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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 3月30日(土) #12「ブルックリンに死す」(原題:Brooklyn Til I Die)

Ny8_12路地で赤いドレスの女性の射殺体が見つかる。現金や貴金属がなくなっているところを見ると、どうやら強盗の被害にあったようだ。フラックとともに現場に出向いたマックは、女性がおもちゃのピストルと偽のFBI身分証を所持していたことを知る。また、現場に合流したジョーは、近くに男性の革靴の片方と、ゴミ箱からボリス・ベドゥノフ名の偽の身分証を発見する。被害女性と一緒にいた男性は、犯人に連れ去られたのかもしれない。

 

シドは被害女性の検視を行い、死因は被弾による内出血と断定。ドレスに女性のものではない歯のカケラが付着していたこと、爪先に薬品によるヤケドの跡が見られたことをホークスに報告する。後にホークスは、ヤケドは日焼けサロンの薬剤によるものであることを明らかにする。また、ダニーは男物の革靴の裏にオックステールスープが付着していたことを調べ上げる。これにより、現場近くの日焼けサロンとジャマイカ料理店が隣り合った場所が特定され、マックとフラックは現地に急行。被害女性が出てきた痕跡のあるドアから中に入り、被害女性が所持していたリップスティック型のカメラに写っていた男の身柄を確保する。
男は自分の名前はロニー・トゥッチでタクシーの運転手兼俳優だと話し、すべては「ゴーゲーム」の一貫だと説明する。「ゴーゲーム」は宝探しのようなロールプレイングゲームで、二人一組の参加者が様々な設定で指令を遂行し、先にブルックリンでの指令を終えたチームが勝者になるというもの。「ゴーゲーム」に協力していたほかの俳優も、今回のゲームの暗号名は「Brooklyn Till I Die」で、FBI捜査官として悪役のボスを盗撮するというのが指令の内容だったと話す。要するに、参加者以外、ゲームに登場するのは全員俳優で銃も金も偽物。やがて、「ゴーゲーム」を主催するオフィスからファックスが届き、被害女性の本名はミッシェル・ルイスで、行方不明となっている彼女の相方は一代でヘッジファンド帝国を築いた大富豪プレストン・セヴィル・シニアの息子プレストン・セヴィル・ジュニアだと分かる。

 

その頃、セヴィルの元には、「息子を預かってる」というメッセージとともに家宝の指輪がはめられた切断指が届く。ジョーはセヴィルに事情を聞きに行くが、彼は敵が多すぎて犯人の心当たりは思いつかないと供述。ミッシェルを含め息子の友人関係には疎く、普通の親子関係ではなかったことを匂わせる。そこに、本物のFBI捜査官ジェラルド・ブランソンが捜査に加わるため到着。セヴィルが呼んだ民間の警備員2名もやって来る。

 

リンジーの調べで、切断指は確かにジュニアのもので、切断された時には生きていたことが明らかになる。また、ミッシェルの職業は幼稚園教諭であることや、ジュニアにはウォール街ビジネスへの抗議行動での逮捕歴があり、ヘッジファンドの帝王である父親に反発していたことなどが分かってくる。さらに、ミッシェルの服に付着していた歯のカケラは、刑務所で死刑を待つ連続殺人犯ランバート・ジョーンズの被害者シンディ・アレンのものと判明する。

 

そんな中、犯人からセヴィルに「2時間以内に身代金400万ドルを100万ドルずつ市内の4カ所に分けて置かなければ息子を殺す」との電話が入る。ところが、セヴィルは支払いを拒否。ジュニアの保護を最優先とするCSIは、偽の身代金を用意して要求通り4カ所に分けて置くが、制限時間が過ぎても犯人は現れない。マックがおかしいと感じ始めた頃、セヴィル邸では警備員になりすましていた犯人がセヴィルと二人で書斎に入ると彼に銃を突き付け、電話で400万ドル送金しろと脅迫していた。マックから連絡を受けたジョーは、書斎のドア越しにセヴィルに声を掛けるが、その途端、犯人は機関銃を乱射。やがて銃声が止み、ジョーが書斎へ入ると、犯人はすでに窓から逃走した後だった。ジョーは戻ったマックに全員無事で送金も止めることができたと報告するが、その時犯人からまた電話が入り、今度は身代金を800万ドルに値上げしてくる。

 

ランバート・ジョーンズの被害者シンディ・アレンの歯のカケラが、なぜミッシェルのドレスに付着していたのか調べていたダニーは、ニューヨークにある連続殺人犯の私物を売る「アブラマカーブラ」という店で、ジョーンズが被害者たちの遺体を埋めていた裏庭の土、いわゆる「ランバート・ジョーンズの土」が売られていることを突き止める。ダニーはホークスとともにアブラマカーブラに行き、「ランバート・ジョーンズの土」の購入者27人のリストを入手。さっそく彼らのアリバイを調べ始める。

 

一方、ジュニアの切断指からニュージャージーの温室でしか使われていない肥料を発見したリンジーは、温室の従業員メイブル・ウィリアムズの息子ジェイクがジョーンズの土の購入者の一人だと気付く。チームはさっそく仮釈放中の彼のいるアパートに突入。そこに拘束されていたジュニアを救出し、ジェイクとその兄弟のジョージを逮捕する。

 

署では、ジェイク、ジョージ、ジュニアそれぞれの取り調べが行われ、事件の全貌が見えてくる。
ジェイクとジョージの兄弟は、強盗などを重ねる常習犯だったが、これまで人殺しはしたことがなかった。ところが、偶然強盗のカモとして狙ったミッシェルが、ゲームの一貫だと勘違いして銃を向けてきたので、それがおもちゃとは知らずに思わず撃ってしまったのだ。兄弟は町から逃げ出そうとしたが、その際にジュニアの正体を知り、父親から逃亡資金を出させようと考えた。
しかしながら、ジョージをセヴィル邸に潜入させる手はずを整えたのは何とジュニアだった。彼は父親が息子に何があろうとも、自分自身が銃を突き付けられない限りびた一文払わない人間だと知っていた。だからこそ、生き延びたい一心で考え出した最善の策を講じたのだ。「ゴーゲーム」に参加したのも、そんな父親の息子であることを一時でも忘れたかったからだと語るジュニア。自分が指をなくしたのも、ミッシェルが死んだのも、父親から逃げようとしたせいだと自らを責めるのだった。

 

事件解決後、マックはプロフィール・ページで友達リクエストしてきたクリスティーン・ホイットニーと再会する。彼女は、昔の相棒スタンの妹で、ずっと疎遠になっていた人物。クレアの死を知らなかったとクリスティーンに詫びられたマックは、しばし彼女と昔話を楽しむのだった。


【豆知識】
プントバンコ

バカラ(トランプが使われるカジノゲームの一種)のバリエーションの一つで、最も一般的にプレーされているバカラの種類。カードの数字の合計の下一桁が9に近い方が勝ちとなる。
ジュニアは、「ゴーゲーム」の中でこのプントバンコを楽しんだ。

 

ナターシャ・ファタール
米国のアニメ「空飛ぶロッキー君」に登場するロシアのスパイのキャラクターの名前。主人公であるムササビのロッキーとヘラジカのブルウィンクルの宿敵。
ミッシェルは「ゴーゲーム」の中で、このナターシャ・ファタールの名前で偽のFBI身分証を所持していた。

 

ミネソタ・ファッツ
映画『ハスラー』にも登場する、実在の伝説のハスラー。
ミッシェルのリップスティック型カメラに写っていた役者を見て、ダニーは「そのミネソタ・ファッツ野郎がどう噛んでるんだ?」と発言した。

 

キャグニー&レイシー
米CBSが80年代に放送していたTVドラマ「女刑事キャグニー&レイシー」の主人公の名前。
手がかりをつかんだというホークスとダニーに対して、リンジーは「何? キャグニーとレイシー、教えて」と冗談交じりに聞いた。

 

テッド・バンディ
1974年から1978年にかけて、全米で30人以上もの女性たちを、強姦、殺害したシリアルキラー。
ニューヨークの店で、シリアルキラーたちのトレーディングカードが売られているのを見たダニーは、「テッド・バンディがあればミッキー・マントル(ヤンキースの球史を飾る有名なMLB選手)はいらない」とジョークを言った。

 

【決めゼリフ】
「済んだことはどうしようもない。大事なのはどうやって前に進むか」by リンジー

〆の取り調べの決めゼリフも、バッチリ決めてくれたリンジー。彼女の成長を感じる。

 

【ゲスト出演者】
クリスティーン役は、「MI-5 英国機密諜報部」への出演などで知られるミーガン・ドッズ。
ブランソン捜査官役は、「女捜査官グレイス ~天使の保護観察中」のレオ・ハナダルコ役のパトリック・セント・エスプリト。

 

【鑑賞MEMO】
マックの元相棒の妹クリスティーン登場

今回は、「CSI:ニューヨーク」シーズン2の#15「ゲームの代償」、「CSI:マイアミ」シーズン9の #21「世にも奇妙なストーリー」など、リアルなゲームが事件の背景となるパターン。切り口としてはやや新鮮味に欠ける感も否めなかったが、マックのプライベートに変化が出てきた点は見逃せない。ジョーやリンジーが勝手に作った、あのマックのプロフィール・ページを通して友達リクエストをしてきたのは、マックの昔の相棒であるスタンの妹クリスティーン・ホイットニーだったのだ。彼女は、マックの妻クレアが亡くなったことを知らなかったらしく、記事でマックが9・11の「追悼の壁プロジェクト」に尽力したことを知り、連絡をしてきたという設定。回想シーンでは、マックが初めてクリスティーンと出会う場面も登場した。どうやら、彼女がマックの新しい恋のお相手の大本命!? クリスティーン、次回も引き続き登場するので、どうぞご注目を!

2013.3.30|CSI:ニューヨーク8、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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