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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 3月31日(土) #13「パーティ・ダウン」

Ny7_13今流行りのイベント「トラック・パーティー」の会場になっていたトレーラートラックが、暴走の末にハドソン川に転落。参加者の多くは天井のハッチから脱出して無事だったものの、引き上げられたトラックから3名の死体が出る。通常パーティーの間トラックは停車しているはずだが、今回の場合は、それがいつの間にか動き出したとのこと。運転手の姿を見た者はおらず、行方も分からない。
そんな中、リンジーの調べにより、運転手がドアを外側から施錠、天井のハッチを溶接したが、その溶接には難があったことが判明。運良く多くが命拾いしたものの、犯人は全員が死んでも構わないと思っていたことが明らかになる。また、フラックの調査で、トラックは偽名によって現金で借りられていたことが明らかになる。

 

やがて、3名の被害者の身元が割れる。キャメロン・マーシャル、ブレット・ホリスター、そして、地元の清掃員組合の支部長カーメン・エンゾの娘で、クイーンズに住むヴィクトリアだ。マックはとジョーは、犯人のターゲットは、このヴィクトリアだったのではないかとにらむ。なぜなら昨年、設備の欠陥のせいで清掃員が亡くなる事故が起きた際、カーメンが雇い主側になびくような交渉をまとめ、大勢の組合員から恨みを買っていたからだ。カーメンは署に呼び出されて事情聴取を受けるが、さらなる報復も辞さないと言わんばかりの態度。「自身の身も家族も身もが危険」と諭されると、渋々数え切れないほどの敵対者の名を挙げる。

 

そんな矢先、ジェシカ・トンプソンという女性が出頭し、ヴィクトリアは招待客ではないと証言する。実は、数カ月前、ジェシカは送り主不明のしゃれた紙製のパーティーの招待状を受け取ったとのこと。しかし、仕事で行けなくなり彼女に権利を譲ったという。そして、クリス・ボイル、アビゲイル・ウエスト、ニール・クーパーの3人もジェシカと同じような招待状を受け取っていたのことが判明。ジェシカを含むこの4人が犯人の標的だった可能性が出てくる。CSIは手分けして4人を尋問するが、互いに関連性は見つからない。しかし、ニールとクリスがいたずら電話を受けていたことが判明。アビゲイルはゴミ箱を漁られ、ジェシカの車は半年に7回も壊されていたことが明らかになる。みな被害に遭ったのはほぼ同時期だ。
アダムは招待状を分析し、日本製のインクに前科者ワンダ・コールの血が混ざっている事を突き止める。今は芸術家としてアキコ・ハルカと名乗っている彼女は、自分の作品の証としてインクに血を混ぜたと言い、「軽い吃音症の男の依頼で、1枚5千ドル、計4枚の招待状を作った。男は視線を合わせようとしなかった」と説明。ジョーの指示で、その男の似顔絵を描く。

 

その後、ワンダが描いた似顔絵を見たニールは、「その男に街中でじっと見られたことがある」と言い、彼の記憶を元に似顔絵の微調整が行われる。そして、出来上がった似顔絵を見たジェシカは、それが元婚約者ジョニー・エヴェレットであると特定する。去年プロポーズされてOKしたものの、彼の異常な独占欲に嫌気が差し、別れに至ったとのこと。ただし、別れを切り出したのはジョニー方だったという。また、クリスとアビゲイルも不確かながら彼を不審者として見た覚えがあると供述する。

 

マック、ダニー、フラックらはジョニーのアパートへ。しかし、そこに彼の姿はなかった。ドアに取り付けられた幾つもの錠、新聞紙で覆われた窓は、統合失調症患者の部屋を思わせる。ダニーは、壁の破損箇所に付着した毛髪、その下の床の乾いた血痕を発見。ジョニーがそこで誰かと争った可能性に思い当たる。
一方、マックはジョニーのアパート前にカーメンの姿を見つける。もしかすると、カーメンは自分でジョニーを見つけ出して制裁を加えるつもりかもしれない。マックは、捜査に介入するようなまねは許さないと言って、彼を追い返すが……。

 

やがて、ジョニーの部屋から採取された毛髪および血痕は、ジョニー以外の男性のものと判明。さらに、ハドソン川ではジョニーの死体が見つかる。彼はオシャレな服に身を包んでおり、ポケットからはワンダが作った例の招待状が。つまり、彼はワンダが作った4枚の招待状の1枚を受け取った正式な招待客で、同じ招待状をもらったと供述しているクリス、アビゲイル、ニール、ジェシカのうちの1人が嘘をついているということが明らかに。そして、ジョニーもまた、しつこいいたずら電話に悩まされていた上、侵入者に遭遇していたこと、パーティー会場として使われたトレーラートラックの運転席側のドアには、ジョニーの靴跡が残っていたことも明らかになる。ジョニーは車内に取り残された運転手を助けようと、足で踏ん張りながら運転席のドアをこじ開け、逆に運転手に殺されてしまったのかもしれない。なぜなら、運転手がジョニーの部屋に侵入した犯人なら、口封じのためにジョニーを殺す可能性は十分にあるからだ。結局、ジョニーの致命傷となった耳の後ろの傷から摘出された破片が、トラックのフード・エンブレムの一部だったことも証拠となり、犯人はジョニーをトラックにたたき付けて殺害した後、自力で浮かび上がって被害者に成りすましていることがはっきりしてくる。

 

では、犯人は誰か? ワンダに招待状の作成を依頼したのは男であることから、ジェシカとアビゲイルは除外される。となると、残るはクリスとニールの二人だ。ジョーがクリスを取り調べる一方、ニールの取り調べを行っていたマックは、女性美人警官に対するニールの反応に着目。女性美人警官を故意に近付ける。するとニールは、女性警官とは目を合わせず、緊張のあまり水の入ったグラスを落としてしまう。マックは、その後の尋問をジョーに引き継ぐ。そして、ジョーの挑発的な尋問の前に本性を現したニールは、「クリスは新入生の時世話してやったのに一度もパーティーに呼んでくれなかった」「子供の頃親友だったアビゲイルは新しい友達を作って自分を捨てた」「密かに想いを寄せるジェシカを捨てたジョンは死に値する」「自分のものにならないジェシカも同様」、それが4人を殺害した動機であることを、吃音混じりの言葉で認める。すべては自分を孤独に追い込んだ者への復讐だったのだ。

 

こうして、殺人罪で逮捕されたニールは、マックらに伴われて署から連れ出されるが、そこで一発の銃声が鳴り響く。撃ったのはカーメン。撃たれたのはニールだ。娘ヴィクトリアを奪われたカーメンもまた、復讐を遂げたのだ。


【豆知識】
分割統治法

そのままでは解決できない大きな問題を小さな問題に分割することによって、最終的な解決を目指す手法(アルゴリズム)のこと。
マックは、この分割統治法を念頭に置いた上で、メンバーたちに犯人のターゲットにされた4人それぞれの事情聴取をさせ、事件解決の鍵となる共通項を探ろうとした。

 

【決めゼリフ】
「なら、お前がこの先ずっと独房監禁になるよう持てる限りの力を行使してやる。一生独りだ」by マック

一方的な逆恨みで4人を殺そうとしたニールに対する厳しい一言。

 

【ゲスト出演者】
ニール役は、「恋するマンハッタン」のヘンリー役や「トゥルーブラッド」のスティーヴ・ニューリン役で知られるマイケル・マクミリアン。
ジェシカ役は、「トーチウッド」のエスター・ドラモンド役のアレクサ・ハヴィンズ。
アビゲイル役は、「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」のルーシー・ハッチャー役のマーラ・ソコロフ。
カーメン役は、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のアラン・グレイ役や、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のヴォンダス役などで知られるポール・ベン=ヴィクター。

 

【鑑賞MEMO】
ジョーの尋問が見事

みんなを救ったヒーロー的存在のクリスが、犯人らしい臭いをプンプンとさせる中、終盤で明らかになるゆがんだニールの正体。それを引き出したのは、彼のわずかな反応も見逃さなかったマックの観察眼と、ジョーの見事な尋問だった。彼女の尋問のテクニックは間違いなくトップレベル。本当に頼りになる新入りだ。

 

個人的には、アキコ・ハルカことワンダ・コールのメイクと着物に失笑。彼女のせいで、何となくシーズン2の#4「企業戦士」を思い出してしまった。あの時のマックの刀の扱いには、本当に驚かされたっけ……。

2012.3.31|CSI:ニューヨーク7、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

トラックの中でパーティー…

NYっていろんな流行りものがあるんですね。
う~んん、さすが世界の流行発信地。

投稿: Kぴ | 2012.04.01 19時59分

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