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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 9月3日(土) #20「ベガスに死す」

Lv10_2070年代に一世を風靡したお笑いコンビ「ナックルズ&ナッシュ」が30年ぶりに再結成されることになり、今や初老となったナックルズとナッシュの2人が、パレルモ・カジノのステージでリハーサルを行う。ナックルズのしゃべりは健在だが、第一線を離れて酒に溺れていたナッシュの方はネタの覚えも歯切れも悪く…。そして、初日の本番直前、ナッシュが楽屋で死亡する。血中からはアルコールと過剰なオキシコドンが。背中には性交渉を示すひっかき傷があり、喉元には赤毛の人毛が付着していた。

ブラスとグレッグは、相方のナックルズに話を聞く。「ナッシュは競馬や不動産、女遊びなど浪費に明け暮れて稼いだ金をすべて使い果たし、『ナックルズ&ナッシュ』としてカムバックしたいと泣きついてきた」と語るナックルズ。ナッシュが死の直前に関係した女性については心当たりがないと話す。
その後、自然死かと思われたナッシュの死因は、肺、喉、鼻の奥に液体が溜まったことによる溺死と判明。ただし、どうして溺死に至ったのか、その経緯は分からない。CSIは、ナッシュと楽屋で寝た人物が事件の鍵を握っているものと推測。ナッシュの喉元に付着していた赤毛の持ち主こそがその人物と見て、まずはショーガールたちの髪の毛を採取するが、期待に反してショーガールたちの中に本物の赤毛の人物はいなかった。けれども、ナッシュの背中の傷に付着していたマニキュアの痕跡から、ナックルズの妻タープシーが捜査線上に浮上。ブラスに事情を聞かれることとなったタープシーは、「ステージマネージャーのビンゴとの浮気現場を目撃したナッシュに『夫にバラす』と脅されたため、1回だけ相手をしただけ」と弁明するが…。
その後、ナッシュの肺に溜まっていた液体は真水で、微量のサビが含まれていたという分析結果を元に、ニックとグレッグがナッシュの楽屋に戻って古い配水管を探していると、ステージから男女が争う声が聞こえてくる。争っていたのはビンゴとショーガールのベティーナで、原因はビンゴが所持していたオキシコドン。そう、ビンゴは陰で薬の売買をしていたのだ。タープシーは彼からオキシコドンを買ってナッシュに飲ませたのだろうか? 仮にそうだとしても、ナッシュが溺死に至った理由は依然として不明だ。
ニックとグレッグは、ホテルで捜索を継続。舞台裏の廊下の製氷機のパネルにサビが付着しているのを発見し、ナッシュは氷を喉に詰められて死んだのだという結論にたどり着く。さらに、ナッシュの喉元に付着していたのは赤毛の人毛から作られたナックルズのカツラの毛だというグレッグの読みが的中。犯人はナックルズと分かる。しかし、ナックルズがナッシュを殺したのは、意外にも妻のタープシーに手を出されたからではなかった。「芸人としてすでに終わっているナッシュが、ステージで撃沈する姿を見るのが辛かった」というのがその理由。相方への愛情ゆえの犯行だったのだ。

 

一方、裏町では明け方、ブルーシートにくるまれた、まさに“蜂の巣”状態の射殺体が発見される。両方の手足が吹っ飛ばされており、顔も撃たれてメチャメチャ。その後の検視では、種々雑多な127発もの銃弾が体内から摘出される。そして、銃創の中に吹っ飛んでめり込んでいた人差し指の指紋から、被害者の身元は1年前に中絶クリニックの爆破で27名を殺し、逃亡を続けていた最重要手配犯カーティス・トルスと判明。遺族による復讐である可能性が出てくる。
その後、トルスの妻ジュリアンが、爆破事件の被害者遺族のダニエル・ピードレから執拗な嫌がらせ電話を受けていたことが判明。キャサリンの事情聴取により、ピードレにはトルスに対する殺意があったことが分かるが、彼と殺人を結びつける証拠は見つからない。
そんな中、トルスの口の中にあったフランジブル弾のカケラが手がかりとなり、とある射撃場が犯行現場である可能性が浮上。ラングストンとサラが射撃場を捜索する。けれども、どこを調べても血液反応はなし。犯行現場は別の場所と分かる。
その後、トルスの死体をくるんでいたブルーシートに、マグネサイトが付着していたことが明らかになり、ラングストンとサラはマグネサイトの水洗選鉱場があるコラル地方へ。そして、ベガスから80キロ離れたこの荒野で、2人は驚くべき光景を目にする。大勢のガンマニアが一堂に会し、重機関銃を始めとするありとあらゆる銃器や大砲を一斉に思う存分連射しまくっていたのだ。射撃会場である土地の所有者で会の主催者でもあるデルフは、「すべて合法であり、管理も万全」と豪語するが、会場内でトルスの肉片が発見されると、「夜間、野宿をするために敷地に忍び込んだトルスに気付かず、一斉砲火を浴びせてしまった」と白状する。その場で通報していれば、犯罪者を仕留めたことでヒーロー扱いされることになったかもしれないデルフ。死体をベガスの裏町に捨てたがために、自らも犯罪者の仲間入りを果たす結果となるのだった。


【豆知識】
フランジブル弾

粉体金属を押し固めた弾丸。人体には貫入するが、壁や柱など固い物質に当ると粉々に砕けるので、戦術訓練をはじめ狭い屋内での制圧戦や、飛行中の航空機内での犯罪者制圧などに利用される。「CSI:ニューヨーク」シーズン6の#5「傷」にも登場。

 

M2
ブローニングM2重機関銃のこと。ジョン・ブローニングが第一次世界大戦末期に開発した重機関銃で、現在も各国の軍隊などで使用されている。

 

グレネード・ランチャー
手榴弾あるいは擲弾を発射する銃。

 

【決めゼリフ】
「セレブの死に顔のコレクション・ブックにまた新たな1ページ?」by ニック

有名人の遺体写真をコレクションしているロビンス。シーズン6の#2「夢の途中」でその妙な趣味が発覚したが、現在までに一体何人分の写真が!?

 

【ゲスト出演者】
タープシー役は、映画『ブロードウェイと銃弾』『バウンド』『ホーンテッドマンション』などで知られるジェニファー・ティリー。
ショーガールのベティーナ役は、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のビッキー・ドノヴァン役のケイラ・ユーウェル。
ピードレ役は、「メルローズ・プレイス」のデヴィッド・ブレック役のショーン・サイポス。

 

【鑑賞MEMO】
グレッグお得意の往年のベガスネタ

「CSI:科学捜査班」にはたびたび登場する、古き良きベガス。今回も、ベガスの歴史マニアとして名高いグレッグは、サンズホテルを拠点にしていたラット・パック(フランク・シナトラと彼を取り巻くディーン・マーティン、サミー・デーヴィス・ジュニアらの親しい仲間内の集団)やラスベガス・ヒルトンをホームステージにしていたエルヴィス・プレスリーに言及するなど、その知識のほどを披露。彼の口から語られると、往年のベガスの輝きがより一層増すように感じられるのが不思議だ。

 

ちなみに、原題の「Take My Life, Please」は、往年の人気コメディアン、ヘニー・ヤングマンの代表的なジョークの引用。ブラスの手を握りながら事情聴取に応じていた、ジェニファー・ティリー演じる強烈なキャラ、ナックルズの妻タープシーと引っかけた、なかなかニクいタイトルだ。

 

それにしても、ラングストンのIDを奪ったジキルは一体どうしているのだろうか? シーズン・フィナーレに向けて、そろそろ動きがありそうだ。

2011.9. 3|CSI:10 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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