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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 3月8日(土) #9「ブラッド・アウト」(原題:Blood Out)

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路線バスの中で乗客同士のトラブルがあり、男性が刃物で刺される。たまたまその場に居合わせたジェイミーは仲裁に入り、警察バッジを見せて加害者を拘束。バスの中には、そんな彼女の様子を凝視する一人の女がいた。

 

その夜、廃倉庫では胴体を真っ二つに切断された男性の死体が見つかる。マック、ジョーとともに現場に駆け付けたフラックは、被害者の携帯電話の着信に気付いて応答。通話は切れてしまうが、発信者はジェイミーだったことが分かる。

後に、署でフラックに問い詰められることとなったジェイミーは、倉庫の死体はドミニカ系ギャング・トリニタリオスのベニー・マデーラだと話す。ジェイミーは麻薬捜査課時代、彼に取り入って潜入捜査をしていたのだ。しかし、彼に警官だと見破られて捜査から抜けた。ところが今日、バスの中にいたトリニタリオスのメンバーの女が、ジェイミーが警官であることに気付いた。この事実が組織に伝わればベニーの身に危険が及びかねない。そこで、ジェイミーはベニーに警告しようと何度も電話をかけていたのだ。
ジェイミーはバスの中で会った女の名前は知らなかったが、アダムがバスに残っていたカップのストローを調べた結果、カルメン・ヴェガと分かる。マックとフラックは彼女を捕らえに行くが、追い詰められたカルメンは隣のビルに飛び移ろうとして失敗、転落死してしまう。

 

マックとジョーは、ジェイミーの潜入捜査の指揮を執っていた麻薬取締局(DEA)のロバート・ヒックス捜査官に情報を求める。彼は「組織の検挙は近い」と言い、トリニタリオスの一員で自分が情報屋として使っているレイモンド・クルスをマックに引き合わせることにする。

 

シドによる検視では、ベニーは電気ショックによる拷問の後、生きたままチェーンソーで胴体を切断されていたことが判明。電気熱傷部に挟まっていたグリーンのかけらは、車の塗料片であることがホークスの調べにより分かる。その頃、マックはヒックスとともにレイモンドに会いに行き、ヘクトル・メンデスというメンバーの一人がベニーを殺したと自慢していると聞かされていた。しかも、レイモンドによればヘクトルはグリーンの車を持っているという。フラックとジェイミーはさっそくヘクトルの行方を追い、街中のバーで彼を捕らえる。放火された状態で見つかったヘクトルの車のトランクからは、拷問に使用されたブースターケーブルとバッテリー、凶器のチェーンソーなどが見つかっていたが、署に連行された彼は「車はカルメンに貸した」と主張。あくまでもベニー殺害を否定する。

 

一方、今回の事件にかなり動揺している様子のジェイミー。フラックは、彼女が潜入捜査中にベニーと深い仲にあったのではないかと疑うが、ジェイミーは「彼は命の恩人だった」と説明する。ジェイミーが警官だと気付いたにもかかわらず、彼女を黙って逃がしてくれたのがベニーだったからだ。「私には仕事がすべて」と、ジェイミーはフラックに不快感を示す。

 

そんな中、リンジーはベニーの遺体のチェーンソーによる切断の軌跡から、犯人は左利きで身長180cm以上であるという結論を導き出す。ヘクトルは右利きで小柄。犯人に当てはまらない。

 

ダニーは凶器のチェーンソーなどと一緒に見つかったプラスチックの塊を調べ、それがベニー殺害時に犯人が身に着けていたビニールのレインコートと手袋、返り血をぬぐったボロ布を丸めたものだと解明する。おそらく犯人は、これらの証拠を車ごと燃やそうとした。しかし、プラスチック部品の少ない古い車種だったため全焼を免れ証拠が残ったというわけだ。ダニーは、ボロ布に付着していた皮膚のDNAがレイモンドのものであることも調べ上げる。ベニーを殺害したのは彼だったのだ。
その後逮捕されたレイモンドは、終身刑に相当する麻薬所持をヒックスに見咎められ彼の情報屋をさせられていたこと、カルメンからジェイミーが警官だと聞かされ、彼女につながっていたベニーが自分を警察に売った裏切り者だと見て彼を殺害したことなどを自白する。

 

ヘクトルの車のドアからはヒックスの指紋も出る。彼はベニーの遺体発見直後にレイモンドと会っていた。つまり、彼はベニー殺害がレイモンドの犯行と知っていたのだ。ギャング団壊滅という大手柄を狙っていたヒックスにとって、レイモンドは重要証人。冷血な殺人犯だと知りながら、彼をかばったのだ。マックは、そんなヒックスの行いを痛烈に非難する。

 

事件解決後。ジェイミーの仕事への熱意を再認識したフラックは、ベニーとの関係を疑ったことを彼女の自宅まで謝罪に行く。フラックがいまだ自分とベニーとの関係を気にしていると察したジェイミーは、「ベニーとは寝なかった」ときっぱりフラックに告げる。これをきっかけに、フラックとジェイミーはますます距離を縮めるのだった。


【豆知識】
トリニタリオス

1989年に設立された実在のギャング。主にドミニカ系アメリカ人で構成されており、ニューヨークを拠点に世界中でおよそ3万人のメンバーがいるとされている。

 

強硬性硬直
激しい筋肉疲労・精神的衝撃・脳幹機能の即時的停止などにより、死亡直後から見られる強い硬直のこと。
ベニーの遺体の下半身が膝をついた状態で固まっていた理由について、シドはこの強硬性硬直だと説明した。なお、この強硬性硬直は、シーズン4の#4「タイムアップ」などで既出。

 

【決めゼリフ】
「私に見えるのは勘違いをしてる男の姿だけだ。あんたには法を守る責任があったのに、自分に都合のいいやり方で仕事を進めた」by マック

トリニタリオス壊滅のために、殺人犯であるレイモンドをかばったヒックスに対する一言。マックらしい正義感にあふれたセリフ。

 

【ゲスト出演者】
ヒックス役は、「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」のケネス・ウォルシュ役や、「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」のアレキサンダー・オルチェック役、「THE EVENT/イベント」のレイモンド・ジャービス役などで知られるビル・スミトロヴィッチ。
レイモンド役は、「ウォーキング・デッド」にモラレス役で複数話ゲスト出演しているフアン・ガブリエル・パレハ。

 

【鑑賞MEMO】
ジェイミーの過去が明らかに。フラックとの仲も進展!?

真っ二つに切断されたかなりグロテスクな遺体が強烈な印象を残した今回のエピソード。麻薬捜査課から殺人課にやってきた刑事のジェイミーの過去が明らかになった。彼女は17カ月もの間、ギャング組織に潜入捜査していた。しかし、身元がバレたために捜査を抜け、突然殺人課へと転属となったのだ。そして、そんなジェイミーの身元を知りながら、黙って逃がしてくれたギャングの重要人物がいた。それがベニーであり、今回の事件の被害者だ。
当然、ショックを受けるジェイミー。潜入中は組織の連中も普通の人間に見えたという彼女、自分も一歩間違えば刑事ではなく追われる側の方だったと語った。回想シーンで描かれた潜入中のゴージャスな姿も魅力的だが、こんな風に人間味あふれる言葉を口にする彼女もかなり魅力的。潜入中にベニーとどんな関係だったかフラックが気にしてしまうのもよく分かる。
とにかく、今回の事件を通してフラックはジェイミーへの気持ちに自分でもはっきり気付いたようだし、ジェイミーもまた彼の自分に対する気持ちを確信した模様。エンディングの二人の雰囲気はかなりロマンティックで……。今後の二人の関係に注目だ。

 

さて次回は、アダムのパパが登場! ふだんはおちゃらけているアダムの新たな一面が見られそうだ。

2014.3. 8|CSI:ニューヨーク9、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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