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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月2日(土) #4「疑惑の銃弾」(原題:Officer Involved)

Ny8_04シフト明け、部下で新人巡査のクーパー、フォーリー、ケイツが飲んでいるバーに顔を出したダニー。クーパーにしつこく絡む男をバーから追い出すが、数時間後、バーを出た際にその男に瓶で殴られて路上で気絶。フォーリーとケイツによって助け起こされた彼の目の前には、ダニーの護身用の銃を手に、男の射殺体を見つめながらしゃがみこむクーパーの姿があった。射殺されていたのは、ダニーへの報復に出た例の男。男は仲間二人とダニーたちを襲撃し、最終的には男がクーパーに向けて発砲したため、クーパーがダニーの銃で反撃、撃たれた男以外の二人は逃走したようだ。内部調査に備え、証言が食い違わないよう事件の状況を部下たちに確認するダニーだったが、どういうわけか男の銃は現場に残されていなかった。ほかの二人が持ち去ったのだろうか?

 

やがて、フラックやCSIのメンバーたちも現場に到着。マックはダニーから事情を聞き、相手はダニーたちが警官だとは知らなかったことなどを確認する。ホークスは、射殺された男から簡易検査で発射残渣を検出。しかしながら、逃げた二人の行方は分かっておらず、男の銃も行方不明のまま。男がクーパーに発砲したのを見たのもダニーの部下三人だけであり、クーパーの証言を裏付けるには証拠が不十分だ。また、射殺された男の身元は、ペンキ職人ピート・ミラーで過去の犯歴はなく、本来ならバーでのケンカに銃を持ち出すようなタイプではなかったことが分かってくる。
そんな中、警官が関与した銃撃事件とあって、さっそく内務調査課のアドラー警部補が現場に現れる。アドラーはさっそくダニーに事情を聞こうとするが、リンジーは彼の質問を遮り、後頭部から出血しているダニーを病院へ連れて行く。

 

シドはピートの検視を行い、ダニーの頭部の傷に付着していたのと同じガラス片が手のひらに付着していたこと、血中のアルコール濃度がかなり高かったこと、石のような立方体をどこかで飲み込んでいたことを明らかにする。アダムはピートのシャツを調べ、幻覚を引き起こすリキュールの一種、アブサンの成分を検出。ピートが銃に手を出したのは、アブサンの影響だったことを突き止めると、シャツに付着していた毛のような繊維の分析にとりかかる。
ホークスはピートの発射残渣を詳しく調べ、手に付着していた残渣はクーパーが脈を診た時に彼女の手から移ったものであること、別の銃の発射残渣が左袖から肩にかけて付着していたことを調べ上げる。要するに、ピートが発砲したのは事実。その弾が今も現場に残っている可能性は高い。ホークスはジョーと現場に戻り、道路標識に残る弾痕を頼りにピートが撃った弾を見つける。だが、弾はIBISでヒットせず。銃の特定はできずに終わる。

 

クーパー、そしてダニーは、それぞれアドラーによる聴取を受ける。クーパーはダニーを「最高のボス」と称賛するが、アドラーはその言葉を鵜呑みにはしない。バーに銃を携帯していった点などについて、ダニーを厳しく追及。「酒は飲んでいなかった」と訴えるダニーに、「ボスの仕事は君の手に余る」と言い放つ。

 

一方、ファー・ロッカウェイでペイントボールの射的になることで金を稼いでいた大道芸人のトーマス・ハーツが、本物の銃で撃たれる事件が発生する。現場の捜査に加わったリンジーは、ピートのシャツに付着していたのとよく似た繊維を発見。これで、夫であるダニー絡みの銃撃事件に今回の銃撃事件も関係している可能性が強まり、リンジーはどちらの事件の捜査からも外れることとなる。

 

その後、ハーツが撃たれた弾が、ピートが発砲した弾と一致することが判明。目撃証言にも助けられ、ハーツを撃ったのはダニーたちを襲って逃げた男の一人と分かり、二つの事件がつながる。そんな中、アダムの調べにより、ハーツの銃撃現場で見つかった繊維とピートに付着していた繊維は、釣りの毛鉤に使われる雄鶏の羽と判明。釣りをするジェスチャーを交えてこれをアダムから報告されたマックは、銃を撃ったのはピートではないと直感する。なぜなら、発砲しようと腕を伸ばすと袖がまくれ上がって手首が露出するはずなのに、発射残渣が付着していたのはシャツの上だけというのはおかしいと気付いたのだ。マックは実験を行い、銃を撃ったのはピートの隣にいた人物だと実証。これにより、あらためてマックから追及を受けることとなったクーパーは、自分の誤射で銃を向けた相手ではなくピートを撃ってしまったことを認め、ダニーの指示で嘘の供述をしたと告白する。アドラー警部補は、クーパーと親密な関係にあったダニーが彼女をかばおうと嘘をつかせたのではないかとにらむが、ダニーにはクーパーに指示をした覚えはなかった。

 

そんな矢先、今朝、銃で撃たれて病院に駆け込んだレイ・ジェームズという男性から、行方不明の銃の弾丸が摘出されたとの報告が入る。さっそく病院へ行きレイから話を聞いたマックとフラックは、彼が撃たれたのは今朝ではなく、2日前、例の銃撃事件の夜だと確信。レイを問い詰め、実はピートの幼馴染で、あの夜電話でケンカの助っ人に駆り出されたこと、もう一人の男は恋人に振られたせいでケンカしたがっていたピートの仕事仲間のトラヴィス・モスで、かなり酔っていたことなどを白状させる。「素手でのケンカのつもりでいたが、トラヴィスが発砲したため驚いてその場から逃げた」というレイ。我に返ってピートを助けに戻ろうとしたが、トラヴィスに脚を撃たれ、「他言すれば殺すと脅された」というが……。
その後の調べで、トラヴィスには恋人どころか仕事もなく、金も底をついて失う物のない状態だと分かってくる。このままでは、また別の誰かを撃ちかねない。捜査の進展が急がれる中、雄鶏の羽の出所を調べていたアダムは、ラトレックというバーレスク・クラブにたどり着く。このクラブには違法なアブサンを客に提供した記録がある。トラヴィスを振った恋人のクリスタルがダンサーとして勤めている店でもある。マックとフラックはクラブへ。クリスタルを撃とうとしているトラヴィスを見つけ、彼を取り押さえようと格闘。発砲を続けたトラヴィスは、最後に自分を撃とうとするが弾はもう残っていなかった。

 

こうして、危険な犯人トラヴィスは無事逮捕されるが、依然としてダニーへの内部調査の疑いは晴れないまま。ダニーの立場を心配したリンジーは、クーパーに直接会いに行って真実を明かすよう必死で訴える。
その後、内務調査課のオフィスに呼ばれたダニー。心配してやって来たマックに励まされていると、別室からクーパーとともに出てきたアドラー警部補から、クーパーが証言を撤回したと告げられる。結局、クーパーおよび彼女に口裏を合わせていたフォーリーとケイツは免職処分に。疑いが晴れたダニーは通常勤務に戻れることとなる。しかしながら、心から信頼していた仲間に簡単に裏切られたダニーは、現職に戻ることに疑問を感じ……。
そして2週間後。彼は巡査部長の身分を返上し、CSIのラボに戻って来るのだった。


【豆知識】
バーレスク

踊り・寸劇・曲芸などを組み合わせた大衆演芸の一つ。ヌードに至らない女性のお色気を強調した踊りが含まれる。
「CSI:科学捜査班」シーズン11の#12「腐った桃にキスを」では、グレッグが恋する相手として、バーレスク・ダンサーの女性が登場。演じるのが、バーレスクを復活させたとして「クィーンオブバーレスク」の異名をとるディータ・ヴォン・ティースだったことで注目を集めた。

 

【決めゼリフ】
「じゃ、エドナ(EDNA)によろしく」by リンジー

利害の対立を理由に夫ダニー絡みの事件を捜査できないリンジー。それに気付かず、あれこれ捜査に関する相談をリンジーに持ちかけるアダム。そんな鈍感な彼に対するリンジーの一言。EDNAのサンプルライブラリーを使えばいいとのアドバイスを込めたセリフだが、アダムほどの人が、どうしてリンジーに言われるまでEDNAに考えが及ばなかったのかは不思議。

 

【ゲスト出演者】
レイ役「ボストン・パブリック」でコリン・フリンを演じているジョーイ・マッキンタイア。
アドラー警部補役は、「ブレイキング・バッド」のハンク・シュレイダー役で知られ、「CSI:科学捜査班」ではラングストンの元妻グロリアの結婚相手フィルを演じたディーン・ノリス。

 

【鑑賞MEMO】
部下たちに裏切られたダニー

前回は、巡査部長としての資質を見せつけてくれたダニー。部下たちの飲み会に歓迎されるなど、新しい場所で信頼関係を築きつつあるように見えたが、何とその信頼していた部下たちに、あっさり裏切られる結果となってしまった。部下の巡査たちは新人で判断が甘く、しまいには自分たちの保身に走ってしまった模様。すっかり打ちのめされたダニーは、ラボに戻るという決断を下した。これで、マックに続いてダニーもチームに復帰。かつてのチームが戻ってきたことは嬉しくもあるが、巡査部長としてのダニーの成長をもう少し見てみたかった気もする。それに、今回の一件だけで巡査部長の職を捨ててしまうなんて、潔いというよりあきらめが良すぎるように見える。シリーズ終了の可能性も鑑み、マックにもダニーにも新たなる成長の道筋を用意して第7シーズンを終わらせていただけに、第8シーズンの製作が決まった時点で、マックもダニーもうまくCSIに連れ戻すシナリオが必要だったのは分かるが……。

 

そんな中、印象に残る働きを見せたのはリンジーだ。ダニーの妻であるため、捜査からも外れなければならず、ずいぶんもどかしかったと思うが、最終的にはルールを無視してクーパーに直談判。おかげでクーパーは証言を覆し、ダニーは無罪放免になった。今回、ダニーがシーズン1の#21「疑惑の任務」で刑事を誤射した疑いにより内部調査の対象になった話が持ち出される場面もあったが、あの当時の、仲間を信じられずに衝動的な行動に走ったダニーはどこへ行ったのやら。部下に濡れ衣を着せられても激高しないダニーに、やや物足りなさを感じた部分もあったので、タフなリンジーの姿を見られてちょっとスッキリした。

2013.2. 2|CSI:ニューヨーク8、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

初めまして。CSI毎週楽しみですw

リンジーのタフさに憧れます(ω)
いい妻をもったなぁ、ダニー(笑)

投稿: さく | 2013.02.07 22時30分

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