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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 12月8日(土) #10「裏庭」(原題:Long Gone)

M10_10とある住宅地。ノーラン家から外に水が流れ出ているという隣人からの通報を受け、CSIはノーラン家に踏み込む。中には誰もおらず、家人は朝食を作りかけだったのか、キッチンの水道が出しっ放しでシンクから水があふれ出ていた。忽然と消えた家族……。おそらく何者かが一家を拉致したのだろう。
隣人の話から、ノーラン家で暮らしているのは家主のアンドリューと妻のキャロル、息子のボビーと判明。娘のオリヴィアは一人暮らしで、週に何度かノーラン家を訪れていることが分かってくる。カリーとトリップ、巡査のデラレンゾは、さっそくオリヴィアのアパートへ。そこにオリヴィアの姿はなかったが、彼女のボーイフレンドだという男がいた。しかしデラレンゾは、飾られた写真に写ったオリヴィアのボーイフレンドと男が別人であることに気付く。カリーたちが男を捕らえようとした矢先、突然男は発砲し逃走する。

 

ホレイショは、オリヴィアの本当のボーイフレンドであるトム・グレンジャーと電話で話し、彼がオリヴィアと一緒であることを確認。彼に告げられた現在位置に警察を急行させ、二人を保護する。
その後、オリヴィアとトムは署へ。家族が姿を消したと知らされたオリヴィアは何も知らない様子で、喘息持ちの母親は吸入器がなければ命に危険が及ぶと話す。

 

捜査を急ぐCSI。ウルフはノーラン家の外で折れた歯を見つける。誰かがここで殴られたのかもしれない。その後のDNA鑑定で、歯の持ち主はトムと分かる。ホレイショとナタリアから事情を問われることとなったトムは、オリヴィアと一緒に住む許しを請おうと父親アンドリューに話しに行った際、彼に殴られたと説明。一家が拉致された時間にはオリヴィアと一緒だったことから、事件には無関係である可能性が強まる。

 

捜査は壁に突き当たるが、ノーラン家を調べていたデルコは、エアコンの通気口が空気を吹き出すのでなく吸い込んでいることに気付く。どうやら、除湿・清浄機能がついているらしい。フィルターに吸い込まれた微物をサマンサが分析した結果、コカインが検出される。
カリーとウォルターは、家でコカインが見つかったことについてオリヴィアに事情を聞くが、オリヴィアは「家族はコカインなどやらない」と激怒。しかしながら、アンドリューが2年前に勤め先の会社をレイオフされていたことは知らなかった。もしや、金に困ったアンドリューがコカイン売買に手を染めていたのだろうか? そんな中トムは、今週2度、アパートの前でフロントグリルのデザインが特徴的な怪しいSUVを見たと供述する。
トムの情報が手がかりとなり、オリヴィアのアパートに侵入した男は、カート・リギンズと判明。一家の拉致に関わっているかもしれないとトリップらは彼のトレーラーハウスに急行するが、その際、反撃に出たカートにデラレンゾが撃たれてしまう。父親も警官だったことからデラレンゾのことを10歳の頃から知っていたトリップは、必死で彼を励ますが、間もなくデラレンゾは死亡。催涙弾で外におびき出されたカートは、その場で逮捕される。
仲間を殺された怒りを胸に、とある駐車場でカートを車から降ろしたホレイショとトリップは、彼に知っていることを話すよう迫る。カートは、コカインを売ってシマを荒らしたアンドリューに思い知らせようと家族を拉致したと話すが、彼らの居場所については口を割ろうとしない。そんな矢先、ノーラン家のガレージを調べていたデルコは、コカインの包みを発見。後の分析で、1994年から1996年当時の代物と分かる。当時の大物ディーラーだったオスカー・デュアルテは、7カ月前に出所している。デュアルテが事件に絡んでいるのではないかと見たトリップは、ウォルターとともに彼を署に呼んで取り調べるが、デュアルテは当然知らないと答える。

 

その後、刑務所でのデュアルテの面会記録を調べた結果、何とトムがデュアルテと4回も面会していたことが明らかになる。実は、トムはデュアルテの使い走りだったのだ。カリーとナタリアの追及を受けたトムは、逮捕される前にデュアルテが牧草地に埋めた大量のコカインを掘り出すよう指示されたこと、現在はその牧草地が宅地になり、埋めた場所にノーラン家が建っていることが分かり、コカインの回収目的でオリヴィアに近づいたことなどを白状。歯が折れたのは、ひそかに庭を掘っているところをアンドリューに見つかり殴られたからだと話す。トムに騙されていたと知ったオリヴィアは、大いにショックを受ける。

 

程なくして、デュアルテが逃げたとの情報が警察に入る。その頃、デュアルテはカートに拉致させた一家とともにモーテルにいた。「俺のコカインを盗んだ!」とアンドリューを責めるデュアルテ。アンドリューは、すでに喘息発作で呼吸困難に陥りつつある妻キャロルを助けるため、金を返すとデュアルテに約束し、彼の銃を借りてモーテルを出る。その足でドラッグストアへ行ったアンドリューは、銃を突きつけて吸入器と金を略奪してモーテルへ戻るが、デュアルテはアンドリューが持ってきたはした金に激怒。しかしながら、パトカーのサイレン音を聞いたデュアルテは、勤めていた会社の自家用機で逃亡を助けてやるというアンドリューの言葉に応じ、彼と急いで飛行場へ向かう。
だが、CSIもデュアルテたちの動きを読んでいた。デュアルテたちを追って飛行場に向かったデルコとカリーは、「一緒に自家用機に乗れ」と命じるデュアルテと、「自分が行けば妻の命が危ない」と拒否するアンドリューがもめている現場に遭遇。カリーは銃を構えたデュアルテにそれを下ろすよう言うが、もみ合いの末、アンドリューはデュアルテに撃たれ、デュアルテは逮捕される。結局、アンドリューは死んでしまうが、死の直前にモーテルの名前を言い残したことから、ホレイショらがそのモーテルに急行。間一髪でキャロルは命拾いするのだった。


【豆知識】
『スカーフェイス』

1983年のアメリカ映画。主演はアル・パチーノ。監督はブライアン・デ・パルマ。1932年のギャング映画『暗黒街の顔役』(原題『Scarface』)をオリヴァー・ストーンが脚色したもので、若き青年がコカインの密売でのし上がって麻薬王となり、その後自滅していく姿が描かれている。
トリップは、オスカー・デュアルテがいかに大物のディーラーだったかを、「『スカーフェイス』より有名だった」という言葉でホレイショに説明した。

 

【決めゼリフ】
「これが分かるか? ポール・デラレンゾのバッジだよ。お前が殺した。親父も警官でな。奴が10歳の頃から知ってる」by トリップ

警官仲間の息子で、今や本人も警官であるデラレンゾを殺された悔しさと憤りがこもったトリップの一言。
デラレンゾ、初登場なのにずいぶん目立つ扱い方だったので、まさか、この後殺されるんじゃ……と思ったら案の定。見る側には想定できた展開だったが、トリップにとっては思いも寄らぬ悲劇だったはず。

 

【ゲスト出演者】
アンドリュー役は、「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」のオーランド・"ダッチ"・ワーゲンバック役や、「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」のタイラー・ブレナン役などで知られるジェイ・カーンズ。
デュアルテ役は、「ブレイキング・バッド」のマイク役のジョナサン・バンクス。
カート役は、「HEROES/ヒーローズ」のフリント・ゴードン役で知られ、「TOUCH/タッチ」へのゲスト出演も記憶に新しいブレイク・シールズ。
トム役は、「BONES」や「ゴシップガール」に複数話ゲスト出演しているルーク・クラインタンク。
飛行場の職員役は、「バトルスター・ギャラクティカ RAZOR」で若き日のアダマを演じているニコ・コルテス。

 

【鑑賞MEMO】
今回もキーパーソンはトリップ

前回、最初に自分が担当した殺人事件の犯人たちが釈放されたことで、当時の事件の真相を知ると同時に、苦い思いをしなくてはならなかったトリップ。今回も、10歳の頃から知っていた巡査のデラレンゾが撃たれ、死亡するという不本意な出来事に遭遇することに……。トリップがどれだけ悔しい思いをしたかは、察するに余りある。
ホレイショもトリップ同様、デラレンゾを撃ったカートに対して激憤。彼を署に連行する途中、駐車場で車から降ろすと「(カートの)手錠を外せ」とトリップに指示。そして、自らカートに手痛い一発! トリップとホレイショの気持ちは理解できるが、あの後、あの駐車場で何があったかは想像したくない……。
何はともあれ、トリップを演じるレックス・リンの演技は今回も光っていた。ホレイショがうまく後方にまわったため、トリップの存在感が際立ったのも事実だ。

 

一方、サマンサは麻薬取締局の仕事をしていたことから、コカインに精通したところを披露。しかも、現場に出たいと刑事の資格を申請していること、銃の所持資格も持っていることなどをナタリアに話した。#8「鉄壁のアリバイ」ではミスをナタリアに叱責され、一度はCSIを去ることも考えたサマンサ。逆に、重要な手がかりの発見に貢献し、ナタリアをうならせた経緯があるが、このサマンサとナタリア、脚本家は二人をライバル関係に仕立てようとしている? それとも、女同士、良き同僚として描こうとしている? 現時点でははっきりしないが、二人の間の微妙な緊張感は見ていて面白い。これまでのCSIにはなかったパターンだ。しかも、サマンサには何だかうさんくさい臭いがプンプン。彼女が今後のストーリーで重要な役回りを演じる日がくるような気がしてならない。

2012.12. 8|CSI:マイアミ10、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

薬局での出来事。
アルブテロールは、ステロイドではありません。
喘息の発作の薬には間違いないんですけど。

トリップ、切ないですね…

投稿: 薬剤師 | 2014.01.26 00時17分

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