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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 3月1日(土) #8「遅すぎた言葉」(原題:Late Admissions)

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とある名門高校。多くの生徒が集中力を高めるため処方薬をドラッグ代わりにして臨んだSAT(大学進学適性テスト)が終わって間もなく、図書室で生徒の一人が頭を殴られて死んでいるのが見つかる。凶器はマグカップ。粉々に割れてそばに落ちていた。どうやら、前日に殺害されて今日になって発見されたようだ。所持品の中には発達障害の処方薬デキストロアンフェタミンがあり、机に置かれた懐中時計には1本の毛髪が付着していた。やがて、IDから生徒の身元が分かる。それは、マックもよく知る検事フランク・スティーヴンソンの息子ルークだった。

 

マックはフランクに会いに行き、ルークの訃報を伝えるとともに彼に事情を聞く。フランクによると、ルークはまっすぐな子で、1週間前に友人ネイト・ポールソンがアルコールと薬の過剰摂取で亡くなったことにショックを受けていたとのこと。ルーク自身が処方薬に手を出すなどあり得ないと話す。

 

シドによる検視ではルークの体内から薬物は検出されず、彼自身が試験に備えて処方薬を使っていた可能性は否定される。ルークが処方薬の売人だった可能性は否定できないが、彼が所持していた処方薬の袋には同級生ビリー・ウォートンの指紋が。彼とルークが前日に廊下で争っていたことも確認され、マックとフラックはビリーのもとへ。ビリーは、「発達障害の自分に処方された薬をルークが盗んだ」と釈明するが……。

 

ダニーは懐中時計の毛髪を調べ、水泳部所属の同級生でネイト・ポールソンのガールフレンドだったメラニーのものである可能性が高いと結論づける。ジョーとフラックはメラニーに会いに行き、恋人のネイトに処方薬を売ったルークを恨み、彼を殺害したのではないかと追及する。しかしメラニーは、ルーク殺害を全否定。親しかったネイトの死にショックを受けていたルークをなぐさめようと、ネイトの形見である懐中時計を彼にあげただけだと説明する。

 

ダニーはルークのノートを調べ、破り取られたページに書かれていた内容を解読する。それは、薬が蔓延する校内の実態をニューヨーク・タイムズ紙に公表しようとする書きかけの告発文だった。ルークは処方薬を売っていたのではなく、むしろ校内の乱れた現状を正そうとしていたのだ。ルークは、告発をやめさせようとする処方薬の売人に殺されたのかもしれない。マックとフラックは、目下のところ売人の可能性が濃厚なビリーを尾行。彼の様子をうかがっていると、そこにフランクが姿を現す。彼はビリーが発達障害を偽って処方薬を手に入れた事実をつかみ、彼と直接対決しようとしていたのだ。マックは、自分の立場もわきまえずに暴走するフランクをたしなめ、彼を帰らせる。

 

ビリーの携帯電話の記録を調べていたアダムは、名門校の生徒には簡単すぎる方程式の文章題が頻繁にやり取りされていたことに目をつけ、それが処方薬の注文メールだと気付く。やはり、売人はビリーだったのだ。さらに、メラニーもビリーから処方薬を買っていた生徒の一人であることが明らかに。ジョーはあらためて彼女を尋問。メラニーは、軽い気持ちでビリーから薬を買っていたことを認め、「俺にまかせておけ」とビリーが語っていたことに言及する。

 

フラックはさっそくビリーの行方を追い、逃走しようとする彼を街中で逮捕。連行されたビリーは、処方薬の件を公表しようとするルークを黙らせようと彼を殺害したのではないかと追及される。しかしビリーは犯行を否定し、意外にも取引を持ち掛ける。そして、ルーク殺害の犯人として高校の模範教師ブレイク・コナーズの名を挙げる。彼は、生徒たちが処方薬を乱用していたことを知りながら、生徒たちの成績が上がれば自分の評価も上がるとして見て見ぬふりをしていたというのだ。
その後、ホークスが復元した凶器のマグカップとそれに付着した部分指紋を証拠として突きつけられたコナーズは、公表をやめるようルークを説得しようとしたが、拒絶されたためカッとなって撲殺したことを認める。「多くの生徒たちの将来を守るためにやった」とコナーズは言うが、「生徒のことなど少しも考えていない。気に掛けているのは自分の将来だけ」とマックは言い返す。

 

一方、リンジーはモンタナの実家に帰省していた。16年前、自分の友人3人を射殺した強盗殺人犯のダニエル・ケイタムズの死刑を見届けるためだ。しかしケイタムズは、依然として無実を主張し続けていた。事件の一部始終を目撃していたリンジーからすれば、彼の有罪は明らか。リンジーは刑務所でケイタムズと面会し、「真実を語る勇気がないあなたを心から気の毒に思う」と言い放つ。
そしていよいよ死刑執行の時。リンジーの言葉が届いたのか、ケイタムズは最期の言葉で罪を認め謝罪する。ニューヨークに戻ったリンジーは、ダニーに優しく迎えられるのだった。


 【豆知識】
「グーバーズ」「レイジネッツ」

ネスレ社のチョコレート菓子。グーバーズはピーナッツ入り、レイジネッツはレーズン入り。処方薬売買の暗号メールにグーバーズの記述を見たアダムいわく、「僕ならレイジネッツにする」とのこと。

 

【決めゼリフ】
「あなたには真実を語る勇気がない」by リンジー
悪あがきを繰り返してきた凶悪犯ケイタムズに対する痛烈な一言。これが、最期にケイタムズから謝罪の言葉を引き出すきっかけになったと見てよいだろう。

 

【ゲスト出演者】
コナーズ役は、「デスパレートな妻たち」のポール・ヤング役や「THE KILLING ~闇に眠る美少女」のエリック・カールソン役、「MAD MEN マッドメン」のダック・フィリップス役などで知られるマーク・モーゼス。
リンジーの父親役は、「探偵レミントン・スティール」のマーフィー・マイケルズ役のジェームズ・リード。
ビリー役は、映画「トワイライト~初恋~」に出演しているマイケル・ウェルチ。
幼い日のリンジー役は、映画「マン・オブ・スティール」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」などに出演しているジェイディン・グールド。

 

【鑑賞MEMO】
リンジーのモンタナの家登場!

一時はダニーから「モンタナ」と呼ばれていたリンジー。それほど彼女のキャラクター形成における故郷の存在は大きかったわけだが、今回、そんなリンジーの実家と父親が初登場した。のどかで自然あふれるモンタナの風景……。これがリンジーの素朴な魅力を育んだのだと実感すると同時に、親友たちが殺害されるのを目撃した過去が、どれだけ彼女に重くのしかかっていたか、あらためて思い知らされた。リンジーと親友たち、仲良し4人組の回想シーンがほほえましいものだっただけに……。

 

とにかく、リンジーの言葉が響いたのか、死刑執行直前にケイタムズが謝罪を口にしたのが救い。辛い過去に向き合い、自分の使命を貫いたリンジーの帰りを待つダニーの優しさにもジーンときた。彼が、シーズン3で裁判の証人として出廷するリンジーを支えた、あの時のことも思い出されて……。

 

個人的には、リンジー役の園崎未恵さんの若き日のリンジーの吹き替えの愛らしさも印象深かった。

2014.3. 1|CSI:ニューヨーク9、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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