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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月18日(土) #7「見えざる狙撃者」

Ny7_07高層ビルの窓越しにエリザベス・グラントという女性が射殺される事件が発生。腕の立つスナイパーの存在を警戒するよう、マックがラボの職員たちに注意を促していた矢先、第二の狙撃事件が起きる。今度の被害者の名はヴァネッサ・ウォルターズ。射入口の形状はエリザベスのものとは異なっていたが、モルグでシドが弾を取り出そうとした瞬間にそれが爆発。射入口の形状はエリザベスと同じになる。やはり、同一犯の仕業のようだ。しかし、パニックを避けたい上層部はスナイパーの存在を否定する方針。市民に注意を呼びかけるべきという考えのマックは、カーヴァー刑事局長の命令に背き、記者会見でスナイパーの存在を暗に認める発言をし、後に大目玉を食らう。

 

アダムの調べにより、犯人が発砲したのは少し離れたビルの屋上からと判明。その屋上を調査したジョーとリンジーは、犯人のものと思われる体毛と血の付いた小さな虫を採取する。また、ダニーとホークスは狙撃に使われた弾を調べ、市販品にニトログリセリンを入れるという手を加えた特殊な弾だったことを突き止める。

 

エリザベスとヴァネッサのつながりは見つからず、無差別の犯行である可能性が強まる中、リンジーの分析により、屋上の虫はコチニールカイガラムシという深紅の顔料になる甲虫と判明。さらに、甲虫に付いた血と体毛のミトコンドリアDNAをジョーが調べた結果、15年前に誘拐され、その3年後に自力で監禁場所を脱出し、両親と弟トムのいる自宅に戻ったマイケル・レイノルズのものと分かる。彼は誘拐された当時9歳。犯人はアーサー・フランシスという性犯罪者で、事件を担当していたのはほかならぬマックだった。
マックはフラックとともにマイケルの家に向かうが、誰もいない様子。マイケルの部屋を見たマックは、壁を埋め尽くす強烈な色彩の絵に、例の甲虫の顔料が使われていることに気付く。そして、向かいの部屋に住むヘイリー・モンゴメリーという若い女性から声をかけられる。実は彼女はマイケルと同い年。誘拐事件発生当時、マックは少女だった彼女に事情を聞いたことを覚えていた。ヘイリーによると、マイケルは家に戻って以来、毎晩悪夢にうなされており、絵を描くことだけが彼のなぐさめになっていたとのこと。そして18歳の時、親にも行き先を告げず家を出て行ったというが……。

 

程なくして、3人目の被害者が出る。今度の被害者は、妻子のいる会計士ブライアン・サンダース。やはり犯人はターゲットを無差別に選んでいるようだ。マックは、今度こそ市民に真実を公表し、警戒を強化するようカーヴァー刑事局長に強く要請。その一方で、リンジーがマイケルの部屋にあったペンキと甲虫の購入者リストに共通する名前を発見する。その名はマイケル・フランシス。ジョーは、ストックホルム症候群になったマイケルが、誘拐犯のラストネームを名乗っているのだと気付く。
フラックとダニーはマイケル・フランシスの家に急行するが、彼らを待ち受けていたのは死後48時間以上経過したマイケルの死体。彼は一人目の被害者が出る前に殺されていたことが分かる。もちろん、彼を殺したのはスナイパーだ。屋上の甲虫にマイケルの血が付いていたのが何よりの証拠である。では、屋上にマイケルの体毛があったのはなぜだろうか? そこでマックは気付く。体毛は、母性遺伝でマイケルと同じミトコンドリアDNAを受け継いでいる弟トムのものだと。誘拐された兄ばかりを気遣う両親に無視されて育ったことが、トムをスナイパーに成長させるきっかけになったのかもしれない。

 

そんな中、ヘイリーがマックに電話をかけてきて「トムが家に戻って何かを捜している」と告げる。マックはすぐさま彼女の家に行き、トムに姿を見られたかもしれないとおびえ、クローゼットの中に隠れていた彼女の無事を確認。トムの方はすでに姿を消していたが、彼が何を捜していたのか突き止めるべく彼の部屋からの押収品を調べ、1本のビデオテープを発見する。そのテープには、自分を存在しないもののように扱った両親への怒りをあらわにするトムの姿が。おそらくトムは、このテープが犯行の証拠になるかもしれないと気付き、隠滅しに戻ったのだろう。ジョーはニューヨーク警戒システムを利用してトムの画像を接続可能な全ての携帯電話に送信。市民からの情報を募る。

 

やがて、ミッドタウンのホテルでトムを見たという情報が寄せられる。SWATとともにホテルに急行したマックは、屋上にいたトムを銃で狙うが、障害物にうまく隠れているため仕留められそうもない。戦法を変え、トムを言葉で説得しようとするマック。しかし、トムは逆上して警官の一人に向けて発砲。別の警官のことも撃とうとする。そこで、機転を利かせたマックは、すかさず彼の弾薬を撃ち、爆発に倒れたトムを捕らえることに成功する。

 

事件解決後。モルグで弾の爆発に巻き込まれ、愛用のメガネを失ったシドに、ジョーは耐衝撃ガラスでできた新しいメガネをプレゼントする。マックは、マイケルの絵に描き込まれた自分の警察バッジのモチーフに目を留める。マイケルが家に戻った後も、たびたび彼の様子を見にレイノルズ家に足を運んでいたマック。そのたびにマイケルとトムの兄弟にねだられ、自分の警察バッジを付けさせてやっていたのだ。当時は、兄弟のどちらかが警官になるに違いないと思っていたのに……。マックは切ない思いで、マイケルの絵をオフィスに飾るのだった。


【豆知識】
コチニールカイガラムシ

古くから赤色染料の原料として使われてきた、サボテンに寄生するカイガラムシの一種。
シーズン5の#2「死者の書」のほか、「CSI:科学捜査班」シーズン4の#17「ベビーガールのドクロ」にも登場している。

 

ストックホルム症候群
犯罪被害者が、犯人と長時間時間を共有することで、同情や好意、連帯意識などの依存感情を抱くこと。
「CSI:マイアミ9」の#18「逃亡者」でも、ストックホルム症候群への言及があったばかり
3人の大量殺人犯
ネグレクトを受けていた大量殺人犯として、今回ジョーは3人の名前を挙げた。
1人目はジェフ・ワイズ。2005年、ミネソタの高校で銃を乱射し、学生や教師、警備員を殺害した後、自殺した16歳。2人目はデヴィッド・グレイ。1990年、ニュージーランドのアラモアナで近所の子どもや通行人ら13人を殺害した。3人目は1、チャールズ・ホイットマン。1966年、母親と妻を殺害した後、アメリカのテキサス大学オースティン校で銃を乱射し15名を殺害した。

 

ニューヨーク警戒システム
緊急時に携帯電話でニューヨーク市民に警戒を促すシステム。

 

【決めゼリフ】
「だろうな、シドは死体に囲まれてる方がハッピーだから」by ダニー

弾の爆発であやうく失明しそうになったにも関わらず、すぐに仕事復帰するというシドについてのダニーのコメントがコレ。シドは仕事熱心だという意味だと解釈しておこう。

 

【ゲスト出演者】
カーヴァー刑事局長役は、「ボストン・リーガル」のカール・サック役などで知られるジョン・ラロクエット。
ヘイリー役は、「GREEK ~ときめき★キャンパスライフ」のフラニー・モーガン役のティファニー・デュポン。

 

【鑑賞MEMO】
シドのトレードマークが壊れた!

誘拐された揚げ句にストックホルム症候群となり、最後は弟に撃ち殺されたマイケル。そして、兄を撃ち殺すほど心を病んでしまったトム。この二人の兄弟の境遇に心を痛めるマックの表情が印象的だった今回のエピソード。不運に見舞われたのはシドだ。弾の爆発で、彼のトレードマークであるあのメガネが壊れてしまったのだから(そのおかげで失明は免れたけれど……)。でも、大丈夫。“いいお母さん”かつ“優秀な刑事”であるジョーが新しいメガネをプレゼントしてくれた! どうやってレンズの度数を調べたのかは分からないが、こっそりと耐衝撃性レンズで新しいメガネを用意してあげるなんて、心憎いサプライズ。ジョーはなかなか気配り上手でもあるようだ。

なお、あのシドのメガネは、「クリックリーダー」という商品。もともとはシドを演じるロバート・ジョイの自前で、それを気に入ったスタッフが番組内でもそのまま使用させることにしたという逸話付きだ。日本でも購入できるので、興味のある方は検索を。

2012.2.18|CSI:ニューヨーク7、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

家族からの疎外
弟可哀想に、でも…狙撃は許せない。
カーヴァー局長初登場!シンクレア局長は!?辞職!?

投稿: ダニーLOVE | 2012.02.27 00時21分

以前からかっこいいと思っていたクリックリーダー。最近近くの字が見えないので購入しようかと思っていたところにこのエピソード。耐衝撃性レンズのシドモデルはどっかに売ってないかなあ。

投稿: もーん | 2012.04.11 22時05分

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