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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月15日(土) #6「タートル池のプリンセス」(原題:The Lady in the Lake)

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殺人事件の凶器の銃を探すため、セントラルパーク内のベルヴェデーレ城前にあるタートル池に訪れたマック。ほかのメンバーに池の水を抜くよう指示。これにより、凶器の銃は無事見つかるが、同時に先の殺人事件とは無関係の女性の死体も発見される。女性は高価なドレスを着ており、沈んだボートに縛られていた。

 

ホークスは、女性の指紋や頭部の傷の微物を分析。シドは女性の検視を行う。その結果、女性の身元は未成年時に覚醒剤で逮捕された経歴のあるアシュレイ・ブレーデン26歳で、死因は鈍器損傷と判明。死亡推定時刻はおよそ60時間前の土曜日深夜で、公園内の石で殴り殺された直後に池に沈められたらしいと分かる。また、胃の内容物からアシュレイは高級食材であるフグを食べていたことも明らかに。手首の跡から、何者かが彼女の腕を強くつかんでいたことも分かってくる。

 

ジョーは、アシュレイのヒールから植物の痕跡を、ドレスから本人のものでない血痕を採取。返品するつもりだったのか、ドレスのタグが取り外されていなかったことにも着目する。やがて、ドレスの血痕の主は、ジョセフ・スカイバーという人物と分かる。彼は、交通事故で家族を失って天涯孤独となったアシュレイの不良時代の仲間。フラックはスカイバーを捕まえて署に連行。ジョーとともに尋問するが、彼は殺害を全面否認。新たな恋人と人生をやり直そうとするアシュレイを応援していたと話し、ドレスに自分の結婚が付着したのは、オオハシに咬み付かれてケガした手でアシュレイに最後のハグをしたからだと釈明する。スカイバーによれば、アシュレイは大富豪の御曹司の招待で、ベルヴェデーレ城のパーティーに行く予定だったというが……。

 

ジョー、ダニー、フラックは現場に戻り、ヒールに付着していた植物を手がかりに殺害現場を特定。細かく破られた何枚もの湿った紙片を見つける。後にその紙片をジグソーパズルのように組み合わせた結果、アシュレイ宛てに着られた5万ドル分の小切手と判明。また、ベルヴェデーレ城でのパーティーに彼女を招待したのは、コロネーション財閥の副社長マシュー・ディベローで、小切手の振出人も彼と分かる。
マックとフラックはマシューのオフィスへ。アシュレイが殺されたと聞かされたマシューは信じられないといった様子を見せ、パーティーの際、恋人であるアシュレイと口論になり彼女が城を出て行ってしまったこと、翌朝の日曜日、彼女からカンザスにいるというメールを受け取っていることなどをマックたちに説明。小切手にも心当たりはないと話す。また、マシューの母親のクリスタも「息子はアシュレイの過去を知った上で、彼女を心から愛していた」と強調する。

 

リンジーは、タートル池のそばに残っていた靴跡や円形に並んだ複数の地面のくぼみ、血痕などを分析。犯行当時、何者かが雨の中、傘をさして池の方を見ていた可能性が高いことを突き止める。要するに、その人物はアシュレイ殺害の目撃者だ。さらに、目撃者がいた場所で見つかった血痕と殺害現場で見つかった貴金属の留め金に付いていた血痕は、いずれもマシューのものであることが明らかに。マシューは目撃者か、犯人か、そのいずれかだと分かってくる。

 

そんな中、再びマシューの元へ向かったダニーとフラックの目の前で、マシューがスカイバーに肩を撃たれてしまう。スカイバーは、マシューがアシュレイを殺した犯人だと思い、彼に復讐したのだ。スカイバーは逮捕され、マシューは病院に搬送される。

 

ほどなくして、アダムはアシュレイの携帯電話の信号をキャッチ。ジョーとともに信号の発信元に向かい、ゴミ収集車の中から携帯電話を見つける。おそらく犯人は、アシュレイになりすましてマシューにメールをした後に携帯電話を捨てた。それをゴミ収集車が回収したのだ。ジョーは、ゴミ収集ルート上にディベローの名を見つけると、犯人はマシューの母クリスタだと確信。マックとともに彼女の元へ行き、クリスタ本人と治療を終えたマシューの二人を署に連行する。

 

マシューが母親の犯行を見ていたはずであることから、ジョーは事件当日何を目撃したのかマシューに証言を求める。「力にはなれない」と突っぱねるマシューだったが、母親の犯行に思い当たる節があった彼は、ジョーに説得されるとようやく母親相手に怒りをぶつけ、彼女の自供を引き出す。
実は、クリスタは息子に吊り合わないアシュレイを忌み嫌っていた。事件当夜、パーティーの席でアシュレイが恥をかかされ外へ飛び出すのを見たクリスタは、今こそ息子と別れさせるチャンスだと彼女に手切れ金の小切手を渡した。しかし、アシュレイはそれを目の前で破り捨てた。そのためクリスタはカッとなってアシュレイを殺害したのだ。

 

一方、捜査中に車を盗まれてしまったアダム。警察に届けを出しにいった際、居合わせた子どもたちに池から見つかったお姫様(アシュレイの事件)が解決されるまでのいきさつと、自分がタートル池で見つけた謎の物体について話して聞かせる。アダムはその謎の物体はUFOのカケラだと考えており、すっかり未来の億万長者気取り。やがて、アダムの話を聞き終えた子どもたちが帰って行くと、そこにマックとジョーが姿を現す。アダムの車は盗まれたのではなく、駐車違反でレッカーされただけだと伝えるためだ。さらにマックは、アダムが見つけた物体の正体をすでに知っているらしく、「ミハイル・ゴルバチョフ」というキーワードを言い残してその場を去る。
その後、マックのキーワードにヒントを得たアダムは、自分が拾ったのはUFOのカケラではなかったことを知る。それは、1988年にカザフスタンから打ち上げられた火星探査機の落下物だったのだ……。


【豆知識】
The Lady in the Lake

1943年刊のアメリカの作家レイモンド・チャンドラーによるハードボイルド小説「湖中の女」の原題。1947年に監督・主演ロバート・モンゴメリーでとして映画化もされている(原題は「Lady in the Lake」)。
今回のエピソードの原題は、「The Lady in the Lake」。

 

フォボス1号
1988年にソビエト連邦が打ち上げた火星探査機。衛星フォボスの探査も行うことになっていたことからこの名が付けられたが、火星へ向かう途中で交信が途絶え、探査は失敗に終わっている。

 

カーメロ・アンソニー
NBAのニューヨーク・ニックス所属のバスケットボール選手。
アダムの話を聞いた子どもたちは、UFOのカケラを拾ったかもしれないアダムのことを「カーメロよりもリッチになるかも」と話していたが、それは現実にはならず……。

 

【決めゼリフ】
「ボン! 証拠を探しましょ」by ジョー

ダニーの決めゼリフをまんまと奪ったジョー。「俺の決めゼリフ……」とちょっと悔しそうなダニーだったが、その後自ら「ボン!」を決めるところがさすが!

 
【ゲスト出演者】
クリスタ役は、バード・ヨークの名でミュージシャンとしても活躍、「ザ・ホワイトハウス」ではトビーの元妻アンディー・ワイアット下院議員を演じているキャスリーン・ヨーク。「CSI:科学捜査班」シーズン9の#14「チームワーク」には地方検事補役で登場、「CSI:マイアミ」シーズン8の#10「爆風トラウマ」にもゲスト出演している。

 

【鑑賞MEMO】
アダムがUFOのカケラを拾う!?

サンフランシスコロケが斬新だった第3話や、前半いっさいセリフのない第4話、フラックのプライベートに迫った第5話など、印象に残るエピソードが続いている今シーズン。今回のエピソードも、警察署での待ち時間中に、アダムが子どもたちに物語を聞かせるかたちでストーリーが進行するという、一ひねりある設定。さらには、アダムがUFOのカケラを拾った!?というサイドストーリーも加えられて、これまた楽しめる脚本だった。

事件の方は、犯行現場がセントラルパーク内のベルヴェデーレ城というNYらしい風景がすばらしく、アシュレイの死体の特殊メイクもこだわりの仕上がり! ホークスが、アシュレイの手の皮を手袋のように剥がして指紋を取る手法はいかにもCSIらしく、捜査シーンも見どころたっぷりだった。

一方で、引き続き失語症に苦しんでいるマック。前回、自分を心配してくれているジョーにひどい言い方をしたことを、ジョー本人に謝罪。クリスティーンにも、自分の本心を打ち明けようと彼女の留守電にメッセージを残そうとするが、迷った挙げ句にメッセージを消去し……。今回はまだ踏ん切りがつかなかったようだが、いよいよ自分一人の問題として抱え込むには限界があると悟った様子のマック。次回は、そんな彼とクリスティーンの関係にも要注目だ。

それにしても、アダムが構想していた「エリア 52」。もし実現していたら、ぜひ行ってみたかった!!

2014.2.15|CSI:ニューヨーク9、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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