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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月1日(土) #4「静かなる銃声」(原題:Unspoken)

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リンジーとダニーが娘ルーシーを連れて参加していたグラント・ハミルトン上院議員候補の選挙集会で、突然人混みの中から男がステージに向けて3度発砲、逃走する。1発目はハミルトンの方をかすめ彼に軽傷を負わせたが、あとの2発は大きく逸れてほかに死傷者はなし。たまたま狙撃犯のそばに居合わせたリンジーは一瞬彼と目が合うが、騒然となった群衆の中、勢いよく押されてきたアイスクリーム・カートに激突。意識不明となり、病院に運ばれる。

狙撃犯は路地裏の大型ゴミ容器に銃を捨てて逃走を続けるが、その直後、思いも寄らぬ悲劇が起きる。狙撃犯が捨てた銃を少年が拾い、それを手にふざけているうちに弾が暴発したのだ。これにより、少年と一緒に遊んでいた少女に弾が命中。発砲事件後に狙撃犯を追跡していたフラックは、被弾した少女を見つけて助けようとするが、少女は間もなく死亡してしまう。

 

その夜、入院中のリンジーを見舞っていたダニーが、眠ってしまったルーシーを連れて病院を出た後、狙撃犯がリンジーの病室に姿を現す。現場で自分と目が合ったリンジーの職業と入院先をニュースで知った彼は、口封じのために彼女を殺しに来たのだ。しかし、「ママ 早くよくなってね」と書かれたルーシーの絵を見ると決心を鈍らせ、狙撃犯は窓ガラスに「アイム・ソーリー」と謝罪の言葉を書き残してその場を経ち去る。朦朧としていたリンジーは、この時見た狙撃犯の人影をダニーだと勘違いする。

 

その後、路地裏で回収された銃を調べた結果、登録者はハミルトン本人だったことが明らかになる。ハミルトンは署での聴取の際、半年ほど前、ボートあるいはビーチハウスで銃が盗まれたと主張するが……。

 

アダムは、狙撃犯が落として行った帽子に付着した毛髪と、逃走経路のフェンスに付着した血痕は同一人物のものであることを確認。弾倉の中の弾から部分指紋も採取する。しかし、DNAも指紋もデータベースでヒットせず。犯人の身元の割り出しにはつながらなかった。アダムはハミルトンの自作自演の線を疑うが、狙撃犯の位置や弾道を調べたホークスは、ハミルトン以外の誰かが標的だった可能性もあると主張。ハミルトンを含む複数が標的だったかもしれないと見たマックは、選挙集会のステージ上にいた人物を特定するよう指示する。

 

一晩経ち、再びリンジーの病室に訪れ彼女と話をしたダニーは、狙撃犯が病室に現れたに違いないと確信。狙撃犯が窓ガラスに指で書いた「アイム・ソーリー」の文字に気付くと、窓ガラスから指紋を採取する。それが決め手となり、狙撃犯の正体は、公立小学校教師のエヴァン・ウェスコットと分かる。彼は3年前、勤務する小学校の校長だったビバリー・マッコードから、児童へのスキンシップを不適切な行為と見なされ、一時的に解雇へと追いやられていた。そして、現在は公立校の指導主事という立場にいるビバリーが、ハミルトンの選挙集会の来賓としてステージ上にいたことがジョーの調べにより分かり、エヴァンの標的はハミルトンではなくビバリーだったことが判明する。

 

その頃、エヴァンは標的であるビバリーを付け狙い、ついに路上で彼女を拉致。廃屋となった劇場跡に連れ込んでいた。時を同じくして、ビバリーが行方不明となっていることを知ったCSIチームは、彼女の携帯電話の電波から居場所を追跡。現地に急行してエヴァンを逮捕。ビバリーを救出する。

 

署に連行されたエヴァンは、半年前、ハミルトンに招待された学校基金調達パーティーの際にビーチハウスで彼の銃を盗んで以来、ビバリーを狙う機会をうかがっていたことを認め、児童への愛情に言いがかりを付けられたくなかったと、自身の行為の正当性を主張する。けれども、自分が捨てた銃で少女が亡くなったと聞かされると、大いに打ちのめされるのだった。

 

一方、マックは友人の医師ケヴィン・フィリップスを呼び出し、失語症の悩みを相談。「周囲の協力を得て辛抱強くリハビリに取り組む以外に治療法はない」と彼にアドバイスされる。けれどもマックは頑なな姿勢を崩そうとせず、このケヴィンの言葉に焦りといら立ちを募らせるのだった。

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【豆知識】
指導主事

学校教育に関する専門的職員。
ビバリーは公立校の校長を経て、指導主事の椅子に納まった。

 

【決めゼリフ】
「嘆き悲しむ母親とのツーショットは票集めに役立つだろうな!」by フラック

亡くなった少女の遺族と電話で話したいと言ったハミルトンに対する超イヤミな一言。
でも、結果的にハミルトンは無実だったわけで……。フラック、このセリフ程度にとどめておいて正解。

 

【ゲスト出演者】
グラント・ハミルトン役は、「バンド・オブ・ブラザース」のバック・コンプトン役や「M.I. 緊急医療捜査班」のスティーブン・コナー役、「デスパレートな妻たち」のデーブ役などで知られ、「守護神」をはじめとする多くの映画にも出演しているニール・マクドノー。
エヴァン役は、「The OC」のマット・ラムジー役などで知られるジェフ・ヘフナー。

 

【鑑賞MEMO】
エピソードの前半、セリフが一切ない異色のエピソード!

今回のエピソードの原題は「Unspoken」。まさにこのタイトルの通り、エピソードの前半は一切キャストのセリフがないという、挑戦的なエピソードだった。発案は、製作総指揮のパム・ヴィージー。サイレント映画の「アーティスト」を見て、セリフのない映像の効果に感銘を受けたのが、今回のエピソードの実現のきっかけになったようだ。

 

セリフがない分、映像に加えて音楽の効果もフルに活かされた。フィーチャーされたのは人気バンド、グリーン・デイの楽曲の数々だ。亡きエイミー・ワインハウスに捧げた「Amy」のほか、映画「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」に提供された「The Forgotten」など、使用された楽曲は全部で5曲。中でも「The Forgotten」は、少女の検視シーンとエンディングでそれぞれ用いられ、印象に残るナンバーとなった。

 

■楽曲リスト
♪"Stop When the Red Lights Flash" Green Day

選挙集会で狙撃犯が発砲し、逃走するシーンで。
♪"Amy" Green Day
路地裏で撃たれた少女が死亡し、現場検証が行われるシーンで。
♪"Night Life" Green Day
病室にやってきた狙撃犯をリンジーがダニーだと思い込み、狙撃犯が何もせずに出て行くシーンで。
♪"The Forgotten" Green Day
シドが少女の検視を行うシーンと、エンディングで。
♪"Kill the DJ" Green Day
エヴァンがビバリーを拉致し、劇場跡に連れ込むシーンで。

 

なお、今回もマックの失語症の苦悩も盛り込まれた。友人の医師、ケヴィンに対しても頑なな態度を崩そうとしないマック。このままでは心配!

2014.2. 1|CSI:ニューヨーク9、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

いつまでセリフ無しでいくのか
興味津々のエピソードでしたが
なんと最初のセリフは
「黙っていては分からない」
素晴らしい脚本!ベストエピソードの一つと言っていいでしょう!

投稿: ひろ | 2015.07.12 21時56分

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