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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 3月29日(土) #12「騙しのテクニック」(原題:Civilized Lies)

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小切手を換金する店で夜のバイトをしていた非番のマーク・ライリー巡査が、閉店直後に3人組の強盗に襲われる。金と銃を奪われたライリー巡査は、隠し持っていた別の銃で抵抗。しかし、犯人の一人に撃たれてしまう。すぐにERに運ばれるライリー巡査だったが、治療の甲斐も虚しく息を引き取る。

 

やがて、アンソニー・ロンバードという男が現場近くで肩を撃たれていたことが病院からの通報で判明する。アンソニーは、銃声を聞いて逃げようとしたところ、背後から流れ弾に当たったと説明。警察に通報しなかったのはドラッグで逮捕状が出ているため警察とは関わりたくなかったからだと主張する。けれども、ホークスは彼の言い分が嘘だと見抜く。なぜなら、アンソニーの銃創は、ライリー巡査の銃で正面から至近距離で撃たれたことを示していたからだ。しかしながら、アンソニーは白人なのに対し、目撃者たちは「強盗は黒人の3人組」と揃って証言している。事実、店の防犯カメラにもアンソニーらしき人物は映っていなかった。

 

病院から署へと連行されたアンソニーは、非番の警官が撃たれたが一命を取り留めたとの記者会見の映像をテレビで見る。実はこれは過去の映像の再生。ライリー巡査がまだ生きているとアンソニーに思い込ませて口を割らせようとするCSIチームの作戦だった。マックとフラックは、“悪い警官”と“良い警官”の役割分担でアンソニーを尋問。“悪い警官”を演じるマックの厳しい追及には動じないアンソニーだったが、懐柔作戦に出た“良い警官”に扮するフラックの前では犯行現場にいたことを認める。ただし、ライリー巡査が撃たれたことについては無関係だと言い張る。

 

そんな中、リンジーの調べで、ライリー巡査の衣服にエポキシ樹脂が先端に付着した人工の毛が付いていたことが判明。ジョーとダニーの分析では、ライリー巡査の爪の間、アンソニーが被弾した弾から、それぞれシリコン、ラテックスの成分が検出される。ジョーは、強盗が黒人に見えるマスクをすっぽり被っていたのではないかと推察。アンソニーの自宅を家宅捜索した結果、犯行に使われたマスクが発見される。この動かぬ証拠を突きつけられたアンソニーは観念し、自分が強盗犯の一人であることを認める。しかし、断じて共犯二人の名前は明かそうとしない。

 

その後、犯行に使われた車が乗り捨てられているのが見つかる。トランクの中には脚を撃たれて失血死した強盗犯の一人、ローランド・ベニーテス、通称“ムーキー”の死体が。マックたちは、このあと初めてライリー巡査が亡くなったことをアンソニーに告げ、ムーキーが死んだことは伏せた上で、今なら取引に応じられると彼に持ちかける。しかし、アンソニーは誰かを恐れている様子で「家族が皆殺しにされる」と口を閉ざす。
アンソニーの自白を促したいマックたちは、新たな作戦に出る。撃たれたムーキーに変装したアダムを署内で連れ回し、さらには以前のムーキーの取り調べの録画を合成した映像を見せ、ムーキーが検察との取引に応じたと彼に思い込ませたのだ。殺人の罪を押し付けられることになると焦ったアンソニーは、自分も取引に応じると申し出る。そして、小切手を現金化する店でライリー巡査と一緒に働いていたことを認め、彼を撃つ計画ではなかったと真実を話し始める。アンソニーはムーキーと幼なじみで、大麻絡みでエリックという男に1万ドルの借金があった。その借金を返すために強盗を働いた、と。アンソニーによると、エリックは残酷で平気で人を殺せる男とのこと。家族を守るとマックに約束させたアンソニーは、エリックの苗字はブレイロックだと白状する。

 

リンジー、ダミー、ジェイミーらはさっそくエリック・ブレイロックの逮捕に向かう。そして、ライリー巡査と顔なじみだったリンジーは、彼の無念を晴らすべく本人の手錠でエリックを逮捕。しかしながら、現時点ではエリックがライリー巡査を撃ったという証拠は見つかっていない。連行されたエリックも、証拠がなければ裁けないとばかりにだんまりを決め込み、弁護士を要求する。
どうしてもエリックの自供が欲しいマックたちは、さらに計を案じる。それは、アンソニーと同じ留置場にエリックを入れ、二人きりにするという策だった。自分の名前を警察に売ったアンソニーに対し、エリックが黙っていられるはずがない。案の定、エリックはアンソニーに感情をぶちまけ、すべて監視カメラに録画されているとは知らずに「ムーキーはすでに死んでいる。お前は警察に騙されて俺が犯人だと教えた!」と責め立てる。自分が捕らえられたことに地団駄を踏んで悔しがるエリック。やがて、監視カメラの存在に気付き呆然とする。騙されたのはアンソニーだけではない。エリックもまた、まんまと騙されたのだ。
こうしてエリックの自供を手に入れたマックたちは、嘘も方便だと戦術の成功を喜ぶのだった。

 

事件解決後。リンジーはダニーと一緒にライリー巡査の追悼の集まりに顔を出す。そして、ライリー巡査の息子で警察学校に在籍するジェイソンに父親の警察バッジを手渡し、哀悼の意を表するのだった。


【豆知識】
警官の副業

アメリカでは警官の副業が認められるのが一般的。日本に比べて警官の給料は低いため、ボディーガード、探偵などの副業を持つ警官も少なくない。

 

グリマルディズ
ブルックリン橋のそばにある大人気のピザ店「Grimaldi's Pizzeria」のこと。
ダニーとジョーは、どちらの分析結果が早く出るかでグリマルディズのディナーを賭けた。勝ったのはジョー!

 

【決めゼリフ】
「腑抜け野郎が!もういい、あとは任せたぞ。こいつを好きにしろ」by マック

“悪い警官”としてアンソニーを追及するマック。その様子を見ていたジェイミー、思わず「怖すぎ。あなたを敵には回したくない」と一言。フラックも「チビリそうになったよ、怖さが半端じゃない!」とのご感想。

 

【ゲスト出演者】
エリック役は、「アメリカン・ティーンエイジャー ~エイミーの秘密~」にゲスト出演しているグラント・ハーヴェイ。

 

【鑑賞MEMO】
“騙しのテクニック”で事件解決へ!

容疑者アンソニーの口を割らせたいマックたちは、エピソードのタイトル通り“騙しのテクニック”を披露。被害者がまだ生きていると思わせたり、“悪い警官”と“良い警官”の役割分担で揺さぶりをかけたり、アンソニーの仲間のムーキーがまだ生きていて取引に応じようとしていると思い込ませたり。中でも印象に残ったのは、マックが扮した“悪い警官”の凄味、アンソニーに寄り添う振りをする“良い警官”ことフラックの名芝居、そしてムーキーになりすますアダムの演技だろうか。アダムは以前もポリグラフの捜査員になりすましている。なかなかの芸達者だ。

 

痛快な“騙しのテクニック”が繰り広げられる一方、亡くなったライリー巡査と彼の遺族の境遇は痛ましかった。仲間の無念を晴らそうと、チームが一丸となってあらゆる策を講じて事件解決へと導いたわけだが、中でも生前のライリー巡査と顔なじみだったリンジーは、ライリー巡査本人の手錠で犯人のエリックを逮捕し、事件解決後には彼のバッジを息子に届けるなど活躍が際立っていた。
さて、そんなリンジー。次回のエピソードではメンバーたちの賭けの対象になる模様。なぜなのかは、見てのお楽しみ!

2014.3.29|CSI:ニューヨーク9、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

アンソニーは取引に応じたことで減刑されたのかなってことだけが気になって最後の親子愛のところを素直に見れなかったでござる

投稿: ななし | 2015.04.20 13時39分

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