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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月9日(土) #5「コートに描く夢」(原題:Air Apparent)

Ny8_05服役囚のハンク・フレージャーは、刑務所内で高校のバスケットボール選手である弟ライリーの活躍をラジオで聞いたその翌日、刑期を終えて釈放される。迎えに来たライリーに対してハンクは、二度とドラッグはやらないと約束。刑務所で自分を支えたのは弟の試合のラジオ放送と、恋人アンジェラ・ケリーへの思いだったと語る。
ところがその3週間後、アンジェラが自室で刺殺体となって発見される。押し入った形跡はなく、ドアにはハンクの名が血文字で記されていた。フラックは、さっそくハンクを逮捕。薬物検査で彼の体内からコカインが検出されたと分かると、ドラッグに再び手を出したことをアンジェラに責められて逆上し、彼女を殺害したのではないかと迫る。しかし、ハンクは犯行を否認。すべてを話すから、まずは弟のライリーに会わせてくれと懇願する。


その後、ハンクに会うため署の取調室に入ったライリーは、怒りに任せてテーブルをひっくり返すと、倒れた兄に丸めた紙を投げつける。それは子どもの頃に兄弟で作った、「絶対にバスケットボールのプロ選手になる」という決意書だった。取調室を出た彼は、「兄に憧れて育った」とマックらに話す。ハンクは高校時代、バスケットボールのスター選手だったのだ。しかしながら、アキレス腱を切って挫折。それ以来、ドラッグに溺れた。ライリーいわく、そんなハンクを見限ることなく、終始変わらぬ態度で側にいたのがアンジェラだったという。マックはライリーの話を聞きながら、フラックがアルコール依存症だった妹のサマンサのことを考えていることに気付く。

 

シドはアンジェラの検視を行い、爪の間から何者かの上皮と、傷口からプラスチック片を採取。凶器はナイフで、刺された後に左半身不随になっていたはずだと指摘する。ドアの血文字はアンジェラの左手の人差し指で書かれたものと思われていたが、どうやらそれは犯人の偽装工作だったらしい。また、10カ所の刺し傷のうち3つにはナイフのツバの跡が付いているのに最も深い傷を含む7つにはツバの跡がなかったのは、痴情のもつれで衝動的に滅多刺しにしたと思わせようと、犯人がアンジェラに致命傷を負わせた後で、ナイフをゆっくりと7回、彼女の体内に押し込んでいたからだと、ホークスの調べによって明らかになる。つまり、ハンクは誰かにはめられたのだ。そして、犯人はアンジェラがハンクと住んでいることを知っていた人物ということになる。

 

アダムはアンジェラの傷から見つかったプラスチック片の表面が感光性樹脂フィルムで、ホログラムに健康食品会社のシンボルマークが記録されていることを調べ上げると、それが新たに開発されたアスリート用の高価な限定リストバンドの一部だと突き止める。また、ホークスはアンジェラの爪の間にはさまっていた上皮のDNAを増幅して鑑定。その結果、アンジェラと同じ理髪店に勤務している前科者の麻薬常習犯、ニック・ブロントが捜査線上に浮上する。フラックとリンジーはさっそく理髪店に出向いてブロントを追及。彼は、アンジェラに頭皮マッサージをしてもらっただけだと主張するが、一部が欠けたリストバンドをしていたため、大暴れの末に逮捕される。ところがその後、パトカーに乗せられたブロントは強引に逃走。車に轢かれて昏睡状態に陥ってしまう。

 

やがて、凶器のナイフにブロントの指紋が付着していたことが分かり、彼の部屋からは合鍵を作るキットが見つかる。やはり、アンジェラ殺しの犯人はブロント。事前にアンジェラのアパートの合鍵を作って侵入し、彼女を殺害したのだ。しかしながら、ブロントがなぜアンジェラを殺したのか、その動機は不明だ。そんな中、犯行現場でたった一滴だけ見つかったアンジェラ以外の血液は、ブロントのものではないと分かる。どうやら、ブロントには相棒がいたらしい。

 

ジョーは、犯行現場に落ちていた引き裂かれた手紙を復元。それが、ハンクからアンジェラに当てた大量のラブレターの中の一通であることを確認する。ハンクはその手紙に、ライリーがカンザス大学に進むと書いていたが、ライリーは現在、レッドタウン大学に行くと表明している。となると、ライリーは、カンザス大学行きを望んでいたハンクの逮捕後、急に進路を変更したことになる。どうも妙だ。

 

一方でアダムは、なぜブロントのようなジャンキーが、高価なリストバンドを持っていたのか調べるうち、ニックが所属するチームのコーチ、ギャヴィンにメーカーから寄付されたものではないかと思い当たる。それを報告されたジョーはギャヴィンついて調べ、ライリーの将来をめぐってハンクと対立していた事実をつかむと、選手の進路を仲介して儲けている彼に疑いの目を向ける。また、ダニーは、犯行当日にブロントがギャヴィンに電話していた事実を確認。一同は、犯行現場に一滴の血痕を残した第三の人物はギャヴィンであり、自分が取引した大学へライリーを送り込むため、邪魔なハンクに罪を着せようとしたのだと確信する。そしてマックは、そのギャヴィンの企みに気付いていたハンクが、自分でギャヴィンに復讐しようとしているのではないかと推測。フラックたちはギャヴィンのいる体育館に急行し、ハンクが犯行に及ぶ一歩手前でギャヴィンを逮捕する。

 

その後、犯行現場の一滴の血痕がギャヴィンのものだと科学的に証明される。動かぬ証拠を前に観念したギャヴィンは、アンジェラの留守中にアパートに侵入し、ハンクのバッグにドラッグを忍ばせるようブロントに指示したことを認める。ただし、殺害は指示していないと主張する。「通報してハンクの仮釈放を取り消させるだけの計画だったのに、突然帰宅したアンジェラに動転したブロントが、とっさに彼女を殺してしまったため、すべてをハンクの仕業に見せかけようと偽装工作した」と。

 

こうして、アンジェラ殺害事件は解決。マックはあらためてライリーを訪ねると、ハンクを見捨てないでやってほしいと頼み、きれいに畳んだ例の決意書を返す。ハンクの方は、マックの厳しい監視下でリハビリに励むと宣言。兄弟は仲直りする。

 

今回の事件をきっかけに、妹サマンサが心配になったフラックは、久々に彼女のアパートを訪ねる。サマンサは元気そうに見えたが、実は仕事がなかなか決まらず、職探しをしている最中だった。心配のあまりサマンサを尾行したフラックはその事実を知ると、あらためてサマンサのところへ。サマンサは、勝手に跡を付けたフラックに抗議し、いくらお酒を断って更正しても前科者に将来はないのだと吐き捨てると、兄を追い返す。
しかし、フラックは諦めなかった。失業中のサマンサのためにNYPDの広報事務局に仕事を見つけてやり、ジャーナリスト志望だった彼女を喜ばせる。
こうして、ライリー&ハンクの兄弟だけでなく、フラック&サマンサの兄妹も関係を修復したのだった。


 
【豆知識】
ヤング・アンド・レストレス

1973年から続く、CBS放送の長寿昼メロドラマ。
サマンサは、よくこの番組を観ている模様。

 

【決めゼリフ】
「裁判長、では次の証人を。歯抜けのウィリーとボケナス・プーキーです!」by フラック

クラックハウスにいたとアリバイを主張するハンクに対するセリフ。確かに、ハイになっているジャンキーじゃ、証人としては不適任。フラックはユーモアを交えてそれを表現した。

 

【ゲスト出演者】
ライリー役は、「リベンジ」のアダム役のロビー・アメル。
ハンク役は、「ナイトライダー ネクスト」のマイク・トレーサー役のジャスティン・ブルーニング。彼の妻は「トーチウッド 人類不滅の日」のエスター役のアレクサ・ハヴィンス。

 

【鑑賞MEMO】5-7
フラックの妹サマンサが再登場!

シーズン5の#7「地下室の死体」を最後に、しばらく登場のなかったフラックの妹サマンサ。前回登場の際は、飲酒の問題でバーをクビになり、断酒会に通い始めるという展開だったが、どうやらお酒の方は本当にやめているようだ。しかし、なかなか仕事が決まらず、不安定な日々を送っていたらしく……。今回、フラックが依存症を抱える兄とその弟が関係する事件を担当することとなったのは、何らかの巡り合わせだったのかも。おかげで、思い切って妹に連絡を取ることができたのだから。
サマンサに仕事を紹介して、兄妹の関係も修復できたのも何よりだ。しかも、フラックがサマンサに与えた仕事は、ジャーナリスト志望の彼女にとってはうってつけ。勤務先もNYPDであり、警官一家に育ったサマンサにとっては、またとないポジションである。彼女もこれでNYPDの仲間入り。これまでのコンプレックスを捨てて、新たな人生の足がかりを作ってもらいたい。

 

それにしても、シーズン5の#7「地下室の死体」は、フラックとジェシカが初めてキスをしたエピソードだったな、としみじみ思い出してしまった。フラックとジェシカ、とてもお似合いだったのに……。今さらながら、ジェシカの死が残念でならない。

 

なお、今回からダニーがCSIに復帰。特にそれがクローズアップされることもなかっただけに、ダニーがCSIを離れていたことを早くも忘れてしまいそうだった。

 

それにしても、アダムの「どうよ~~!!」、ますますエスカレートしているけれど大丈夫か!?

2013.2. 9|CSI:ニューヨーク8、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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