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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 11月17日(土) #7「捨て身のギャンブラー」(原題:Sinner Takes All)

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タワーホテルの高層階で行われていたセレブたちによる賭けポーカーの席に、ワイヤーロープを装着した強盗がアクション映画さながらに窓ガラスを突き破って突入。銃を乱射すると、一同が身を伏せて恐怖におののいている間に200万ドルもの賭け金を奪って姿を消す。強盗はデビルマスクを身に着け、自動拳銃TEC9を手にしていた。大きなポーカーゲームに頻繁に出没、いまだ捕まっていない連続強盗犯だ。現場に駆け付けたCSIは、ハリウッドの超大物プロデューサーのベンジャミン・パクストンがテーブルに突っ伏して死亡しているのを確認する。

パクストンは、強盗の乱射により落下したシャンデリアのせいで死亡したものと思われたが、銃創を負っていた。今回の強盗は人を撃たない主義であることから、流れ弾を食らったのかもしれないと推測するCSIだったが、その後の調べで、パクストンに当たった弾は彼の体を貫通し、隣に座っていたラップシンガーのアイゼイア・スタイルズの腕に突き刺さっていたことが判明。その弾が強盗のTEC9ではなく、45口径の銃で発射されたものだったことから、パクストンを撃った犯人は強盗以外の人物であることが明らかになる。

 

CSIは、パクストンやスタイルズと同じテーブルでプレイしていた俳優のジェイソン・ハンツマンの所持品を調べるが、銃はなし。そうそうたる顔ぶれのセレブたちに交じってゲームに参加し、事件発生直前に一人勝ちしていた主婦のエヴェリン・バウワーズのバッグの中に45口径の銃を見つける。ホレイショに尋問されることとなったエヴェリンは、「誰も撃っていない」と主張した上で、連続強盗犯への復讐目的であの場にいたと内実を打ち明ける。半年前、息子のケヴィンがプレイしていたポーカーゲームの場に例の連続強盗犯が現れ、ケヴィンの頭を銃で殴って人生が台無しになるほどの重い後遺症を負わせたというのだ。以来、ポーカーゲームの元締めのジョーイ・ランゾーンに大金を渡して賭けポーカーに参加し続け、連続強盗が現れるのを待っていたというエヴェリン。後の銃の弾道検査により、パクストンを撃ったのはエヴェリンの銃ではないことが証明される。

 

ウルフとウォルターは、強盗がビルの強化ガラスを難なく突き破れたのは、何者かが窓ガラスの内側に溝を掘って強度を弱めていたためだと気付く。内部の誰かが連続強盗を手引きしたのだ。ガラスを削れる硬さを持つセラミック・フレームのメガネを身に着けていたハンツマンが疑われるが、彼は関与を否定する。

 

夜番から昼番に異動してきた分析官のサマンサ・オーウェンズは、ポーカーに使われていたカードを詳しく調べ、UV専用の特殊レンズで識別できる印が絵札のカードにだけ付けられていたことを調べ上げる。そして、特殊なコンタクトレンズが決め手となり、エヴェリンがいかさまを働いていたことが明らかになる。一介の主婦でありながら、セレブたちのポーカーゲームに参加し続けていた彼女は、今度負けたら続けられないというところまで、金銭的に追い詰められていたのだ。

そんな中、エヴェリンの息子のケヴィンが、「母親の保釈金を支払いに来た」と署を訪れる。ホレイショは後遺症で思考力が低下しているケヴィンを気遣い、エヴェリンに代わって彼を家まで送り届ける。そして、家を担保に入れただけでなく、家財まで売ってポーカーに参加し続けている、エヴェリンの苦しい実情を知る。

 

一方、カリーとウルフがパクストンを撃った弾の軌跡を検証した結果、狙撃犯が通気口に潜んでいたことが判明。通気口内の壁に残されていたタトゥーの痕跡とトリップの情報が手がかりとなり、ギャング組織の一員のカール・レインズが狙撃犯らしいと分かる。デルコとナタリアはさっそくレインズを追跡するが、レインズが逃走中に発砲したためやむなく彼を射殺。結果的に情報源を失うが、車に残されていたUSBにスタイルズの発売以前の新曲データが記録されていたことが分かり、スタイルズとレインズがつながる。デルコとウォルターに尋問されることとなったスタイルズは、「レインズは数週間前まで自分のボディガードだった。新しいアルバムの音声データを盗んだからクビにした。金を寄こせと脅してきたが、レインズに公表される前に、自分で新しいアルバムをネットに流した」と説明。レインズが狙撃犯なら、自分が標的だった可能性もあると主張するが……。

 

自分の保釈金を用意しようとしていたエヴェリンは、いつの間にか銀行預金が全額引き出されていたことに気付く。そんなことができるのはケヴィンくらいしかいない。ホレイショはエヴェリンとケヴィンの自宅に出向き、ケヴィンがランゾーンから大金を要求されている現場に出くわす。正常な判断力を失っているケヴィンは、ランゾーンのいいカモにされ、金を巻き上げられていたのだ。ホレイショは、ケヴィンから受け取った金を全額返すようランゾーンに要求。ランゾーンは、刑務所送りにされるのを恐れてか、「スタイルズはゲームに必ずパクストンを呼ぶよう執拗にせっつき、当日は礼としてダイヤの指輪を差し出そうとした」とホレイショに情報を与える。

 

やはりスタイルズが怪しい。CSIは彼のダイヤの指輪を調べ、窓を削った証拠であるガラスの粉の付着を確認する。スタイルズは、新作映画のクランクイン直前に主演を下ろされた恨みを晴らすべくパクストン殺害を計画したこと、連続強盗を手引きし、パニックに乗じて通気口からレインズにパクストンを撃たせた上で、すべての罪を強盗に着せようとしたことを認める。

 

その後、スタイルズが口を割ったことから、連続強盗犯のアロンゾ・サントーヤも逮捕される。ランゾーンがケヴィンから巻き上げてきた大金も、ホレイショの尽力のおかげで無事エヴェリンとケヴィンの元へ戻るのだった。


【豆知識】

『クリフハンガー』

1993年のシルヴェスター・スタローン主演のアメリカ・フランス合作映画。ロッキー山脈に不時着した武装強盗団と山岳救助隊員の戦いを描いたサスペンス・アクション。

今回の強盗犯のことを、ウォルターは「まるでクリフハンガー」と表現した。

ちなみに、『クリフハンガー』は「崖に宙づりになるもの」という意味のタイトルだが、テレビドラマの現シーズンの最終回と次シーズンの初回を前後編にして視聴者の興味をひきつけておこうとする作劇手法「クリフハンガー」の意味もかけてある。

なお、映画『クリフハンガー』には、トリップ役のレックス・リンも出演している。

 

【決めゼリフ】

「ギャング組織のことなら専門家に聞くに限る」by デルコ

手がかりのタトゥーの跡がギャングの一員のものと分かった直後の一言。専門家とは誰のことかと思ったら、それはトリップ! 刑事としてギャングたちをいつも追い回しているだけあり、狙撃犯の名前を見事に言い当てた。お見事!

 

【ゲスト出演者】

サマンサ役は、「HEROES/ヒーローズ」のレイチェル・ミルズ役や、「THE EVENT/イベント」のヴィッキー・ロバーツ役のテイラー・コール。

エヴェリン役は、「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」のアドリアーナ役や「Joey ジョーイ」のジーナ役、「デスパレートな妻たち」のアンジー役などでおなじみのドレア・ド・マッテオ。

スタイルズ役は、「レバレッジ ~詐欺師たちの流儀」のアレック・ハーディソン役のオルディス・ホッジ。

ケヴィン役は、「プリズン・ブレイク」のLJ・バローズ役や、「トゥルーブラッド」のトミー・ミケンズ役で知られるマーシャル・オールマン。

 

【鑑賞MEMO】

新キャラ、サマンサ・オーウェンズ登場!

セレブが集まるポーカーの場に、華麗に登場する強盗。マイアミらしい派手なオープニングで幕を開けた今回。「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」や「Joey ジョーイ」などでおなじみのドレア・ド・マッテオが登場した。演じた役どころは、自分の息子に重い後遺症を負わせた強盗犯への復讐のため、全財産をつぎ込む勢いでギャンブルの場に足を運ぶ哀れな主婦。彼女が自分の手で復讐を果たさずに済んだこと、ホレイショの尽力のおかげで息子のケヴィンが元締めに巻き上げられた大金が手元に戻ったことは幸いだった。女性と子どもにはとにかく優しいホレイショのキャラクターが久々に生きたエピソードだったと言える。

 

またまた新しいラボクルーも登場した。ウォルターと同じく夜番から異動してきたサマンサ・オーウェンズだ。演じているのは「THE EVENT/イベント」への出演などで知られるテイラー・コール。実は、第5話に新顔のラボクルーとして登場したジェイミーは、あのエピソード1回きりの出演で今後の登場はないのだが、今回のサマンサは今シーズンを通しての出演となる。あれだけの美人なので、男性メンバーの中には彼女に思いを寄せる人物が出てきそう!? 今後の動向に注目したい。

2012.11.17|CSI:マイアミ10、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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