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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 6月30日(土) #11「スリーメン&ボディ」(原題:Man Up)

Lv11_11被害者の写真を掲載するいわゆる“被害者サイト”に、女性の変死体写真がアップされる。ヤラセが多いサイトだが、グレッグは「本当に死んでいる」と主張。それに対しニックは「生きている」と反論。二人はどちらが正しいか100ドルを賭け、事の真偽を確かめるべく現場に向かう。そこはゴミ捨て場。サイトの写真通り女性が横たわっており、調べてみると女性は本当に死亡していると分かる。

 

やがて、被害者の身元は、娼婦のアンバー・ロウと判明。死因は首を絞められたことによる窒息で、死ぬ前に性交渉していたことが確認される。そして、妙な事実も明らかになる。アンバーの遺体の索条痕は被害者サイトに掲載されていた写真と異なり、よくよく見てみると、着ているドレスも写真と違っていたのだ。その後の捜査で、写真が撮られたのは一昨日の夜と判明。やはり“被害者サイト”に掲載されていた写真はヤラセだったことが分かる。では、なぜ犯人はアンバーに死んだふりをさせて写真を撮った24時間後に、本当に彼女を殺したりしたのだろうか?

 

ニックとグレッグは、アンバーのアパートへ。そこには、アンバーの恋人のクレイグがいた。自称コンサルタント業の彼は、最初こそ「アンバーは娼婦から足を洗い、モデルをやっていた」と言うが、やがて「アンバーにとって売春は麻薬のようなもの。やめろとは言えなかった」と売春の事実を知っていたことをほのめかすと、部屋の捜索を承諾。ニックたちは、ヤラセ写真のアンバーが着ていたドレスを見つけ、それを押収する。

 

その後のグレッグの調べで、押収したドレスにシマウマの毛が付着していたことが判明。コメディアンのキャロット・トップが何者かに誘拐され、パンツ一丁でシマウマ革の上に寝かされている写真がネットで公開されていたことが分かり、彼の関与の可能性が浮上する。ブラスとニックは、さっそくキャロットのところへ。彼は、ファンにアンバーを紹介されて一緒にリムジンに乗ったもののその後の記憶はなく、気付いた時には発見した警官に笑われていたと事の経緯を説明。キャロットが乗せられたリムジンのシートがシマウマ革だったことから、ニックとグレッグはそのリムジンを調べ、何らかの装飾品を見つける。最初は、それが何か分からなかったが、キャサリンの指摘で、メディテレニアン・ホテルの歓迎係が着るスパルタ人の衣装の一部と判明。実際に、メディテレニアン・ホテルの歓迎係に事情を聞いた結果、何者かがトイレで歓迎係を襲い、盾や剣などの小道具を奪っていたことが分かる。

 

やがて、アンバーのヤラセ遺体、シマウマ革に寝かされたキャロット、スパルタ人の装飾品窃盗のほか、車泥棒の写真を交流サイトで共有していた3人が捜査線上に浮上する。シカゴからベガスに遊びに来ていたスコット・ホラン、ハンター・エイハーン、ジェフ・ブレイクリーの3人だ。そして、スパルタ人が装飾品を奪われたトイレからスコットの指紋が見つかり、3人組はそれぞれ署で取り調べを受ける。その結果、彼らが10年前にも大学の卒業旅行でベガスを訪れ、度胸試しにイタズラをしていたことや、当時やり残したイタズラのリストに手を加え、2度目の度胸試しにと「有名人誘拐」「カジノで窃盗」「娼婦殺し」などを計画したこと、イタズラの度合いを競い合い、負けた者が全員の旅費を支払うという取り決めをしていたことなどが分かってくる。また、裕福なスコットは以前からハンターとジェフのいいカモで、今回も裏で手を組んだハンターとジェフが、アンバーに金を渡して撮ったヤラセの遺体写真をスコットに見せて勝利宣言していたことも明らかに。ハンターとジェフは、「あくまでも写真はヤラセ。殺害には関わっていない」と主張するが……。

 

では、アンバーを殺したのは? アンバーがATMからクレイグに送金した現金に付着していた指紋が決め手となり、犯人はスコットと分かる。ハンターとジェフが本当にアンバーを殺したと思い込んでいたスコットは、バーで偶然生きたアンバーと遭遇。「写真に騙された」と言ったら大笑した彼女の態度に逆上し、アンバーに大金を渡して「僕にも死体写真を撮影させてほしい」とあのゴミ捨て場に連れ出すと、本当に彼女を絞殺。その罪をハンターとジェフに着せるべく、二人が撮影したヤラセ遺体写真を被害者サイトに投稿したのだ。「友人二人に罵倒されるならともかく、娼婦にまでバカにされることに耐えられなかった」と本音を漏らすスコット。「これでハンターとジェフにようやく勝てた」と悪びれもせずに言い放つのだった。

 

一方、ウェンディを失ったショックを引きずるホッジスは、目先を変えようとフリーマーケットでバイクを購入する。ところが、買ったバイクは部品を寄せ集めた改造品。エアフィルターには血痕が付着しており、ラングストンが調べてみると、中から親指の先が出てくる。
分析の結果、血痕の主と親指の主は別人と判明。血痕は、1カ月前のバス同士の衝突事故で死んだ身元不明男性のものと分かる。この事故で、双方の運転手は死亡。身元不明男性はどちらかのバスの乗客と思われていたが、ホッジスは自分が買ったバイクとその乗り手がこの事故に巻き込まれたのではないかと推測する。そして、事故の残骸を回収したマース・ブラザーズという業者を訪ね、バスの残骸に混じったバイクの部品を発見。衝突した2台のバスにバイクが挟まれていた事実を突き止める。要するに、ホッジスが買ったバイクには、事故に遭ったバイクの部品が使われていたというわけだ。

 

その後、バイクの製造番号から、持ち主はピーター・ファーマーで、バス衝突事故の被害者と判明。連絡を受けたピーターの元恋人が署にやって来る。彼女の名はサンディ。彼女は、「彼は私と別れて自分を見失っていた。バイク事故に遭ったのは私のせい」と言い、事故のことを知らせてくれたホッジスたちに礼を言うと、新しい恋人が出場するトライアスロン大会の会場へそそくさと出かけていく。

 

結局、親指の主はマース・ブラザーズの弟デニーで、業務中の事故で誤って切り落としてしまったものと判明。兄のドイルともども、バス事故のスクラップの中からバイクの部品を見つけたにもかかわらずそれを通報せず、利益を得るために部品を売っていたことが分かる。そのせいで“つぎはぎ”のバイクをつかまされたホッジス。ヴァルタンとともにあらためてマース・ブラザーズに出向き、証拠改ざんと司法妨害罪で兄弟を逮捕する。そして、「バイクはもう懲りた」と、自分のバイクを証拠品として保管してくれるようキーをヴァルタンに託すのだった。


【豆知識】
ドロシーとマンチキン

ドロシーは、言わずと知れた「オズの魔法使い」の主人公。マンチキンは「オズの魔法使い」に登場する小人の国、およびその住人の名前。
「オズの魔法使い」で東の魔女が死んだことを確認する検視官のセリフを真似たグレッグに、ニックは「違うね、ドロシー」と反論。グレッグは、死体を確認したのはドロシーではなくマンチキンの検視官だとさらに反論した。

 

イゴール
映画『フランケンシュタインの復活』の中に登場する人物。フランケンシュタイン博士の息子を操り、眠っていた怪物を再生させた背骨の曲がった男。
自分がつかまされたバイクのことを「フランケンシュタインか?」と聞くホッジスに、ラングストンは「ああ、イゴール」と答えた。

 

【決めゼリフ】
「この衣装、私が子どもの頃選んだの。カーク・ダグラスの『スパルタカス』。スカートがステキだった」by キャサリン

幼い頃、1960年の映画『スパルタカス』で主人公のスパルタカスを演じたカーク・ダグラスに夢中だった様子のキャサリン。そんな彼女のおかげで、リムジンに落ちていた装飾が、ホテルの歓迎係の衣装と判明!

 

【ゲスト出演者】
コメディアンのキャロット・トップが本人役でゲスト出演。
スコット役は、「マッドメン」のハリー・クレイン役のリッチ・ソマー。
クレイグ役は、「エイリアス」のマーシャル・フリンクマン役のケヴィン・ワイズマン。
サンディ役は、「エンジェル」や「エイリアス」、「ドールハウス」などで知られるエイミー・アッカー。
スパルタカスに扮した歓迎係役は、「新ビバリーヒルズ青春白書」でテディ役を演じたトレヴァー・ドノヴァン。

 

【鑑賞MEMO】
ホッジスの冒険、出発前に終わる!

今回のエピソードも事件は二つ。一つは、裕福な友人をハメてタダでベガス旅行をしようとした二人組のおふざけが、殺人事件につながってしまうという、くだらなくも恐ろしい事件。コメディアンのキャロット・トップも本人役でゲスト出演した。このキャロット・トップ、日本ではあまり知名度はないが、「エンターテインメント オブ ザ イヤー」などに輝いたこともある人気コメディアン。ベガスでも実際にショーを行っているようだ。

 

もう一方は、近頃絶妙のコンビネーションを見せているラングストン&ホッジスが調べる事件。事の発端は、ホッジスが買ったバイク。ウェンディのことを忘れるため、自分探しの冒険をするつもりだったのか、フリーマーケットでバイクを手に入れたホッジス。ところが、これがひどい代物。何とエアフィルターからは親指の先っぽが! さらに面白かったのが、バスの衝突事故に巻き込まれた被害者の彼女サンディとホッジスとの会話。彼女と被害者ピーターの関係は、まるでホッジスとウェンディそのもの(別れの言葉が「またコミコンで会おうね」だなんて!)。「何をすれば、君にもう一度チャンスを与えてもらえたんだろう?」と、サンディにウェンディを重ねて質問を投げかけるホッジス。その答えを聞くことはできなかったが、バイクに乗っての「乱暴者(あばれもの)」作戦には意味がないと悟った様子。ホッジス、少し吹っ切れた!?

2012.6.30|CSI:11 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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