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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 7月6日(土) #12「CSI全員招集」(原題:Willows in the Wind)

Lv12_12自宅で襲撃を受けて被弾したキャサリンを乗せ、車で逃げるラッセル。一方で、キャサリンと連絡が取れない上に、彼女の自宅近くで発砲事件が起きたと知ったニックは、サラとともにキャサリンの自宅へ。路上で5.7の薬莢を発見するとともに、室内がエタノールで清掃されていることを確認。ターナーたちを襲った暗殺団の手口と見る。
そんな中、ラッセルの車が蜂の巣状態で乗り捨てられているのが見つかる。後部座席には大量の血痕が。ニックとサラは現場でブラスやグレッグらと合流し、捨てられたラッセルとキャサリンの携帯電話を見つける。二人は敵に通話を傍受されるのを恐れ、あえてそれを捨てたのかもしれない。

 

そんな中、偶然キャサリンの友人のキティに出くわしたラッセルたちは、彼女とともに殺人で臨場要請のあったモーテルの一室に身を潜める。そして、すでにモーテルへ到着していたロビンスにキティからメールを送信させると、自分たちがいる部屋に呼んでキャサリンの応急処置を頼む。

 

その頃、署には1時間遅れでブラスたちから連絡を受けたFBIのプラットが到着。グレッグとモーガンはキャサリンの自宅前の捜索を進め、彼女が撃たれたのは玄関を出てからであることを確認する。さらに、近くの土手でハラジロカツオブシムシに食い尽くされて白骨化した遺体を見つける。ニックとサラは、再びキャサリンの家の室内を調査。血溜まりの跡を見つけ、キャサリンが犯人の一人を仕留めたのかもしれないと推察する。

 

その後、「モーテルまで迎えに来てほしい」というラッセルの伝言をロビンスから聞いたブラスは、さっそくエクリーとともにモーテルへ。しかし、そこにラッセルとキャサリンの姿はなかった。実は、モーテルを出て怪しいトレンチコート姿の男(暗殺団のリーダー、オブレクト)を見つけて違和感を覚えたキティは、ラッセルとキャサリンの部屋に電話を入れて警告。ラッセルとキャサリンはバスルームの窓から部屋を出ると、キティと彼女の恋人の協力を得て、さらなる逃走を続けていたのだ。

 

一方、ロビンスは土手で見つかった白骨化死体の検視を行い、5.7ミリの銃で背中と前頭葉を撃たれていることを確認する。5.7ということはキャサリンが撃ったのではない。暗殺団の一味が誤って仲間を撃ったのだろう。それにしても、死体を土手に置き去りにするとは手口がずさんだ。ニックたちは、真の黒幕がマークをはめようとわざと彼に不利な証拠を現場に残したのではないかと考え始める。

 

キティと彼女の恋人の車で移動していたラッセルとキャサリンは、安全な場所まで送り届けてもらい、そこで使い捨てケータイと銃を譲り受けて彼らと別れる。安全な場所というのは、昔キャサリンがポールダンサーとして働いていたクラブ。オーナーのテディは、快くラッセルとキャサリンをかくまうことに応じる。一安心したラッセルは、そこでキャサリンと事件の経緯を整理し、辞職願メールのプリントアウトを見せる。驚いたのはキャサリン。それはキャサリン自身が書いたものではなく、敵が捏造したものだったからだ。犯人はキャサリンのメールアカウントを以前からハッキングしていたらしく、今回のメールには、職場での処遇に不満を感じているというキャサリンの心情のほか、キャサリンがローラの復讐のためにマーク・ガブリエルを殺そうとしていると解釈できる文章も綴られていた。ラッセルは、敵がキャサリンの犯行に見せかけてマークを殺すという筋書きを考え、そのためにキャサリンの自宅から彼女の予備の銃を盗み、さらにはキャサリンを殺そうとしたのだと指摘。キャサリンもこれに納得する。

 

ラッセルは、テディに検視局へ電話をかけさせ、死体袋を二つ持ってクラブに来るよう指示。キャサリンとともにその死体袋に入ってCSIのラボに戻る。そして、マークをはめようとしていた真の黒幕は、彼が死んで得する妻のローラではないかという結論に至る。ヘンリーは、ラッセルの指示でローラとマックエイドの死体を再調査。その結果、死体の身元はローラとマックエイドではなく、ターナーたちを襲った犯人のうちの二人と分かる。つまり、彼らは仲間の裏切りに遭い、ローラとマックエイドの替え玉にされたということ。真の黒幕はローラとマックエイドだ。この事実を知らされたプラットは、マックエイドの正体を見抜けなかった自分を責める。

 

CSIとプラットは、マークを呼び出して事件の真相を話し、捜査への協力を要請する。自分がオブレクトに狙われていることを知れば、マークが逆にオブレクトを多額の報酬で買収してローラを殺すよう命じるだろうと見越した上での作戦だ。予想通りにマークが動けば、オブレクトの一味、そしてローラとマックエイドを捕らえられる。
結局、マークは狙い通りオブレクトに多額の報酬を払い、金のために寝返ったオブレクトはローラの隠れ家に姿を現す。しかし、プラットとキャサリンはローラの隠れ家に先回りし、彼女に協力を頼んでいた。ローラを殺害しようとしたオブレクトはその場で逮捕され、オブレクトの供述によりローラもまた殺人謀議で逮捕される。

 

さて、ローラと組んでいたマックエイドは今どこにいるのだろうか? DNA鑑定の結果、キャサリンの自宅付近で見つかった白骨死体がマックエイドだと判明する。要するに、マックエイドはキャサリンの家に来ていた。しかも、マックエイドが使っていた40口径の弾丸はキャサリンの自宅の壁から発見されている。自分は彼に狙われていたのだとショックを受けるキャサリン。しかし、ラッセルはそんな彼女に対し「マックエイドは君を愛していた」と断言する。彼の発砲はキャサリンを守るための警告であり、背中の銃創がそれを物語っている、と。

 

事件解決後、キャサリンはローラに会い、なぜ自分を利用しようとしたのか問う。ローラは「他人を優先する性格だから操りやすいと思った」と返答。キャサリンは妥協して生きているだけで高みを目指すことをしないと見下す。その言葉に触発されたのか、プラットにFBIへ誘われたキャサリンは、CSIを辞めて転職することを決意。“家族会議”で、仲間たちにそれを報告する。メンバーたちは突然のことに衝撃を受けるが、離れても自分たちは“家族”なのだと互いの思いを確認し合うのだった。


【豆知識】
ゴルディロックス

英国の童話「3びきのくま(Goldilocks and the Three Bears)」の主人公である金髪の少女の名前。
キャサリンはポールダンサー時代、“ゴルディロックス”と呼ばれていた模様。

 

オッカムのカミソリ
ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきではないとする指針。14世紀の哲学者・神学者のオッカムが提唱した。
サラは、事件の裏で手を引いている人物は誰なのか考える際、このオッカムのカミソリの考えが役立つとキャサリンに話し、黒幕はローラであるとの見方を示した。

 

【決めゼリフ】
「二度と外へ出られないのにご立派ね。せいぜい高望みするがいいわ。それと……、操れると思って私を選んだのにおあいにく様。人を見くびるからこうなるのよ」by キャサリン

自身の欲望のために人を殺すこともいとわず、友人をも破滅させようとしたローラに対するキャサリンの一言。よりにもよってキャサリンを見くびるとは、ローラも一生の不覚!!

 

【ゲスト出演者】
ローラ役でアナベス・ギッシュが、マックエイド役でグラント・ショウが、プラット役でマット・ローリアが、マーク役でタイタス・ウェリヴァーが再登場。
テディ役は、「ヴェロニカ・マーズ」のリアム役などで知られるロドニー・ローランド。

 

【鑑賞MEMO】
さようなら、キャサリン

今シーズン、降格という不名誉な状況に追い込まれたキャサリン。保安官のリストンに上院司法委員会が設置を検討している科学捜査委員会の仕事に誘われるといった場面もあり、彼女が今後のキャリアを考えて大きな決断をするのでは……と覚悟はしていたが、FBIへの転職というかたちでCSIを去ることになるとは。これで、グリッソム、ウォリック、ラングストンに続いて、主要メンバーであるキャサリンまでもが番組を離れるかたちに。ロングランシリーズではキャストの入れ替えは避けられないが、ポールダンサーから警察官へ転身したという異例の経歴を持ち、離婚や子育て、元夫や父親(サム)の死といった人生経験を積みながらも真摯に仕事と向き合い続けてきたキャサリンというキャラクターを失うのは、本当に残念でならない。だからこそ、キャサリンが招集した最後の“家族会議”のシーンはやはり印象深く、キャサリンと仲間たちが交わす言葉の一つ一つが胸にしみた。

 

個人的には、エンディングでキャサリンとモーガンがダイナーで向き合うシーンも感慨深かった。というのも、あのシーンはまさにシーズン1の第1話、キャサリンが後に殉職することとなるホーリーとダイナーで向き合うシーンの再来! あの時、CSIの仕事が好きではないというホーリーに対し、「もし、最初の事件を解決して、自分がキングコングにでもなったような気がしなかったら辞めればいいでしょ?」と諭していたキャサリン。いかにCSIの仕事が好きでやりがいを感じているかを熱く語っていた彼女が、今回はモーガンに「昔ここでみんなとよく話したわ。事件を解決したときの気持ちって、コカインをすったキングコングみたいって」と話し、その快感は一瞬のもの、自分の幸せを犠牲にするほどのものではないと付け加えた。そこには、キャサリンの12年間の経験の重みが感じられて……。
さらには、シーズン1の第1話ではホーリーとの会話中にブラスからの呼び出しを受けてキャサリンが現場に向かおうとしたのに対し、今回はモーガンが呼び出しを受けて現場に戻るというシチュエーションの逆転も。これが世代交代ということなのだろうか。

 

とにもかくにも、長年番組を盛り上げてくれたキャサリンにはありがとうと言いたい。

2013.7. 6|CSI:12 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(4)トラックバック(0)

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コメント

キャサリンが居なくなるのは寂しいけど…いつか会えるといいなぁ… ありがとうキャサリン!
グラント・ショー、歳を重ねたけど、男前は変わらないねsign01大好きだなぁwink
ローラ…キャサリンを甘くみすぎだね。

投稿: Lala | 2013.07.07 00時28分

キャサリンのラストエピに相応しい見応えのある内容でした。吹き替えの高島さんも12年間お疲れさまでした。

投稿: ダン・タンナ | 2013.07.07 08時41分

ウォリック、ギルに続いてキャサリンまで去る日が来るとは・・・。
でも、ギルが特別出演していたようにキャサリンもFBI捜査官として再登場することに期待!
これからもキャストは変わってもCSIの精神は受け継がれて欲しい。


投稿: KEN | 2013.07.07 13時48分

さようならキャサリン・・・12年間お疲れ様でした!
そしていつかまた会える日を楽しみにしています!

投稿: 安西 | 2013.07.08 11時45分

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