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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 1月26日(土) #3「跳ね馬の秘密」(原題:Cavallino Rampante)

Ny8_03この2カ月間でフェラーリだけを16台も盗んでいる女性二人組の車泥棒を追っているNYPD。巡査部長のダニーは、新人巡査ローレン・クーパーを指導しながら駐車場を巡回する最中、怪しい赤のフェラーリを発見。トランクを調べ、中に若い女性の死体を見つける。

 

その後の調べで、赤のフェラーリは2日前に盗まれたものと判明。道路の監視カメラの映像に運転席に座る死体の女性が映っているのが確認され、その容姿は車泥棒の一人の目撃情報と一致する。また、シドは女性の検視を行うが、特に死因が見当たらず首をかしげる。

 

マック、リンジー、フラックは赤のフェラーリの持ち主ネイサン・パデューを含む車泥棒の被害者たちに話を聞く。だが、誰も死体の女性に見覚えはなかった。やがて、ジョーの調べで、赤のフェラーリの車台の隠れた自動車登録番号はパデューのものではなく、女性の死体発見の6時間前、コネチカットの販売代理店から盗まれたものと分かる。
一方、赤いフェラーリの側に落ちていた壊れた装置を復元したアダムは、それを使って車のロックを解除し、エンジンをかける様子を、マックとジョーの前でデモンストレーションして見せる。さらに、アダムは装置の内部から採取した指紋が、70年代に車泥棒を重ねたアーサー・ヌーナンのものだったことも明らかにする。

 

アダムの情報を受け、フラックはアーサー・ヌーナンのアパートを訪ねる。アパートには、病を患い車椅子生活となったアーサーと、彼の3人の娘の一人で三女のオードリーがいた。アーサーは、長女ニコールと次女ミッシェルの件で警察が訪ねて来たとすぐに察した様子。実は、死んだ女性はアーサーの娘のミッシェルだった。アーサーは、オードリーとともに署への連行に応じる。
取り調べの場でアーサーは、家業である車泥棒を継いだミッシェルとニコールにいつか災難が降りかかるのではないかという恐れが、ついに現実のものになったと嘆く。また、数カ月前、車泥棒をやめるようミッシェルとニコールに頼んだが、一方で車泥棒用の装置を作るなど協力もしていたことで、偽善者とミッシェルから罵倒され、それ以来、連絡を絶たれたとも話す。唯一、家業を継がずにロースクールに通う道を選んだオードリーも、2、3週間前にブルックリンのコーヒーショップで姉と会ったのが最後で、彼女たちがどこに住んでいるのかは知らなかった。

 

その後、赤いフェラーリの車内の操作ボタンやつまみに付着していた白い粉は、再生医療への応用の研究が進んでいる細胞外マトリックスのコラーゲンと分かる。また、ミッシェルの身体の傷を調べていたホークスは、クラヴマガという非常に効率の良い戦闘技法を身に付けた犯人が、瞬時に彼女の動きを封じたことに気付き、それをマックに報告。マックは、90年代初頭からFBIやインターポールに追われている凶悪犯ドミニク・ヤノスが犯人だと直感し、改造したスタンガンで痕跡を残さず感電死させるというヤノスの得意技がミッシェルの死因ではないかと推察する。そして、彼女の心筋細胞を調べ、やはり感電がミッシェルの死因だったことを突き止める。
麻薬や武器の密輸、人身売買まで、あらゆる悪事に手を染めているヤノスは、14歳で万引きと警官への暴行で刑務所送りになり、5年にわたり服役。その間にクラヴマガを習得し、出所後、逮捕した警官の家族の喉を一突きにして殺害。そのまま姿を消して、数年後にメデジン・カルテルの兵士になったと言われている。まともな顔写真はほとんどなく、常に外見を変えているため信頼できる目撃証言もない。2年前、ヨットの爆発で死んだというもっぱらの噂だったが、実は重度のヤケドを負ったものの生き延びていたのだろう。細胞外マトリックスは、ヤノスのヤケド治療に使われたものに違いない。
ミッシェルを殺す理由があるのなら、ニコールや残された家族も危ないと見たCSIは、フラックをヌーナン家に急行させるが、時すでに遅く、アーサーは殺され、オードリーは拉致された後だった。

 

そんな中、ニコールが再びフェラーリ2台を盗んだことが確認される。しかしながら、手口はこれまでとは違いずさんで、目撃者も監視カメラもある中での強引な犯行だったのは不思議だ。それに、なぜニコールは同じ型のフェラーリばかりを盗むのだろうか。マックやジョーが頭を抱えていた矢先、リンジーがヤケドの再生に特化した細胞外マトリックスの研究をしている企業を特定。細胞外マトリックスの治療には光に過敏になるなどの副作用が伴うことも明らかにする。マックは、フェラーリを盗まれた被害者のパデューが事情聴取の際、眩しそうにしていたのを思い出し、彼がヤノスだと気付く。さらに、FBIがマネー・ロンダリングの疑いでこの数カ月、パデューをヤノスだとは知らずに調査していたことも明らかに。どうやらヤノスは、船の爆発事故を機に別人になりすまし、FBIやインターポールの追跡をかわそうとしていたようだ。そして、ニコールとミッシェルは、たまたまヤノスのフェラーリを盗んだ。ヤノスはフェラーリの中にある何か大切なものを取り返そうと躍起になり、ミッシェルやアーサーを殺害、ニコールを見つけ出す切り札としてオードリーを拉致したと見るのが妥当なようだ。

 

調べは進み、車の追跡装置の情報からニコールが盗んだ車の現在地が判明。フラックらは現地に急行し、とある修理工場に踏み込むと、パデューことヤノスの解体されたフェラーリを見つける。そこにニコールの姿はなかったが、残されたフェラーリの車体のパーツリストから、ニコールが分解したヤノスのフェラーリのパーツを集め、それを復元してヤノスに返し、オードリーを救おうとしているらしいと分かってくる。まだ足りないパーツがあるためニコールが同じ型のフェラーリばかりを盗んでいると知ったCSIは、彼女たちが売りさばいたパーツが使われたフェラーリを特定。先回りしてニコールを待ち伏せ、彼女の逮捕に成功する。
署に連行されたニコール。取り調べでは、盗んだフェラーリを分解して売った後で、それが危険人物であるヤノスのものだと知ったこと、ミッシェルは逃げたがったものの、すでにヤノスから逃れることはできないと悟ったニコールが違うフェラーリをヤノスのものと見せかけて返そうと判断したこと、ミッシェルがヤノスにフェラーリを返すも、すぐに偽物だと見抜いたヤノスによってあっという間に殺害されてしまったことなどが明らかになる。恐怖から何も行動を起こせずミッシェルを死なせてしまったと、自分を責めて涙を流すニコール。すべて元通りにした車を返さなければオードリーの命はないとヤノスに脅されていることから、自分で車を返しに行きたいと懇願する。しかし、マックはニコールではなく、ジョーを彼女に仕立てて車を返しに行かせ、やって来たヤノスを逮捕することに成功。車に監禁されていたオードリーを無事保護する。

 

その後、ヤノスのフェラーリを調べたCSIは、FBIの捜査に備えてヤノスが準備していた偽造パスポートやクレジットカードを発見する。自分の正体が暴かれる前に逃亡しようとしていた国際的な指名手配犯の計画は、一介の車泥棒一家によって阻止された格好となったのだった。

 

一方、部下のローレンの信頼を得たダニー。新人巡査たちの飲み会に誘われる。一度は断るダニーだったが、最終的にはバーに顔を出し、みんなに大歓迎されるのだった。


【豆知識】
Cavallino Rampante

イタリア語で「跳ね馬」の意。今回のエピソードの原題であり、フェラーリのトレードマークでもある。

 

細胞外マトリックス
生物の細胞外に存在する超分子構造体のこと。細胞外基質、細胞間マトリックスとも呼ばれ、ケガやヤケドの治療への応用で注目されている。

 

クラヴマガ
ハンガリー生まれのユダヤ人、イミ・リヒテンフェルドがその原形を考案したイスラエル発の近接格闘術。軍や警察、特殊部隊でも採用されている。

 

メデジン・カルテル
コロンビアの麻薬カルテル。
ヤノスはメデジン・カルテルの兵士だったという設定。

 

【決めゼリフ】
「ワオ!決まってるー、ジョー。こんなにカバーオールが似合う人いませんよ」by アダム

アダムの言う通り、カバーオール姿のジョーはなかなかキュートだった!

 

【ゲスト出演者】
ニコール役は、「デクスター ~警察官は殺人鬼」でクリスティン・ヒル役を演じたコートニー・フォード。
ヤノス役は、「ライ・トゥー・ミー」や「グッド・ワイフ」へのゲスト出演で知られるティム・ギニー。

 

【鑑賞MEMO】
“ダニー巡査部長”の活躍が光る!

CSIチームを離れ、巡査部長として部下を束ねるようになったダニー。今回は、新米巡査のローレンへの指導を通して、その仕事ぶりを見せてくれたが、その手腕はなかなかのものだった。衝動的で血気盛んだった昔を思えば、信じられないくらいの成長だ。マックもそんなダニーの仕事ぶりに満足していたようだし、部下のローレンもダニーに信頼を寄せ始めた様子。エンディング、部下たちの飲み会に顔を出したダニーの判断も良かったと思う。彼がCSIを抜けたのは寂しいが、巡査部長としてのダニーを見るのも悪くないなと感じた。
さて、そんなダニー、次回はなかなか厳しい立場に立たされることになりそう。引き続き、“ダニー巡査部長”に要注目だ。

 

一方、事件の方は、国際的な指名手配犯が、車泥棒一家の手に落ちるという展開が、何とも面白いエピソードだった。面白いと言えば、アダムの存在も忘れてはならない。車泥棒の装置を復元するシーンや、ホークスにクラヴマガの実験台にされるシーンなど、いずれも茶目っ気たっぷり。相変わらず、そんなアダムを冷静に扱うマックとの距離感もいいし、時にからかい合うジョーとのコンビネーションもいい。今シーズンもアダムは良きムードメーカーとして活躍してくれそうだ。

2013.1.26|CSI:ニューヨーク8、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

あの新人…ダニー狙ってるぅ!?

投稿: ダニーLOVE | 2013.01.30 21時04分

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