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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月16日(土) #18「さようならマイアミ・ファミリー[後編]」(原題:Habeas Corpse)

M10_19顔を殴られ、ジョシュのアパートで意識を取り戻したウルフ。目の前には、ジョシュの死体があった。そもそも、なぜウルフがジョシュのアパートに? 話は前夜にさかのぼる。
その夜、とあるクラブで仲間たちと一緒だったウルフ。証拠の薬莢をすり替えた犯人はジョシュだと断言し、彼を追及する決意をみんなに表明していた。ナタリアは、ジョシュの恋人であるサマンサもグルではないかと意見し、それをサマンサ本人に聞かれてしまう。サマンサは自分が疑われていることに憤慨してその場を立ち去る。そして、彼女の後を追うようにクラブを出たウルフは、真相を突き止めようとサマンサの制止を無視して一人ジョシュのアパートへ。そこで、薬莢をすり替えたのはサマンサだと言い逃れをするジョシュともみ合いになり、最終的には殴られて気を失った。その間に、何者かがやって来て彼を殺害したのだ。駆けつけたCSIの捜査により、凶器はワインボトルで、ジョシュの死因は鈍器損傷と分かる。

 

ウルフの無実を証明すべく、現場検証を進めるCSI。ジョシュの血の付いたウルフの上着を見つける。それは、犯行時にウルフがすでに倒れていたことを示す証拠だった。疑いが晴れたウルフは捜査に復帰し、ウォルターとともにジョシュの電話に仕掛けられた盗聴器を見つける。ウルフは、あの悪徳弁護士のヴォーゲルが、仲間に引き込んだジョシュの監視のために仕掛けたものと推察。ホレイショはさっそくヴォーゲルに電話をかけるが、「証拠が見つかったら電話しろ」と彼は取り合わない。

 

そんな中、ベントンの調べにより、盗聴器はデイド署のもので、持ち出したのはサマンサと分かる。ホレイショは、「ジョシュの裏切りの証拠をつかみたかった」と盗聴器を仕掛けたことを認めた彼女を、ラボを危険にさらしたという理由で捜査から外す。

 

カリーとデルコは、盗聴器の記録をチェック。録音されていたジョシュとヴォーゲルの会話から二人がグルだったことが明らかになる。しかしながら、署に呼ばれたヴォーゲルは、違法な盗聴は証拠にならないと勝ち誇った表情で突っぱねる。

 

サマンサの潔癖を信じるウルフは、捜査を外されていら立つ彼女に声をかけ、盗聴以外に役立ちそうな情報はないか問う。サマンサは、ジョシュが船を持っていたが、その船に乗せてもらったことはないとウルフに話す。

 

ウルフからの連絡を受けたナタリアは、トリップとともにジョシュの船の捜索に向かうが、そこでいきなり銃撃される。しかし、反撃したナタリアは銃撃犯を仕留めると、船の中で20キロものドラッグを見つける。一体どこから入手したものなのか、デルコはその成分を分析し、エディ・コスターという前科者が製造したものであることを突き止める、彼は2年前に逮捕されて20年の刑を求刑されたが、なぜか無罪になった人物。弁護人はあのヴォーゲルだ。CSIは、コスターがヴォーゲルとジョシュにドラッグを賄賂として渡したものとにらむが、署に呼ばれたコスターは、逮捕時、40キロのドラッグをすべて警察に押収されたと主張。ウルフとウォルターが証拠品保管庫を調べたところ、保管されていたのはドラッグではなく小麦粉だと確認される。おそらく、ドラッグと小麦粉をすり替えたのはジョシュ。保管庫入庫者記録に彼の名前はなかったが、問題のドラッグの入庫に立ち会ったのがサマンサであることが判明する。ウルフは、当時のことを確認しようとサマンサに電話をかけるが応答なし。彼女は行方不明になっていた。

 

その後の調べで、サマンサがヴォーゲルの車に乗っている可能性が高いと判明。緊急配備が敷かれ、程なくして走行中のヴォーゲルの車が見つかる。運転しているのはサマンサで、隣にはナイフを持ったコスターが。後部座席にはヴォーゲルがいた。コスターは、自分のドラッグをジョシュに横取りされたことを知って激怒。ヴォーゲルからサマンサの存在を聞かされると、恋人ならジョシュのグルに違いないと考え、復讐のために彼女をヴォーゲルともども拉致したのだ。
そして、「エバーグレイズに埋める」とコスターに脅されたサマンサは、いちかばちかでわざと高架道路から車を転落させる。その結果、コスターは死亡。ヴォーゲルは重傷。サマンサは足首を骨折するも命に別状はなく、病院へと搬送される。ウルフはその際、サマンサの靴にガラス片が付着しているのに気付く。それは、ジョシュの命を奪ったワインボトルのカケラだった。ジョシュを殺したのはサマンサであり、しかも彼女は倒れているウルフをその場に置き去りにして一人で逃げたのだ。その結果、ウルフに殺人の嫌疑がかかることとなった。彼女の力になろうとしたウルフにとって、それはあまりにも残酷な仕打ちである。ウルフは、真相を知ったことを自分の口でサマンサに伝える。「失望させてごめんなさい」と謝罪するサマンサに、ウルフは「残念だ」と返すしかなかった……。

 

一方、服役囚ランディの子どもたち、オースティンとパティの兄妹を養子に迎えようとしているカリーは、大事な面談の最中に現場へ呼び出され、審査員の心証を悪くしてしまう。そもそも危険が伴う職業に就いていること自体が審査には不利。カリーは半ば絶望するが、そんな彼女の姿を見たデルコは、自ら養子縁組機関へ。性格証人を買って出ると、「カリーには大勢の家族のような仲間がいる。みんなで彼女を支える」と審査員に力説する。そのお陰もあり、カリーは審査に無事合格。兄妹を養子に迎えられることとなる。

 

また、サマンサと残念な結果になったウルフをなぐさめようと、カリーを除くメンバーたちは、シフト明けにクラブに集合。談笑しながら仲間としての絆を確かめ合う。その表情はみなにこやかで、和気あいあいとしたムードに満ちている。そこに、遅れてホレイショも登場。彼はそんな部下たちの顔を、目を細めて眺めるのだった。


【決めゼリフ】
「カリーには応援団がついてるんです。そりゃ、職業が不安材料なのは分かります。危険を伴うし、勤務時間もないに等しい。そんな職場で支え合ってきた僕たち仲間は家族なんです。僕は命がけでカリーを守るし、彼女もきっと同じです。だから、カリーが育てる子どもは幸せです。大勢の愛情に包まれるんですから。でしょ? カリーは一人じゃないんです」by デルコ

これまで築き上げてきた仲間としての絆が集約されたセリフ。

 

【ゲスト出演者】
エディ・コスター役は、映画「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドア校長役で知られたリチャード・ハリスの息子で、同じく俳優のジャレッド・ハリスを弟に持つジェイミー・ハリス。

 

【鑑賞MEMO】
さようなら、マイアミ・ファミリー!

ついに迎えたシリーズの最終回。オープニングは、血濡れたウルフの口元のアップ。彼は、サマンサの潔癖を証明しようと、一人ジョシュの家に乗り込んだのだ。結果、ジョシュに殴り倒され、気を失っている間にやってきたサマンサがジョシュを殺害。ウルフに嫌疑がかけられる可能性を承知の上で、サマンサは彼をジョシュの部屋に置き去りにして一人逃亡した。これは、ウルフにとっては本当に悲しい展開だ。でも、個人的には、ウルフにサマンサはもったいないと思った! 容姿は抜群だけれど、ナタリアに「クソアマ!」と言い放つ彼女はいただけない。実験器具をぶちまけさせるほどホレイショを怒らせた女。サマンサはマイアミ・ファミリーになじむ前に自滅した。これはもう仕方がない。

 

というわけで、ウルフはサマンサとは残念な結果になったけれど、彼には温かい仲間たちがいる。エンディングは、メンバーたちみんなで談笑するという和やかなシーンだった。とってつけたような感があったが、それもそのはず。このエピソードが撮影された時点では、次のシーズンの製作にGOサインが出るか、はたまたシリーズが打ち切りになってしまうのか、まだ局側の判断が下されていなかったのだ。もし、次シーズンの製作が決まっていれば、ドラッグ密売人のコスターとの暴走をきっかけに、CSIとヴォーゲルとの対決があんなにスピーディな展開で結末を迎えることもなかったはず。ナヴァロ家との問題も含め、壮大なクリフハンガーになっていたかもしれない。実は、私はそれを期待していた……。

 

そう、ナヴァロ家のとの一件は、まだ解決していない。せめて、この件だけでもすっきり解決に導いてほしかったし、シリーズの終了を鑑みた脚本でファイナル・シーズンを盛り上げてほしかった。せめて22話くらいまでは作ってもらいたかった。できることならカイルとホレイショの再会シーンも見てみたかった。アレックスや、イェリーナ&レイ・ジュニアはどうしているのか、あの強烈なキャラクター、ジュリアのその後も見てみたかった。ローマンの恋人ルルのことももっと知りたかったし、ウルフには新しい恋をさせてあげたかった。もちろん、ホレイショにもマリソルを超える相手と巡り会ってほしかったし、彼の決めポーズももっと見ていたかった。決めゼリフももっと聞いていたかった……。

 

そんなこんなで、ちょっと消化不良な部分もある終わり方だったが、続けられるのか分からない状態のまま、最終回の撮影を行わなければならなかったにも関わらず、心に残るシーンもたくさん残してくれたキャストおよび製作スタッフには敬意を表したい。ウルフの切ない恋の結末は見応えがあったし、オースティンたちを養子に迎え、母としての道を歩み出すことになったカリーの笑顔は美しかった。そして、その陰には、恋人同士の関係でなくなっても、良き友人・理解者として彼女を支えようとするデルコの思いやりが。デルコに限らず、メンバーそれぞれが互いを思い合い、信頼し合い、強い絆を深めてきたことが伝わってきて胸が熱くなった。トリップの頭にキスするウルフ、それを素直に喜ぶトリップの姿は、そんなメンバーたちの絆の象徴の一つだ。そしてホレイショ。サマンサの乗った車が転落したシーンでは、瞬間移動のごとく素早い動きを見せて、これぞ神!と思わせてくれたが、それよりも何よりも、彼が最後に見せた穏やかな表情がステキだった。番組の終了は本当に残念だが、この10年間、このドラマにはどれだけ楽しませてもらったことか、再認識させられた。本当に今までありがとう!

 

これからは、「CSI:マイアミ」をDVDで繰り返し楽しませてもらいます。何度繰り返し見ても色褪せない番組だと思うので。

2013.2.16|CSI:マイアミ10、エピソードガイド|コメント(8)トラックバック(0)

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コメント

ありがとうございました。

投稿: 右 | 2013.02.16 23時03分

とうとうこの日が来てしまいました。

10年間、いつも私の生活の一部であったCSIマイアミの最終回を迎えるなんて・・・

ホレイショ本人に逢えた事は一生の思い出になりました。

あのメンバーでのマイアミは確かに「不滅」
夢かも知れないけど、また戻ってきて欲しいです。

これからはマイアミはDVDで楽しみながら、出演者のさらなる活躍を待っています。

10年間、ありがとうございました。

投稿: RION | 2013.02.16 23時21分

ウルフを置き去りにするなんて…サマンサ許せない。
カリーは良かったね!
10年間 有り難う。
いつか…Season1から再放送お願いしたいです。

投稿: ホレイショ好き | 2013.02.17 00時21分

本当に終わってしまいました。このブログのお陰で、より楽しく繰り返し番組を観れました。ありがとうございました。
ホレイショと共に10年間歳をとりました。ホレイショ好きさんのおっしゃるとおりSeason1からの再放送待ってます。だって10年前はビデオテープだったんですもの…

投稿: ホレイショ運昇ファン | 2013.02.18 14時17分

 サマンサもそうだけど、ダン・クーパーや、タラ・プライス、リック・ステットラーといいマイアミは悪徳警官が多いのが特徴かもしれません。
 

投稿: w.s | 2013.02.18 22時36分

シリーズ終了本当に残念。
吹替もばっちりはまってて、素晴らしいドラマでした。

いつか未回収のあれこれで続編が作られたり、いっそスペシャル版の映画化でもしてもらえないかと思います。

投稿: イカ | 2013.02.19 10時52分

いろいろと事情があったのか、ちょっと消化不良気味でした。しかし、10年培ったマイアミ・ファミリーの熱~い絆を感じさせていただきました。

カイルは確かホレイショとスカイヴ?で話しているシーンがちょっとだけあったような…。
イェリーナは出番なしだったし…。

カリーとデルコ。
カリーはシングルマザーとして頑張り、何気にデルコがフォローしてくれるかも…なんて思わせるような希望的観測アリかな…と個人的には思ってマス。

う~んんん、19話で終了ではなく、22話位までやって欲しかった(>_<)。

投稿: Kぴ | 2013.02.21 11時40分

とても素晴らしいサイト、ありがとうございました。
CSIシリーズは大好きで、本当は元祖でデビューしました。当時はアメリカに住んでいて英語のために観てました。マイアミは本当に自分自身がフロリダに住んでいた時に観ていたので、日本にもどってからもひたすら観ていました。
はじめはフロリダが舞台だから、、と思ってただけなのですが、素晴らしいキャラクターとストーリーに魅せられることが多くて本当に楽しかった♪ ここに書いている皆さまと同じ気持ちです。10年間、本当に楽しく観れました!終わってしまうのは悲しいけれど・・・だけど、本当に観てるほうも、演じてるもほうも一体となれた10年だったと思いますね!!!!

投稿: Sonia | 2013.05.11 22時48分

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