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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 8月17日(土) #18「残酷なワンダーランド」(原題:Malice in Wonderland)

Lv12_18不思議の国のアリスをイメージした結婚式の会場に、白ウサギとチェシャ猫の格好をした二人組の強盗が乱入。結婚指輪や参列者の金品を奪い、新郎アンドリューを射殺して逃走する。CSIはさっそく現場へ。青イモムシに扮していた結婚の立会人チャールズや、アリスに扮していた新婦のリサらから事情を聞く。

 

検視の結果、新郎の脳から出てきたのは弾丸ではなくボタンと判明。マンディは式場にあったあらゆる指紋を調べ、立会人のチャールズの本名はアラン・ウィッドコムで、強盗などの前科がある人物であることを突き止める。サラはさっそくチャールズことアランを聴取。アランは、前科を隠して結婚の立会人の仕事をするために偽名を使ったと説明し、手慣れたプロの犯行だったと供述する。

 

いまだ犯人たちの逃走経路も分からない中、ドライブスルーの結婚式場でまたも変装した二人組による強盗事件が発生する。犯人は新婦クリスタルから50万ドルもする指輪を奪い、新郎ウォルターのロールスロイスで逃走。今回も捕まることなく逃げ切る。グレッグはクリスタルとウォルター、二人の着衣を預かり、それをホッジスが分析。するとそこに、ホッジスの母親オリヴィアが姿を現す。ホッジスは、職場に恋人がいると嘘をついていたため、「彼女に会わせてほしい」という母親の言葉にうろたえるが、そこでモーガンが助け船を出す。自らホッジスの偽の恋人役を買って出たのだ。オリヴィアは、モーガンに会って感激する。

 

ラッセルは、最初の犯行現場である結婚式場に残されていた証拠を分析し、犯人が使ったのは空砲だったものの、新郎のアンドリューが扮していたマッドハッターの帽子のボタンが銃身を塞いだため、そのボタンがまるで弾丸のように脳に達したことを突き止める。そして、結婚式場、空砲の銃、犯人の変装という共通点から、最初の強盗と2件目の強盗は同一犯によるものと見る。

ラッセルとグレッグは、クリスタルが指輪を買った宝飾店を訪ねて店員のエミリーに事情を聞く。エミリーは、指輪は高額な一点物で転売は難しいはずだと説明。さらに、クリスタルが以前にも何度も店を訪れていたことに言及する。要するにクリスタルは結婚相手に高額な指輪を買わせて別れるという行為を繰り返していたのだ。クリスタルの事情聴取を担当したグレッグは、彼女が強盗を仕組んだのではないかと疑うが、クリスタル本人は関与を否定する。

 

やがて、強盗犯が乗って逃げたウォルターのロールスロイスが発見され、金の飾りがことごとく取り去られていたことが判明。犯人が奪った金を溶かして売ろうとしている可能性が強まり、金の買取り屋のフレドリック・ラットという男が捜査線上に浮上する。しかし、彼は最初の犯行現場である結婚式場に現れた犯人と同じチェシャ猫の面を被せられ、溶けた金を飲まされて殺害されていた。フレドリックの死体の発見現場には先の2件の強盗事件で奪われた金品が。フレドリックが強盗犯の一人と思われたが、彼が飲まされていたのは金ではなく黄鉄鉱と分かる。おそらく、真犯人は仲間割れしたと思わせて捜査を攪乱しようとしたのだろう。

一方、ニックは2件の強盗事件の逃走ルートを調べ、強盗犯が包囲網をかいくぐって巧みに逃走していたことを確認。ラッセルは、今回の2件と同様の強盗事件が、ニューヨークとシカゴで金曜日、土曜日、日曜日の3日間連続でそれぞれ3件発生していたことを調べ上げる。今回のベガスの強盗は、1件目がおとといの金曜日、2件目が昨日の土曜日に起きている。となると、強盗犯が今日、ベガスで3件目の強盗を計画していると見るのが妥当だ。強盗犯が今日どの結婚式場を狙うつもりなのか分からないことから、CSIは3チームに分かれて行動を開始する。

 

その後、フレドリックの殺害現場で採取されたラテックス、さらには鋳鉄のひしゃくに付着していた皮膚の指紋から、救急隊員のカイル・ハートリーが捜査線上に浮上。彼の妻が例の宝飾店の店員エミリーであることが明らかになる。強盗犯はこの二人だったのだ。その頃、まだこの事実を知らないホッジスは、母のオリヴィアにひきずられるように例の宝飾店に連れて行かれ、モーガンに贈る指輪を選ぼうとしていた。そしてホッジスは、店頭に置かれていた入れ歯洗浄剤を見てハッとする。それはクリスタルのドレスに付着していたのと同じ成分……。エミリーが強盗犯の一人だと気付くホッジスだったが、時既に遅し。エミリー、そして店内にいたカイルに銃を向けられ、オリヴィアとともに連れ去られてしまう。

その直後、ラッセルたちも宝飾店に駆け付けるが、その頃カイルたちは救急車にホッジスとオリヴィアを乗せ、警察無線を聞きながらパトカーを避けて逃走していた。絶体絶命のピンチに陥ったホッジスは、モーガンは本当の恋人ではないことをオリヴィアに告白すると、手近にあったハロペリドール注射でとっさにエミリーを鎮静させ、カイルに銃を向けて救急車を止めるように言う。カイルはスピードを上げてそのまま逃走し続けようとするが、そこにパトカーが現れて救急車を包囲する。実は、モーガンのアイデアで使用する無線のチャンネルが変更されたため、カイルは偽の無線を聞いていたのだ。こうして、ホッジスとオリヴィアは無事に救出される。

事件解決後。ホッジスは恋人がいると嘘をついた件でオリヴィアに謝罪。オリヴィアもまた、実は伯爵の彼氏と破局していたことをホッジスに打ち明け、互いに親子の愛を確認する。そして、ほかのCSIメンバーたちもそれぞれの愛のかたちを確かめる。サラは夫のグリッソムから鉢植えのプレゼントを受け取った。ラッセルは自身の結婚アルバムを見返した。モーガンは父にチキンを差し入れ、それをエクリーは喜んだ。一方で、強盗事件で生涯の伴侶を失ったリサは、夫アンドリューの葬儀で鏡の国のアリスの一節を朗読。一人葬儀に参列していたフィンは、人知れず涙するのだった。


【豆知識】

サムシング・フォー

結婚式で花嫁が「古いもの」「新しいもの」「借りたもの」「青いもの」を身につけると幸せになれるという慣習のこと。

 

リベラーチェ

アメリカのピアニストでエンターテイナー。派手なコスチュームプレイで人気を博した。最初、青イモムシに扮したチャールズことアランは、ほかの結婚式ではリベラーチェの仮装をしていた。

 

【決めゼリフ】

「あとに残ったのは、抑圧された管轄の違いも飛び越え激しく求め合う男と女……」by ホッジス

モーガンとの嘘のなれそめを調子に乗って語るホッジス。つい暴走しそうになるところが、いかにも彼らしい。

 

【ゲスト出演者】

ホッジスの母オリヴィア役は、「地上最強の美女たち!/チャーリーズ・エンジェル」のケリー・ギャレット役で知られるジャクリン・スミス。

エミリー役は、「ハーパーズ・アイランド 惨劇の島」のクロエ役のキャメロン・リチャードソン。

カイル役は、「グッド・ワイフ」にネイサン・ランドリー役でゲスト出演しているペドロ・パスカル。

 

【鑑賞MEMO】

ホッジスのママ、ついに登場!

以前からホッジスの会話にたびたび登場してきた“ママ”がついに初登場した。演じるのは70年代にドラマ「チャーリーズ・エンジェル」でケリー・ギャレットを演じたジャクリン・スミス! 自分の“ママ”はなかなかイケてるとホッジスは語っていたが、まさにその通りだった。そして、そんな“ママ”に頭が上がらないホッジスは、職場に恋人がいると嘘をつき、偽の恋人役を引き受けてほしいとマンディに懇願。彼女にあっさりと断られるのは想定内だったが、モーガンが進んでそれを引き受けるとは想定外だった(ホッジスに貸しを作ることで今後は自分が担当する案件の分析を優先的にやってもらおうという魂胆がモーガンにはあったようだが、実は彼女なりの優しさもあったのかも)。

そして、そんなホッジスとモーガンの偽カップルが成立したおかげでラッキーだったのはエクリー。娘のモーガンと向き合って話すチャンスを与えられたのだから。エンディングでは、父親にチキンを差し入れようとするモーガン、それを喜ぶエクリー、二人の表情がとてもキュートで心が和んだ。

そう、エンディングでは、グリッソムからサラへの鉢植えのプレゼントも映し出された。すっかり遠距離婚が定着しているサラとグリッソムだが、相変わらず関係は良好な模様。また、最初の被害者の葬儀に参列したフィンの涙も印象的だった。

 

なお、ホッジスとオリヴィアがカイルたちに連れ去られるシーンでは、無線で「2チャーリー25」「2チャーリー6」などと、“C”を表すフォネティックコード“チャーリー(Charlie)”が何度も登場した。あれは、「チャーリーズ・エンジェル」に出演していたケリー・ギャレットに引っかけた演出だったのではないかと思う。

2013.8.17|CSI:12 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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