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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月5日(土) #13「913番地の呪い」(原題:Nine Thirteen)

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1929年に投身自殺したエヴェレット・ウェントワースに呪われているという都市伝説のある913番地。日中はゴーストが出る観光名所として、夜はクラブとして人気を集めているこの913番地のビルで、37件目の不審死事件が起きる。1920年代の服装と革のマスクを身に着けたウェントワースのような身なりの男性が、ビルの上から停車中のタクシーへと落下死したのだ。被害者は、ウェントワースの物語に魅せられて、彼の扮装で自殺を図ったのだろうか。マック、フラック、リンジーとともに現場に駆け付けたシドは、ウェントワースにまつわる一通りのうんちくを披露すると、首の切創を見て他殺だと指摘する。

 

その後、フラックの調べで、被害者がなぜウェントワースの扮装をしていたのか明らかになる。彼は、ビルに訪れた観光客やクラブの客と、ウェントワースの扮装で一緒に写真を撮る商売をしていたようなのだ。被害者はジェイソンと名乗っていたようだが、本名や素性は分からない。

 

アダムは被害者の指紋を調べるが、AFISではヒットせず。ただし、上着の隠しポケットから大量の宝飾品や携帯電話が見つかり、被害者が写真撮影にかこつけてスリを働いていたことが分かってくる。マックは、スリの被害者の中に容疑者がいる可能性もあると見て、盗難品の持ち主を洗い出すようアダムに指示する。

 

シドは被害者の検視を行い、死因は頸動脈を切られた上でビルから落下した際、血が肺に入ったことによる溺死と断定。体の損傷具合から見て、6~10階あたりから落ちた可能性が高いことを明らかにするとともに、首の傷から黒い粉と薄片を採取。凶器はツバのない刃物であること、着衣には何かのカケラが付着していたこと、口の中には丸めた新聞紙が押し込まれていたことなどもマックらに報告する。

 

やがて、盗品の携帯電話に脅迫めいたメールを送ってきたカルヴィンという男が容疑者に浮上する。ダニーとジェイミーは署でカルヴィンを尋問。しかし彼は、携帯を盗んだ相手に腹を立て「思い知らせてやる」とメールしただけだと犯行を否定する。また、殺害時刻頃、ビルのエレベーターでクラブに上がる姿が防犯カメラにとらえられていたことについては、女性を捜していただけと説明する。

 

ダニーとアダムは現場ビルの6~10階を検証し、10階のテラスが犯行現場であることを突き止める。そして、現場の状況を手がかりに、犯人は被害者とほぼ同じ身長であり、生き延びようと起ち上がった際に方向を誤って転落したものと推察する。

 

リンジーは、口の中に詰められていた新聞紙を調べ、それが2011年2月6日のチェルシー・ボイス・ウィークリーであることを調べ上げるが、それが事件にどう関係するのかは分からない。ホークスは、被害者の着衣に付着していたカケラがスパンコールだと特定。首の傷の黒い粉と薄片の痕跡から、凶器は刑務所で手作りされた刃物ではないかと結論づけ、犯人は元囚人である可能性が高いとの見方を示す。
そんな中、アダムの調べにより、盗品の中で唯一盗難届が出ていない携帯電話が被害者本人のものと分かり、被害者の身元はアレックス・ヘンリーと判明。スパンコール、口に詰められた新聞の日付に該当する逮捕記録などから、メイシー・サリヴァンという女性が新たな容疑者として浮上する。彼女は、スパンコールのストールを身に着けて現場ビルのエレベーターの防犯カメラに映っており、身長もほぼ被害者アレックスと同じくらい。フラックとジェイミーはさっそくメイシーのアパートを捜索する。その結果、メイシーは金髪をブルネットに染めた髪を短く切って逃走していると分かり、フラックはすぐさま指名手配内容を変更。程なくして、バスターミナルでメイシーが捕らえられる。

 

その後、メイシーの部屋にあったストールのスパンコールが証拠と一致し、アレックスの血痕も付着していることが判明。決定的な証拠を突きつけられたメイシーは、犯行を認めてその動機を語る。実は、メイシーとアレックスは恋人同士だった。メイシーはウェントワースに扮するアレックスとともに、自分はマリリン・モンローに扮して観光客と写真を撮る商売をしていたが、アレックスがスリを働いていることは知らなかった。そんなある日、盗品とは知らずにアレックスの持ち物を運んでいて逮捕されたメイシー。無実を主張しても聞き入れてもらえず、2年も服役することとなった。罪を押しつけられた彼女は獄中でアレックスへの復讐を決意。出所後、刑務所内で作った凶器を使って殺害を実行したのだ。

 

一方、非番のジョーは自分の後をつけている男の存在に気付き、彼に自分から声をかける。彼の名はグラント・ホリストン。5年前に飲酒運転の車に轢かれて死亡したジョーの妹リーアンの心臓をもらい受けたレシピエントだった。自分の命を助けてくれたドナーの家族に、どうしても礼を言いたかったというグラント。最初は突然の話に動揺するジョーだったが、しだいにグラントと打ち解けると、リーアンの心臓が彼の体の中で鼓動していることに感動する。
また、最近どうも様子がおかしかったリンジー。マックやシドは妊娠だと予想。それは大当たりで、リンジーは第2子の妊娠をダニーに報告する。ダニーはその場で「二人目ができた!二人目が生まれる!」と大喜び。このおめでたいニュースに、ほかのメンバーたちも笑顔になるのだった。


【豆知識】
エヴリン・マクヘイル

婚約者に遺書を残して自殺した実在の女性。1947年、エンパイアステートビルの展望台から飛び降りてリムジンの上に落下。シドが話していたように、遺体の彼女はパールのネックレスを握りしめていた。その美しいとも言える遺体写真はLIFE誌に掲載され、かのアンディ・ウォーホルもそれに触発された作品を制作している。

 

ロールタイド
アラバマ大学のフットボールチーム「クリムゾン・タイド」を応援する時のかけ声。原子力潜水艦“アラバマ”を舞台にした1995年の映画「クリムゾン・タイド」の中でも「ロールタイド」が引用されている。
グラントから「生まれはアラバマ」と聞いたジョーは、すぐに「ロールタイド!」と反応した。

 

【決めゼリフ】
「なあ、シド。何で妙な事件の時だけ現場に呼ばれんだ?」by フラック

素朴な疑問をシドにぶつけたフラック。「別に呼ばれたわけじゃ……」とシド。どうやら今回の事件に興味を抱いたシドは、自ら進んで現場に来たようだ。

 

【ゲスト出演者】
カルヴィン役は、「グレイズ・アナトミー」にチャールズ・パーシー役で出演していたロバート・ベイカー。
グラント役は、「バイオハザードV:リトリビューション」のレオン役などで知られるヨハン・アーブ。
メイシー役は、「ヤング・スーパーマン」のカーラ役や「V」のリサ役などで知られるローラ・ヴァンダーヴォート。

 

【鑑賞MEMO】
リンジーが第2子を妊娠! ジョーには交通事故死した妹が……

非番のメンバーにスポットが当てられたエピソードが多い今シーズン。今回は、非番のジョーの前に一人の男性が出現。これにより、ジョーには飲酒運転の巻き添えになって死んだリーアンという妹がいたことが明らかになった。ジョーは離婚も経験しているし、殺人犯の娘を養女にもしている。その上、妹さんを悲惨な事故で失っていたなんて……。なかなか波瀾万丈の人生を送っている彼女だが、今回、リーアンの心臓をもらい受けたというグラントが誠実そうな人物だったことには一安心。ジョーが彼の胸の鼓動を聞くシーンは感動的だった。

 

一方、リンジーは第2子を妊娠していることが判明! シド、アダム、ホークスらが賭けをするのは想定内だが、マックまでもがリンジーが妊娠についてクリスティーンとあれこれやり取りをしていた模様。どうやら、マックとクリスティーンも順調なようだ。
リンジーの妊娠については、シリーズの終了までに出産までたどり着きそうもないのが残念だが、最終シーズンにふさわしい嬉しい出来事の一つになったのは確かだ。

 

なお、今回のエピソードのタイトル「913番地の呪い」(原題:Nine Thirteen)の“913”は、シーズン9の13話を意味する“913”と、ジョーの妹リーアンが亡くなった9月13日をかけたものとなっている。

2014.4. 5|CSI:ニューヨーク9、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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