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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 6月16日(土) #9「女たちの打ち上げ花火」(原題:Wild Life)

Lv11_09ホテル・エクリプスのバルコニーから宿泊客のブラッド・マローンが転落し、死亡。キャサリン、ラングストン、ニックは、ヴァルタンとともに捜査にあたる。当初は自殺かと思われたが、部屋の窓は内側からロックされており、何者かに突き落とされた可能性が。しかし、落下地点が彼の客室ではなくオハイオから来たステイシー・カノとデイナ・カールストンが宿泊する隣室の下と分かり、ニック、ラングストン、ヴァルタンは彼女たちの部屋へと向かう。そして、一同はドアの下に血痕を確認した後、ノックに応答がないことから鍵を開けて部屋の中へ。ベッドで血まみれになったまま眠っているステイシーとデイナを発見する。

二人は揃って二日酔いらしく、前夜は深酒したため何も覚えていないとのこと。外傷はなく、血痕は別人のものと分かる。さらに、病院での診察の結果、二人とも前夜に誰かとセックスしていたことが判明。ステイシーの離婚成立を祝ってハメをはずしたと話す二人は、おそらくベッドをともにしたであろうブラッドとどこで出会ったのかさえ思い出せない。貞淑な妻で子持ちのデイナは、酔った上のこととはいえ、夫以外の男性と関係を持ってしまった事実にショックを受ける。

 

調べは進み、ベッドの下から見つかった血の付いたアイロンと、ステイシーたちのベッドのシーツ、ブラッドのズボンに付着していた血痕は、ブラッド以外の身元不明男性のものと判明。DNAから、ステイシーの相手はこの身元不明男性で、デイナの相手がブラッドと分かる。さらに、ステイシーの血中からはGHBと泥酔レベルのアルコールが検出されたのに対し、デイナの血中アルコール濃度は低く、検出されたGHBも微量だったことが明らかに。前夜の記憶がないというデイナの供述は嘘と分かる。キャサリンとヴァルタンは、この証拠を突きつけてデイナを尋問。デイナは、「ステイシーがカイルという男性を部屋に誘って寝室へ連れ込んでいる間に、残された自分はブラッドにレイプされた」と告白し、「カイルにも寝室でレイプされそうになった。そこにブラッドが入って来て、邪魔をされたと逆上したカイルともみ合いになり、最終的には、カイルがブラッドをバルコニーから突き落とした」と事件当夜の様子を語る。

 

その後、ステイシーとデイナの客室にあった枕の素材が手がかりとなり、枕で客同士がたたき合うのを売りにしたクラブ「ピロー・クラブ」のバーテンダーのカイルが、ステイシーの相手と判明。署に連行された彼は、「ステイシーに誘われて彼女の客室へ行き、彼女とセックスをした」と説明する。さらにカイルは、「デイナにも言い寄ったがアイロンで頭を殴られ拒否された。騒ぎを聞きつけたブラッドが隣室から現れて突っかかってきたため自分は帰り、入れ代わるようにブラッドが女性たちの部屋へ入って行った」と供述。病院での治療記録でアリバイが確認され、彼の言い分は事実と分かる。では、ブラッドを殺したのは? レイプされたデイナが腹いせに彼を突き落としたのだろうか?

 

結局、ブラッドの尻から太ももにかけての擦り傷、塗膜片などが手がかりとなり、彼とデイナがバルコニーの欄干に座って合意の上でセックスをしていた際、ブラッドが過って後ろ向きにバルコニーから転落したというのが事の真相と分かる。要するにブラッドは事故死だったのだ。

 

 

一方、安アパートで中年のアーウィン夫妻の変死体が発見され、ブラス、サラ、グレッグが捜査にあたる。911に通報し「助けて」と2回叫んだという妻のデニースは、包丁で腹部を刺されてリビングのガラステーブルに突っ伏すかたちで死亡。夫のランスはバスタブで倒れており、頭部を強打したからではなく、倒れた後にバスタブのわずかな水で溺死したことが後の検視で明らかになる。

 

やがて夫妻が買っているオウムがうるさいと苦情の電話を入れていた隣人のドウェインが容疑者に浮上するが、アリバイが確認されシロと判明。部屋には夫妻の指紋しかなく、日頃から夫妻の仲が険悪だったことから、サラとグレッグはランスがデニースを殺害した可能性もあると見てアーウィン家を再調査する。そして、バスタブの排水口にオウムの羽を見つけると同時に、姿が見えなくなっていた飼い猫を発見。犬猿の仲であるオウムとともに証拠としてラボに運ぶ。

 

その後、デニースの検視を行ったロビンスは、彼女の頭皮にオウムの爪痕のような傷があったことから、オウムが彼女の死に関係しているのではないかと指摘。その真偽を確かめるべく、サラがオウムを、ホッジスが猫を調べる。その結果、夫妻の死はこのオウムと猫が引き起こした悲劇と分かる。まず、オウムが嫌いな猫は、ランスとシャワーを浴びていたオウムを襲った。その際に、ランスは壁に頭部を激突してバスタブの水で溺死。今度は逃げ回ったオウムが図らずもデニースを襲う恰好になり、野菜を切っていたデニースは包丁を持ったままパニックに。誤って自らを刺してしまった。そして、頭のいいオウムは、自分で鳥かごに戻ってその戸を閉めたのだ。
こうして、事件の真相は明らかになったわけだが、通報したデニースの手は血まみれだったのに、電話には血が付着していなかったのはなぜなのかという疑問は残ったまま。しかし、それをオウムが解決する。果物の皮をむく際、うっかり指を切ってしまったグレッグの出血を見たオウムは、目の前にあった電話機の受話器を外すとくちばしでボタンをプッシュ。911に電話をかけると、「助けて、助けて」としゃべったのだ。その様子を見たグレッグとサラは、思わず顔を見合わせて笑ってしまうのだった。

 

他方、キャサリンがホテル・エクリプスの一部を父親の遺産として相続したことや、過去に薬を盛られて危うい経験をしていたことを初めて知ったヴァルタンは、「大事なことは話してほしい」とキャサリンに不満をぶつける。しかしキャサリンは、恋人にすべてを話す必要はないという考え。二人の間には微妙な距離が……。


【豆知識】
ジャージー・ショア

ブラッドの落下現場に居合わせることになった女性二人組の会話に登場した「ジャージー・ショアとは、夏のジャージー海岸で同居する8人の男女に密着するリアリティ・ショーのこと(日本でも、「MTV Jersey Shore~マカロニ野郎のニュージャージー・ライフ~」の邦題で放送された)。
ちなみに、「CSI:マイアミ9」の#6「殺人オンエア」では、この番組のパロディが事件の舞台に。

 

サスペンデッド・コングレス(The suspended congress)
古代インドの愛の経典「カーマ・スートラ」に記されている体位の一つで、宙に浮いた性交の意。
ラングストン、医者という立場から(?)体位にも詳しいらしいが、彼の膝に乗った状態で、この体位名を聞かされたキャサリンの唖然とした顔は見ものだった。

 

【決めゼリフ】
「人は僕のことを肝の据わった自信家と評価してくれるけど、実は鳥類が苦手なんだ」by ホッジス

カナダ雁の群れに襲撃された経験から、鳥が苦手になったというホッジス。肝の据わった自信家には到底見えませんが!?

 

【ゲスト出演者】
デイナ役は、「Lの世界」のアリス・ピエゼッキー役のレイシャ・ヘイリー。
カイル役は、「HEROES/ヒーローズ」のDL・ホーキンス役のレナード・ロバーツ。

 

【鑑賞MEMO】
おかしな事件が2連発

今回も2つの事件の捜査が同時進行するパターン。一つは、「イイ男はどこよ?」と嘆く若い女性二人の目の前に、イケメンが落下するという事件。ニックとこの女性二人とのやり取りや、ブラッドの尻から太ももにかけての擦り傷がどうやってできたのか検証すべく、ラングストンとキャサリンが実証するシーンなど、笑える要素が満載。事件の真相にたどり着くまでの展開にはひねりもあり、なかなか面白かった。

 

そして、もう一つの事件も笑いどころ満載。何せ、被害者夫妻を死に至らしめたのは、彼らのペットのオウムと猫! この結末には爆笑(個人的には、10年くらい前に起きた、ペットのイタチとオウムの糞尿が発するアンモニアガスで飼い主が中毒死したという事件を思い出してしまった……)。全員揃って帽子をかぶって撮ったあの奇妙な家族写真といい、911に通報したのがオウムだったというオチといい、繰り返し見ても楽しめる内容だ。

 

一方で、キャサリンとヴァルタンの間に亀裂が。相手のことは知っておきたいヴァルタンに対し、不必要なことまで話して関係がゴタゴタするのは避けたいキャサリン。今後、二人に歩み寄りは!?

2012.6.16|CSI:11 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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