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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 8月18日(土) #18「ギャンブルラボ」(原題:Hitting for the Cycle)

Lv11_18ある晩。深夜番のCSIはこの日のシフトですでに殺人、事故死、自殺を扱っていた。もし、シフト終了前に自然死を扱うことになれば4種類の死亡理由がそろうサイクルヒットの達成だ。ホッジスは誰が自然死を扱ってサイクルヒットを成し遂げるか賭けようと提案。ニックたちもそれに乗り、胴元の役目はヘンリーに押しつけられる。

 

グレッグは、自分がモルグに送った死体が自然死ではないかと期待するが、誤飲したクリップが腸に刺さったことによる事故死と判明。引き続き、グレッグはサラと組んで、“DVエイト”を名乗る筋金入りのゲーマー、スティーヴン・パイルズが、オンラインゲーム中に自室のパソコンの前で死んだ事件を担当する。ゲームの間はトイレに行く間を惜しんでオムツを着用するDVエイトは、ジャンクフードが大好きな肥満体。後の検視では、死因は自分が吐いたものを喉に詰まらせての窒息死で、何らかの発作が関係している可能性が高いと分かる。
その後、DVエイトはてんかんの症状があり、それを知る対戦相手がゲーム画面上での閃光弾の点滅によってDVエイトのてんかんの発作を誘発した疑いが浮上。ゲームの履歴から、“ニンジャ・アサシン”というゲーマーが容疑者に浮かび上がる。ブラスとグレッグは、さっそく彼が出場する「サイバー・ボウル」というオンラインゲーム大会の会場へ。ゲームを中断させてニンジャ・アサシンに事情を聞く。彼は、グレッグたちが推察したとおり、サイバー・ボウルで自分が優勝するため、ライバルであるDVエイトのてんかん発作を故意に引き起こそうとしたことを認めるが、後の調べで、DVエイトの血中から睡眠薬が検出され、閃光弾の点滅時、DVエイトは眠っていたことが分かる。つまり、“ニンジャ・アサシン”はシロだ。
やがて、睡眠薬はサイバー・ボウルのコンパニオンのエヴァンに処方されたものであることが明らかに。しかしながら、事情を聞かれたエヴァンは「彼と付き合っていた。彼を愛しているのに殺したりしない」と事件への関与を否定する。
結局、胃の内容物から嘔吐剤のトコンが検出され、何者かがDVエイトにトコンを盛ったピザを届け、彼が睡眠中に嘔吐して窒息死するよう仕組んでいたことが判明。睡眠薬の瓶からサイバー・ボウルのMC、DJドランの指紋が出て、すべては彼女の犯行と分かる。連行されたDJドランは、エヴァンと恋人同士だったことを認めると、エヴァンを奪った上にサイバー・ボウルで優勝して賞金まで手にしようとするDVエイトが許せなかったと、犯行の動機を語るのだった。

 

一方、ニックとラングストンは留守を預かる友人宅のプールでベンジャミン・ファウラーという男性が死んでいた事件について調べる。ベンジャミンは両手を縛られ後頭部を銃で撃たれており、友人宅のドアには何者かが押し入った形跡が。室内のテレビなどの物品がなくなっていたことから、ニックたちは強盗殺人とにらむ。
その後、ベンジャミンの別れた妻オリヴィアから、事業に失敗した後、新たな仕事を見つけられず、酒やギャンブルにのめりこんでいったのが離婚の原因だったと聞かされたラングストン。宅内に高利貸しのカール・ジャンセンの指紋が残されていたことを調べ上げる。そして、ベンジャミン殺害容疑でニックとともにカールを取り調べるが、カールは「ベンジャミンに借金を取り立てに行き、金の代わりにとテレビなどを持ち出しただけ」と主張。殺人を否定する。
そんな中、ベンジャミンを撃った銃に、ベンジャミン自身の舌の組織が付着していたことが判明。自分で自分の両手を縛り上げ、水中で銃をくわえて自らを撃った自殺だったことが分かる。実はベンジャミン、自殺した日の午前中、友人宅にあった彫刻を質入れし、その金で100万ドルの生命保険に入っていた。他殺を装って自殺することで借金を保険金で清算し、オリヴィアに金を残そうとしたのだ。自分でドアを蹴ったり、窓を割ったり、水中で発砲することで発射残渣が口の中に残らないようにしたりと、執拗に他殺を演出したのは、すべて愛する元妻のため。オリヴィアは、この真実をラングストンから知らされることになるのだった。

 

こうして、この日の深夜番のCSIが扱ったのは、殺人5件、自殺2件、事故死3件という結果に。自然死を扱うことはなく、サイクルヒットは出ずに終わる。ところが、最後の最後で思いもよらぬ展開が! 実はこの日、モルグではLAからやって来た新入りの助手を迎え入れていた。彼の名はケヴィン。真剣に仕事をしようともせず、悪態をついてばかりというかなりのくせ者だ。そして、この日最後の仕事を手伝わせるため、検視台の上で寝ているケヴィンを揺り起こそうとしたデヴィッドが気付く。彼は眠っているのではなく、死んでいるのだと。死因は動脈瘤の破裂。つまり自然死だ。これにより、デヴィッドがサイクルヒットを達成。唯一デヴィッドに賭けていたロビンスが、一人勝ちという結果に終わるのだった。


【豆知識】
AFK

「Away from keyboard」の略。席を外すという意味で、オンラインゲームでよく使われている。

 

キャス・エリオット
ポップ・カルテット、ママス&パパスのママ・キャスとして知られる歌手。ハムサンドを喉に詰まらせて死んだという都市伝説がある。
DVエイトが食べ物(嘔吐物)で窒息したことから、キャサリンはロビンスとの会話の中で彼女の名前を出した。

 

ガールズ・ゴーン・ワイルド
米マントラ・フィルム社によって制作されているポルノビデオシリーズ。登場するのは素人の女性たちであるのが特徴。
ニンジャ・アサシンは、このビデオのデータを違法にファイル共有したせいで警察に尋問されるのかと勘違いした。

 

ピザ、ピザ
米大手ピザチェーンのリトル・シーザーズのキャッチフレーズ。
グレッグの「ピザ、ピザ」というセリフとしぐさは、このリトル・シーザーズのCMのまね。

 

【決めゼリフ】
「若い頃、本物の戦場で本物の武器で戦った。親指で戦う趣味はない」by ブラス

ゲームにのめりこむ人々にあきれるブラスの一言。この後、サイバー・ボウルでゲームオーバーを告げたり、お調子者のゲーマーを相手にしたりするシーンでは、口まねを交えて楽しませてくれたブラス。彼の存在は、いつも番組の良きスパイスになっている。

 

【ゲスト出演者】
オリヴィア役は、映画『理想の恋人.com』や『オープン・ウォーター2』などに出演の
アリ・ヒリス。

 

【鑑賞MEMO】
CSIにも“サイクルヒット”があった!

野球やソフトボールで、一人の打者が1試合でシングルヒット、ツーベースヒット、スリーベースヒット、ホームランのすべてを打つと記録されるサイクルヒット。それが、CSIにもあったとは。CSIの場合、その日のシフト中に「殺人」「事故死」「自殺」「自然死」が出そろうのが条件だ。今回は、誰が自然死を扱ってサイクルヒットを成し遂げるかホッジスの提案で賭けが行われた(やや不謹慎?)。

 

面白かったのは、その賭け方にキャラクターの性格がよく表れていたこと。ニックは自信満々で自分に賭け、グレッグもそれに対抗。ホッジスは本命ニックに賭けて彼をサポート。キャサリンは「自然死が出ない」ことに賭けた。そして、そんなキャサリンの冷静さに学んでか、ロビンスはデヴィッドに賭け、結果的に一人勝ち。さすがはロビンス!と言いたいところだが、いくら嫌なヤツだったとはいえ、ケヴィンの死体を前にしてあの態度はちょっと……。

 

一方、賭けには加わろうともしなかったラングストン。自殺した男性の心境を同じ離婚経験者らしく代弁するシーンでは、元妻グロリアへの思いをにじませ、彼女の存在をあらためて視聴者にアピールした。さて、グロリアはどのようなかたちで再登場するのか? 今後の展開が気になる。

2012.8.18|CSI:11 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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