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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月25日(土) #6「苦痛の女王」(原題:Freaks & Geeks)

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路上でシートにくるまれた女性の死体が見つかる。両腕や両肩には等間隔で皮下注射器の針やシシカバブ用の串が刺さっており、それには溶けたロウソクも付着。瘢痕は、彼女が長期間串刺しの拷問を繰り返し受けていたことを示唆していた。やがて、膝に使われていた人工関節のロット番号から、被害者の名はレイチェル・グリアと判明する。

 

キャサリンは、レイチェルの姉で動物園勤務のドクター・アリソン・グリアを訪ねる。彼女によると、自由奔放だったレイチェルとは仲が悪かったらしく、もう何年も会っていないとのこと。しかし、アリソンの娘シルヴィアは3日前にレイチェルとランチをともにしたという。シルヴィアは、レイチェルがアリソンと仲直りして家に戻りたがっていたと話す。

 

ヘンリーによる薬物検査の結果、レイチェルはリドカインで局所麻酔した後、針で刺されていたことが明らかに。なぜ、犯人はわざわざ拷問の前に麻酔を打ったのか、グレッグは首をかしげる。さらに、ホッジスの気付きとニックの分析により、死体がくるまれていたシートに“人間燭台”の絵が描かれていたことが判明。レイチェルの体に刺さっていた針は、まさに“人間燭台”のロウソク用だったことが分かってくる。モーガンは“人間燭台”をキーワードに画像をネット検索し、ウィリー少佐が率いる一座が催すフリーク・ショーで“人間燭台”が披露されていることを知る。

 

ラッセル、キャサリン、ニックは、さっそくフリーク・ショーの会場へ。そこでは、エレファント・マンをはじめとするさまざまな見世物が用意されていたが、“人間燭台”は休演中だった。ラッセルたちは一座の長であるウィリー少佐に話を聞き、レイチェルが“人間燭台”のパフォーマーだったことを確認すると同時に、レイチェルが死んだと聞いても驚かない少佐の態度に違和感を覚える。しかし少佐は、「フリーク・ショーに出ていれば酒や薬などの慰めが必要。過剰摂取で死んでも不思議はない」と言ってのける。
ラッセルとニックはレイチェルが寝泊まりしていた楽屋兼テントを調べ、冷蔵庫に血液の入った袋を、戸棚にリドカインを、ベッドに精液の痕跡を発見する。

 

ラッセルは、歌手だった両親と旅芸人の一座にいた過去をキャサリンに話すと、両親が一座を辞めようと真夜中に逃げ出したことに触れる。そして、レイチェルも家に戻りたがっていた、つまり一座を辞めたがっていた点に着目する。そんな中、薬物検査の詳細な結果が出て、レイチェルの死因は薬物の過剰摂取ではなく、呼吸管理をしないと危険な麻酔薬プロポフォールで横隔膜が麻痺したことによる窒息死と判明。ボディピアスを施術するライセンスを所持していることから、リドカインをはじめとする薬を入手することが可能だったウィリー少佐が容疑者に浮上する。
署で取り調べを受けることになった少佐は、レイチェルは薬の力を借りてフリークを演じていたと説明。死因となったプロポフォールがレイチェルの楽屋で見つかっていない点を指摘して関与を否定すると、後に釈放される。

 

モーガンの調べで、レイチェルのテントの冷蔵庫に保管されていた血液は、ショーで使用するための彼女自身の血液だったことが判明。さらに、2週間前に採取されたレイチェルの血液のホルモン値が妊娠を示していたことが明らかになる。けれども、レイチェルの検視では彼女に妊娠の徴候はなかった。また、レイチェルのベッドで見つかった精液は、フリーク・ショーのエレファント・マンこと、プロテウス症候群のジョシュアのものであることが分かる。
署に呼ばれたジョシュア。キャサリンは、自分との子を中絶し一座を辞めて離れていこうとするレイチェルが許せず彼女を殺したのではないかと詰問する。するとジョシュアは、レイチェルとは愛し合っていたと断言し、流産したレイチェルがもう一度自分との子どもを欲しがり、一緒に一座を抜けたがっていたのに対し、自分は一座を出るつもりはなく、辞めたいなら一人で辞めるよう言ったと供述する。

 

その後、ウィリー少佐は死体となって発見され、死体のそばにいたレイチェルの姪のシルヴィアが少佐殺害の容疑者として逮捕される。シルヴィアは、憧れていたレイチェルが何をしていたのか、本当の姿を見てみたくてフリーク・ショーに行き、レイチェルのテントを探しているうちに少佐の死体を発見しただけだと訴えるが……。
少佐は一見すると首吊り自殺のように見えたが、グレッグとニックが少佐の胃の内容物を調べた結果、食いちぎられた乳首が見つかる。どうやら、少佐と争って乳首を食いちぎられた何者かが、彼を殺害して自殺を偽装したようだ。ニックは、一座の一員のゾディアックの犯行を疑うが、ゾディアックの乳首に損傷はなし。その後の調べで、ジョシュアと二卵性双子のセスが少佐殺害の犯人と分かる。署で取り調べを受けることとなったセスは、少佐からレイチェルの死体を棄てるよう頼まれて実行したが、プロポフォールの小瓶を見つけて少佐の犯行を疑い、問い詰めようとして弾みで殺してしまったことを認める。

 

では、レイチェル殺害は本当に少佐の仕業だったのか? 結局、セスが見つけたプロポフォールの小瓶は動物園につながり、レイチェルを殺したのは姉のアリソンと分かる。アリソンはエレファント・マンと愛し合うような妹に娘のシルヴィアが感化されるのが許せず、レイチェルを殺したと自供。レイチェルが死んだ今、シルヴィアはもう安全だと悪びれずに言い、キャサリンをあきれさせるのだった。


【豆知識】
フリーク

奇形、異形、異様な出来事、奇人などを指す言葉。フリーク・ショーとは、フリークを見世物にしたショーのこと。

 

プロテウス症候群
成長の過程で、頭部、手足など身体の一部で骨格や皮膚が異常な増殖を示す、原因不明の過誤腫性症候群のこと。
映画『エレファント・マン』の題材となったジョゼフ・メリックはプロテウス症候群の一人。

 

【決めゼリフ】
「容疑者が動かぬ証拠を吐いたそうね」by キャサリン

飲み込んだ証拠の小瓶を胃から吐き戻したセス。「証拠を吐いた」とはまさにその通り!

 

【ゲスト出演者】
少佐役は、映画『えびボクサー』の主演のほか、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのギブス役や、「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」へのゲスト出演などで知られるケヴィン・マクナリー。
アリソン役は、「ふたりの男とひとりの女」のアシュレイ役のスザンヌ・クライヤー。

 

【鑑賞MEMO】
徐々に明らかになるラッセルの過去

今回は、フリーク・ショーの一座の一員が殺害されるというエピソード。その中でラッセルは、歌手だった両親と旅芸人の一座にいた過去を語った。なるほど、そのような彼の特殊な経験が、今の一風変わったラッセルのキャラクターを形成したのかと納得だ。

 

一風変わっていると言えば、彼の女性関係もそうだ。キャサリンとの会話の中で、互いの初体験について語ったラッセル。「16歳の時にトニーという子とお酒の勢いで……」とキャサリンからあっさりと聞き出してしまうのも風変わりなラッセルならではだが、何より驚かされたのは、彼が妻以外の女性と付き合ったことがないという点。現在の妻と大学1年で出会って以来、彼女一筋だという。ラッセルを演じるテッド・ダンソンは、「D・B・ラッセルを本当の変人に仕立てるなら、妻以外の女性と寝たことがないと言わなきゃならないと思ったよ。彼は古くさい変人。そこが気に入っている」とインタビューで語っている。面白い話だ。
今後も、脚本家ならびに演じるテッド・ダンソンが、D・B・ラッセルというキャラクターの個性をどう色づけしていくのか見ものだ。

2013.5.25|CSI:12 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(3)トラックバック(0)

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コメント

奥さんが最初で最後の人、の設定が[変人]に組み込まれることに違和感(-_-#)

むしろ、純愛だと思う(*^^*)

女性に対する処女信仰はあるのに、男性だと“異常”になるってこと!?
全くもって、あり得んわ(;¬_¬)

投稿: 莉愛 | 2013.05.28 07時49分

奥さんが最初で最後の人、の設定が[変人]に組み込まれることに違和感(-_-#)

むしろ、純愛だと思う(*^^*)

女性に対する処女信仰はあるのに、男性だと“異常”になるってこと!?
全くもって、あり得んわ(;¬_¬)

投稿: 莉愛 | 2013.05.28 17時44分

少佐ってギブス君だったのか、気づかなかったorz

投稿: nightmareplus | 2014.07.17 21時41分

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