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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月18日(土) #5「娘よ」(原題:CSI Down)

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スターリング山で殺人事件との報告を受け、ラッセル、グレッグ、モーガンが現場へ。ところが、脈がなかったはずの被害者が息を吹き返したため、救助ヘリで病院へ運ぶこととなる。そんな中、ノースタウンのギャングのアジトで起きた殺人事件現場に臨場していたニックから、二重殺人だったため応援が欲しいとの要請が入る。ラッセルはグレッグを救助ヘリに同乗させてノースタウンへ向かわせようとするが、モーガンは自分が行くと志願。意気揚々とヘリに乗り込む。

ギャングのアジトで殺されていた被害者は、「マッド・テン」というギャングのメンバーのウェス・エイキンとトニー・マロス。裏口を破るのに犯人が使った工具が手がかりとなり、過失致死で10年服役し半年前に出所したばかりのフランク・キャファティが容疑者に浮上する。

 

スターリング山の現場の調査は進み、指紋照合の結果、生き返った被害者は何とニックが担当する二重殺人の被疑者フランク・キャファティと判明する。それに気付いたラッセルは、フランクを搬送するヘリに同乗中のモーガンに急いで連絡するが、時既に遅し。フランクは痙攣するフリをしてモーガンの銃を奪うと、まんまとヘリをハイジャック。パイロットにメキシコへ向かうよう命じる。

 

ヘリのハイジャックに気付いたラッセルは、法廷での仕事を終えたキャサリンとサラにフランクの身辺の洗い出しを指示。彼の娘のサマンサが、マッド・テンと関わりを持った末、クスリを打たれてポルノビデオに出演させられていたことが分かってくる。フランクは娘を救い出そうと、彼女の居場所を聞き出すためにギャング二人を殺した。しかし、その後ギャングの報復に遭い、スターリング山に連れて行かれ、撃たれて放置されたのだ。

 

やがて、スターリング山の第一犯行現場で見つかった二つの血だまりの一つはフランクのもので、もう一つはマッド・テンと関わりのある前科者で現在デザートパーム病院に入院しているティファニー・バンフォードのものと判明。ニックは病院のティファニーを訪ねる。彼女は、マッド・テンの連中にスターリング山に連れて行かれ、フランクの前でサマンサになりすまして殺されるフリをしたことを告白。これを後から聞かされたラッセルは、サマンサが生きて逃げているからこそマッド・テンが面倒な工作をしたのではないかと見る。

 

ヘリの中では、モーガンが会話によりフランクを落ち着かせようとしていた。フランクは、自分が刑務所に入っている間にサマンサがマッド・テンとの関わりを持つようになったことや、疎遠となった娘を救ってやり直そうとしたこと、それなのに自分のせいで娘が殺されてしまったことなど、苦しい胸の内を語る。モーガンは、自分も父親(エクリー)とは両親の離婚以来、親しい関係になかったことに触れ、今はやり直せるか賭けてみたくなったと話す。フランクはそんなモーガンに心を許しかけるが、そこで救急隊員が反撃に出る。しかしそれが裏目に出て、救急隊員はフランクとのもみ合いの末に撃たれてしまう。

 

一方、署にはテレビで父親の事件を知ったサマンサが姿を現す。父親がほかの人を傷つけるのを止めるためにも捜査に協力したいというのだ。今はマッド・テンとも縁を切って地道に暮らしているというサマンサは、娘のモーガンの身を案じるエクリーの前で、父親のフランクに無線で呼びかける。フランクはサマンサの声を聞いて安堵するが、するとサマンサは突然、「『願い事の叶う井戸』に行けば、逃がしてくれる人がいる」と言い出す。彼女は、父親を逃がそうとしているのか!? ラッセルは、父親を陥れるつもりで捜査に協力するフリをした可能性もあると考える。

 

その後、防犯カメラの映像をチェックしたサラとニックは、彼女がマッド・テンのメンバーの車に乗って署にやって来たことを確認する。やはり、サマンサは父親をハメようとしていたのだ。彼女にとっては、今やマッド・テンが家族。縁を切るどころか、仲間のメンバーを殺した父親への復讐を率先して実行しようとしているのだ。グレッグはサマンサの目的を知って激情し、「ヘリをどこへ行かせた!?」と彼女を問い詰める。けれどもサマンサは、「もう遅い」と冷ややかに言うだけだった。

 

「願いが叶う井戸」にはマッド・テンのメンバーが待ち構えているに違いない。自力でその場所を絞り込まなくてはならないCSIは、フランクの私物の写真を頼りに、何年も前に閉鎖された古いテーマパークにあたりを付ける。その頃、フランクとモーガンたちを乗せたヘリは、テーマパークへの着陸直前、マッド・テンの銃撃を受けて墜落。パイロットおよび救急隊員は死亡する。モーガンは何とか無事で、ケガを負ったフランクを連れてそばの建物に隠れる。程なくして、マッド・テンは駆けつけたベガス市警と銃撃戦に。モーガンも、建物に入ってきたメンバーの一人を射殺する。結果的に、マッド・テンの連中は一掃されるが、重傷だったフランクは帰らぬ人となる。

 

ひとまず事件は片付き、駆けつけたエクリーはモーガンを固く抱きしめ、無事を喜ぶ。「大丈夫」「平気」と気丈に振る舞うモーガンだったが、ラッセルに付き添われて現場を離れる際には、こらえきれずに涙を見せるのだった。


【豆知識】
ネバダ州の所得税

アメリカ屈指の観光地、ラスベガスを抱えるネバダ州は、観光収入が極めて多いため住民の所得税はない。
ロスの良さを強調するモーガンに対し、ラッセルは「ベガスは所得税ゼロの天国」と対抗した。

 

【決めゼリフ】
「こんな風に終わられちゃ困る」by エクリー

モーガンとやり直すチャンスかもしれないとラッセルに言われたエクリーの返答がこのセリフ。エクリーのモーガンへの思いが凝縮されている。また、ベガス署CSIに来て間もないというのに、すんなりとエクリーからこんな言葉を引き出すラッセルは、やはり不思議なキャラクターだと認識させられた一言でもあった。

 

【ゲスト出演者】
サマンサ役は、「スイッチ ~運命のいたずら~」のベイ役や、「WITHOUT A TRACE」のハンナ・マーロン役、「ギルモア・ガールズ」のエイプリル役などで知られるヴァネッサ・マラーノ。
警官のシェリー役は、これまでも「CSI:科学捜査班」にナース役などで複数話ゲスト出演し、「CSI:マイアミ」には警官のポーラ役でやはり複数話ゲスト出演していたシェリー・ベルグ。

 

【鑑賞MEMO】
モーガンとエクリー、父娘の物語

今回は、新入りのモーガンがハイジャックしたヘリに乗り合わせ、しかもそのヘリが墜落、さらには銃撃戦に巻き込まれるという、完全に彼女が主役のエピソード。その中でも、中心となって描かれたのが、モーガンとエクリーの父娘の関係だ。エクリーは、2000年にモーガンの母親である妻と離婚。当時、14歳だったモーガンは、母親について行きエクリーと離れた。以来、モーガンとエクリーは疎遠になったという設定だが、実際にモーガンは父親にどんな感情を抱いているのか、エクリーもまた娘をどう見ているのか、そもそもモーガンがベガス署CSIを新たな職場に選んだ理由は何だったのか、今回のエピソードのおかげで見えてきた気がする。
いつもは強気なモーガンが緊張から放たれた瞬間に見せた表情や、冷静なエクリーが娘のために動揺する姿など、双方の人間性を垣間見るシーンも多く、その合間に登場する、穏やかながらも鋭い視点で事件の本質を見極めるラッセルの仕事ぶりも印象に残った。

 

印象的といえばグレッグも。「フランクを逃がせばいい」とラッセルに訴えたり、モーガンを危険にさらしたサマンサに激高したり。モーガンにはただの同僚を超えた感情を持っているように見えたが!?

 

サマンサを演じたヴァネッサ・マラーノの演技の印象深かった。昨年11月の「グレイズ・アナトミー8」で見せた12年間も監禁・虐待されていた少女の演技が記憶に新しいが、今回の演技もお見事。彼女がエクリーを鼻で笑うシーンにはゾッとさせられた。

 

付け加えると、モーガンの不死身っぷりにも驚かされた。墜落するヘリに乗っていたというのに、ほとんど無傷。まるでホレイショ!? そのあたりはややリアリティに欠けていたが、モーガンという新キャラをうまく番組になじませるためにも、今回のエピソードは大きな役割を果たしたと思う。

2013.5.18|CSI:12 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

あの娘…父親の死を後悔する日が来るのか!?
グレッグ…モーガンは脈無さそうだねsmile
アーチー←台詞じゃなく本人が見たいよdelicious

投稿: LaLa | 2013.05.20 20時50分

CSI12の時間が2012年ならモーガンは26ですか。彼女パッと見ティーンエイジャーに見えるけどアップで見ると物凄く老けて見える不思議なルックスなのでイマイチ年齢がよく分からなかった

投稿: nightmareplus | 2014.07.17 21時38分

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