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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 1月21日(土) #15「戦慄の瞳」

M9_15空き家の地下室に縛られて監禁されたミッシェル・ボールドウィンとブリジット・ウォルシュ。犯人がいない隙にロープをほどき、天窓から脱出を試みる。まずはミッシェルが外へ出てブリジットを引き上げようとするが、そこに犯人が戻ってきてブリジットだけが引きずり下ろされてしまう。ミッシェルは無我夢中で逃走。近所の住人に保護され、その住人の通報により到着した警察が、すぐさまブリジットの救出に向かう。けれども、時すでに遅し。自分のブラジャーで首を絞められたブリジットは、手の指の爪を1枚剥がされた上で殺されていた。

 

署で事情を聞かれることとなったミッシェルは、トラウマのせいで精神不安定な上に記憶が曖昧な様子。ナタリアもウルフも彼女に同情し、迎えに来た夫デニスとともに早々に帰宅させる。

 

トリップとウォルターは、犯行現場となった空き家を管理していたマイアミ・ユナイテッド銀行の担当者、ヒュー・パーカーに事情を聞くが有力な情報は得られない。そんな中、犯人の遺留品にフォートシャーマン州立公園にのみ生息する蝶の羽が付着していたことが判明。公園を捜索したホレイショとウルフは、ミッシェルとブリジット用と思われる墓穴を発見。さらには、掘り起こされた土の跡を見つける。そこにはブリジット同様、ブラジャーで首を絞められ、爪を1枚剥がされた女性の死体が埋められていた。これは間違いなく連続殺人だ。

 

その後、埋葬被害者の身元は、26歳のウェイトレス、アリソン・コールドウェルと判明。凶器として使われた彼女自身のブラジャーから陰毛が採取され、そのDNAが決め手となりアリソンが勤めていたレストランのバーテン、アート・ゲルウェイが捜査線上に浮上する。レストランに出向いたホレイショとウルフは、トリシアというウェイトレスの恋人がいながらアリソンとも関係を持ったことをアートに認めさせるが、殺人の自白を引き出すには至らずに終わる。

 

そこに、今度は生花店に勤めるウェンディ・ギブソンが拉致されたとの通報が。犯人は、エーテルを染みこませた布でウェンディの気を失わせて連れ去ったと見られ、CSIはブリジットやミッシェルを拉致した犯人と同じ手口と見る。そして、犯人は男女の2人組だったという目撃情報を得ると、アートとトリシアを第一容疑者として逮捕。並行して、ウェンディの遺留品と見られる鍵の付いたキーホルダーの分析を進め、付着していた人工芝を手がかりにウェンディが監禁されていると思われる抵当流れの物件を特定。ホレイショ、ウォルターは現地に急行し、目隠しされ縛り上げられたウェンディを発見、保護する。ウォルターは、「犯人の男女はもう逮捕済み」とウェンディに伝えるが、「2人はついさっきまでこの家にいた」とウェンディは主張。ホレイショたちを愕然とさせる。

 

やがて、今回の監禁場所に使われた空き家の管理者もマイアミ・ユナイテッド銀行のパーカーだったことが判明。彼と彼の秘書のカイラなら鍵を開けて空き家に入ることも容易であることから、今度は2人に容疑の目が向けられる。デルコとトリップはパーカーとカイラを署に呼んで尋問。ところが2人は、「犯行時間には一緒にカイラの家にいた」と告白。嫌疑を晴らすために不倫関係を暴露し、自分たちの無実を証明しようとするが、それを立証する第三者がいないことからひとまず勾留される。

 

その頃ナタリアは、パーカーの写真を見てもらうためにミッシェルの自宅を訪ねていた。一方ウルフは、ウェンディが縛られていたベルトに長い毛髪が挟まっているのを発見。それが、除外サンプルのDNA、つまりレイプ検査を受けた被害者ミッシェルのDNAと一致することを突き止める。実は、ミッシェルとデニスの夫妻が真犯人だったのだ! このままではナタリアの身に危険が及びかねない。ホレイショたちは急いで夫妻の家へ。ナタリアは、2人が真犯人である証拠をつかんだところをデニスに見咎められ、彼に銃を奪われて殺されそうになっていた。危機一髪のナタリアだったが、駆けつけたホレイショがデニスを射殺。ミッシェルを逮捕して一件落着する。

 

ミッシェルとデニスは殺人を重ねてきたものと見られ、被害者の爪を剥いたコレクションは10個に及んでいた。ミッシェルは精神を病んでいるようで、「デニスを奪おうとした女性たちを殺した」と供述。アリソンとウェンディは、その接客態度がデニスを誘惑しているとミッシェルに思われ、殺しの対象とされてしまったのだ。では、デニスはなぜ精神を病んだミッシェルの犯行に荷担してきたのか? 彼はミッシェルの影響を受けて「二人組精神病」になってしまい、いつしか同じ妄想観念を共有するようになっていたのだ。「自作自演の脱出劇は、被害者らに希望を持たせた上でそれを打ち砕く快感を得たかったから」と語るミッシェル。そんな彼女に対しホレイショは、「愛する人に捨てられた過去がある」と指摘。ミッシェルは目に涙を浮かべながら、「みんなに捨てられた」と告白するのだった。


【豆知識】
二人組精神病

統合失調症などの精神病性症状を持つ人から、その人と親密な関係にある家族や知人へと、妄想観念や異常行動が転移される精神疾患のこと。家族内に発生することが多い。

 

【決めゼリフ】
「俺なら正常に戻りたくないな。罪の重さに耐えられんよ」by トリップ

精神を病んだ妻の影響を受け、彼女と同じ妄想を抱くようになったデニス。結局、ホレイショによって射殺されたが、もし生きていたなら、確かにトリップの言うように精神を病んだままでいた方が楽だったかも。正常に戻って自分のしたことを知ったら、きっと…。

 

【ゲスト出演者】
ミッシェル役は、映画『ルール』『ママが泣いた日』『88ミニッツ』などで知られるアリシア・ウィット。
アート役は、「ヴェロニカ・マーズ」のリアム役のロドニー・ローランド。

 

【鑑賞MEMO】
被害者に寄り添うナタリア

見事な演技で被害者になりすましたミッシェル。素性がバレ、180度別人に豹変する彼女の表情が見ものだった。そして、そんな彼女にすっかりだまされてしまったCSI。特に、DVの被害にあった経験を持つナタリアは、誰よりもミッシェルに同情。被害者の気持ちをくみ取りながら丁寧に捜査を進めていたというのに、最終的には彼女たちの手で殺されそうに…。まんまと裏切られるかたちとなったが、被害者の目線を大事にするナタリアの存在があってこそ、ストーリーに深みが増したことは間違いない。

 

なお、今回はカリーがお休み。その理由は、演じるエミリー・プロクターの出産であることは言うまでもない。
ちなみに、カリーは早くも次回のエピソードに復帰する。デルコ役のアダム・ロドリゲスの初監督エピソードだけに、彼女の再登場が楽しみだ。

2012.1.21|CSI:マイアミ9、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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