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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 11月3日(土) #5「暗殺者の涙」(原題:Killer Regrets)

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メキシコのラ・カンシオンで、女性保安官アニタ・トーレスの夫ヘラルドが、車に仕掛けられた爆弾の爆発によって死亡する。アニタはマラ・ノーチェ撲滅に熱心で、先日もこのラ・カンシオンで、メモ・フィエロの右腕ともいうべき人物を収監したばかり。今もマラ・ノーチェを牛耳るフィエロの指示による報復に違いないと考えたアニタは、爆弾の残骸を集め、弟のカルロスを連れてマイアミへ飛び、ホレイショに捜査協力を求める。

 

ホレイショは、さっそく刑務所に服役中のフィエロを訪ね、娘の話を持ち出して揺さぶりをかけつつ、彼に情報を求める。フィエロは、8カ月前にメキシコの組織からアニタの暗殺指令が届き、メキシコ一の殺し屋が差し向けられたと明かすと、ホレイショに自分を殴らせる。ほかの服役囚に、警察に情報を漏らしたと思われないための作戦だ。

 

メキシコの事件は管轄外だが、カリーは爆弾の残骸を調査。爆発源は、テキサスのATF施設で保管されていた米軍のマークII手榴弾であることを突き止める。そして、ATF施設長ドワイヤーのマイアミのオフィスにデルコと出向き、彼に事情を聞く。ドワイヤーは、「昨年マラ・ノーチェにテキサスの武器貯蔵庫を襲撃され、武器をごっそり盗まれた」と説明。ヘラルドがマラ・ノーチェと通じていたという噂にも触れる。アニタはその噂を一蹴するが、彼女の弟のカルロスは「数週間前、一度だけマラ・ノーチェのメンバーがヘラルドに接触してきた。ヘラルドは『マラ・ノーチェから手を引くようアニタを説得しろ。さもないとアニタを始末する』と脅され、金を受け取っていた」と供述する。カルロスいわく、ヘラルドは金を教会に寄付し、アニタには黙っているよう口止めをしたというが……。

 

一方、今もなお暗殺者に狙われているアニタは、カルロスとともにマンションの一室に身を移す。ところが、そこに暗殺者が現れる。暗殺者はマンションの管理人と警官1名を射殺。アニタたちの部屋に侵入するが、アニタとカルロスに抵抗され逃走する。なお、その頃、現場に急行しようとしていたカリーは、ホレイショを敵視する監視委員長のオーシェイおよび監視委員のハンク・クラドックによって車を遠隔操作され、現場到着前に足止めを食らっていた。カリーはオーシェイに怒りをぶつける。

 

ウォルターは、ラボの新入りジェイミーと協力して、アニタが犯人の銃のサイレンサーを握ったときに負ったヤケドの跡から、そのサイレンサーの形を立体的に復元。それが決め手となってサイレンサーを作った男が割れる。男は、フィエロのために作ったサイレンサーだと説明。ホレイショは再びフィエロを訪ね、暗殺者の話はでっち上げで、すべてフィエロ自身が仕組んだことではないかと本人を追及する。フィエロは、「暗殺者はいる」と言い張るが……。

 

やがて、アニタが暗殺者と格闘した際、爪に付着した痕跡が手がかりとなり、マラ・ノーチェの一員のルイスが逮捕される。ルイスは、自分が暗殺者であることを認めるが、「本物の暗殺者がメキシコで失敗したから自分が新たな殺し屋に任命された。しかし、マンションには本物の暗殺者が現れ、標的を奪われてプライドを傷つけられた腹いせで自分を撃ってきた」と意外な供述をする。

そんな中、メキシコの爆破事件の際、ルイスにはアリバイがあることが判明。本物の暗殺者の正体を聞き出すべく、ホレイショはあらためてフィエロのもとへ。フィエロは暗殺者の名前は言えないとしながらも、「武器商人との取引をお膳立てした。その現場を張り込め」と手がかりを提供する。

ホレイショ、デルコ、トリップは、さっそくフィエロに聞いた取引場所へ。すると、そこにATF施設長ドワイヤーが現れる。ドワイヤーはホレイショたちの存在に気付くと、「これまでの苦労が台無しだ」と憤慨。マラ・ノーチェの中枢を追うため、発信器付きの武器を売っていたのだと事情を説明する。ドワイヤーによると、高価な武器と特注品には発信器を二つ仕込んであるとのこと。アニタに放たれた暗殺者は近射で殺す主義であることから、CSIは特注のロングバレルに仕込まれた発信器を追跡。何と、カルロスがその銃を持っていることが分かる。ホレイショらに事情を問われたカルロスは、マイアミへ飛ぶ前にヘラルドの銃を護身用に持ってきたと弁明するが……。

 

カルロスの言い分が真実なら、捜査はここで行き止まり。CSIは、爆弾を再度分析してみることにする。そして、残骸のルミノール反応が陰性であることに気付く。これは、ヘラルドが死んでいないことを意味する。要するに、本物の暗殺者はヘラルドだったのだ。アニタがヘラルドに出会ったのが、アニタの暗殺指令が出たのと同じ8カ月前だったという事実も、彼が暗殺者である何よりの証拠。爆発は、もちろん彼の自作自演だ。だが、なぜヘラルドはアニタを殺さなかったのか? ヘラルドは暗殺目的でアニタに近付いたが、そのうちに本気で彼女を愛するようになっていたのだ。だから、アニタを殺さなくて済むよう自分の爆発事件を偽装してアニタを辞職させようとした。マンションに現れたのも、新たに差し向けられた暗殺者ルイスからアニタを守るためだったのだ。

 

こうして、事件の真相は明らかになったわけだが、このまま暗殺者であるヘラルドを野放しにはできない。ホレイショは、アニタが銃撃されて病院へ搬送されたという嘘のニュースを流し、ヘラルドをアニタの病室におびき出す。ホレイショは姿を現したヘラルドをその場で逮捕しようとするが、彼が銃を抜いたためやむを得ず射殺する。

 

一方、カリーの車を遠隔操作するなど、捜査の妨害に出たオーシェイは、ウォルターを味方に取り込もうとする。けれども、ウォルターはオーシェイに服従する気などさらさらない。カリーはそんなウォルターに、服従する振りをしてはどうかと提案するのだった。


【豆知識】

マークII手榴弾

第二次世界大戦以降、アメリカ軍を中心に広く使用された手榴弾。フランス製F1手榴弾を参考に開発したマークI手榴弾の改良型。その後、M26手榴弾が後継として使われるようになり、現在は、その後継であるM67破片手榴弾が主に使われている。

 

【決めゼリフ】

「悪魔の機嫌も取らなきゃな。地獄から抜けるには」by トリップ

情報を得るためには、フィエロにステーキを与えるしかないと腹をくくったトリップの一言。

囚人がステーキを要求するシーンは多い。「CSI:科学捜査班」のシーズン10では、ハスケルがステーキを要求した例も。

 

【ゲスト出演者】

メモ・フィエロ役で、ロバート・ラサードが再登場。

ドワイヤー役は、『ギルモア・ガールズ』のルーク役や、「ソウ」シリーズのマイケル・ブキャナン役、「THE EVENT/イベント」のストラム捜査官役などで知られるスコット・パターソン。

ジェイミー役は、「HARD TIMES ~ボクのナニがアレなんで~」のジェニー・スワンソン役のアンバー・ランカスター。

ルイス役は、「ブレイキング・バッド」に複数話ゲスト出演しているジェレマイア・ビツイ。

 

【鑑賞MEMO】

フィエロが再登場!

本編のオープニングシーンに、「CSI:マイアミ」のテーマ曲、ザ・フーの“Won't Get Fooled Again”が使われたのが面白かった今回。爆弾を仕掛けられたのがアニタの車ではなく、ヘラルドの車だったという意外な展開からスタートしたが、登場した面々は意外どころか、おなじみの人物のオンパレード。前回、再登場したオーシェイのほか、フィエロまでもが再登場した(マリソルも回想シーンで登場)。ちょっと過去のネタを引っ張り過ぎか!?

フィエロに関して言えば、思ったよりもあっさりとホレイショに協力したことにビックリ。娘が大事とはいえ、突然あそこまでキャラクターが丸くなるとは。今回の再登場により、彼がずいぶんと小者に見えるようになってしまったのは、少し残念な気も……。

 

ホレイショ vs オーシェイも、過去のホレイショ vs リックのような構図で新鮮さに欠ける印象。とはいえ、彼がCSIチームに何をしかけてくるのか、今後の展開には注目したい。

 

個人的には、ヘラルドがアニタを殺さなかった理由は“愛”だとホレイショが当然のように見抜くくだりは好きだ。“愛”が何たるかを知るがゆえに、今もマリソルへの思いを胸に抱き続けるホレイショ。一方、アニタは自分の夫を目の前で殺害したホレイショとハグをして別れると、新たな闘いの待つメキシコへ……。女は強し!

2012.11. 3|CSI:マイアミ10、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

暗殺者も所詮人間ですからねdespair
オーシェイ何故戻ってくるかなpoutpout

投稿: ホレイショ好き | 2012.11.11 21時42分

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