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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月4日(土) #3「滴り落ちる顔」(原題:Bittersweet)

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ニックとロビンスの姪がアートの鑑賞を楽しんでいたギャラリーで、死体の一部が詰められたセメントブロックが見つかる。このアートを作ったのはスレイドというアーティスト。トレッサー・パークのゴミ捨て場で拾ってきたものを作品の材料にしたという。ラッセルとニックはトレッサー・パークの現場検証にスレイドを同行させ、そこで死体の頭部が詰められたセメントブロックを見つける。ニックは、死体の耳のピアスや死体をセメント詰めにするという手口から、5年前にサラが担当した事件を思い出す。

ラボに戻ったラッセルは、サラから5年前の事件の詳細を聞く。犯人は、ジーナ・シンクレアとトッド・シンクレアの夫妻。5人の少女を監禁してレイプ、および殺害して有罪となり、主犯とされたトッドには懲役120年の刑が処せられた。妻のジーナは「夫に少女たちの虐待を強要された。自分も被害者」と訴えたため刑期は5年となり、2カ月前に出所。ただし評決後、ジーナが被害者のうち唯一の生き残りであるコリーン・ヒューズを率先して虐待する映像が見つかっている。当時からジーナが主犯格だと見ていたサラは、今回の事件もジーナによるものと見る。

 

ロビンスはギャラリーとゴミ捨て場で見つかった死体の検視を行い、被害者は12歳から15歳の少女で、性的暴行らしき跡が見られることをサラに報告。被害者の年齢や暴行の手口から、サラはジーナの犯行だと確信する。キャサリンは、ジーナを裁くことへの執念を見せるサラの態度を心配し、ハスケル事件のラングストンの二の舞を彼女に踏ませないようラッセルに忠告する。
その頃、サラは一人ジーナのアパートに向かい、アパート前でシンクレア夫妻の二人目の被害者ジェニファー・バロウズの父エドの車を発見。車内からジーナを監視していたエドに家へ帰るよう言うと、アパートのプールにいたジーナのところへ行き、新たなセメント詰めの少女の死体が見つかったことについて彼女に警告を与える。そして、「ここにいるジーナ・シンクレアはレイプ犯で殺人犯!」と、ほかのアパートの住人たちに大声で知らせた後、彼女の部屋を家宅捜索する。
その後、サラの行為を訴えるとジーナの弁護士が脅しをかけてくる。ラッセルはサラを叱責しつつも、シンクレア夫妻による事件の被害者コリーン・ヒューズに会いに行く役目を自ら買って出る。そして、カフェでコリーンに会うと、護衛を付けると彼女に提案。けれども、コリーンはそれを拒む。

 

やがて、歯の治療記録から、今回の事件の被害者は13歳のサマンサ・チェイスと分かる。サマンサの爪の間からはポメラニアンの毛が出て、ジーナがポメラニアンを飼っていると知っているサラは、ジーナの犯行だとますます確信を強める。
そんな中、コリーンが姿を消したことが分かる。ジーナの仕業と考えたサラは、ラッセルとともにジーナのアパートへ急行。ところが、ジーナは娘を殺された仇討ちをしようとするバロウズによって拘束されていた。サラは、コリーンが行方不明になっており、居場所を知るのはジーナだけだとバロウズに説明。バロウズは何とか犯行を踏みとどまる。

 

バロウズに暴行されたジーナはひとまず病院へ。コリーンの行方は依然として分からないままだ。ニックは、セメント詰めにされたサマンサの遺体の切断面に付着した洗剤の成分から、切断の道具は高圧洗浄機と推察。さらに、サマンサの遺体から出た精液が、トレッサー・パークにゴミの不法投棄をしたライアン・トーマスのものと一致することをヘンリーが突き止める。CSIは、ジーナがかつてのトッドのようにトーマスを操って犯行に及んだと見て、トーマスの勤務先だったマリーナへ。そして、廃屋となった倉庫に踏み込み、コリーン自身が監禁した少女を虐待する姿を目の当たりにする。ジーナによる仕打ちで心に傷を負ったコリーンは、自分がされたことを別の少女たちに行っていたのだ。被害者だったコリーンの犯行という衝撃的な事実に、サラは愕然とする。

 

一方、路地裏では裸の男性の遺体が発見され、グレッグとモーガンが捜査を担当。検視の結果、肺からチョコレートが検出され、信じがたいことにチョコレートで溺死したことが明らかになる。グレッグとモーガンは、成分の分析により突き止めたチョコレートの製造元を訪ね、CEOのアンジーに被害男性のことを聞く。アンジーによると、どうやら男性はチョコレート工場へ職探しに来た人物らしい。グレッグたちは引き続きチョコレート工場の内部を調べ、排水溝に被害者のものとおぼしき頭皮と毛髪を発見。チョコレートの釜に陰毛の混入も確認し、被害者が死んだのはこの工場だと特定する。また、被害男性の身元は、25歳のチャド・エリスであることも判明。彼の自宅にあったパソコンのデータが手がかりとなり、彼はかつて例のチョコレートのCMモデルだったことが分かる。
この事実を受け、グレッグとモーガンはアンジーを署に呼んで尋問。アンジーは、チョコレートを食べすぎて太ったために職を失った元モデルのチャドが職探しに工場へやって来たことを認める。そして、将来を悲観してチョコレートの釜に身を投げて自殺したチャドの遺体を、警備員に始末させたことを白状する。「商品のチョコレートが台無しになってはビジネスに響くと思い、通報しなかった。自分の手は汚していない」と訴えるアンジーだったが、死体遺棄の罪は重い。彼女は現実を知って肩を落とすのだった。


【豆知識】
セメントの女

1968年に公開されたアメリカ映画。主演はフランク・シナトラと、「CSI:マイアミ」の ヴィーナ・ナヴァロ役が記憶に新しいラクエル・ウェルチ。原作はマーヴィン・H・アルバート。
ラッセルは、原作は面白かったが映画はいまいちだったとニックに話した。

 

ケロッグ博士
コーンフレークの生みの親、ケロッグ博士が経営するサナトリウムでの出来事を描いたT・C・ボイルによるフィクション小説。 アンソニー・ホプキンスの主演で映画化もされている。
ラッセルは、グレッグとモーガンにこの小説を勧めた。

 

【決めゼリフ】
「アートギャラリーなんて君らしくない。デートだろ?」by ラッセル

ラッセルの直感力、かなりのもの!

 

【ゲスト出演者】
コリーン役は「跳べ!ロックガールズ ~メダルへの誓い」のエミリー役のチェルシー・ホッブス。
ジーナ役は「プリズン・ブレイク」のタバック役などで知られるステイシー・ハイダック。
アンジー役は、映画『スコーピオン・キング』や『X-MEN2』、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」や「HAWAII FIVE-0」へのゲスト出演のほか、「CSI:ニューヨーク」への刑事役での複数話出演などで知られるケリー・ヒュー。
トーマス役は、「BONES ボーンズ -骨は語る-」のウェンデル・ブレイ役のマイケル・グラント・テリー。

 

【鑑賞MEMO】
サラが再び被害者に感情移入

今回のエピソードは、遺体をコンクリート詰めにされた少女殺害事件(Aプロット)、チョコレートで男性が溺死した事件(Bプロット)の二本立て。Aプロットの主役は、間違いなくサラだ。少女(女性)が被害者となる事件にはことさら感情移入する彼女の人柄が、久しぶりに顕著に。つい先入観で冷静な見方を欠いてしまったサラだが、ジーナのアパートのプールで「ここにいるジーナは殺人犯!」と大声で知らしめたのも、少女の監禁、レイプ殺人を主導しておきながら相当な裁きを免れたジーナに対する被害者およびその遺族たちの気持ちを思ってこそ。エドにジーナ殺害を思いとどまらせた際、ジーナから「ありがとう」と言われた時に見せた、あの怒りの表情も印象的だった。
個人的には、被害者だったコリーンによる犯行だと知ってショックを受けたサラを、ラッセルが食事に誘うエンディングが気に入った。ラッセルは、人の心をつかむのがなかなかうまいようだ。人の心をつかむと言えば、ラッセルはキャサリンの心もつかみ始めている模様。「あなたがチームを守るの」とキャサリンはラッセルに忠告。それを素直に受け入れるラッセルの姿にも好感が持てた。

 

Bプロットは、新顔のモーガンのキャラクターを印象づける見せ場が満載。グレッグに「私、職場の人とはデートする気ないから」と宣言したり、ロビンスに「親のコネで(CSIに)入ったわけじゃないので」と返したり、とにかく彼女は勝ち気でハッキリとしたタイプのようだ。そして、「ニックとロビンス先生の姪御さんて、デキてるの!?」とグレッグに聞くあたりを見ると、彼女もラッセルに負けず劣らず人間観察力に長けている様子。そう、ニックとロビンスの姪とはどんな関係!? なかなかいい雰囲気だったけれど、今後ロビンスの姪の登場予定はない模様。ちょっとガッカリ!?

2013.5. 4|CSI:12 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

直前にシーズン5でサラがDV被害の事件に感情移入してキャサリンやエクリーと舌禍事件起こして謹慎処分を食らった回を見ていたのでまたやったサラには苦笑い。
人間の本質は数年程度ではそうそう変わるものではないのですな。

投稿: nightmareplus | 2014.07.17 21時28分

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