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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月11日(土) #18「逃亡者」

M9_18デイド大学近くのアパートで女性の遺体が発見される。被害者は、キャラ・ランドリー。手口から見て、4年前にデイド大学の学生、ヘレン・シャーマンを殺害して有罪となったパトリック・クラークソンによる犯行のようだ。パトリックは半年前、あのメモ・フィエロらとともにマイアミ西刑務所を出た脱獄囚の一人である。

 

ナタリアは、学生らに注意を促すためにデイド大学へ。その帰り、パトリックに拉致されてしまう。そうとは知らず、パトリックの足取りをネットの記録から探ろうとするデルコたち。キャラがネットに載せた“バーター・パーティー”の広告を見て最後にメールで連絡してきた「フェイス2011」なる人物に当たりを付けるが、IPアドレス取得の令状をすぐに取ることができずに行き詰まる。

その後、ホレイショとデルコは、キャラの遺体の第一発見者で、彼女のアパートからパトリックが出てくるのを目撃したというグレッグ・カロマーからその当時の様子を聞く。また、検視を担当したローマンは、キャラが物を使ってレイプされていること、膣にはなぜか本人以外の女性のDNAが残っていたことを突き止める。ウルフとウォルターは、キャラのルームメイトだった大学病院勤務の看護師、シェリル・ブラウンに話を聞き、キャラが“バーター・パーティー”の名目で男を部屋に招き入れていたのは売春目的だったという情報を得る。
そんな中、トリップがデイド大学の駐車場に止められていたナタリアのハマーのそばにキーが落ちているのを発見。みな、ようやくナタリアが拉致されたことに気付く。そして、犯人は講堂でナタリアのスピーチを聴いていた者の中にいるものと見て、ベントンを中心に講堂内の防犯カメラの映像をチェック。パトリックがいたことを突き止めると同時に、彼がナタリアを拉致したと確信する。

 

その頃、ナタリアを連れ去ったパトリックは、4年前のヘレン殺害も今回のキャラ殺害も自分の犯行ではないと主張。無実を証明してもらうために仕方なくナタリアを拉致したのだと訴えていた。パトリックによると、キャラが殺害された昨日は、その日誕生日を迎えた息子を一目見たくて前妻の家をのぞきに行っていたとのこと。プレゼントのグローブを目にしてはしゃぐ息子の様子を見たという。ナタリアは、パトリックの話に若干の信憑性を認めつつも、何とか縛られた手を振りほどいて運転中のパトリックにつかみかかる。そのせいで、車は道路脇の斜面に転がり落ちて横転。ナタリアが気を失っている間にパトリックは逃走する。

 

その後、駆けつけたホレイショらによって救出されたナタリア。ケガの手当を受けると、パトリックが事実を話していたのか確かめるため、すぐにデルコとともにパトリックの前妻ライラに会いに行く。そして、ライラの口から「息子の誕生日にグローブをプレゼントした」と聞いたナタリアは、パトリックの無実を徐々に信じるように。デルコとともにヘレン殺害事件の証拠を見直し、ヘレンも今回の被害者キャラと同様に、ネットで不要品の売買をすべく広告を出していたことに目を付ける。彼女もまた、“バーター・パーティー”という表向きで売春を重ねていたのではないかと考えたのだ。そのナタリアの読みは大当たり。ヘレンが売春をしていたという証言が集まり、ホレイショとトリップは、ヘレンの夫テッドを署に呼んで話を聞く。テッドは、「売春は家計を助けるため」とした上で、「いつもは客が着いた時とその5分後にヘレンは無事を知らせる電話をくれたが、その日は連絡がなかったため家に飛んで帰って彼女の死体を発見した」と事件当日を振り返る。さらに、ヘレンが殺される前、家の中をのぞき見していたパトリックを見つけて殴りつけたことについても触れ、彼が犯人に間違いないと言い張る。事実、テッドとヘレンの家のフェンスからはパトリックの指紋が検出されているが、パトリック自身は、「飼い犬を捜していただけ」と主張している。テッドもパトリックの姿を事件の夜に見たというわけではない。本当に、パトリックの言い分が正しかったとしたら……?

 

カリーの心配をよそに、ますます事件にのめり込んでいくナタリア。今度はウルフとともにあらためてグレッグに会いに行き、キャラの殺害時刻にパトリックにはアリバイがあるという事実を突きつける。するとグレッグは、自分の記憶があいまいだと言い出し……。パトリックが無実であるという見方に懐疑的だったウルフも、この時点でパトリックの主張を信じ始める。

 

一方、4年前、ヘレンを暴行するのに使われたパトリックの指紋付きのソーダボトルにラテックスの痕跡が見られたことから、日常的に業務でラテックス製の手袋を使っている人物、つまり看護師シェリルが捜査線上に再浮上する。ウォルターは彼女を署に呼んで尋問するが、シェリルは関与を否定し弁護士を要求。その弁護士が人身保護令状を出したことにより、シェリルは釈放される。

 

そんな矢先、ソーダボトルの再分析を進めていたナタリアは、超音波ジェルの成分を検出。4年前、ヘレンの暴行に使われたのはボトルではなく、婦人科の超音波検査で使われるプローブで、今回のキャラへの暴行にも同じものが使われた可能性が出てくる。もしそれが事実なら、キャラのレイプ検査で、本人以外の女性のDNAが検出されたことへの説明もつく。CSIは、超音波ジェルが染料入りのものだったことを手がかりに、それを現在扱っている業者を絞り込み、その中に、グレッグが経営する「カロマー医療機器」が含まれていることに着目。グレッグはかつて医療ミスで訴えられるまでは産婦人科医をしていたことから、彼が真犯人だと気付く。

 

その後、グレッグはキャラおよびヘレンの殺害容疑で逮捕される。バスルームから見つかったキャラのレイプに使われたプローブが何よりの証拠だ。グレッグは、「ヘレンの家の前でたまたまテッドに殴られたパトリックの姿を目撃した。パトリックになりすましてヘレンにメールを送り、彼が触ったソーダボトルをヘレンの家に残し濡れ衣を着せた」と供述。「ネットを使って気軽に売春する女性たちを、汚れた人生から解放してやるために殺した」と、あまりにも身勝手な犯行動機を語るのだった。

 

殺人の容疑は晴れたとは言え、脱獄とナタリアを拉致した罪があるパトリック。真犯人の逮捕を見届けると、ナタリアに自分の居場所を教え彼女の手で逮捕される。「いつでも力になる」とナタリア。パトリックへの惜しみない協力を約束するのだった。


【豆知識】
アメロゲニン遺伝子

歯のエナメル質を形成するタンパク質。DNAによる性別判定に用いられる。
シーズン5の#24「Yのメッセージ」でも、アメロゲニン遺伝子の解析が行われている。

 

ストックホルム症候群
犯罪被害者が、犯人と長時間時間を共有することで、同情や好意、連帯意識などの異存感情を抱くこと(シーズン5の#8「監禁の餌食」には、ストックホルム症候群になった被害者が登場している)。
デルコは、パトリックの無実を証明すべく捜査にのめり込むナタリアを「君はストックホルム症候群じゃないか?」と心配した。

 

【決めゼリフ】
「私とはどう?コーヒー。メールで聞いた方が良かったかな?」by モリー

ウルフを誘うモリーの一言。彼女、しっかりとウルフのシフトを把握しているし、「ネットと知り合った人と会うことはあるの?」とウルフに尋ねているし。このままウルフと友達以上の関係に!?

 

【ゲスト出演者】
パトリック役は、「FRINGE/フリンジ」のサム・ワイス役や、「ダメージ」のフィン・ギャレティ役などで知られるケヴィン・コリガン。
グレッグ役は、「LOST」のジェイコブ役や「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」のルシファー役、「デクスター ~警察官は殺人鬼」のポール・ベネット役など、人気海外ドラマに数多く出演しているマーク・ペルグリノ。
ライラ役は、「HEROES/ヒーローズ」のオードリー・ハンソン役などで知られるクレア・デュヴァル。
シェリル役は、「HEROES/ヒーローズ」のダフニ・ミルブルック役のブレア・グラント。

 

【鑑賞MEMO】
今回もナタリアが大活躍!

今シーズン、エミリー・プロクターの妊娠・出産によって出番が減っているカリーの分まで大活躍を見せているナタリア。インチキ霊能者に幻覚剤を盛られた#5「マジック・フィッシュ」、あやうく連続殺人鬼の餌食になるところだった#15「戦慄の瞳」など、かなり危険な目に遭ってきた彼女が、今回も脱獄囚に拉致されるというハプニングに巻き込まれた。こうもしょっちゅう危険な目に遭っていると、つい臆病になりそうなものだが、ナタリアは違う。自分の身に起きたことより真実の追究を最優先し、自分を拉致したパトリックのために奔走した。パトリックは、「思い込みで進む刑事じゃない」と見込んでナタリアを拉致したとのことだったが、その判断は正しかったと言える。

 

一方、今回はナタリアの脇に回ったかたちのホレイショ。とはいうものの、オープニング、キャラが殺害されたことで脱獄囚を野放しにしている自分たち警察を責める苦悶の表情も良かったし、白馬の王子様よろしくナタリアを救出するシーンも期待通りだったし、要所要所を押さえているところがさすがだ(知ってか知らずでか、ウルフとモリーのコーヒーデートを邪魔してくれるところもイイ)。

 

……というわけで、残る脱獄囚はあと2人。次週はそのうちの1人が問題を起こす!!

2012.2.11|CSI:マイアミ9、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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