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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月20日(土) #15「キル・スクリーン」(原題:Kill Screen)

Ny8_14ゴミ捨て場で、レフェリーの制服を着たウォルター・ダンジグという召喚状送達人の遺体が養生シートに包まれた状態で見つかる。頭に致命傷を負っていたにも関わらず現場に血溜まりはないところを見ると、どうやら別の場所で殺害されて遺棄されたらしい。彼は、変装を駆使して巧みに召喚状を受け取らせる達人で、前月だけで200通を超える召喚状を届けていた。ただし、上着のポケットに所持していた名前のリストは、召喚状を届ける相手のリストではないと分かる。

 

シドはウォルターの検視を行い、腕や上半身に誰かと争った跡が見られること、鼻孔や耳に粉末が付着しており、両手の親指にはゲームや電子機器のタイピングのし過ぎによる腱の損傷が見られることを明らかにする。また、頭の傷は4つの穿刺創が一列に並ぶ珍しい形であることも指摘する。

 

ダニーは、養生シートから靴底の溝の一部が欠けた靴跡を採取。さらに、靴跡からエポキシ樹脂塗料の付着を見つけるとともに、シートに色移りしたかすかな色素を増幅する。その結果、人間の上半身のような図柄が浮き上がる。

 

その頃、リンジーは凶器らしき物を探し当てる。ウォルターの上着に付いていたのと同じ特殊な染料でペイントされた、上部に突起が並ぶバイク用のスパイクヘルメットだ。ウォルターは殺害された当日、その染料を扱うバイクショップの店主ダレン・ゴーランドへ召喚状を届けていたことが分かり、ジョーとリンジーはバイクショップを訪ねる。ゴーランドは、商談中にウェイターに化けて召喚状を渡してきたウォルターに怒り、彼の車の窓ガラスをゴミ箱で割ると、車中から引き摺り出して素手で殴ったと白状。店には凶器になりそうなスパイクヘルメットが置かれていたものの、後に発見されたウォルターの車に血溜まりはなく、どうやらゴーランドはシロらしいと分かる。

 

一方、ウォルターの車からは、大量のゲームのレシートとコンピューターのコードが記されたメモ、“エナジー・ソルト”と書かれた50箱ほどのパッケージ、1枚の駐車券が見つかる。フラック、ダニー、リンジーは、さっそく駐車券の出どころであるコンベンション・センターへ。そこでは熱気溢れるゲーム大会が開催されていた。ダニーはそこで壁に飾られたウォルターのポスターを見つける。実はウォルターは、もともとは伝説的なゲーマー。両手の腱を損傷してからは、ゲーム大会を開催する側にまわっていたのだ。ダニーは、そんなウォルターのポスターの図柄が、例の養生シートの色素の沈着と一致することにも気付く。要するに、あの養生シートは、もともとウォルターのポスターを包んでいたものだったのだ。

 

フラックは、会場内で“エナジー・ソルト”(タウリンやカフェイン等の粉末)を売っていたヴェラという女性と話をする。また、ダニーは今回のゲーム大会の優勝者ミッチ・ジョンソンに、リンジーは準優勝者のスティーヴ・ブラントンに事情を聞く。しかし、これといった手がかりは得られない。そんな中、リンジーは“ディーゼル・パンク”というキャラクターの等身大の像の手に、本来持っているはずの銃がなく、その銃に付いている突起がウォルターの傷口と一致しそうであることに気付く。そして、ダニーとともに周囲を調べ、台座の下から大量の血痕を見つける。ここがウォルターの殺害現場だ。キャラクター像からは、犯人のものとおぼしき部分掌紋も採取される。

 

やがて、ウォルターの車で見つかった“エナジー・ソルト”は、どれも一度封を剥がして貼り直した跡が見られ、中身は合成ドラッグ(肥料としては売られているが最近摂取が禁じられたゲーマーにとってのステロイド)であることがダニーの調べにより明らかに。ウォルターの鼻孔や耳に付いていたのも、この“エナジー・ソルト”と分かる。フラックとダニーは会場に戻り、追跡劇を繰り広げた末、“エナジー・ソルト”の売り子ヴェラを逮捕する。
署に連行されたヴェラは、“エナジー・ソルト”に配合されたドラッグは1カ月前までは合法だったと前置きした上で、仕入れた分をさばかなければ損が出ることから、違法と知りつつ会場で販売したことを認める。そして、ゲーム大会の参加者相手に“エナジー・ソルト”を売っていたことをウォルターに知られ、大会のレフェリー役である彼から叱責を受けたこと、販売した参加者のハンドルネームのリストを要求されたことなど、これまでの経緯を説明。ウォルターが所持していたリストが、“エナジー・ソルト”の購入者リストと一致することが分かる。

 

その後、ホークスは遺体を包んだシートに付着していた靴跡と犯行現場から採取されたジェルが、どちらも落書き防止の金属コート剤だと特定する。また、アダムの解析により、ウォルターの殺害現場に落ちていたハードディスクには、大会の決勝戦で使用されたゲームのデータが記録されていたことが判明。しかも、そのゲームは、ウォルターの車にあったメモのコードで不正に改ざんされていたことも分かる。犯人は、やはり優勝者のミッチだろうか? キャラクター像の掌紋を決め手にミッチは逮捕されるが、「自分を不正に勝たせていたのはウォルター」とミッチは明かす。自分の主催する大会をプロリーグに昇格させようとしていたウォルターは、ミッチをスター・ゲーマーにしてスポンサーを獲得すべく奔走していたというのだ。
この話を聞いたマックは、スティーヴが犯人だと気付く。そして、彼が養生シートの靴跡と一致するブーツを持っていること、仕事で毎日金属コート剤を使っていることが動かぬ証拠となり、今度はスティーヴが逮捕される。「ゲームのおかげで生まれて初めて情けない自分が他人から憧れられる存在になった。息子から尊敬の眼差しを向けられた」と話すスティーヴは、大会に勝つことがすべてだったのに、終了後にウォルターの不正を知り、彼を責めて争ううちに思わず銃で殴ってしまったと自白。妻子に去られた自分には人生がいかに不公平か分かっているが、最強の者が勝つゲームの世界は公平なはずだと訴える。マックはそんなスティーヴに、「父親なしで育つことになる息子をフェアだと思うか?」と問うのだった。

 

事件解決後、アダムとダニーはゲームで対戦。アダムはゲーマー魂を発揮してダニーを負かして喜ぶが、後から参戦したマックとジョーの予想外の腕前に驚かされることになる。


【豆知識】
ニンテンドー腱炎

英語で「Nintendinitis」。「Nintendo」と「tendinitis(腱炎)」をかけた造語。ゲームなどで親指の付け根に生じる過負荷性腱鞘炎のこと。

 

ヘイロー(HALO)
マイクロソフトが発売したシューティングゲームソフト。
どうやらこのゲームではダニーはリンジーに勝てないらしい。

 

ペーパーボーイ
1984年に米国のビデオゲーム会社アタリが発売したアーケードゲーム。自転車に乗った少年を操作して、月曜から日曜まで新聞配達を成し遂げるといった内容。
ダニーは、ペーパーボーイをクリアしてもトロフィーはもらえなかったと、ゲーム大会の会場でぼやいた。

 

ギアーズ・オブ・ウォー
マイクロソフトが発売するゲーム。
殺害されたウォルターは、このギアーズ・オブ・ウォーのアマチュア大会の企画者という設定。

 

マーク・サンチェス
NFLニューヨーク・ジェッツのクォーターバック。
フラックは、ゲーマーのミッチの人気ぶりをサンチェスにたとえたが、リンジーは「サンチェスは優勝してないわよ」と返した(サンチェスが加入してからニューヨーク・ジェッツはスーパーボウルで優勝していない)。

 

ストリート・ファイター2
1991年に登場して爆発的ヒットを記録したアーケードゲーム。
フラックは、「昔、ストリート・ファイター2を制覇した」とヴェラとの話のネタにした。

 

LANパーティー
ゲーマーたちが、主にマルチプレーヤーコンピューターゲームを行うためにお互いのパソコンをLAN(Local Area Network)で接続すること。
殺害されたウォルターは、LANパーティーも企画していた模様。

 

アステロイド
1979年に米国のビデオゲーム会社アタリが作ったアーケードゲーム。
マックも子どもの頃、この「アステロイド」にハマっていた模様。

 

【決めゼリフ】
「彼がさばいた試合はサドンデスで終わったようだな」by マック

ちょっとマイアミのホレイショっぽい一言。

 

【ゲスト出演者】
ミッチ役は、映画『グラン・トリノ』のクリストファー・カーリー。
スティーヴ役は、「ブレイキング・バッド」のバッジャー役や、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」のドーニゲット役などで知られるマット・ジョーンズ。

 

【鑑賞MEMO】
シド、ダイソンを購入!

今回は、ゲームの世界が舞台。アダムは、ゲームの腕に自信があるようで、ダニー相手にそのテクニックを披露。ところが、意外にもマックやジョーもかなりゲームがうまいことが判明! 後から参戦する彼らにたじろぐアダムの姿が、いかにも彼らしくて良かった。

 

一方、あの“枕”のおかげで大金持ちになったシド。ずっと欲しかったダイソンの掃除機を買ったとのこと。このスケールの小ささ、大金に振り回されることなく堅実なシドの人柄が表れていて好感が持てた。しかも、シドが欲しい物すべての合計金額は、たったの56,374ドル63セントだという。手にしたお金は2700万ドルだというのに、この物欲のなさといったら! 「私ならブレスレット代だけでそれくらい使っちゃう」というジョーとの対比が面白かった。

2013.4.20|CSI:ニューヨーク8、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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