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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 10月20日(土) #3「風速65メートルの殺人警報」(原題:Blown Away)

M10_03竜巻警報が発令され、地域住民たちが避難を済ませたトレーラー・パーク。殺人事件の通報を受けて現場に到着したウルフとウォルターは、サットン家のトレーラーハウスで置き去りにされたパジャマ姿の若い女性の死体を確認する。死体の身元は、サットン家の一人娘のエリー。どうやら、ゴルフクラブで撲殺されたらしく、そばにはゴルフバッグが倒れていた。ウルフとウォルターは、これ以上天候が荒れる前に証拠を確保しつつ遺体を運び出そうと試みるが、そんな矢先、竜巻が二人を直撃。ウォルターは、クローゼットで見つけた電飾のコードを投げ、竜巻に吹き飛ばされそうになっているウルフを引っ張り助けようとする。しかし、手の痛みに耐えかねて思わずコードを手放してしまい……。その後、竜巻が過ぎ去りウォルターが外へ出ると、ウルフも遺体もトレーラーハウスごと吹っ飛んでいた。

 

現場にはホレイショ、デルコ、ナタリアも駆けつけ、みんなでウルフの姿を捜す。そのうち、ホレイショがかすかな声を頼りにウルフを発見。幸い軽傷だったウルフは病院へと運ばれる。
残ったCSIメンバーは捜索を続け、木の上に飛ばされたエリーの遺体を発見する。また、現場近くでは、竜巻の混乱を利用して金目の物を盗み歩いていた男が見つかる。男はサットン家のトレーラーにあったゴルフバッグを持ち去ろうとしていたが、その後の調べで、ゴルフバッグ以外に男と殺人を結びつけるような証拠はないと分かる。

 

ローマンも現場に合流し、エリーの死因は何者かに胴体を激しく何度も殴られたことによる心原性の塞栓と断定。エリーが、恋人がいることを示すアイルランドのクラダリングを身に付けていた点も指摘する。また、現場にはエリーの父ゲリーと母ローラもやって来る。二人は、デイド大学の寮で暮らしているはずの娘が知らぬ間に帰宅し、殺害されたという事実に衝撃を隠せない。

 

ウォルターは現場に落ちていたパラボラアンテナのような形状の、カメラ付気象観測装置に記された電話番号から、持ち主で自称“竜巻ハンター”のロニーとレオンを捜し出す。彼らはこの日もトレーラー・パークへ行き、竜巻の直前まで観測を行っていたとのこと。録画されているはずの動画データは、システムのバグにより消去されていたが、ウォルターがそれをほぼ復元。再生して映像を調べた結果、現場付近に軍服姿の青年の姿が映っているのが確認される。そして、車のナンバーが手がかりとなり、青年はエリーと同じデイド大学の寮に暮らす海軍訓練生トラヴィス・レナーで、エリーの恋人と分かる。ホレイショとナタリアはデイド大学に出向き、トラヴィスに事情を聞く。彼は、竜巻が心配でエリーの家を訪ねたが誰もいなかったと話すが、何かを隠している様子で……。

 

その頃、トレーラー・パークに残ってほかの遺体はないか捜索を続けていたデルコは、足に血を付けた犬を見つける。そして、血染めの犬の足跡をたどり、男性の被害者を発見。ラボに戻ったローマンに連絡している最中、男性の喉の妙な傷から泡が出ているのに気付く。これは、男性はまだ生きている証拠。デルコはローマンの指示を仰ぎながら、男性の喉に詰まっていた異物を取り除き、救急車を手配する。

 

その後、血液検査の結果が出て、エリーが妊娠していたことが発覚。署に呼び出され、再度事情を聞かれることになったトラヴィスは、妊娠が原因で口論となりエリーが実家へ戻ったことを認めるが、自分は仲直りのために家を訪ねただけで、誰もいなかったのは本当だと、依然として犯行を否定する。

 

カリーは、デルコが男性の喉から取り出した異物が、小型のパラシュート測定器であることを突き止める。もしかすると、“竜巻ハンター”のロニーとレオンが観測のために発射した装置が、男性の喉に当たってしまったのかもしれない。けれども、記録を調べた結果、測定器は竜巻の発生以前に発射されていたことが明らかになる。要するに、これは事故ではなく殺人未遂だ。

 

ホレイショとウルフは、ロニーとレオンをあらためて尋問。二人の供述から、病院に搬送された被害男性は、最近観測仲間に加わった気象予報士ジャレッドと分かる。さらに、ロニーとレオンは、「いつもジャレッドは現場で一人だけプイといなくなり、袋に何か詰めて戻ってくる」と、彼が避難区域で住居侵入と窃盗を働いていたことをにおわす。やがてジャレッドの車が見つかり、ロニーとレオンの供述を裏付けるかのように貴金属の詰まったバッグが見つかる。事件の真相を究明してジャレッドの力になりたいと考えていたデルコは、裏切られたと感じて憤慨。病院に行ってジャレッド本人に、怒りをぶつける。ジャレッドは、「違う……」と苦しそうに反論するが……。

 

一方、ナタリアの調べで、エリーの頬にケチャップと小麦粉とスチールウールの痕跡が付着していたことが明らかになる。ウォルターは、「ケチャップ入りの小麦粉は真鍮を磨くとき研磨剤代わりになる」というボーイスカウト時代に覚えた豆知識を思い出し、ナタリアに教える。ナタリアは、海軍訓練生であるトラヴィスならこの豆知識を実践したかもしれないと推測し、ホレイショとともにもう一度トラヴィスを追及。観念したトラヴィスは、ようやく真実を語る。エリーのトレーラーハウスを訪ねた際、住居侵入と窃盗をエリーに見とがめられた“竜巻ハンター”たちが、彼女をゴルフクラブで滅多打ちにするのを窓の外から目撃したが、恐怖で何もできなかった、と。“竜巻ハンター”たちが立ち去った後、エリーの遺体の頬をそっと撫でるのが精一杯だったと涙ながらに語るトラヴィスは、ロニーとレオンがエリーを襲った“竜巻ハンター”で、ジャレッドはエリーを助けようとしていた人物だと供述する。ジャレッドは、殺人を通報しようとしたために気象測定器を喉に撃ち込まれた上、車に盗品を仕込まれた被害者だったのだ。

 

こうして事実関係が明らかになり、逃走を図ろうとしていたロニーとレオンは程なくして逮捕される。デルコは疑ったことを申し訳なく思いながら病院のジャレッドを訪ね、「彼女を助けようとしたのは君だけだ」とエリーの写真をジャレッドの病室に置いて行く。その頃ホレイショは、トレーラー・パークで娘の死を嘆く母親のローラの支えになっていた。

 

また、今回ウォルターは、竜巻の中でウルフを救うべく偉大な働きをしたとして表彰が決まるが、コードをつかんだ手を離してしまった自分を責めており、自ら表彰を辞退。ウルフにも本当のことを話す。ウルフは、ウォルターが手を離したおかげで、コードでパイプに体を固定できたのだから問題ないと、笑顔でウォルターに応えるのだった。


【豆知識】
トレーラーハウスが竜巻を呼ぶという都市伝説
竜巻が発生しやすいアメリカでは、たびたびトレーラーハウスが竜巻で舞い上がる映像がニュースとして報じられており、このことから「トレーラーハウスが竜巻を呼ぶ」という都市伝説が生まれた。
今回、トリップが「トレーラーが竜巻を引き寄せるから?」と竜巻ハンターたちに聞いたのは、この都市伝説を受けてのこと。

クラダリング
アイルランドから広まった工芸品の指輪。王冠の載ったハートが両手に囲まれているデザインで、着ける指や向きによって込められた意味が変わる。たとえば、右手の薬指にハートの先端が指先を向くようにして着けると「恋人募集中」を意味し、左手の薬指にハートの先端が手首を向くようにして着けると「恋人がいる」あるいは「既婚者」を意味するとされる。
しかしながら、着け方と意味には諸説があり、今回のエリーは右手の薬指にハートの先端が手首を向くように着けていた。

【決めゼリフ】
「竜巻のせいで変なあだ名が付いた。“オズの魔法使いのドロシー”。ってことは、お前はさしずめ愛犬トトだな」by ウルフ

1939年に映画化もされた有名な文学作品「オズの魔法使い」。主人公のドロシーは、竜巻に家ごと巻き込まれて、愛犬のトトと一緒に“オズの国”に飛ばされたという設定。
そこで、今回竜巻に吹き飛ばされたウルフには、ドロシーというあだ名が付いたようだ。

 

【ゲスト出演者】
ロニー役は、「バトルスター・ギャラクティカ」のリー・アダマ役でおなじみのジェイミー・バンバー。
エリーの父親役は、映画『ラスト・エクソシズム』のルイス・ハーサム。

 

【鑑賞MEMO】
ウルフとウォルターの友情が熱い!

帽子浮遊事件が起きた前回も、絶妙な絡みで楽しませてくれたウルフとウォルター。マイアミお得意の自然災害が背景となった今回も、竜巻に巻き込まれるという危険な目に遭いながら、エンディングでは熱い友情を見せつけてくれた。ウルフというキャラクター、ウォルターがメンバーに加わってから確実に良くなっている。

 

また、竜巻の中で死体や証拠を守ろうと踏ん張ったウォルターをバカ呼ばわりしたり、ウルフが竜巻に飛ばされた件でもウォルターを責めるような発言をしたり(ウルフの身を案じてのこととは思うが……)、エリーを助けようとしたジャレッドのことを泥棒呼ばわりしてなじったりと、今回はやや暴走気味だったデルコ。彼がカリーに言った「君にいい彼氏紹介しようか? キュートでちっこくて、元彼よりずっと毛深い」というセリフが気になった。なぜなら、今もカリーとの関係が親密であることをうかがわせる一方で、逆に、二人の交際が復活していないことをはっきりさせるセリフだったからだ。デルコとカリーの復縁を望むファンも多いと聞くが、どうやら期待薄か!?

 

それにしても、死体となって見つかったエリー、重傷を負ったジャレッド、ともに被害を受けたのは竜巻の発生前だったという事実……。竜巻そのものによる被害者は出なかったところが面白い(実はどこかで出ていたのかもしれないけれど)。

2012.10.20|CSI:マイアミ10、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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