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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 11月5日(土) #5「マジック・フィッシュ」

「自分が殺された」という奇妙な通報を受け、沼地へと向かったホレイショたち。そこには、幻覚を見ているせいなのか、必死で地面を掘ろうとしている男がいた。彼はジェイソン・リーガー。彼が掘っていた地面の中からは、男の顔が現れる。当然ながら、男は明らかにジェイソンとは別人。「夢だったかもしれない」とジェイソンは混乱する。
その後、地面に埋められていた男の死体は頭部のみだったことが分かる。ジェイソンは、「ほかにも覚えている夢がある」と言い出し、とある埠頭の桟橋から死体を入れた木箱を海に落としたはずだと説明。ウォルターが、彼が夢に見たとおりの場所を捜索すると、本当に木箱が見つかる。その中には、両手が切り落とされた死体の胴体部分が。さらに、ジェイソンは別の夢を思い出したらしく、とある路地の焼却炉に見覚えがあると主張。調べてみると、その中からは焼け焦げた両手が…。

 

署に連行されたジェイソン。デルコは、さらに彼から話を聞き出そうとするが、ナタリアは「夢で見た」という言い分をまったく信じようとせず、いつになく激高してジェイソンを問い詰める。実は、彼女の元夫のニックは、DVの裁判で「夢遊病だった」と抗弁したことがあったからだ。ナタリアは、正攻法の科学捜査で事件の真相を暴くと宣言する。

 

その後、死体の身元はブランドン・ギャレットという男であることが指紋から判明。ホレイショとトリップは彼の妻でスパ経営者のステイシーを訪ね、夫の訃報を伝える。ステイシーによるとブランドンとは別居中で、近々離婚するはずだったとのこと。デルコとウルフは、ステイシーが教えてくれたブランドンのアパートに向かい、バスルームで大量の血痕を発見。そこが死体の処理現場であることを知ると同時に、占いに使われる“マジック・フィッシュ”を使ったエレナ・マナスという霊能者の名刺をバスタブに発見する。
デルコとウルフはさっそくエレナの店へ。彼女はブランドンのことは知らないと供述するが、現場に落ちていた自分の名刺に触れ、持ち主は顧客のジェイソンであると透視。ジェイソン本人も、エレナと会っていたことを認める。また、ジェイソンに付着していた毛髪が、ブランドンの体毛だったことが判明。ナタリアは、「体毛はブランドンを切断した証拠。マジック・フィッシュは、ブランドンのバスルームで血を洗い流した時にバスタブに落ちたもの。沼地では、頭を掘り出していたのではなく、埋めていたというのが事実」とジェイソンに迫り、ジェイソン本人も自分が殺したのかもしれないと思い始める。

 

けれどもその頃、ステイシーが先週5万ドルもの現金を口座から引き出していたことが判明。彼女が殺し屋を雇ってブランドンを殺させた可能性が浮上する。ホレイショとデルコはステイシーに事情を聞くためスパへ。従業員のピーターと情事の真っ最中だった彼女は、「妊娠するように、5万ドルでエレナにお守りを作ってもらった。効き目があって現在ピーターの子を妊娠している」と話す。ということは、エレナはステイシーのことも知っていたことになる。エレナはなぜそれを黙っていたのだろうか?
エレナが殺しを仲介したのかもしれないと考えたホレイショは、ナタリアを客として彼女の店に潜入させる。ナタリアは、結婚に問題を抱えているという前提でエレナに相談。エレナはナタリアが夫からDVを受けていたことを言い当てると、「オーラを整える」という名目でまじないのようなものを唱え始める。外ではウルフがその様子を盗聴マイクからの音声でチェックしていたが、ナタリアからの応答はなく、ずっとまじないが聞こえ続けているだけ。何やら様子がおかしい。ウルフはホレイショとともに店の中に踏み込み、ナタリアとエレナが姿を消し、ナタリアの車もなくなっていることに気付く。
車のGPSを追跡した結果、ナタリアは古い工場にいることが判明。その頃、工場内にいたナタリアは、CSIのラボで清掃員に扮したニックと遭遇する幻覚を見ていた。ホレイショとウルフはナタリアに近付こうとするが、彼女には彼らがニックに見えたのか、興奮しながら「来ないで!」と叫び、しまいにはホレイショらに向けて発砲。ウルフがそんなナタリアに体当たりし、何とか取り押さえる。
病院に運び込まれたナタリア。薬物検査の結果、幻覚剤の一種のデトラをエレナに盛られていたと分かる。おそらく、彼女はナタリアの補聴器が盗聴器だと気付き、逃げる時間を稼ぐために、デトラを使ったのだろう。そのせいで暗示に掛かりやすくなったナタリアは、催眠術に掛けられたような状態になっていたというわけだ。ナタリアはジェイソンも同じ目に遭ったのだとようやく気付く。

 

やがて、エレナはデトラを混ぜたロウソクを使って、ナタリアとジェイソンを操っていたことが明らかに。ジェイソンは、「ドラッグにはまっていた頃、ハイになった状態で自分の父親に『死ね』と言ったら、1週間後、本当に父親が死んでしまった」という話をし始め、罪悪感から逃れたくてエレナを頼ったことを告白する。そしてCSIは、店に残されていた金を取りに戻ったエレナの逮捕に成功する。
後の取り調べでエレナは、「自分が霊能者というのは真っ赤なウソ」と供述。本物の霊能者だと信じているステイシーから、「5万ドルでブランドンのオーラを乱して殺してくれ」と頼まれ、殺せないことを承知の上でブランドンに会ったことや、オーラを整えるフリをしようとしただけなのに、どういうわけか指一本触れる間もなく彼が突然死んでしまったことなどを白状。自分は詐欺師ではなく本物の霊能力者だったのだと訴え、ジェイソンを操ってブランドンの死体遺棄をさせたことも認める。

 

しかし、インチキ霊能者のエレナに、本当にブランドンを殺せるはずがない。ローマンは、エレナが供述した死の直前のブランドンの様子を手がかりに、彼の死因はコブラよりも猛毒なイモガイの神経毒で、何者かが握手を装って手から注入したものであることを突き止める。そう言えば、ステイシーのスパの施術メニューには珍しい生物を使ったものがたくさんある。ホレイショらは彼女が真犯人と見てスパへ行くが、ステイシーの手には毒を扱った証拠となる炎症はなし。では、犯人はピーターか!? 手を調べようとした途端、銃を取り出したピーターは、早くステイシーと結婚したい一心でブランドンを殺害したことを自白。ステイシーは、離婚によりスパの権利をブランドンに半分持って行かれるのがいやでエレナに殺人を依頼した自分のことは棚に上げ、「すべてはピーターがやったこと」と保身に走る。ピーターはそんな非情なステイシーに失望しつつ、店外へ逃走。しかし、通りへ飛び出したところをトラックにはねられて死んでしまう。

 

結局、エレナに弱みを利用された気の毒なジェイソンは、死体遺棄の罪で起訴されることに。「私たちが最後まで付いてるから。私が切り札」と、ナタリアは自分が証言してジェイソンを守ると励ます。また、ホレイショは、ナタリアが発砲したことは他言無用にするとウルフに告げ、静かに彼女の銃をロッカーに戻すのだった。


【豆知識】
イモガイの毒

コノトキシンと呼ばれる神経毒で、痺れ、腫れ、嘔吐、発熱などの症状を引き起こす。ひどい場合は、全身麻痺や呼吸不全を引き起こし、死に至ることも。血清がないので、毒が代謝され抜けきるまで、生命を維持できるかが鍵となる。
ピーターはこの毒を使って、ブランドンを殺した。

 

【決めゼリフ】
「誰も信じないやな」by ウルフ

自販機からコインがジャラジャラ出てきた際の、ウルフのリアクションがこの一言。エレナに金銭問題を指摘されたウルフ。どうやら、彼女の助言に従ってオイルを額に塗った模様。それが、こういうかたちで効き目を現すとは面白い。

 

【ゲスト出演者】
ジェイソン役は、「サウスランド」のサミー・ブライアント役のショーン・ハトシー。
エレナ役は、「スピン・シティ」のディアドレ役などで知られるベス・リトルフォード。
ピーター役は、映画『あの日の指輪を待つきみへ』のスティーヴン・アメル。

 

【鑑賞MEMO】
オープニングの印象が強烈!

今回のエピソードは、オープニングがジェイソンの幻覚でスタート。さすが幻覚とあって、空間の縦横が入れ替わったり、格闘相手の男の顔に目がなかったり、ホラー味十分。実は、このエピソード、現地アメリカで放送されたのが去年のハロウィン(10/31)。これまでもシーズン8の#5「本当になったホラー映画」、シーズン6の#6「皆既日食」のように、ハロウィンの時期になるとこの手のホラーチックなエピソードが登場してきたが、今回もその路線で攻めてきたようだ。

 

ストーリーの方は、気の毒なジェイソンをゲストのショーン・ハトシーが好演。オリジナルキャストでは、ナタリアの熱演が光った。特に、夫ニックから受けたDVの記憶をよみがえらせ、ジェイソンに激しく詰め寄るシーンは迫力満点! しかも、幻覚の末にホレイショとウルフに向けて発砲まで!
そして、この発砲の件を覚えていないナタリアに、あえて何も告げずになかったことにするホレイショ。静かにナタリアの銃を彼女のロッカーに戻すシーンでは、彼のチーフとしての度量にホッとさせられた。また、病院に運ばれたナタリアのもとにメンバーたちが集まるシーンでは、マイアミチームの結束力が感じられて嬉しかった。

 

加えて面白かったのが、エレナに「金銭トラブルがある」と指摘されて、彼女の助言通り額にオイルを塗ったウルフが自販機を使うと、そこからコインがジャラジャラ出てくるというエンディング。エレナはインチキ霊能者だったが、ウルフの金銭問題、ナタリアのDV、どちらも見抜いたということは、少しは霊能力を持っていたということ!? いずれにせよ、この最後のオチは楽しかった。

2011.11. 5|CSI:マイアミ9、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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