はもちろん快諾し、二人のキスでドラマは幕を閉じるのだった。


【豆知識】
デール・カーネギー

アメリカの作家で教師。啓蒙家でもあり、「人を動かす」や「道は開ける」の著書は有名。さまざまな格言を残しており、その中の一つに「Today is life. The only life you're sure of. Make the most of today.」という言葉がある。
今回のエピソードの原題「Today Is Life」は、この格言よりとられたもの。

 

【マックの語り】
我々警官は、この多様性に富んだ大都会でいろいろな犯罪を目にする。
暴力的で悪意を持つ大勢の者たち、彼らを捜し出し追いかけ、捕まえるのが我々の仕事だ。
そうするうちに、悪しか見えなくなることもある。
だが、悲惨な状況でも善なるものは常に存在する。
悪に立ち向かうことで、我々は献身的で誠実な思いやりのある人たちと一つになれるのだ。
永遠に消えることのない強い愛で、我々の心は満たされる。
そして、人生における最も難しい局面においても、決して壊れることのない友情が育まれる。
時として善は、最も必要とされ、かつ予期せぬ時に訪れる。
もし、幸運にもその存在に気付いて目を留め、その価値が理解できれば、悪しきことをほとんど忘れることができる。
「今日を生きよう。確かに存在する今を。今日を大事にするのだ」
いい格言だ。
ささやかな善が、誤射によって若くして命を奪われた無垢な魂から受け継がれた。
私はこの言葉を忘れないだろう。
この言葉によって、私は人生を変えようとしている。

 

【ゲスト出演者】
トレイ・ジェンセン役は、「GREEK ~ときめき★キャンパスライフ」のカルヴィン・オーウェンズ役のポール・ジェームズ。

 

【鑑賞MEMO】
ついに最終話!マックはクリスティーンにプロポーズ

第3のCSI:としてスタートした「CSI:ニューヨーク」。最終話は、丸腰のティモシーという若者を撃った警官ケヴィンの主張をチームが科学的に検証するという内容。結局、ケヴィンは強盗犯と見誤ってティモシーを撃ったことが明らかになった。職務を遂行しようとしただけとは言え、結果的に罪のない若者の命を奪ってしまったケヴィンと、そんな彼を責めまいとするティモシーの恋人の姿が印象に残った。

 

そして、この悲劇的な事件がマックに大きな決断をさせる。それは、クリスティーンへのプロポーズ! ティモシーの人生に起きた突然の悲劇、生前の彼が好きだったカーネギーの名言は、マックの心を大きく突き動かした。指輪も用意しないままクリスティーンの元へ行き、「もう1分だって待ちたくないんだ」とひざまずくマック。クリスティーンの答えはもちろんイエス! 9.11で妻を失うという過酷な経験をしたマックも、こうして新たな愛を実らせたというわけだ。

 

マック以外のメンバーも、エンディングの談笑シーンでそれぞれ幸せそうな笑顔を見せてくれた。第二子を妊娠しているリンジーとダニーの夫婦は相変わらずラブラブだし、フラックとジェイミーの交際も公認のものとなったようで、こちらもとにかく幸せそう。ジョーとシドの友情も、ますます深まっているようだ。
結局、ホークスについては今シーズンあまり突っ込んだ描写がなく、懸念されるシドの病状についても詳しいことが分からないままとなったのは残念だが、それも仕方がない。この最終話が制作された時点では、まだ番組が続投となるか終了となるか決まっていなかったのだから。含みを持たせつつ区切りを付けなければならないという中、メンバーそれぞれが幸せをつかんでのエンディングとなったのは嬉しかった。

 

嬉しかったと言えば、今回の吹替陣の配役。リポーターのヴィクトリア役は、シーズン1で番組を去ったエイデンの吹替を担当していた甲斐田裕子さんだった! シーズン1、このドラマが始まった時のことを思い出しながら、ああ、本当にこれで終わってしまうんだな……としみじみ。
マイアミに続き、NYのメンバーたちとももう会えなくなるのは本当に寂しいけれど、これまで大いに楽しませてもらったことに感謝。9年間、本当にありがとう!

2014.5. 3|CSI:ニューヨーク9、エピソードガイド|コメント(7)トラックバック(0)

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コメント

この様な警察に因る事件は、多々あります。それにより暴動も…哀しい現実ですね。
マックのプロポーズは感動しましたが…メンバーと逢えないのが寂しいですね。 マイアミ・NYと終了したのに、また別のスピンオフが放送されるなんて…!?
長い間、有り難う御座いました。

投稿: ダニーLOVE〜 | 2014.05.04 01時12分

CSINYこれが最後大ショックです。
ジェリーブラッカイマーさん
WOWOWさんCSIシリーズをスペシャルSP映画で復活を期待してます。
がんばってください
お願いします。

投稿: メッサー | 2014.05.05 16時39分

数年前【CSI:ベガス】映画化の話あったけど…頓挫。新しいスピンオフ製作するのなら…マイアミ・NYと終了した今だからこそ…映画化をお願いしたいものです。

投稿: ダニーLOVE〜 | 2014.05.05 23時51分

NYの終了残念ですが…、
本国で新たなスピンオフの『CSI: Cyber(原題)』の制作が決まったそうで、楽しみです。FBIのサイバー犯罪部のエージェントを中心に展開していくようですね。マックとかホレ様とかゲストで出て欲しい…。

投稿: 甲斐田裕子さんの声好き | 2014.05.13 16時27分

CSIのスペシャルドラマを企画してください。ジェリーブラッカイマーさんCBSさんWOWOWさんお願いします。

投稿: メッサー | 2014.05.15 20時36分

ホークスは確か、season10があるか打ち切りかまだはっきりきまってない時に、どのみち降板する予定だと聞いたことがあります。出番が少なかったからなのか?

投稿: IRIS | 2014.09.02 04時44分

昨夜AXNで最終回を観ました。
以前観たことがあったはずですが、改めて観なおしてみますと、随所に聞き逃しているセリフがあったりしました。このドラマは愛読書のように何dも繰り返して観るのも良いかなと思います。
それにしてもマックの求婚シーンは感動的でした。いつも苦虫つぶしたような表情の男が思いのたけを愛する女性に打ち明ける。そこには気の利いたものは何も無く、マックのクリスティーンに対する愛しか無い。
それを決断させたカーネギーのあの一文。彼の書籍を探して読んでみようと思いました。

投稿: ひろぽん | 2017.11.10 09時18分

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