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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月26日(土) #6「冷血動物」(原題:Cold Blooded)

Lv11_05砂漠で若者の死体が発見される。腹部には複数の刺創が。その並びは、恐竜のような巨大な動物の噛み跡に見えるが、現代に恐竜などいるはずもなく……。検視の結果、死因は噛み跡ではなく、交通事故や転落事故の際に見られるびまん性軸索損傷と判明。そんな中、ホッジスがある情報をもたらす。実物大のアニマトロニクス恐竜ロボットのショー「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」が現在ベガスで開催されているというのだ。被害者はこのショーの恐竜と接触したのかもしれない。

 

「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」に興味ありのホッジスは、病気で早退すると嘘をついて、ラングストンとともにショーの会場であるアリーナへ。胸を躍らせながら、実物大の恐竜を一体ずつ調査する。その結果、被害者の噛み跡は、このショーのT-レックスによるものと判明。ヘンリーからの連絡で、被害者は西ラスベガス大学の古生物学講座で草食恐竜を専門としている学生ブライアン・リスターであり、同じ講座にジェーンという婚約者がいることも明らかになる。

 

その後、主催者側から提供を受けたビデオに、ブライアンと昨日のショーを見ていたジェーンが、ブライアンが席を立っている間に別の若者とキスをする姿が映っていたことが分かり、ラングストンは署でジェーンを尋問する。ジェーンは、「雰囲気に飲まれてキスをしただけで、知らない相手」と釈明するが……。

 

ラングストンとホッジスは、ブライアンの傷が深いことに着目。T-レックスが噛んだくらいではこのような噛み跡にはならないことから、ブライアンがT-レックスのアゴの上に落下したのではないかと推測。もう一度現場に戻り、ブライアンがクレーンから落下した証拠を見つける。

 

やがて、チケット購入時のクレジットカードの記録から、ジェーンとキスしていた相手は、ブライアンとジェーンの友人で同じ古生物学講座の学生トラヴィス・キルボーンと分かる。トラヴィスは、「ショーの終演後に恐竜たちが保管されている倉庫に忍び込んで写真を撮った際、ブライアンが過ってクレーンから転落した。不法侵入がばれるとまずいことになると思って通報せずにブライアンの遺体を放置した」と説明。しかし、実はただの事故ではなかった。クレーンを操作していたジェーンが、故意にブライアンが落下するよう仕向けたのだ。草食恐竜好きで自身も草食系のブライアンに物足りなくなったのではないかとラングストンに追及されたジェーン。「弁護士を付けて」と冷ややかな表情で言うのだった。

 

 

一方、コーラー家では、投資顧問のフィル・コーラーの遺体が見つかる。ニックとグレッグは刑事のフランキーがいる現場に合流。間もなく、フィルがホイットニー・コーラーの父親であることに気付く。ホイットニー・コーラーは、15歳だった5年前、友達のレイチェルとともに誘拐され、その後に殺されたと見られている少女。犯人のイーライ・ホルトはすでに逮捕されて終身刑となっているが、ホイットニーおよびレイチェルの遺体はいまだに見つかっていない。フィルの頭には一発の銃弾。一見すると自殺のようだが、顔への火薬粒の付着の状態から他殺と分かる。室内からはブルネットの毛髪が見つかり、フィルがいつも身に着けていたゴールドの時計がなくなっていることも確認される。

 

キャサリンは、フィルとの離婚を申請中の妻シャロンの事情聴取をする。シャロンは、フィルの死にもなくなった時計にも心当たりはないとし、離婚申請の理由はフィルの不倫だと説明。その相手がホイットニーとともに誘拐されて殺されたレイチェルの母親カーリー・ベックであることにも言い及ぶ。そして、コーラー家で見つかったブルネットの毛髪は、カーリーのものと判明。ニック、フランキーらはカーリーの家に急行し、ドアを蹴破って中に踏み込むが、そこにカーリーの姿はなかった。しかしながら、レイチェルの部屋で、意外なものを見つける。それは、ホイットニーのミイラ化した遺体が写った写真だった。

 

カーリーは、どうやってホイットニーの遺体写真を手に入れたのだろうか? ニックは、ホルトがホイットニーの遺体の遺棄場所を誰かにしゃべったのだろうと考えるが、ホルトは10日前に首を吊って意識不明となっており、今や事情を聞ける状態にないと分かる。また、ブラスの調べで、カーリーが「娘の遺体の場所を教えてくれれば何でもする」といった趣旨の手紙を何度もホルトに送っていた事実も判明するが……。

 

その後、ホイットニーの遺体写真の背景を分析した結果、遺体の遺棄場所が分かり、ホイットニーの遺体はモルグに運ばれる。ロビンスは、死因は絞殺と断定し、帯ノコのような凶器で指が切り落とされていたと指摘。ホルトがどこに帯ノコのような大型機械を持っていたのか、彼のいとこに連絡を取ったフランキーは、4年前に死亡した伯父の木工小屋でホルトが子ども時代に頻繁に作業をしていたという情報を入手。さっそく、その木工小屋に向かったニックとグレッグは、ここがホイットニーたちの殺害現場だと確信する。

 

やがて、カーリーが1週間前、質屋にさまざまな物を持ち込んで5,000ドルを手にしていた上、この日の昼にもフィルの時計を持ち込み、1,500ドルを受け取っていたことが明らかに。その後、車を中古車ディーラーに売却したことによって足が付き、カーリーは程なくして身柄を拘束される。署に連行された彼女は、フィルを殺していないと主張。ホルトから初めて手紙の返事が来て、「レイチェルとホイットニーの遺体を埋めた場所を思い出した。レイチェルをどちらに埋めたかは覚えていないが、地図が欲しければ1枚5,000ドル、2枚で10,000ドル支払え」と要求されたと説明。何とか金を工面して地図を1枚受け取ったものの、地図の場所にあったのはホイットニーの遺体だったため、そこで撮影したホイットニーの遺体写真を手にフィルのところへ行き、金を貸してほしいと頼み込んだこと、「詐欺だ」とフィルには信じてもらえなかったものの、「金の足しになれば」と時計をもらえたこと、その夜あらためてホルトから連絡を受け、もう1枚の地図が欲しいならさらに5,000ドル払えと言われたこと、1枚目の地図を手に入れたのは3日前だったことなどをブラスとニックに話す。しかしながら、ホルトが自殺未遂をして意識不明に陥ったのは、10日前のこと。つまり、何者かがホルトの名をかたってカーリーに地図を売ったということになる。

 

後の調べで、ホルトが自殺未遂の直前に、売店でレポート用紙を購入し、3枚を使用していたことが分かる。地図を描くのに2枚、遺書を書くのに1枚使ったと考えるのが自然だが、看守のリクターによると遺書はなかったとのこと。そのリクターこそが怪しいとにらんだニックは、グレッグ、フランキーとともに彼の家へ。逃走するリクターをフランキーが取り押さえ、逮捕する。リクターは、ホルトの遺書と地図を見つけ、それを金にしようと自らカーリーに手紙を出したことを白状。フィルが地図の件を「詐欺だ」と言っていることを知り、通報されては危険だと彼を殺して口を封じたことを認める。

 

では、残りの地図は? 実は、リクターによって燃やされ、焼け残ったのはごく一部だった。だが、グレッグが根気強く調査を続けたおかげもあり、ついにレイチェルの遺体の遺棄場所が判明。それをカーリーに報告しに行ったニックは、泣き崩れる彼女をやるせない表情で抱き留めるのだった。

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【豆知識】
ウォーキング・ウィズ・ダイナソー

1999年にイギリスBBCが製作したテレビシリーズ「ウォーキングwithダイナソー~驚異の恐竜王国」を、舞台化したショー。アニマトロニクスの技術を用いて実物大の恐竜が動き回る姿を再現したショーで、2010年、日本にも初上陸した。

 

T-レックス
史上最大級の肉食恐竜の一つ、ティラノサウルスの俗称。

 

【決めゼリフ】
「コヨーテは麻薬常習者の肉は食べないんですよ」by デヴィッド

ラングストンに「へえ」と言わせたデヴィッドのトリビア。

 

【ゲスト出演者】
フランキー役は、「バトルスター・ギャラクティカ」のカーラ・スレイス(スターバック)役や「24-TWENTY FOUR-」のファイナル・シーズンのデイナ・ウォルシュ役でおなじみのケイティ・サックホフ。
カーリー役は、「フレンズ」のスーザン役や「ブレイキング・バッド」のグレッチェン・シュワルツ役で知られるジェシカ・ヘクト。
ジェイソン役は「LOST」のダニー役のマイケル・ボーウェン。「CSI:科学捜査班」には、シーズン4の#6「埋められた秘密」にマーティ・クーパーマン役で登場して以来2度目の出演。
ウォーキング・ウィズ・ダイナソーのツアーマネージャーのアダムズ役は、「CSI:ニューヨーク7」の#1「34階からの訪問者」にウェストウィック役でゲスト出演したブレット・タッカー。

 

【鑑賞MEMO】
ケイティ・サックホフが刑事役で登場!

今回は、久しぶりに2つの事件の捜査が同時進行するスタイル。一つはホッジスのオタク魂に火を付けた「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」絡みの事件。こちらは、ラングストンとのコンビで見事に解決。病気で早退すると嘘をついて現場に入ったホッジスが、実物大の恐竜たちと記念写真を撮ったり、ラングストンもホッジスのようにワクワクした表情を見せたりするなど、クスッと笑わせてくれるシーンが多かった。ただし、犯人の殺害動機はかなりお粗末。草食系の彼氏が物足りなくなったからといって、何も相手を殺さなくても……。

 

そしてもう一つは、悲しい誘拐殺人事件を背景にした新たなる殺人事件。いまだ娘の遺体が見つからず、事件への区切りをつけられない哀れな母親が、娘を殺害した犯人に必死ですがる姿はあまりにも気の毒で……。最終的には、これまで見つかっていなかった遺体が二体とも発見され、娘を捜し出したいという母親の執念が実を結ぶわけだが、その反面、娘が生きているかもしれないという一縷の望みを絶たれたことに母親は大いに失望もしたはず。泣き崩れるしかない彼女をニックが受け止めるシーンは、特に心に重かった。

 

なお、こちらの事件では、「バトルスター・ギャラクティカ」のスターバック役でおなじみのケイティ・サックホフが、男勝りで荒削りな刑事フランキー役で初登場。どこか憎めない個性的な役柄で楽しませてくれた。これまでのCSI:シリーズにはいなかったタイプの刑事だけに、彼女の次なる活躍に期待したい。

2012.5.26|CSI:11 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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