CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 1月12日(土) #14「美しき性悪女たち」(原題:Last Straw)

M10_14鞍に血の付いた馬が走り回っているとの通報を受け、現場に駆けつけたCSI。馬の扱いに慣れているカリーが馬をなだめる間、ウルフは周辺を捜索。馬の乗り手と見られる30代とおぼしき女性の死体を発見する。どうやら、殴られた上、馬にロープで引かれる格好で首を吊られたようだ。状況から見て、恨みがある者の犯行の可能性は高い。

 

ホレイショは、近くに厩舎を構えるジョアンナ・トーリングに事情を聞き、被害者は彼女の厩舎に愛馬チェスナットを預けているキャシディ・ウェラーであることを確認。ジョアンナは、厩舎の仕事を手伝っている娘エルともども、キャシディのことはよく知らないと話す。

 

モルグに運ばれたキャシディの遺体を見たカリーは、首元のネックレスに注目する。本来、慣れた人なら乗馬中にネックレスなどしないはずだからだ。ネックレスのトップは、ギリシャ文字“ファイ・ガンマ・アルファ”をかたどったデザイン。彼女は大学の学生クラブの元メンバーなのだとカリーは気付く。

 

一方、ホレイショとデルコは、キャシディの馬チェスナットの馬房に、コンドームの袋が落ちているのを見つける。キャシディの遺体にはあちこちアザも見られたため、レイプの疑いが浮上。遺体に付着していた毛髪が証拠となり、キャシディと関係を持ったミッキー・クイントが署に呼ばれる。クイントは、「キャシディとは遊びの関係。彼女は荒っぽいセックスが好みだった」と弁明するが……。

 

クイントを有罪とするだけの決め手はなく、ウルフはサマンサとともに現場の調査を続行。血の付いた石と乗馬用のムチを見つける。そのムチは、同じくトーリング厩舎に馬を預けているレイチェル・ペトレーラのものだった。実は、彼女もまたキャシディと同じ学生クラブの元メンバー。レイチェルは、事情を聞きに来たカリーとウォルターに対し、「今朝は離婚調停のため裁判所にいた」とアリバイを主張する。だが、彼女と離婚調停中の夫がクイントと判明。彼女も署に連行される。
ホレイショはクイントを、カリーはレイチェルをあらためて尋問。しかしながら、クイントは「キャシディとはあくまでも遊び」と主張し、レイチェルは夫を寝取ったキャシディへの悪意をにじませながらも殺害は否定する。

 

カリーは、チェスナットが装着していた馬具を調べるナタリアを手伝い、鞍に馬房掃除用の灰汁の付着を見つける。さらに、チェスナットの世話をしていたエルも、キャシディやレイチェルと同じ学生クラブのメンバーだったことが判明。一気にエルが第一容疑者に浮上する。取り調べを受けることとなったエルは、キャシディのことをよく知らないと話したのは嘘だったことを認め、地味だった自分は学生クラブの中でいじめの対象だったと告白。キャシディやレイチェルが死ねばいいと思ったことはあるが、本当に殺したりはしないと訴える。

 

そんな中、レイチェルが日焼けサロンのマシンの中に閉じ込められる事件が発生。現場に駆けつけたトリップがマシンをロックしていたワイヤー錠を切断するが、レイチェルはすでに死んでいるのが確認される。死因は酸欠。マシンの通気口にはテープが貼られており、何者かが故意に彼女を殺害したのは明白だ。また、彼女の背中には“ファイ・ガンマ・アルファ”の文字が浮かび上がっていた。犯人が、UV防止テープを文字の形に切り抜いてマシンに貼っていたのだ。どうやら犯人は、キャシディを殺したのと同一人物らしい。

 

その後の調べで、被害者らが大学生だった頃、レイチェルの殺害現場となった日焼けサロンのオーナー、リアム・フリンが、学生クラブの寮の火災報知器を鳴らした上で、ドアをワイヤー錠でロックしてメンバーたちを閉じ込めたかどで逮捕されていたことが明らかになる。デルコとナタリアは、さっそくリアムを署に呼んで事情を聞く。リアムは、当時付き合っていたエルとの仲を、学生クラブのメンバーたちに無理やり引き裂かれたため、腹を立てて嫌がらせをしたと説明。「最近、エルが当時のことで謝罪に来たが、自分にとってはすべて過去のこと」と話す。
あらためて、厩舎を訪ねたホレイショとウォルター。リアムと別れなければ学生クラブを除名にするとキャシディたちに脅されたとエルが話すかたわらで、彼女がUV防止テープを持っているのを見つける。ホレイショは、母親のジョアンナの阻止を振り切ってエルをその場で逮捕する。

 

その後、署ではジョアンナがエルのいじめの経緯をカリーに話す。もともと、ジョアンナが学生クラブのメンバーだったため、エルは無条件でメンバーになれた。ところが、ほかのメンバーたちは「学生クラブにふさわしくない」とエルをのけ者にし、揚げ句には彼女を放り出した。それを機に、エルは大学を中退。人間関係が苦手になり、仕事も続かず、実家に戻って厩舎の手伝いをするように。それを聞きつけたキャシディとレイチェルが、わざと自分たちの馬をトーリング厩舎に預け、再びエルへの嫌がらせをしていたというのだ。ジョアンナは、エルをいじめていた本人がキャシディとレイチェルだとは、直前まで知らなかったようだが……。

 

やはり、犯人はエルなのだろうか? CSIは、チェスナットの世話に使われたブラシを回収し、何者かの上皮の付着を見つける。DNAの劣化により、男性のものという結果しか得られなかったが、例のUV防止テープが保管されていた場所に入れる男性は一人しかいない。エルの父親ダンだ。
ホレイショとナタリアは、ダンを署に呼んで追及。正午過ぎにタラハシーから戻ったとアリバイを主張するダンだったが、実は昨晩の便でマイアミに戻っていた事実をつかまれていると知ると、明るかった娘のエルを別人のように変えたキャシディとレイチェルのことが許せず二人を殺害したと認める。ただ殺すだけでは気が済まず、学生クラブが原因だと知らしめるため、ネックレスや日焼け跡などでわざと“ファイ・ガンマ・アルファ”の印を残したことも。

 

釈放後、自分のせいで父親に殺人をさせてしまったと知ったエルは、厩舎で自殺を図る。しかし、事情を察知して厩舎に急行したホレイショが、危機一髪で彼女を救出する。病院に運ばれたエルは、無事回復。「どうやり直せば?」という問いに対し、「新しい道を行け」とホレイショにアドバイスされたエルの顔には、ようやく笑顔が戻るのだった。


【豆知識】
タラハシー

アメリカ・フロリダ州の州都。マイアミとは、飛行機で1時間半ほどの距離。

 

【決めゼリフ】
「よせよ、おい!蛇だぞ。触るなって!」by ウルフ

ムチを蛇に見間違えたウルフ。この慌てっぷりがいかにも彼らしくて面白い。それにしても、ウルフと一緒に現場に出たサマンサ、何て足が長いの! 彼女のスタイルにあらためてビックリ。

 

【ゲスト出演者】
エルの母親役は、映画『テン』で10点満点の美女を演じたボー・デレク。ドラマでは「ファッション・ハウス」のマリア役なども記憶に新しい。
エル役は、「救命医ハンク セレブ診療ファイル」のジル役や、「グッド・ワイフ」のラナ役で知られるジル・フリント。
エルの父親役は、「ビバリーヒルズ高校白書/青春白書」のブランドンとブレンダの父親のジム役でおなじみのジェームズ・エックハウス。
リアム役は「レスキュー・ミー ~NYの英雄たち」のマイケル・シレッチ役のマイケル・ロンバルディ。
レイチェル役は、「GREEK ~ときめき★キャンパスライフ」のフラニー・モーガン役のティファニー・デュポン。

 

【鑑賞MEMO】
ボー・デレクがゲスト出演! 馬に詳しいカリーも活躍

今回のエピソードの目玉は、やはりボー・デレクのゲスト出演だ。“新時代のセックス・シンボル”とうたわれた彼女。登場シーンは、なぜかスローモーション! 映画『ボレロ/愛欲の日々』ではヌードでの乗馬シーンも披露し、実際に牧場も経営している彼女だけに、馬にまたがって颯爽とブロンドをなびかせて現れるという演出が見事にハマッていた(欲を言えば、最後に彼女の見せ場がもうワンシーン欲しかった!)。

 

さて、そんなボー・デレクとともにひときわ目立ったのがカリー。彼女が馬の扱いに慣れていることは、シーズン7の#13「不適な微笑み」ですでに明らかになっているが、今回もミントキャンディーでうまく興奮する馬をリラックスさせたり、乗馬慣れしている人ならネックレスはしないと指摘したりと、得意分野で捜査に貢献した。

 

そんなカリーとは対照的に、ウルフは興奮する馬に苦戦(動物相手の悪戦苦闘はウルフのオハコ)。憧れのサマンサの前で、ムチを蛇に見間違えるという失態まで! でも、カリーに教わった“ミントキャンディー作戦”のおかげで、“馬と話せる男”であることをサマンサの前で証明して見せる場面も。やはり、ウルフはおいしいところをさらっていくキャラクターだ。

 

そして、おいしいところをさらうと言えば、忘れてはならないのがホレイショ! いつもなら、犯人ではない相手を犯人だと決めつけて辛辣なセリフを吐くこともしばしばなのに、今回はいじめに苦しんできたエルにいきなり肩入れ。「私なんてゴミよ……」と言う彼女に対し「それは違う!」と即座に断言! さすがだ。
エンディング、父親が殺人で逮捕されたと知ったエルが悲観して自殺を図ろうとするシーンでは、一体何キロでハマーを走らせたのか知らないが、あっという間に厩舎に駆けつけて彼女を救出! これまた、ホレイショならではの神業を見せてくれた。

 

なお、エル役のジル・フリントは、たとえば「救命医ハンク セレブ診療ファイル」では、“美人の”病院長役。今回は、地味ないじめられっ子を好演していたが、本気を出せばレイチェルやキャシディなど目じゃないように思えたのは私だけ?

2013.1.12|CSI:マイアミ10、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/56526301

この記事へのトラックバック一覧です: 1月12日(土) #14「美しき性悪女たち」(原題:Last Straw):

コメント

ジル…【救命医ハンク】の時とイメージ違う(ヾ(´・ω・`)

投稿: ホレイショ好き | 2013.01.27 01時40分

>本気を出せばレイチェルやキャシディなど目じゃないように思えたのは私だけ?

同感です。

投稿: ジルファン | 2014.09.04 23時26分

コメントを書く