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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月21日(土) #1「キルゾーン」 (原題:Shock Waves)

Lv11_01留置場でハスケルに刺されてしまったラングストン。病院へ搬送されてオペを受けた彼は、腎臓を片方失うものの一命を取り留める。

 

そんな中、連続殺人犯ジキルことチャールズ・ディマサによって射殺されてしまったクラーク巡査の葬儀が墓地にて行われる。現場でクラーク巡査と一緒だったニックは、彼の死に責任を感じ、遺族に謝罪したいという思いで葬儀に駆けつけるも、ブラスから「遺族は君の姿を見るのが辛いはず」と忠告され、悲しみにくれながら自分の車へと引き返す。そして、ある1台の車に夜行性であるはずのゴキブリが多数群がっているのに気付く。爆弾の起爆装置の“カチカチ”という音をゴキブリが交尾期の鳴き声と間違えて集まったのかもしれないと考えたニックは、車に近付き、車体下に起爆装置のようなものを、車内に導線を発見する。その瞬間、墓地内で爆発が起きる。まずはクラークの棺、続いて墓石が木っ葉微塵に。参列者たちは爆弾が仕掛けられた車の方向に逃げようとするが、ニックは彼らを銃で威嚇して近付くのを食い止める。すると、そこで車が大爆発。ニックの機転で最悪の事態は免れたものの、それでも巡査2名が死亡、負傷者が十数名出る惨事となる。

さっそく、爆弾処理専門のケイシー・モナハンとともに現場の捜査に取りかかるCSI。最初の2発は参列者らが一定の方角へ逃げるよう計算して配置された殺傷力の弱い火薬爆弾で、その誘導先に停車した車に仕掛けられていたのが殺傷力の高いアンホ爆弾だったことを突き止める。ブラスは、警察に恨みを持ったハスケルの指示による犯行と推測するが、ラングストンは「ハスケルなら一人ずつ手にかける。殺戮はハスケルのやり方ではない」と指摘する。

ロビンスはクラーク巡査の遺体の再検視を行い、1発目の爆弾の起爆装置に使われた携帯電話のシムカードを見つけ出す。調べてみると、携帯電話の持ち主は先月戦死した海兵隊員。彼の妻にブラスが事情を聞いた結果、携帯電話はコミュニティ・センターのチャリティに出されたものだと分かる。

サラ、ブラスは警官らとともにすぐさまセンターへ。そこでは、ハクスビーという開祖による集会が開かれていた。彼らは社会制度に支配されることを拒む団体で、身分証明書やクレジットカードの類を持たない。身元不明になれば何者にも支配されないという論法だ。信者たちは、警察を見るなり抵抗して暴力に訴えるが、みな取り押さえられて署へ。CSIは、彼らから指紋やDNAを採取する。

ラングストンは痛みをこらえながら、病室で捜査に協力。爆破事件の映像を解析し、不審なラジコン飛行機が飛んでいるのに着目する。そして、その飛行機が2発目の爆発と同時に失速していたことから、2発目と3発目の起爆はラジコン制御によるものと判明。グレッグが現場を捜索した結果、木の枝に引っ掛かったラジコン飛行機が見つかり、不法侵入などの前科がある21歳のアレックス・マッキャンの指紋が出る。彼は、ハクスビーの集会に出ていた16歳の少年ジェイソン・マッキャンの兄。ラジコン飛行機を購入したのはジェイソンらしいとの情報も確認され、殉職したクラーク巡査のためにも何とかして事件を早期解決したいニックは、進んでジェイソンと話をし、彼からアレックスの住所を聞き出す。
ニックは、ケイシーとともにアレックスの家へ。アレックスは留守だったが、家の中からはパイプ爆弾の材料が見つかり、TATPの生成に必要な塩酸のボトルが空になっていることも分かる。アレックスが塩酸を買い足しに出かけた可能性が高いと見たニックたちは、近くのプール用品店に急行してキャサリンおよび警官らと合流。店から出てきたアレックスを取り囲む。ところがそこでアレックスが銃を抜き……。結局、アレックスはその場で射殺される。

こうして、爆弾犯アレックスが死亡し、事件は一件落着。ハクスビーおよび彼の信者たちも釈放される。ただし、一人だけ釈放されない者がいた。ジェイソンだ。彼は、爆破に使われたラジコン飛行機を購入していた上に、事前に事件を知っていた可能性が高いことから、地方検事に事情を問われることとなる。

その夜、倉庫街で変死体が発見される。死体は何もない部屋の中央に置かれており、近くに引きずり痕が。ヴァルタンとグレッグは引きずり痕をたどって、被害者が不法占拠していたと思われる小型テントとビン類が置かれた隣室を調べる。そして、死体を見るデヴィッドのそばで写真を撮っていたキャサリンは、死体の下に爆弾が仕掛けられていることに気付き、即座にヴァルタンとグレッグに何も触らないよう大声で注意。そんな中、隣室のテントが爆発する。幸いグレッグとヴァルタンは無事だったが、これは、爆弾犯の警察に対する攻撃がまだ終わっていないことを示す何よりの証拠だ……。

その頃、留置場では、ジェイソンが勝ち誇ったような表情を浮かべていた。


【豆知識】
アンホ爆薬

硝酸アンモニウムと油剤が主成分である硝安油剤爆薬のこと。1995年4月19日、アメリカ・オクラホマ州の州都オクラホマシティで起きた連邦政府ビル爆破テロ事件でも使われた。
「CSI:ニューヨーク」シーズン5の#17「正義のかけら」、「CSI:マイアミ」シーズン8の#23「木っ葉微塵」などにも登場している。

 

TATP
過酸化アセトンのこと。高性能爆薬として使用される。

 

【決めゼリフ】
「ウォリックを失って思ったわ。必死にがむしゃらに働こう。そう、仕事に集中すればいい。そうすればウォリックのことを考えなくて済むって。でも、どんなに働いても無理だった」by キャサリン

連続殺人犯ジキルことチャールズ・ディマサの店で仲間の警官が射殺されたことに責任を感じているニック。命に別状はなかったものの自分も被弾しており、事件のショックは相当なもののはず。キャサリンは、そんなニックに心理カウンセリングを勧め、自分もウォリックの死を乗り越えるためにカウンセリングを頼ったことを告白した。
キャサリン、ウォリックの死を受け止めるのにそれほどまでに苦しんでいたなんて……。

 

【ゲスト出演者】
ジェイソン役は、ティーンから絶大なる人気を誇るアイドルのジャスティン・ビーバー。
ケイシー役は、「バイオハザード」シリーズでジル・バレンタインを演じているシエンナ・ギロリー。
ハクスビー役は、「24 -TWENTY FOUR-」のマイク・ノヴィック役や、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」のフィリップ・ダベンポート役でおなじみのジュード・チコレッラ。
海兵隊員の妻役は、「閉ざされた場所」のタラ役や「BEAST」のローズ役で知られるリンゼイ・パルシファー。

 

【鑑賞MEMO】
ジャスティン・ビーバーがゲスト出演!

今回のシーズン・プレミアの目玉は、何と言ってもジャスティン・ビーバーのゲスト出演! あのベビーフェイスで悪役を演じるという、そのギャップがおもしろかった。エンディングで見せたあのしたり顔を見ても分かるように、もちろんこの話には続きが。ジャスティンの再登場が待ち遠しい。

 

ハスケルに刺されたラングストンは、腎臓を片方失うも命は無事。「腎臓のドナー(になるの)はあきらめる」と、不運な目に遭ってもユーモアでかわそうとするラングストンだったが、そんな気丈な彼もついロビンスの前では涙を見せた。「両脚を失った時、夢をいくつかあきらめた。フレッド・アステアになることや、バスケのジャンプシュート。だが、今でも妻とよく踊るし、バスケは毎週してる」と、自分の経験を話した上で、「一生の間にはどうにもならないことがある。それが分かれば生きていける」と心を軽くする励ましの言葉をかけ、ステキな杖をラングストンに贈ったロビンス。彼の友情に触れたからこそ、ラングストンも素の顔を見せたに違いない。

 

一方、自分も被弾した上に、クラーク巡査の死に責任を感じているニック。彼の心の傷も今回のエピソードで明らかになった。そして、「決めゼリフ」でも触れたように、そんなニックにキャサリンがカウンセリングを受けるようアドバイス。その中に、ウォリックの名前も登場した。こんなかたちであっても、メンバーの口からウォリックという名前を聞けるのは嬉しいものだ。

 

グリッソムの存在の大きさを示唆するシーンも、随所に盛り込まれていた。たとえば、ゴキブリを見てニックが爆弾に気付くシーン(グリッソムの影響を受け、着々と昆虫学を学んでいるニックだからこそのお手柄!)、そして、ニックがグリッソムの残した豚の胎児の標本に後押しされるようにして、カウンセラーに電話をかけるというシーンも。
またグレッグは、グリッソムによる「人は上を見ない(上を見れば何か見つかる)」という教訓を思い出し、起爆に使われたラジコン飛行機を探し当てた。シーズン9の#21「時の過ぎゆくままに」でも、キャサリンがこの教訓をヒントに凶器を探し出しているように、「人は上を見ない」は、ラスベガスCSIにすっかり浸透しているようだ。なお、今シーズンはグリッソムのカメオ出演があるので、どうぞお楽しみに。

 

ほかにも、キャサリンとヴァルタンの間に流れる微妙な空気、信者たちにサラがパンチを食らわす一方で、ブラスは殴られて青タン……など、見どころが多かった今回。ケイシー・モナハンという爆弾処理専門家も登場した。演じているのが「バイオハザード」シリーズでジル・バレンタインを演じているあのシエンナ・ギロリーだけに、レギュラー、あるいはサブレギュラーとして定着してほしいと期待していたのだが、それを予感させる扱いとは裏腹に、彼女の登場は今回一度限りの模様。これについてはちょっと残念。

 

というわけで、ジャスティン演じるジェイソンの再登場もあるし、連続殺人鬼ハスケル(今回も不気味さ全開!)の暗躍も想像されるし、グリッソムだけでなくソフィア・カーティスやレディ・ヘザーも久々に登場するし……と、今シーズンも見どころたっぷりの「CSI:科学捜査班」。次週は、『M★A★S★H』のエリオット・グールドがゲスト出演! どうぞお見逃しなく!

2012.4.21|CSI:11 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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