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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月25日(土) #8「死者たちのセントラルパーク」

Ny7_08白いドレスを着て、目を見開いたまま恐怖に凍り付いたように硬直した若い女性の死体がセントラルパークで見つかる。バッグなどの所持品はなく、身元は不明。現場に残された足跡から見て、被害者は取り乱して走っていたようだが、ジョー、ホークス、フラックがいくら探しても犯人らしき人物の足跡はない。彼女は何から逃げていたのだろうか? 医療ボランティアをしているため周辺の情報に詳しいホークスは、「湖に出る姉妹のゴーストかも」と噂話を熱心に語り、ジョーとフラックをあきれさせる。

 

その後の検視で、被害者の死因は窒息と判明するが、なぜか首に絞められたような跡はない。しかし、首の後ろに擦過傷があったり、黒い下着の上に白いドレスを着ていたり、そのドレスがブカブカだったりと不自然な点が多々。シドは、誰かが彼女にドレスを着せたのではないかと疑う。

 

また、ドレスには黄色いシミが付着しており、何者かが後ろから被害者をつかんだ時に付いたものであることが、リンジーの調べで明らかになる。マックたちは、雨が降り出す前に総出で深夜のセントラルパークを再捜索することに。ホークスが話していた姉妹のゴーストを湖に見つけたリンジーが我が目を疑ってから間もなく、マックはスコップで地面を掘り返す怪しい男を発見。追跡するも、取り逃がす。男が掘っていた地面には、死後2週間ほどと見られる30代前後の女性の死体が埋められていた。どうやら、男は死体を掘り返そうとしていたようだ。

 

アダムの分析により、先の被害者のドレスの黄色いシミは硫黄と判明。それを知ったホークスは、知人のサリーを署に連れてくる。彼は、セントラルパークで幽霊をフィルムに収めようとしているドキュメンタリー映画監督。ホークスは、彼が霊から身を守るために硫黄をまいて結界を張っていることを知っていたのだ。事件への関与を問われたサリーは、「撮影中に女性の方からぶつかってきた。助けようとドレスをつかんだが、おびえて逃げて行った」と説明。一部始終はカメラに録画されていると話す。

 

シドは地面に埋められていた被害者の検視を行い、死後15年以上も経過していたことを明らかにする。どうやら、雪対策でまかれる塩の影響で、死体表面の腐敗が進行しなかったようだ。さらに、死体には鈍器損傷と刺し傷が認められ、白いドレスの被害者とは死因も異なることが判明。立て続けに見つかった二人の被害者には関連がないと分かる。

 

ジョーたちは、サリーの撮った映像をチェック。彼が真実を語っていたことを知ると同時に、白いドレスの被害者が72丁目の入り口からセントラルパークに入ったらしいと確認する。そんな矢先、シドの調べにより、彼女の窒息の原因は亜酸化窒素、いわゆる笑気ガスと分かる。通常、笑気ガスを吸ったくらいで窒息したりはしないが、被害者は抗うつ剤を飲んでいたため効き目が強く現れ、恐ろしい幻覚をも見ることとなったのだ。また、死体を冷蔵保存している間に、被害者の脇の下にアザが浮き出てきたことから、犯人が笑気ガスで意識を失った被害者の脇をつかんで動かしていたことも分かってくる。レイプの痕跡は見られないものの、犯人が被害者の服などを脱がしたことはほぼ間違いなく、シドはシアノアクリレート法で、被害者の死体から犯人の指紋の検出を試みる。

 

その後、白いドレスの被害者の身元が指紋から割れる。小学校教員のイザベル・ワイルドだ。さらに、リンジーの調べで、白いドレスには5年前に撃たれて死亡した、前科者ドワイト・パーソンズの血痕が付着していたことも明らかに。また、イザベルには「死に化粧」の成分が付着していたことが判明。ジョーは、彼女の首の後ろの擦過傷は葬儀場の防腐処理台の頭台に乗せられた時に付いたものではないかとにらみ、死んだドワイトとイザベルの接点は葬儀場と見る。

 

一方、セントラルパークに埋められていた被害者について調べていたマックは、手術跡から摘出した縫合糸を手がかりにその身元を突き止める。名前は、ロニー・パーカー。カーヴァー刑事局長の妹だ。マックは、カーヴァーに妹の訃報を伝えるとともに、なぜ彼がロニーと15年も音信不通であるにも関わらず捜索願を出さなかったのかいぶかしみ、本人に事情を聞く。「ある日突然母親が消えたと甥から連絡があり彼らを引き取ったが、子どもの頃からトラブルメーカーだったロニーが勝手にいなくなるのは珍しくなく、特に心配はしなかった」とカーヴァーは説明するが……。

 

そんな中、ドワイトの死体を処理したのは、セントラルパークの72丁目の入り口に程近いスプラウス葬儀場と判明。現在は閉鎖されているが、死んだ親の家業を継いだ後に廃業した息子のゴードンがまだそこに住んでいる可能性は高い。フラック、ジョー、リンジー、ホークスは、さっそく葬儀場へ。ゴードンの姿は見えなかったものの、1階には亜酸化窒素のタンクがあり、地階の防腐処理室には最近使われた形跡が。さらには、イザベルの所持品も見つかり、一同はここが犯罪現場と確信する。すると、何やら物音が聞こえてくる。フラックたちは遺体収納庫に隠れていたゴードンを見つけ、その場で逮捕する。
後の取り調べでゴードンは、葬儀場で育つうち、いつしか死に化粧を施した死体を完璧なものとしてあがめるようになったこと、その“死体”を手に入れるべく、イザベルに笑気ガスを嗅がせて意識を失わせ、自分の思い通りに装わせたこと、イザベル以外の女性たちにも同じことをしたことを白状。ただし、イザベルが抗うつ剤を服用していたことは知らなかったと主張し、「笑気ガスで意識を失った後に目覚めた女性たちは何も覚えていないため、幻覚を見て飛び出して行ったイザベルの跡も追わなかっただけ」と殺人を否定する。そして、その彼の供述は事実と分かる。防腐処理室に残されていたバッグなどの所持品から浮かび上がった女性たちは、みな無事。しかも、何も覚えていなかったのだ。

 

ロニーの事件にも進展が見られる。彼女名義のクレジットカード類が今も使われていることが分かったのだ。マックらはカーヴァーとともに、ロニーに成りすましていると思われる人物のアパートに踏み込むが、部屋の主はマックたちの来訪を予知していたかのように慌てて出て行ったらしく、すでにその姿はなかった。マックは、身内に関わる事件が解決できず、その後も頭を悩ませることになるのだった。


【豆知識】
ベルデヴェーレ キャッスル

セントラルパークで一番標高の高い場所に位置する岩作りの見晴台。ニューヨーカーのプロポーズの定番スポットとも言われている。
ホークスによれば、このベルデヴェーレ キャッスルで亡霊の声を聞いた人が多いそうだが……。

 

魂の重さは21グラム
リンジーがホークスとの会話の中で言及した「21グラム」とは、1907年、マサチューセッツの医師ダンカン・マクドゥーガルが、「魂は物質的実在である」という仮説のもと、6人の患者の死の直前と直後の体重を測り、導き出した実験結果のこと。ニューヨーク・タイムズや医学雑誌「American Medicine」に掲載された。
2003年のアメリカ映画(『21グラム』)のタイトルにも引用されている。

 

【決めゼリフ】
「カツラを付けて揺り椅子に座ってる老婆の骸骨を見つけたら一目散に逃げろ」by フラック

ヒッチコックの映画『サイコ』のワンシーンを引用したフラックの一言。

 

【ゲスト出演者】
ゴードン役は、シーズン1の#15「死が二人を分かつまで」にボビー・ルガノ役で登場したことがあるジェフリー・ヴィンセント・パリース。

 

【鑑賞MEMO】
ホークスがゴーストネタを炸裂

科学を信じるホークスが、まさか怪談好きだったとは! スケートをする姉妹のゴーストから川岸で内蔵をえぐられた男のゴーストなどなど、医療ボランティアを通じていろいろな噂話を知っているよう。自分自身もゴーストとおぼしき女性の悲鳴を聞いたというから驚きだ。そんなことを言い出すホークスにあきれているように見えたジョーまで、病院で友人の父親の幽霊を見たと言い出すし……。
「驚き」と言えば、セントラルパークで本当にスケートをする姉妹のゴーストを見てしまったリンジー。その直後にマックとばったり出くわした時の彼女の驚き方が傑作だった。
そして、「傑作」と言えば、クモを怖がりながらセントラルパークを捜索するフラック。意外にも小心者の一面を見せ、笑わせてくれた。そう言えば、ステラはクモが苦手だったっけ。フラック、彼女のクモ嫌いを引き継いだか!?

 

一方で、前回初登場したカーヴァー局長の妹が死体で発見されるという事件も。今回は事件解決に至っていないが、次回のエピソードで進展がありそう。さて、どうなる!?

2012.2.25|CSI:ニューヨーク7、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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