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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 12月15日(土) #11「地獄へ堕ちろ」(原題:Crowned)

M10_11ホテルで美少女コンテストが開催される。この日はコンテストの二日目で次は水着審査。ところが、出場者の一人で優勝候補である6才のメルローズが姿を見せない。ホテルの部屋まで彼女を呼びに行ったスタッフは、顔面にティアラが突き刺さった状態で倒れて死んでいるメルローズの母親のスザンヌをベッド脇に発見する。メルローズはバスルームに隠れていたらしく、何を目にしたのかは分からない。後の調べで、ティアラは前のコンテストでメルローズが勝ち取ったもので、娘を鼓舞するためにスザンヌが自ら持参したものと分かる。

 

通報を受け、CSIは捜査を開始。ウルフは、コンテストの企画者であるダーラ・チェンバーズに出場者のリストとビデオ映像の提供を求める。カリーは、メルローズの姉ジャンとともに別の部屋に泊まっていた父ラリーに、メルローズと医者、二人きりで話をさせてほしいと説明する。

 

そんな中、ティアラに付着していた毛髪がジャンのものと分かる。ホレイショとナタリアに事情を問われたジャンは、スザンヌに言われて髪を伸ばし、それを切ってメルローズのヘアピースを作ったからだと説明。メルローズのライバルの母親たち、特にアリシア・ハバフォードが怪しいと話す。
ジャンの話を受け、デルコとナタリアはアリシアの部屋へ。アリシアは、コンテストの出場者の一人である娘のトーリーに、無理やり歯のブリーチングを施している最中だった。デルコは、メルローズの部屋で見つかったのと同じビーズをあしらったドレスを見つけ、その件で彼女を追及する。アリシアは、スザンヌが妨害工作をしようとトーリーのドレスを破ったので、彼女の部屋にドレスを手に抗議しに行っただけだと弁明するが……。

 

その後、カリーに気遣われながら、医師のレイチェルと話をしたメルローズ。彼女は、「ママが倒れるのを見て怖くなり、バスルームのドアを閉めた」と言い、「ママをいじめた人はいる?」というレイチェルの問いには「パパ」と答える。
ホレイショとトリップは、さっそくラリーを尋問。ラリーは、コンテストに大金をつぎ込むスザンヌに不満があったことは認めるが、ただの口ゲンカだと釈明する。

 

カリーとウルフは、ダーラから提供を受けたビデオ映像をチェック。メルローズが映っている場面にだけ、すべてノイズが入っていることに気付く。どうやら、何者かがメルローズが映った画面を一時静止し、じっくり観察していたらしい。そして、トーリーが映った場面にもノイズが入っていることが明らかになる。おそらく犯人の狙いは少女。次のターゲットはトーリーかもしれない。デルコはトーリーの部屋に急行するが、昼寝していたはずの彼女の姿はどこにもなく、何者かに誘拐された後と分かる。

 

誘拐犯は、主催者側のビデオ映像を見てトーリーを標的に選んだと思われることから、カリーは誰に映像を見せたのかダーラを問い詰める。ダーラは関与を否定するが、所持していたスマートフォンにトーリーの映像が残されていたことが判明。ビデオを見てトーリーに目を付けていたのは彼女の夫のエドウィンで、ダーラはコンテストを少女を物色する場に利用し、夫のために少女を選ぶ手伝いをしていたのだと分かる。ダーラはエドウィンとトーリーの居場所はしゃべらず弁護士を要求する。
CSIは、ダーラとエドウィンの家に急行。裏庭に監禁場所を発見する。エドウィンとトーリーの姿はなかったが、そこにはトーリーの髪留めが。エドウィンがトーリーを誘拐したのは間違いなさそうだ。

 

やがて、デルコが監禁場所で見つけたオルゴールから、ジャンの子どもの頃の指紋が出る。10年前、実は彼女もエドウィンに誘拐されていたのだ。ジャン自身は、当時のことは覚えていないと言うが……。

 

一方、ウォルターは凶器のティアラが茶色く変色していることに気付く。肌を小麦色に見せるブロンザーだ。ブロンザーは、付けてから6~8時間で変色が始まるため、スザンヌの遺体発見当初は変色が見られなかったらしい。その後の調べで、スザンヌの右手も茶色く変色していることが判明。彼女がメルローズにスプレーのブロンザーを吹き付けている最中に命を落としたらしいと分かってくる。それなら、犯人にもブロンザーの痕跡が付着しているはず。ところが、事件の真相は事故と分かる。その証拠は、ティアラに変色していない箇所が見られたこと。メルローズがティアラを両手で持った時の指の跡だった。
事故直前、スザンヌはメルローズにブロンザーをスプレーしようとしていたが、メルローズはベッド上で飛び跳ねていた。困ったスザンヌは「こんなティアラがまた欲しいでしょう?」と、前回優勝した時にもらったティアラを差し出し、メルローズがそれを両手で受け取った。しかし、まだ飛び跳ねていたかったメルローズは、そのティアラをベッドの上へ。そこに運悪く床にあった物につまずいたスザンヌが倒れ込み、ティアラの先端は顔面に突き刺さって彼女の脳に達したのだ。

 

こうして、スザンヌの死亡事件は解決するが、トーリーの行方はいまだに分からないまま。CSIはジャンと専門家を面談させ、彼女がエドウィンにさらわれた際、どこに連れて行かれたのかショック・セラピーで記憶をよみがえらせる。その結果、ジャンがエドウィンに連れて行かれたのは、映画館と判明。スクリーンにはネズミが映し出されていたらしいと分かる。ダーラに対する先の尋問で、エドウィンが決まって火曜日にどこか秘密の場所へ出かけるという情報をつかんでいたCSIは、火曜日が定休日で、かつ10年前にネズミのアニメを上映していた映画館を絞り込んでそこに急行。エドウィンを倒してトーリーを救出するのだった。


【決めゼリフ】
「ホント、そう思うわ。元コンテスト荒らしの私でも」by カリー

アメリカでも特に美少女コンテストが盛んだと言われる南部のルイジアナ出身のカリー。南部の女の子にとって美少女コンテストは、男の子のフットボールと同じようにみな一度は経験することだとサラリ。でも、そんな彼女も昨今の美少女コンテストの過熱ぶりは異常だと感じているよう。ウルフもカリーに同意見でホッとした。

 

【ゲスト出演者】
小児性愛者のエドウィンを演じたのは、「CSI:科学捜査班」で警官のエイカーズを長年演じているラリー・サリヴァン!
ジャン役は、「救命医ハンク セレブ診療ファイル」のリビー役のメレディス・ハグナー。
医師のレイチェル役は、「しあわせの処方箋」のイザベル役などで知られるアイシャ・ハインズ。
ダーラ役は、「デスパレートな妻たち」にノーラ役で複数話出演しているキルステン・ウォーレン。
ラリー役は、「ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~」のアレックス・ベロ役のニック・サンドウ。
美少女コンテストの出場者の一人のブレイクリー役は、ナタリア役のエヴァ・ラ・ルーの娘のカヤ・マッケンナ・キャラハン。

 

【鑑賞MEMO】
過熱する美少女コンテストの弊害に一石を投じるエピソード

アメリカでは、豪華なドレスを着せた子どもに派手なメイクやヘアスタイリングをし、まるで大人の女性のような振る舞いをさせて美しさを競う美少女コンテストが盛んだ。そんな美少女コンテストでの優勝を目指す子どもとその母親を追ったドキュメンタリー番組「Toddlers &Tiaras」も人気で、シリーズ化して6年になるほど。子どもの胸やお尻にパッドを当ててグラマーな体型を演出する母親、わずか3歳の娘に娼婦の装いをさせる母親など、とんでもない母親たちも多数登場しているようだ。
一方、小さな子どもに性的な姿をさせたり、親の願望を押しつけたりするのは、子どもの成長に悪影響を与えるという意見も根強い。娘が美少女コンテストに参加するのをやめさせるよう、父親が別れた妻相手に裁判を起こした例もある。今回のエピソードは、そんな過熱する美少女コンテストの弊害に一石を投じる内容だった。

 

印象的だったのは、メルローズを包み込むようなカリーの優しいまなざし。カリーを演じるエミリー・プロクターも娘を出産し、現在は一児の母親。画面から母性が伝わってくるのは当然かも。
娘を持つ母親と言えば、ナタリア役のエヴァ・ラ・ルーもその一人だが、実は今回、彼女の一人娘カヤちゃん(前夫ジョン・キャラハンとの間に生まれた娘)も美少女コンテストの出場者として登場している。カヤちゃんのセリフは一つだけ、「チェンバーズさん、どうして私のグループは3時からになったの?」というものだけだったが、親子で番組に出演したいというエヴァの願いが叶えられたかたちだ。
なお、エヴァは10代、美人コンテストの女王だったとのこと。

 

それにしても、エンディングで「落ちるがいい、地獄へ」と言いながら、2階から落下するエドウィンを見殺し(?)にしたホレイショは鬼だった! 落ちたエドウィンの姿を冷ややかな目で見るホレイショの姿、館内に響き渡るアニメの音楽のせいか、その非情さが際立って見えた。まあ、相手は小児性愛者だから仕方ないと言えばそうだが。
ちなみに、映写されていたのは、CSI:シリーズと同じくCBSで放送されていた人気アニメ「マイティ・マウス」だと思うが、その声がまるでミッキーマウスだったのには笑えた。

2012.12.15|CSI:マイアミ10、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

美少女コンテスト……『ジョンベネ事件』
思い出した……

投稿: ホレイショ好き | 2012.12.17 22時53分

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