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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月4日(土) #5「空から来しもの」

Ny7_0543階のペントハウスに住む悪徳弁護士ローランド・カーソン。「殺人に使った銃を預かってほしい」と言う顧客のメルヴィン・ラグランジの頼みを拒否しつつも、言葉とは裏腹に銃を金庫にしまおうとしていると、ボディーガードのジェームズ・ベルソンがあわててカーソンとメルヴィンの二人をクローゼットに隠れさせる。どうやらヘリで屋上から強盗が侵入したようだ。そのどさくさで、問題の銃は床へ。そして、二人の強盗は仲間のパイロットをヘリに残して部屋に突入。ベルソンを撃って金品を奪う。その様子をクローゼットの中から見ていたメルヴィンは、強盗たちを止めようとクローゼットから外へ。床に落ちた自分の銃を拾い上げて一人の強盗の腕を撃つが、逆にもう一人の強盗に撃たれてしまう。結局、メルヴィンは死亡。強盗たちは金品を手にヘリで逃走する。

 

通報を受け、マック、フラックらはペントハウスへ。腹を撃たれたもののまだ息のあるベルソンは病院に運ばれる。カーソンによると、盗まれたのは現金、株券、顧客からの預かり物だという500万ドル相当の宝石。「最優先で宝石を取り戻してほしい。さもないと顧客に殺される」とカーソンは訴える。

 

その後、強盗たちは監視カメラに顔が映らないよう、最先端の赤外線LEDを使っていたことが判明。プロ集団による犯行と分かる。そんな中、ダニーは病院で無事手術を追えたベルソンに会いに行く。実は、彼はダニーのパトロール警官時代の相棒。優秀で人望を集めていた人物だが、容疑者がパトカー内に残した銃を見過ごし、そのせいで別の警官が撃たれるという事件が起きたことで、警察に居づらくなり辞職した経緯がある。今も、当時のベルソンには落ち度がなく、単に不運だっただけだと思っているダニーは、彼が悪徳弁護士のボディーガードに甘んじていることに納得がいかないといった様子を見せるが、ベルソンは「給料が倍になる」とダニーにも転職を勧める。

 

やがて、腕を撃たれた強盗の死体を乗せたヘリが乗り捨てられているのが見つかる。もう一人の強盗とパイロットは車で逃げたらしく、そばにはタイヤ痕が。ストラップの付いた空のジムバッグと、同じバッグのストラップも残されていた。強盗たちは二つのバッグの金品を一つにまとめ、中身の入ったバッグだけを持ち去ったのだろうか。
そして、後のホークスの調べにより、空のジムバッグの縫い目にナノサイズの追跡用マイクロチップがはさまっていたことが判明。消えたバッグにも同じチップが仕込まれていると考えたアダムは、逆行分析でもう一つのバッグのマイクロチップの現在位置を追跡。その結果、驚くべきことに、ラボのモルグに眠るミッドタウンの路地で見つかった強盗の被害者らしき身元不明の青年の靴底からチップが見つかる。この青年は一体何者なのか?

 

ジョーの調べで、ヘリの死体はメルヴィンが2日前に売人を撃った銃で撃たれており、指紋から身元はローガン・ピールというハイテクに長けた強盗の常習犯と分かる。一方で、身元不明の青年の死因は至近距離からの一発で、殴られた上に、首にナイフを押し当てられたことを示す傷が残っていたことも分かってくる。さらに、青年の傷からは犯人のものとおぼしき上皮組織が見つかる。

 

リンジーは、青年の着衣の水飛沫から、バクテリアや藻とともに1セント銅貨の成分を検出する。どうやら、青年は公園の泉に銅貨を投げて願掛けをしている最中に、ヘリから落ちてきた宝石の詰まったバッグを拾ったようだ。そして、チップを追跡した犯人に見つかり、殺されるハメになったらしい。

 

程なくして、青年の傷に付着していた上皮組織のDNAは、アーノルド・ヴァンリーという男のものと判明。フラックが彼を取り調べる。「公園でナイフを使って青年を脅し、財布と金を奪ったが撃ってはいない」と言い張るアーノルド。金品の入ったバッグには気付いておらず、青年を殺した犯人ではないと分かる。

 

その直後、ジェニー・ハーパーという女性が恋人のヒース・カークフィールドを捜しに署にやって来る。彼女によると、ヒースは拾ったバッグを届けに来たはずとのこと。ヒースの写真を見て、彼こそが身元不明の青年であると知ったフラックは、ジェニーに悲報を伝える。「自分が宝石を届け出るよう説得したせいでヒースが殺された」と打ちひしがれるジェニー。彼女は「何となくいやな予感がした」と言って、ヒースの携帯電話の番号から発信されたボイスメールをフラックに聞かせる。ボイスメールは、無意識に通話状態になった時に録音されてしまったものらしく、会話は聞こえず周りの音しか録音されていなかった。

 

ダニーは、ヘリのそばのタイヤ痕に付着した15種類もの珍しい植物の花粉から、ヘリの発見場所近くの園芸店を特定。犯人の足取りを追うべくフラックとともに現地に急行する。そして、店の前に停車された車の中で、処刑スタイルで頭を撃ち抜かれて死んでいる強盗とパイロットの二人を発見。後の調べで、二人の身元はテッド・ケンドリックスとポール・ケンドリックスの兄弟で、銀行強盗の罪で逮捕されたにもかかわらず、カーソンの弁護によりわずか2年の服役だけで刑務所を出た悪党と分かる。さらには、この兄弟もヒースと同じ銃で撃たれていたことが判明。ヒースを撃ったのはケンドリックス兄弟以外の人物に絞り込まれる。さらに、銃の持ち主がカーソンと確認されたことから、彼が強盗の偽装をした可能性が浮上。マックはあらためて彼を尋問するが、「銃を持ち出す機会のある顧客は大勢いる」とカーソンは落ち着き払った様子で反論する。

 

何とかしてカーソンの犯行を証明する証拠がほしいCSIだったが、ホークスの調べにより、ベルソンの体内から取り出された弾には不自然な変形が見られることが明らかに。さらには、ペントハウスの部屋に発射残渣が付着した砂が残されていたことが決め手となり、ベルソンは砂袋を当てた上で撃たれていたことが分かる。つまり、強盗の偽装はベルソンによるもの。砂袋は傷を最小限に留めるために使われたのだ。
その頃、まだベルソンが真犯人と知らず彼の病室に向かっていたダニーは、もぬけの殻のベッドを見て愕然。後に、ベンソンが犯人だと聞かされショックを受ける。
そんな中、ヒースの携帯電話から発信されたボイスメールをアダムが解析した結果、ベルソンがヒースを撃つ瞬間が録音されていたことが判明。ヒースからバッグを取り戻したものの、その中に不足があるのに気付いたベルソンが、ヒースの携帯電話を手がかりに彼とジェニーのアパートを突き止め、そこに向かっている可能性が高いと分かる。

 

ダニーは急いでヒースとジェニーのアパートへ。間一髪、ドアの前でベルソンを取り押さえる。人生を変えた過去の出来事を恨み続けた上に、カーソンやその顧客たちの悪影響を受けて道を誤ったベルソン。ダニーはかつての仲間を自らの手で連行する。

 

その後、証拠品として押収された宝石類を調べたカーソンは「家宝の指輪がない」と騒ぐが、「どこかで紛失したとしても不思議はない」とマックは取り合わない。実は、その指輪はジェニーの枕の下にあった。それを見つけた彼女は、ヒースが毎日願いを掛けていたあの公園へ。生前のヒースがしていたように、指輪を泉に投げ入れるのだった。


【豆知識】
OK牧場の決闘

1881年10月26日、アリゾナ州トゥームストーンのO.K.コラル近くの路上で起こった銃撃戦。後にこの実話に基づき映画化されたのが『OK牧場の決斗』である。
フラックは、ペントハウスでの強盗による強盗の銃撃を「OK牧場の決闘」と表現した。

 

【決めゼリフ】
「正直に言わせてもらうが、お前みたく間抜けな強盗は見たことない」by フラック

財布の20ドルと時計を奪い、500万ドル相当の金品が入ったバッグに気付かなかったアーノルドに対する一言。バッグの中身は何だったのか聞かれ、「500万ドルだよ」と教えてやった時のフラックの顔。さぞかし楽しかったのだろう。満面の笑みだった。

 

【ゲスト出演者】
ヒース役は、「HEROES/ヒーローズ」のアレックス役や「エバーウッド 遥かなるコロラド」のリード・バルデム役などで知られるジャスティン・バルドーニ。
メルヴィン役は、「グレイズ・アナトミー」のタイラー役のモー・アーヴィン。

 

【鑑賞MEMO】
ダニーのパトロール警官時代の相棒が登場

今回は、ダニーのパトロール警官時代の相棒だったジェームズ・ベルソンが登場。回想シーンの中で、ダニーの制服姿を拝むことができたのは貴重だった。
……が、事件の内容は悲惨そのもの。誰にでも起こりうるミスのせいで、“ミスター人気者”と呼ばれたベルソンは転落。妻に離婚され、子どもとも離ればなれ。そして、悪徳弁護士の元で悪に染まり……。車椅子生活を強いられたり、シェーン・ケイシーに狙われたりと、アンラッキーな出来事に見舞われてきたダニーだが、ベルソンから見ればそんなダニーがむしろラッキーな男に見えたかも。人の一生など、ひょんなことで変わってしまうものだと思い知らされた。それを証拠に、幸運を願って泉にコインを投げ入れて500万ドル分のお宝が入ったバッグを拾ったというのに、殺されてしまう者だっているのだから。

 

そんな救いのないストーリーの中、今回も笑いを提供してくれたのがアダム。もし宝石入りのバッグを拾っていたら、一部はくすねるかも…と、正直な気持ちを話したばかりに、ダニーから「アダムの倫理感がマズイことになってる!」と騒がれたり、“ケツダイヤル”の失敗で彼女と別れたことがあると、図らずもマックに告白するハメになったり。

 

それにしても、本当に「CSI:ニューヨーク」では信じがたい落下の偶然がよく起きる。ステラのコーヒーの中に人の眼球が落ちてきた衝撃がいまだに忘れられない……。

2012.2. 4|CSI:ニューヨーク7、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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