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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 12月22日(土) #12「知能化弾」(原題:Friendly Fire)

M10_12スマートフォンの開発を手がけるソラマージ社のCEO、マシュー・ストーンが自宅ペントハウスの屋上で射殺される。ストーンは、スティーヴ・ジョブズより影響力が大きいとされる人物。末期ガンに冒されていて余命幾ばくもなかった。そんな彼を、一体誰が殺したのか? 銃創に火薬輪がないところを見ると遠射だが、周囲にはマシューのペントハウスを狙えるような場所がなく弾道が分からない。

 

さっそく捜査を開始するCSI。ナタリアは、ストーンの恋人のアマンダに事情を聞く。彼女いわく、マシューには敵が多すぎて犯人の心当たりを絞り込むのは難しいとのこと。一方でウォルターは、ペントハウス内に仕掛けられていた盗聴器を発見する。付着していた指紋から、仕掛けたのはCEO代理のブラックバーンと判明。トリップは、ソラマージの資産を手に入れたい彼が、ストーンの死を待ちきれずに殺害したのではないかとブラックバーンを追及する。しかし、ブラックバーンは、盗聴器を仕掛けたのは会社を守るためだったと言い切る。ストーンはガン治療の影響で意識が混乱した状態にあり、企業秘密を漏洩させる危険があったというのだが……。

 

ベントンはストーンのスマートフォンを調べ、死の直前、彼がハイディ・テイラーという女性からメールを受けていたことを突き止める。彼女は格差反対運動の急先鋒で、ソラマージを強欲企業と見なすと同時に、そのCEOであるストーンに反感を抱いていた。ナタリアとウォルターはデモ会場に彼女を訪ね、事件への関与を問うが、ハイディは「殺していない」と断言。後の調べで、ハイディのスマートフォンは「トロイの木馬」によりハッキングされ、何者かがハイディからと見せかけてストーンにメールを送っていたことが明らかになる。

 

ウルフとデルコは、ストーンの遺言に殺害の動機を読み解く手がかりがあると見て、彼の遺言が入っているはずの金庫を調べる。しかし、そこに遺言はなく、代わりに1本の毛髪を見つける。その毛髪はストーンの恋人アマンダのもの。デルコとナタリアはアマンダを尋問するが、彼女はストーンに頼まれて遺言書を貸金庫に移しただけだと説明し、素直に貸金庫の鍵の提供に応じる。

 

そんな中、ストーンの検視を行っていたローマンは、脳から弾を摘出。それは、「スマート・ブレット(知能化弾)」と呼ばれる最先端技術を駆使したプログラムできる銃弾だった。空中で方向を変えられる賢い(スマートな)弾(ブレット)。カリーは、天才的な技術者であるストーン自身が開発したものではないかと推測するが、ローマンはストーンの元ビジネスパートナーで、ソラマージの株式上場の前日に会社を辞めているラージ・アンダリが開発した可能性もあると指摘。貸金庫に預けられていたストーンの遺言書を調べてみると、ラージに関する箇所が書き換えられ、彼に大金を譲るという項目が加えられていたことが明らかになる。また、ラージが2日前にストーンのペントハウスを訪ねていたことも判明。ホレイショとウォルターは、彼を容疑者と見て署で事情聴取する。ラージは、ストーンに遺言の書き換えを頼まれてそれに従っただけで、親友であるストーンを殺すはずがないと主張するが……。

 

カリーは、砕けたスマート・ブレットを復元。その刻印から、作っていたのはソラマージ社であることを突き止める。ホレイショとトリップは、あらためてブラックバーンを尋問。ブラックバーンは、3年前、イラクでの誤射で弟を亡くしたストーンが、誤射のない完璧な銃を開発しろと自ら命じたと説明。試作品のライフルは盗まれたと話す。
そんな矢先、その試作品のライフルを持った二人組のギャングが銀行強盗を働き、CSIは現場へ。念願の刑事資格を取ったサマンサも同行するが、危険な行動を取ったとして、後にデルコから厳しく叱責されることとなる。結局、犯人の一人はホレイショの弾に倒れ、もう一人の犯人はライフルの暴発で被弾、死亡する。
その後の調べで、ライフルには設計ミスがあったことが判明。また、犯人たちが持っていた試作品のライフルはどちらもストーンを射殺したものではなく、凶器のライフルは別に存在することが分かってくる。では、凶器のライフルは今どこに? カリーとウルフは、スマート・ブレットの弾道を調べ、射手がいたはずの方向にラージのマンションが位置していることに気付く。ウルフはデルコとともにラージのマンションへ。天井裏に隠されていた試作品のライフルを見つける。やはり、ストーンを撃ったのはラージだったのだ。

 

署に連行され、取り調べを受けることとなったラージは、「ストーンに『頭を撃ってくれ』と頼まれた」と釈明。その報酬としてストーンから遺産をもらうことになったのだと話す。もし、ラージが言っていることが本当なら、なぜストーンはハイディのスマートフォンをハッキングして、彼女に疑いの目を向けさせようとしたのだろうか?

 

ナタリアとウォルターは再びデモ会場にハイディを訪ね、彼女がストーンから受け取ったという定型文の手紙を証拠としてラボに持ち帰る。ウルフとカリーは、その手紙を分析。その結果、手紙のロゴ部分の磁気ストリップに、武器取引の情報が記録されていることが分かる。ブラックバーンは欠陥品のライフルを大量に製産、それを売ろうとしているのだ。ストーンはそれを止めようと、ハイディにメッセージを託したに違いない。ホレイショたちは、取引場所に急行。その場でブラックバーンを逮捕する。

 

事件解決後、ストーンのスマートフォンに隠しファイルが保存されていたことが分かる。それは動画ファイル。映っていたのは、計画の真意を明かし、人々に選択の重要さを訴えるストーンの姿だった。精神の錯乱を疑われていたため、普通の訴え方では信用されないと考えたストーン。マイアミ・デイド署なら自分の意図を読み解いてくれると信じ、真実を委ねたのだ。

 

一方、刑事資格を得たサマンサのため、プレゼントのブレスレットを用意していたウルフ。デルコとサマンサが現場でやり合ったという話を聞くと、そのブレスレットをデルコに渡し、サマンサとの仲直りのきっかけに使うよう言う。ウルフがサマンサに気があると気付いたデルコは、ウルフの言葉に応じて快くブレスレットをもらい受けながらも、サマンサにはウルフからのプレゼントだと正直に告げ、それを手渡すのだった。


【決めゼリフ】
「ナタリアが入ってきた時も牽制し合ったろ」by デルコ

新入りのナタリアをめぐってのデルコとウルフの張り合い、懐かしい! 結局、ナタリアをものにしたのはデルコだったけれど、今回は、ナタリアの時のような状況にはならない模様。あとはウルフのがんばり次第!?

 

【ゲスト出演者】
ラージ役は、「HEROES/ヒーローズ」のモヒンダー・スレシュ役や「コバート・アフェア」のジェイ・ウィルコックス役でおなじみのセンディル・ラママーシー。
ストーン役は、「HEROES/ヒーローズ」のDL・ホーキンス役のレナード・ロバーツ。
ブラックバーン役は、「ザ・ホワイトハウス」のシークレットサービス、ロン・バターフィールド役や、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」のライリー・マカリスター役などで知られるマイケル・オニール。

 

【鑑賞MEMO】
スティーヴ・ジョブズより影響力のある人物!?

今回は、アップルの創設者の一人で昨年逝去したスティーヴ・ジョブズのオマージュとも思えるエピソード。ナタリアいわく、今回登場したソラマージ社のマシュー・ストーンは、スティーヴ・ジョブズより影響力のある人物とのことだったが、ガンに冒されていたことをはじめ、至る所でストーンとジョブズとの類似点が見られた。そんなストーンの最大の見せ場は、何と言ってもエンディングの動画メッセージ。その内容はなかなか素晴らしく、日本語版の吹替キャストの間でもかなり好評だったようだ。

 

一方、ウルフがサマンサに興味を示していることが明らかに! 刑事資格を取った彼女にわざわざ出身地にちなんだブレスレットを用意するなんて、結構本気? それでいて、サマンサとやり合ったデルコに、そのブレスレットを仲直りのきっかけに使えと差し出すなんて、ウルフもずいぶん大人になったもの。デルコもデルコで、ちゃんと「ウルフから」と言ってブレスレットをサマンサに渡してあげたようだ。この一連のやり取りには、ウルフとデルコ、双方のキャラクターの成長を感じた。

 

また、今回はパソコンの画面を通してカイルも再登場した。今もアフガニスタンにいると思われるカイル。ホレイショは、イラクでの誤射でストーンの弟が亡くなったと聞き、すぐにカイルのことが気になったに違いない。できれば、ホレイショとカイルの会話も聞けたらよかったのだけれど。

 

なお、今回は久々にベントンが登場! 実は、ベントン役のウェス・ラムジーは、ジェシー・カルドーザ役だったエディ・シブリアン主演の新ドラマ「The Playboy Club」(原題)のレギュラーにキャスティングされ、「CSI:マイアミ」を離れた。けれども、同番組はわずか3話で打ち切りに。ウェスには残念な展開だったが、おかげで彼が「CSI:マイアミ」に戻ってきてくれたのは、マイアミファンとしては嬉しい限りだ。

 

なお、知能化弾開発の取り組みは各国で実際に行われており、日本国内でも着手された実績がある。

2012.12.22|CSI:マイアミ10、エピソードガイド|コメント(3)トラックバック(0)

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コメント

空中で方向を変えられる賢い(スマートな)弾(ブレット)。→一昔前なら、“マンガみたい!!”なんて一笑されそうだけど…。
人間の想像力は無限大だけど、どうせなら人類に役立つ技術を開発すべきですネ。
マシュー・ストーンの最後のメッセージは考えさせられます。人類は数ある選択肢の中から素晴らしい選択をしてほしいものです。

投稿: Kぴ | 2012.12.23 11時20分

このエピソード忘れられません。。

投稿: アリマ | 2012.12.31 16時37分

サマンサとウルフ…上手くいくのかなぁ!?!? デルコ…あの“彼女”とはどうなったの!?

投稿: ホレイショ好き | 2013.01.02 00時59分

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