CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月28日(土) #2「ベガスの人食い鮫」(原題:Pool Shark)

Lv11_02客で賑わうブーゼルのカジノのプールに、突如サメが出現。デジレー・マクワイアという女性がサメに腕を食いちぎられて死亡する。ブーゼルのカジノではショー・ビジネス用のサメが飼育されており、何者かがこのサメをプールに入れた可能性が高い。キャサリンは、サメを管理している獣医ホロウェイに事情を聞くが、彼いわくサメの数は減っていないとのこと。サメがどこから運び込まれたのかは分からない。
そんな中、監視カメラの死角となっているプールの裏エリアで、ニックとサラはマリファナの吸い殻を発見。それが手がかりとなり、CSIのメンバーがよく知る元麻薬の売人のドロップスが捜査線上に浮上する。ドロップスは署で取り調べを受けるが、「クラブのプロモーターとしてプールに出入りしていただけ」と主張。刑務所帰りの自分を雇ってくれたブーゼルを裏切るようなまねをするはずはないと、事件への関与を否定する。

 

キャサリンは、ブーゼルのオーナーで“ベガス一大きなサメ”という表現がピッタリの権力者、アーネスト・ブーゼルと会い、ドロップスが事件に関与した可能性はないか尋ねる。さらに、ブーゼルとは敵対関係にあるダニー・マックリン経営の向かいのカジノ「マックリンズ」に、今回のサメ騒動のせいで客が流れたこと、マックリンズもサメを保有していることに言及。ブーゼルはドロップスが裏切るとは考えられないとした上で、すべてはマックリンの仕業だと気付いたのか、彼に対する敵意をむき出しにする。
この後、キャサリンはマックリンにも面会。しかし、彼から有力な情報を聞き出すことはできず、彼の保有するサメの数も変わっていないことを確認するにとどまる。

 

一方、職場に復帰したラングストンの立ち会いのもと、ロビンスによるデジレーの検視が行われ、死因はヘロインを注射されたことによる急性麻薬中毒で、サメに襲われる前に死んでいたことが判明。さらに、ニックとラングストンでプールの監視カメラ映像をチェックした結果、デジレーが身に着けていたはずの貴金属が、殺害後になくなっていたことが明らかになる。ホッジスとヘンリーは、証拠を求めてプールを捜索。その結果、凶器の注射器が見つかり、付着していた指紋から前科者のアーニャ・サンチェスが容疑者に浮かび上がる。署に連行されたアーニャは、デジレーが死んだとは知らずに、彼女にヘロインを注射して意識を失わせたところで貴金属を奪ったことを白状。はからずもデジレーが死んでしまったことにより、強盗目的のはずが重罪謀殺で逮捕されることとなる。ただし、彼女はサメの件とは無関係だった。

 

ラングストンとロビンスは、ホロウェイとともにサメを解剖。胃の内容物を見たホロウェイは野生のサメだと断定するが、実は、胃の中にはブツ切りにされた魚も含まれていた。これは、人間に飼育されていたことを示す何よりの証拠。サメのヒレには刻まれたIDを削り取ろうとした痕跡も見つかり、それをラングストンが復元した結果、サメはマックリン保有のものと特定される。
署に呼び出されたマックリンは、「サナダムシの付いたサメが共食いをし始めたので、ホロウェイにそのサメを処分させた」と説明。ブーゼル、マックリンズ、双方に出入りしているホロウェイが、サメをプールに入れた線が濃厚となった矢先、ブーゼルが「お前を痛い目に遭わせてやる!」と取調室に怒鳴り込んでくる。キャサリンは、ブーゼルとマックリンの怒鳴り合いを制止するが……。

 

ニックとサラは、あらためてホロウェイに事情を聞くため、彼が現在仕事中だというマックリンズへ。そこで、死体となったホロウェイを水槽の中に発見する。そして、後の検視およびホッジスによるホロウェイのスキューバのタンクの中身の定量分析の結果、何者かがスキューバのタンクに排気ガスを入れたことによる一酸化炭素中毒が死因と判明。その排気ガスの汚染物質の割合がブーゼルの愛車のものと一致し、キャサリンは再びブーゼルに事情を聞く。ところが、ブーゼルは罪を認めるどころか、意外なことを言い出す。前日、マックリンから連絡があり、彼の所有するレストランへ車で出かけて和解の申し出に応じたというのだ。
ブーゼルの言い分の真偽を確かめるべく、キャサリンとサラはさっそくそのレストランへ。駐車場で排気ガスの臭いを放つホースを見つける。駐車係はホースを使った人物に心当たりはないと話すが、近くのATMの監視カメラの映像が証拠となり、この駐車係がブーゼルの排気ガスをタンクに詰めた張本人と判明。駐車係は、すべてマックリンの指示だったことをあっさりと白状する。つまり、ブーゼルの客を取り込むために、ホロウェイを使ってサメをブーゼルのカジノのプールに入れさせたのも、都合が悪くなって駐車係を使ってホロウェイの殺害を企てたのも、これらの罪をブーゼルに着せようとしたのも、すべてマックリンの仕業だったのだ。

 

こうして、サメの事件は解決。容疑が晴れたブーゼルは、捜査の過程で対立したキャサリンに対し、「父親であるサムに似ていると誤解していた」とした上で、「和解しよう」と持ちかける。キャサリンは笑顔で、「“サメ”とは泳がないわよ」と返すのだった。


【豆知識】
ジャック・クストー(ジャック=イヴ・クストー)

フランスの海洋学者。1953年に著書「沈黙の世界」がベストセラーとなり、1956年には同名映画を製作。カンヌ国際映画祭でパルムドール、アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞している。日本では1970年代に日本テレビが放映したドキュメンタリー番組「驚異の世界・ノンフィクションアワー」で有名に。潜水用呼吸装置(商標名:アクアラング)の開発者の一人としても知られている。
グレッグは、ホロウェイのことを“カジノのジャック・クストー”と称した。

 

シャーク・ウィーク
ディスカバリーチャンネルで毎年夏に放送される、サメの生態を紹介する番組。
ロビンスは、もっともらしい虚言を吐くホロウェイのことを、「『シャーク・ウィーク』を見てもいない」と非難した。

 

マンダレイ・ベイ
ラスベガスにある黄金色に輝く外観が特徴的なカジノホテル。「シャーク・リーフ」という水族館を備え、十数種類のサメを保有している。
ロビンスは、このマンダレイ・ベイのイヤホンガイドを着けて回るツアーに参加したとのこと(ラングストンはイヤホンガイド嫌いであることが判明!)。

 

【決めゼリフ】
「和解したと口では言うが、本心とは限らない。忘れるな、キャサリン」by サム

数十年前、若かりし頃のサムがキャサリンに言った言葉。若き日のキャサリンは、シーズン7の#9「レジェンド・オブ・ベガス」以来、2度目の登場となった。

 

【ゲスト出演者】
ブーゼル役は、『M★A★S★H』でブレイク、「フレンズ」ではロスとモニカの父親役を演じていたエリオット・グールド。
ドロップス役で4度目の登場となったのは、ヒップホップ歌手のメソッド・マン。
ホロウェイ役は、「トゥルーブラッド」のヒューゴ役などで知られるクリストファー・ガーティン。

 

【鑑賞MEMO】
エリオット・グールドがゲスト出演! そして、ウェンディが……

前回のジャスティン・ビーバーに続き、今回もビッグなゲストが!『M★A★S★H』のエリオット・グールドだ。彼が演じたブーゼルは、キャサリンの父サム・ブローン、そしてまだ幼かったキャサリンを知る、昔ながらのベガスの権力者。威圧的で泥臭くもあるが、率直な一面も合わせ持ち、スマートで狡猾なマックリンという対照的なキャラクターとの対立で視聴者を楽しませてくれた。
また、今回はメソッド・マンもドロップス役で再登場した。前回の登場(シーズン8の#14「二階の出来事」)では、一時的に刑務所を出て捜査に協力した後、また刑務所に戻ったドロップス。いつの間にやら出所していたようだが、もしや今回の件で刑務所に逆戻り!?

 

一方で、非常に残念な展開も……。何と、ウェンディがベガスを去ることに! キャサリンの後押しもあり、ポートランドで念願の現場捜査官になることが決まったのだ。彼女のかねてからの希望が叶ったことは喜ばしいことだが、ウェンディとホッジス、それにヘンリーとの絡みが見られなくなるのはとても残念。ウェンディがラボ内で成長していく姿を見てきただけに、彼女が現場捜査官として一人前になっていくところも見たかったのに……。
視聴者もショックだが、誰よりもショックを受けたのはもちろんホッジス。内心では彼女を本気で引き留めたかったはずだ。それにしても、ウェンディから転職の相談をされていたがために、プールの捜索時、ホッジスに水中に沈められてしまったヘンリーはお気の毒(ただし、そこで凶器を発見してしまうところがヘンリーのしぶとさ!)。とにかく、ヘンリーが言っていたように、ウェンディが転職のことをなかなかホッジスに打ち明けられなかったのは、ホッジスに対する思いがあったからこそ。さてホッジス、今回の辛い別れを乗り越えて、本物のタフガイになれるのだろうか!?

2012.4.28|CSI:11 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/54577344

この記事へのトラックバック一覧です: 4月28日(土) #2「ベガスの人食い鮫」(原題:Pool Shark):

コメント

コメントを書く