CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 6月2日(土) #22「最後の未解決事件」(原題:Exit Strategy)

Ny7_22NYPDは麻薬取引摘発のため、売人たちの隠れ家を急襲。マックは、屋上へ逃げた一人を追い、1対1の格闘の末、銃を奪われて絶体絶命のピンチに陥る。しかし、売人が引き金を引いても弾は出ず。奇跡的な弾詰まりに助けられたマックは、相手を無事逮捕するものの、垣間見た死の縁にとらわれてその後の会議では上の空となる。そして、心配してオフィスにやって来たジョーに対して、突如、ある事件の再捜査開始を告げる。それは、9年前、主犯のケニー・ヘクストンともう一人の強盗が、コンビニの店長と店員を撃ち殺して逃走した強盗事件。自らも被弾したヘクストンの血痕以外の手がかりはなく、いまだに二人の行方は分かっていない。これは、マックがCSIチーフになって最初に担当した事件であり、彼にとって唯一残された未解決事件でもある。

 

マックは、事件現場のコンビニにフラックを呼び出すと、なぜヘクストンたちが近場のドアからではなく、自分の立ち位置から離れたドアから逃走したのか疑問を投げかけると同時に、保管庫にあるこの事件の証拠品をラボに届けてくれるよう指示。それらを調べ直したホークスは、売り物ではない子どもの財布に、事件当夜行方不明になったオリヴィア・ダルトンという幼女のDNAが付着していたことを突き止める。おそらくオリヴィアは事件の目撃者。ヘクストンたちは逃走直前に店内のオリヴィアの存在に気付いて彼女を連れ去ったため、遠くのドアから逃走した可能性が高い。
マックは、オリヴィアの母ナタリーを訪ね、9年前の状況を聞く。彼女は、「当時は酒浸りだった。オリヴィアは頭を痛がっていた自分のために、鎮痛剤を買いに一人でコンビニに行った」と説明。その日以降は生活を改め、酒も断ってオリヴィアを捜し続けていると語る。

 

ジョーは、ヘクストンの当時の恋人だったジャッキー・トンプソンを訪ねる。彼女は、終始捜査協力を拒否してきたが、オリヴィアの写真を見せられると動揺。今もナタリーがオリヴィアの行方を捜し続けていると聞くと、「最後に話した際、ヘクストンは友人のクリス・カーソンに会いにボストンへ向かっていると言っていた」と打ち明ける。そして、これらの手がかりを元にボストンに向かったマック、ダニー、フラックは、ヘクストンを見つけ出し、逮捕することに成功する。

 

署で取り調べを受けることとなったヘクストンは、「共犯者はウェスという男で、事件の2、3週間前に知り合ったばかりで、名字も知らない間柄」と供述。逃亡4日目、店から連れ去ったオリヴィアを始末しようとしたが、ウェスは怒って自分を殴り倒すと、オリヴィアを連れて消えたと話す。

 

アダムは、ジョーがジャッキーから預かってきたヘクストンからの絵葉書のかすれた文字を復元する。文字はウェスによる代筆で、その筆跡は特徴的だ。マックは国内のあらゆるメディアにその筆跡を公開し情報を募るようアダムに指示。やがて、ジョージア州ツイン・タウンのサマンサ・ロジャースから連絡が入る。彼女は、9カ月前まで、ウェスとオリヴィアと2年間一緒に暮らしていたとのこと。二人はまるで実の親子のようだったと語るサマンサは、ウェスが殺人罪で逃亡中であることよりも、二人が親子でないことの方が信じられないくらいだといった様子を見せ、オリヴィアが不整脈と診断されて以来、毎日服用していたという処方薬を差し出す。

 

リンジーはオリヴィアの偽名“マディソン”の患者名で、ツイン・タウンの周囲800キロ内の薬局と医者をしらみつぶしにあたり、二人の居所はノースカロライナ州のシェルビーであることを調べ上げる。マック、フラックらは現地に飛び、地元の警官隊とともにウェスとオリヴィアの住居を包囲。穏便なかたちで逮捕しようとするが、オリヴィアを連れて逃げようと車のキーに手を伸ばしたウェスは、銃に手をかけようとしたものと勘違いされ、警官隊によって射殺されてしまう。ウェスが亡くなる姿を目の当たりにしたオリヴィアは、恐れと悲しみから銃を手に取ってマックに向けるが、マックは警官隊を下がらせると銃をしまい、ニューヨークで待つ母親の話をして彼女を落ち着かせる。そして、彼女から銃を取り上げる。

 

その後、オリヴィアは母親のところへ。こうして、マックの最後の未解決事件は無事解決する。

 

一方ジョーは、マックが屋上で何があったのか誰にも話さなかった訳を、マック本人に問う。マックは「これまで何度も死に直面してきたが、今回の経験はこれまでとは質が異なるものだった」と話し、「CSIチーフとしての限界を感じた。最後の未解決事件を処理してケジメを付けたかった」と彼女に告白。この日マックは、名残を惜しむかのようなまなざしでオフィスを後にする。

 

ダニーは、ルーシーとリンジーとの将来を見据え、密かに昇進試験を受け、見事合格。巡査部長への昇進が決まる。フラックとシドの仕事ぶりは相変わらず。ホークスは、カミーユと順調に交際を続けている。アダムのひょうきんぶりも変わりなし。そして、すっかりチームになじんだジョー。彼女は、署を出て行くマックの後ろ姿をどんな思いで見つめていたのだろうか……。

----------------------------------------------------------------------

【豆知識】
映画『スカーフェイス』

ハワード・ホークス監督作品『暗黒街の顔役』をオリバー・ストーンが脚色し、再映画化した作品。キューバ移民がコカイン密売で暗黒街のボスにのしあがり、その後自滅してゆくまでが描かれている。監督はブライアン・デ・パルマ、主演はアル・パチーノ。
ダニーは、この映画のアル・パチーノのマネをして、リンジーに昇進試験を受けたことを打ち明けた。

【決めゼリフ】
「だが、それ以上にこう自問するようになった。まだやれるか? どれぐらい続けられるのか?」by マック

CSIチーフとしての潮時を感じたのか、マックの意味深な一言。

【ゲスト出演者】
ヘクストン役は、「ザ・ユニット 米軍極秘部隊」のチャールズ・グレイ役でおなじみのマイケル・アービー。
ウェス役は、「24-TWENTY FOUR-」のファイナル・シーズンでケビン・ウェイド役を演じたクレイン・クロフォード。
ナタリー役は、「invasion -インベイジョン-」のラーキン・グローヴス役のリサ・シェリダン。

【鑑賞MEMO】
マック、いよいよ限界!?

これまで数々の危険に遭遇してきたマック。今回は、奇跡的な弾詰まりがなければ、間違いなく死んでいたという絶体絶命のピンチに直面し、さすがに精神的にもまいった様子。彼が見た死の縁には、今後もCSIチーフを続けていけるのかを自問自答させ、最後の未解決事件に着手させるくらいのインパクトがあったようだ。

 

エンディングでは、このままCSIを去って行くのではないかと思わせる表情を見せたマック。巡査部長に昇進するダニー、カミーユと順調な交際を続けるホークス、相変わらずひょうきんなアダム、仕事熱心なフラックとシド、そして、すっかりチームになじんで抜群の安定感を見せているジョー。そんなメンバーたちの姿も描かれたエンディングは、このまま番組が終わってしまってもおかしくないような演出。ちょっと驚いた方も多かったと思うが、それもそのはず。実はこの時点では、シリーズの続行が決まっておらず、製作陣は万が一の打ち切りも想定して備えていたようなのだ。しかしながら、その後シーズン8の製作にGOサインが。現地アメリカでは、そのシーズン8の放送も終了したが、さらにシーズン9の更新も決定! ファンには嬉しい展開となった。

 

……というわけで、CSIを去るのでは!?と思われたマックが、どんな表情で番組に戻ってくるのかどうぞご期待を。ちなみに、シーズン8の第1話には、マックの亡き妻クレアの在りし日の姿が描かれるとのこと。日本での放送が今から待ち遠しい!

 

なお、エンディングで流れた曲は以下の通り。
♪"Holding On And Letting Go" Ross Copperman

2012.6. 2|CSI:ニューヨーク7、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/54855674

この記事へのトラックバック一覧です: 6月2日(土) #22「最後の未解決事件」(原題:Exit Strategy):

コメント

せつない話だった…。
犯人の逃避行の話だけで、1本作れるんじゃない?と思ったら、それって、
ちょっと『八日目の蟬』みたいですよね…。

投稿: シュレディンガー | 2014.11.05 00時14分

コメントを書く