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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月20日(土) #1「73秒間の修羅場」(原題:73 Seconds)

Lv12_01ハスケル事件の責任を問われ、ラングストンはCSIを去り、キャサリンは降格に。上層部は、チーム再生のためシアトルCSIにいたD・B・ラッセルを新主任として送り込む。そんな中、ホテル間を結ぶトラムで銃撃戦が発生。たった73秒間の乗車時間中に車内は地獄と化し、死者2名、負傷者3名が出る。ラッセル、キャサリンらはさっそく捜査を開始。ハワイでの3週間の研修を終えて現場に合流したニックは、まるで死体のようにトラムの床に横たわるラッセルと奇妙な初対面を果たす。

 

発砲した一人である警備員いわく、「乗客が発砲したので規則通りに応戦した」とのこと。警備員の弾に被弾して死亡したのはカウボーイ風の男で、もう一人の死者はニューヨーク在住のトム・フィナティと分かる。さらに後の検視で、トムは肺ガンの末期患者で射殺されたのではなく刺殺だったことが明らかになる。一部始終を目撃したはずの6歳の少年エメットは、恐怖からか「エイリアンがいた」としか語らない

 

やがて、カウボーイ風の男は、アリゾナから銃の即売会に来ていたロバート・マンドラーと判明。また、トラム内に残されていたネバネバした痕跡はタコによるもので、エメットが見たエイリアンとはこのタコだったことが明らかになる。そして、被弾して現場から逃げたタコが、パレルモ駅の線路下で見つかる。3名の負傷者のうちの一人の脚に傷があり、麻痺の症状が見られたのは、このタコにかまれたせいだったのだ。

 

防犯カメラにはトラムから逃走する男女が写っており、ホッジスの指摘がヒントとなってまず女の身元が割れる。シズという風俗嬢だ。彼女はただ男に車内でナンパされただけだと説明。CSIは、彼女から得た情報を元に彼女と一緒に逃げた男の身柄をホテルの部屋で確保する。彼はトムの弟のジミー・フィナティだった。

 

署で取り調べを受けることとなったジミーは、ベガスへの旅は末期ガンだった兄のトムの最後の願いだったと話す。そして、事件の経緯についてこう語る。まずは、トラムの車内でトムの腹部にナイフが刺さっているのを見たジミーは、慌ててナイフを引き抜いた。すると、手にナイフを持っているジミーを見てマンドラーが発砲。それに警備員が応戦した、と。もはやトムは助からないと判断し、ジミーは現場から逃げたというのだが……。

 

では、トムは誰に刺されたのだろうか? ラッセルは、何も語ろうとしないエメットの緊張をうまく解きほぐし、彼から重要な手がかりを得る。何でもエメットは、トラムに乗る際にある男が落とした100ドル札を拾っていたというのだ。その紙幣には血染めの指紋が付着しており、落とした男は一つ前の車両に乗っていたアレン・クリックで、紙幣は乗車直前にトムがATMで下ろしたものと判明する。また、クリックとジミーは過去の犯罪仲間で、二人が5年前に逮捕された際、クリックだけが実刑になっていたことも明らかになる。自分と稼いだ金を独り占めしたジミーに仕返しすべく、5日前に仮出所したクリックはジミーの行方を突き止めてベガスまで尾行してきた。しかし、トムがそれに気付き、ジミーがシズに見とれている隙に、駅のトイレでクリックに金を渡して話をつけようとした。その結果、クリックに刺されてしまったトムは、弟のそばで最期を迎えたい一心で同じトラムに乗り込んだのだ。自分を守ろうと必死になった兄のため、ジミーはクリックが行きそうな場所をCSIに告げる。その結果、行方をくらましていたクリックは発見され、逮捕される。

 

一方、上半身がシワだらけの男性の変死体がブライム郡で発見され、サラとグレッグが捜査にあたる。男性には穿刺創があり、結合組織と皮下脂肪が分離していた。彼が鹿のハンターと見たグレッグは、自分の従兄弟が特殊なエアコンプレッサーを使って鹿の皮を筋肉から剥がすことを思い出し、男性も空気を注入されたのではないかと推測。男性に付着していた黒い痕跡が、業務用のエアコンプレッサーの潤滑油と分かると現場に戻り、近くにあるトラックの休憩所で大型のエアコンプレッサーを見つける。
サラとグレッグは、さっそく休憩所のオーナーであるギブスを尋問。被害者の写真を見せられたギブスは、被害者は狩り仲間のデル・ハートリーだと供述し、エアコンプレッサーに人血が付着していると指摘されると「事故だった」と弁解を始める。ギブスいわく、デルは仕留めた鹿が息を吹き返したのでなだめようとしたが、その際に鹿に角で刺されてしまったとのこと。狂犬病などの感染を恐れたデルは、エアコンプレッサーで傷を洗浄し始めたが、今度はエアコンプレッサーのノズルが傷から抜けなくなり、体内に空気がどんどん入って死亡したというのだ。ギブスは、商売への支障と密漁発覚を恐れて死体を遺棄したことを認める。

 

事件解決後。ラングストンの一件により、規則よりも感情を優先させるチームの弱点が露呈したためにラッセルが送り込まれたと受け止めているキャサリンは、今後は規則を重視すると主張。しかし、人情派のニックはそれに納得できず、二人は大声で口論し始める。周りのメンバーたちの不安そうな様子を見たラッセルは、チームの結束を固めるために全員を朝食に誘うのだった。


【豆知識】
キノ

カジノのゲーム。1番から80番までの番号の中から任意の番号を選んでおき、ロトなどのように当選番号を当てるギャンブルゲーム。
キャサリンはラッセルに、キノのオッズは最悪だと教えた。

 

蛸と海女
葛飾北斎による艶本「喜能会之故真通」の中の1枚。海女がタコに襲われるという描写が特徴的な春画。
“タコ足レイプ”なるものが古代の日本の風俗だったとホッジスが話したのは、この春画に端を発するものと思われる。

 

【決めゼリフ】
「ニックだって部屋を追い出されてあの風変わりな“宇宙人”に仕切られてるじゃない」by キャサリン

風変わりなラッセル。さっそくキャサリンに“宇宙人”呼ばわり!

 

【ゲスト出演者】
D・B・ラッセル役は、映画『スリーメン&ベビー』や「ダメージ」で知られるベテラン俳優テッド・ダンソン。
モーガン役で、映画『ポイントプレザントの悪夢』のヒロイン役や、「コールドケース」「新ビバリーヒルズ青春白書」などへのゲスト出演で知られるエリザベス・ハーノイスもレギュラー入り。
コメディアンのキャロット・トップが、シーズン11の #11「スリーメン&ボディ」に引き続きゲスト出演(トラム内の映像)。
ジミー役は、「4400 未知からの生還者」のカイル役でおなじみのチャド・ファウスト。
警備員役は、米CWの新作ドラマ「Arrow(原題)」で主役を演じ、「プライベート・プラクティス」にもスコット役で出演しているスティーヴン・アメル。
アレン・クリック役は、「ヴェロニカ・マーズ」にチップ役でゲスト出演しているデヴィッド・トム。

 

【鑑賞MEMO】
新主任登場! モーガンもベガスに!

前シーズン、連続殺人鬼のハスケルにとどめを刺したラングストン。結局彼は、事件の責任を問われ、CSIを追われることとなったようだ。ロビンスの話によれば、ラングストンは現在、ボルチモアでグロリアとともに暮らしているとのこと。ロビンスが言ったように、ハスケルを殺したおかげで愛する女性との人生をやり直せることになったのは、ラングストンにとって不幸中の幸いだったのかもしれない。

 

さて、ラングストン&ハスケルの一件で、残されたCSIチームにも変化が訪れた。キャサリンは降格に、これまで使っていた部屋を追い出されたというニックも事実上の降格となった。そして、規則よりも感情を優先させるチームに危機感を抱いた上層部が新主任としてチームに送り込んできたのがシアトルCSIにいたD・B・ラッセルだ。印象的なのはその登場シーン。死体のように現場に横たわり、ニックを唖然とさせるというユニークさ。グレッグが言うには、遺体の時計を勝手にはめたりもした模様。子どもの緊張を解くために“透明ボール”を持ち出すという独特のユーモアも見せた。これまでの「CSI:」シリーズのキャラクターたちの中にはいなかった家庭人タイプという点も面白い。キャサリンに“宇宙人”と言わしめる変わり者ではあるが、ニックへの対応やエンディングでみんなを朝食に誘うところなどを見ると、メンバーたちの敵ではなさそう。キャサリンを支持するメンバーたちを、彼がどうまとめていくのか、今後の展開が見ものだ。

 

一方、ハスケル事件では、ロス市警SIDのメンバーとして捜査に協力したエクリーの娘、モーガン・ブロディも登場。彼女もまた、今シーズンはベガス市警CSIのメンバーに加わることになるようだ。彼女については、さっそくグレッグが興味を示した様子だけれど……!?
そんなグレッグ、ノルウェーのオスロの南に位置する対岸の街ネソタンゲンに、ハンターをしているいとこがいることを明かし、新シーズン初回から小ネタで楽しませてくれた。ホッジスも、触手レイプクラブのネタで妙な博識ぶりを披露。相変わらずなところが良かった。

 

なお、今シーズンは、第14話からラッセルの部下だったジュリー・フィンレイというメンバーも加わる。既存の個性的なメンバーたちと新規メンバーたちが、どんな化学反応を見せてくれるのか期待したい。

2013.4.20|CSI:12 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

CSI:科学捜査班 11 最終話を見終わって続きが気になり過ぎて…。
こちらにたどり着いて良かった〜 ラングストンのその後が分かったので、ほっとしました。
ありがとう〜

投稿: 焦げたアライグマ | 2013.08.02 03時27分

アメリカの日本観がよくわかる回だった(笑)

投稿: nightmareplus | 2014.07.10 02時14分

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