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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月5日(土・祝) #3「ブラッドムーン 満月の夜」(原題:Blood Moon)

Lv11_03キャサリンとヴァルタンがベッドをともにする中、チャールストン山では残忍な殺人が進行。程なくしてパークレンジャーが男性の斬首死体を発見する。連絡を受けたキャサリン、ヴァルタン、そしてラングストン、ニックらは現場へ。杭に突き刺さった首、有刺鉄線のフェンスに寄りかかった胴体を目の当たりにするとともに、両手首に鎖でつながれていたことを示唆する索条痕を確認する。周囲にはタイヤ痕も足跡もなく、何らかの儀式を思わせるこの死体だけが唯一の証拠だ。

 

ロビンスとデヴィッドは、頭部、胴体を手分けして検視することに。ラングストンとサラは、被害者の両手のひらに流血の儀式を思わせる傷跡を発見。被害者が全身脱毛したばかりであることにも気付く。
やがて、脱毛ワックスの成分が手がかりとなり、被害者はメディテレニアンに滞在していた宿泊客、マイケル・ウィルソンと判明。ホテルで開かれていた集会に参加するため、サンディエゴからやって来たことが明らかになる。ラングストンとニックは、彼が泊まっていた客室を調査。誰かと争ったのか、大いに荒らされたその部屋で、礼服、誓いの言葉のメモ、結婚指輪などを見つけ、花やケーキのレシートの配達日から、彼が今日挙式予定の新郎だったことを知る。さらに、マイケルと争った相手のものなのか、床に落ちていた黄色のコンタクトレンズも発見する。
ラングストンとニックは、引き続きマイケルの挙式会場とされていたホテルのユニティ・ルームへ。そこには、ヴァンパイア信仰者たちが集っていた。そう、マイケルもまたヴァンパイア信仰者だったのだ。ラングストンとキャサリンは、同じくヴァンパイア信仰者でマイケルと結婚する予定だったジュリー、ヴァンパイアのリーダー格のトーマス、介添人のイーサンらに話を聞くが、有力な情報は得られない。

 

その後、ホテルの監視カメラの映像に、夜中、一人で出かけるマイケルの姿が映っていたことが確認される。また、マイケルの殺害に使われた凶器はまさかりや手斧の類いと分かり、ラングストンとニックは、ヴァンパイア信仰者、そして彼らと敵対する狼人間たちも同族として参加する集会の武器販売コーナーで、符合する凶器を入手。それをラボに持ち帰って実証実験を行い、犯人は複数である可能性が高いことを突き止める。

 

一方、マイケルの歯にはさまっていた狼の毛が手がかりとなり、狼人間グループのリーダー、カート・フランシスが捜査線上に浮上。DNA鑑定の結果、彼がマイケルの部屋で黄色のコンタクトを落とした人物と分かる。ラングストンとニックは、ホテルのテラスで狼人間の仲間たちといたカートを取り押さえ、署に連行。さっそく取り調べを行うが、カートは「事件当夜は満月だったので、狼に変身していたため記憶がない。翌朝は自分のトラックで目覚めた」とふざけた供述をするばかり……。
サラとグレッグは、カートの供述の真偽を確かめるべく彼のトラックを調べ、助手席のドアの外側に嘔吐物に混じった血痕を発見。それが手がかりとなり、助手席に座っていた人物がマイケルの血を飲んで嘔吐していたことが明らかになる。さらに、嘔吐物に含まれていた成分から、マイケルの血を飲んだ人物はポルフィリン症という血液疾患に冒されていることが判明。ラングストンとニックは、ヴァンパイアたちがマイケルの葬儀を行うユニティ・ルームに行き、部屋のカーテンを開けて日光を室内に取り込む。日光に当たると皮膚に炎症を起こすポルフィリン症の特徴を利用し、誰がポルフィリン症なのかあぶり出す算段だ。その結果、ヴァンパイアのリーダー格のトーマスがポルフィリン症と判明。トーマスは犯行を否定するものの、「なぜ敵であるカートのトラックに乗ったのか」と聞かれると口をつぐむ。

 

カートとトーマス、二人が殺害現場にいたのは確実。しかし、彼らの着衣には凶器からの飛沫血痕しかなく、返り血を浴びた形跡がなかったことから、マイケルを殺害したのはカートとトーマス以外の人物という見方が濃厚となった矢先、ホッジスの調べで、トーマスの黒マントからアルパインロック・バターウィードという草花の痕跡が見つかる。その草花の自生地を目指したニックとサラは、彼らが登った山道のルートをたどり、カートのトラックのタイヤ痕と土を掘り返した跡を発見。土の中から破られた写真も見つける。それはカートの軍団が写った写真。何と、その中にはマイケルの姿もあり、土の中からは凶器の斧も見つかる。その斧の取っ手にはマイケルの血が染み込み、独特の紋様が出来ていた。それはケルトの結び目模様。ジュリーの指輪のものだった……。

 

実は、マイケルはもともと狼人間。ところが、去年の集会でジュリーに一目惚れ。その恋を成就させるために狼人間をやめて密かにヴァンパイア信仰者になった。ところが、奇しくも今回の集会でヴァンパイアになった姿をカートに見られてしまい、部屋まで尾行してきた彼と争ってもみ合いに(その際、マイケルがカートの顔面を殴り、カートのコンタクトレンズが部屋に落ちた)。その後、憤慨したカートはトーマスにマイケルの過去を暴露。両者は裏切り者を殺すために一晩だけ手を組むことにし、「婚前の儀式」という名目でジュリーともどもマイケルを山へ呼び出した。そこで、狼人間たちの登場だ。危険を察したマイケルは走って逃走するも、運悪く有刺鉄線に行く手を阻まれてしまい立ち往生。その場で初めてマイケルの過去を聞かされたジュリーは逆上し、トーマスに手渡された斧をマイケルに繰り返し振りかざしたのだ。

 

後の取り調べで、「トーマスとカートの関与を証言すれば、死刑を免れることができるかもしれない」とラングストンはジュリーに持ちかける。しかしジュリーは、「殺したのは私です」ときっぱり言い切るのだった。


【豆知識】
ブラッドムーン

中秋の満月(収穫月)の次の満月、いわゆる狩猟月のこと。低空に輝く赤く見る満月や、皆既月食時の赤銅色の月を「ブラッドムーン」と呼ぶこともある。

 

リジー・ボーデン
1892年にマサチューセッツ州で起きた殺人事件で容疑者となった人物。リジーは実父と継母を斧で殺害した嫌疑をかけられるも、証拠不十分で無罪となっている。
デヴィッドが歌った「リジー・ボーデン斧を取り、母さんを40回ぶった斬る」は、この
リジー・ボーデンの事件を歌ったマザーグースの歌。

 

アイアン・シェフ
日本で人気を博した料理対決番組「料理の鉄人」のアメリカ版。アメリカでは今も放送が継続している。
ホッジスは、ウェンディと寄り添って「アイアン・シェフ」を見るのが夢だったとのこと。

 

ヴァン・ヘルシング
ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』に登場するドラキュラと戦う大学教授。吸血鬼ハンターの代名詞として広く知られている。

 

カインとアベル
旧約聖書『創世記』第4章に登場する兄弟。アダムとイヴの息子。神から自分の捧げ物に目を留めてもらえなかったカインは、神に捧げ物を認めてもらえたアベルに嫉妬して殺害。これが人類初の殺人事件と言われている。ホッジスは、ヴァンパイアと狼人間が犬猿の仲であることのたとえに、このカインとアベルのほか、ローマの建国神話に登場する双子の兄弟ロムルスとレムス(新都市建設の場所に関する意見の相違から仲違いし、最終的には決闘でロムルスがレムスを打倒)の名前を引用した。

 

アスワング
フィリピンに伝わる伝説のUMA(未確認動物)。昼間は美しい女性の姿をしているものの、夜になると空を飛行し人間の血を吸う化け物に変身する女吸血鬼と説明されることが多いが、ラングストンはヴァンパイアと狼人間の雑種と語った。

 

ポルフィリン症
ヘモグロビンをつくるヘムという物質の合成経路の異常により、光毒性反応による日光誘発性皮膚障害を生じる疾患。顔色が青白くなったり犬歯が変形したりする場合があることから、吸血鬼病と呼ばれることも。

 

【決めゼリフ】
「トランシルバニアが“森の向こう側”って意味だって知ってた?」by サラ

こんな風に博学をさらしたがために、この後、サラはニックから「グリッソムさん?」「ギル~!」とからかわれるハメに。

 

【ゲスト出演者】
トーマス役は、「ホテル・バビロン」のチャーリー・エドワーズ役や「生存者たち」のトム・プライス役などで知られるマックス・ビースレイ。
ジュリー役は、「ゴシップガール」のレイチェル役のローラ・ブレッケンリッジ。
カート役は「アメリカン・ホラー・ストーリー」のトラヴィス役のマイケル・グラジアデイ。
マイケル役は、「NIIKITA/ニキータ」のネイサン・コルヴィル役で知られ、「CSI:ニューヨーク」のシーズン5ではダンブルックの息子コナー役を演じたサッド・ラッキンビル。

 

【鑑賞MEMO】
“ラブラブ”のキャサリン&ヴァルタンは……

オープニングは、残忍な殺しと並行するキャサリン&ヴァルタンのベッドシーン! 最近の二人のラブラブぶりは、ウェンディが去って傷心のホッジスにはまぶしすぎるようで、今回は、ヴァルタンの口から「一緒に暮らそう」という言葉まで! でも、踏みとどまったのはキャサリン。「今の関係を壊したくない」「今をそのまま楽しみたい」、こういう発想に至るところが、さすがオトナだ。

 

エピソードの内容の方は、ヴァンパイアと狼人間がテーマ。「CSI:ニューヨーク」シーズン6の#14「血族」でもヴァンパイアを扱っていたが、サブカル系のテーマはベガスも得意とするところ。今回は、ヴァンパイアと狼人間が一堂に会する奇妙な集会の様子を描く中で、ラングストンもカラーコンタクトと牙でヴァンパイア風に変身。そんな彼を見て「目がカッコイイ!」と騒いで、母親にクレジットカードを要求したシュールな少年が、実はCSI:シリーズの製作総指揮者として知られるアンソニー・E・ズイカーの実の息子ドーソンというお楽しみ付きだった。

 

また、ニックは今回も自ら“昆虫博士”に名乗りを上げ、グリッソムの後継者らしいところをアピール。そして、容疑者がポルフィリン症だと分かった際には、10年前に被害者をプロテインシェークにして飲んだ殺人犯がいたことに言及した。この殺人犯、もちろんシーズン1の#21「悪魔に魅入られた女」に登場したドクター・ヒルリッジのこと。今回のトーマス同様ポルフィリン症だった彼女は、自分が生き延びるために、他者を殺害、その内臓をミキサーで“プロテインシェーク”にして飲用していたのだ。この何ともおぞましい話、もう10年前のことになるとは……。

 

ちなみに、今回のエピソードの原題は、「Blood Moon」。「CSI:マイアミ」シーズン2の#13「満月の惨劇」の原題も同じく「Blood Moon」だった。

2012.5. 5|CSI:11 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

はじめまして♪ヴァルタンが好きすぎてたまらないおばさんです(笑)ヴァルタンファンの私にはキャスは恋敵?です(爆)CSI-10ぐらいから二人の関係が動き出してとうとう・・・・ヴァルタンには恋愛はよしてほしかったのが本音です(>_<)
いつもクールで時には嫌味をいいながらのヴァルタンが好きです。
でも・・・キャスは魅力的な女性ですよね(複雑)
CSI自体は主任がいなくなりウォリックも・・とかなりキャストが変わってますが、面白さは健在ですね。
CSI-13が制作されるということでこれからも見逃せません(^○^)ずっと追いかけていきたいです♪

投稿: vartannlove | 2012.05.19 21時18分

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