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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 7月16日(土) #13「暴走ストリート」

Lv10_13セージブラッシュ・ヴァレー高校で、生徒のトレヴァー・ベックが友人たちの目の前で急死する。目立った外傷はなかったが、ロビンスとラングストンが検視解剖で頭蓋骨を開くと大きく腫れた脳が飛び出てきて…。これが死因であるのは間違いないが、なぜ脳が腫れたのか、その理由は不明だ。
トレヴァーの母親は、息子の突然の死に動揺。トレヴァーが頭をケガしたという覚えはないが、今朝は車のキーが見当たらないと言って不機嫌だったと語る。また、母親の話から、トレヴァーが車の改造を趣味にしていたこと、1週間前からシンディ・ワーナーという生徒と付き合っていたことなどが分かってくる。

CSIはさっそくシンディに事情を聞こうとするが、彼女はトレヴァーの死ぬ前の晩から行方不明と判明。携帯電話の電波を追跡し、サラが発信元となっている高校に向かうが、そこにシンディの姿はなかった。シンディの親友レナータ・クラークいわく、やはり彼女と連絡が取れていないのだというが…。

 
その後、トレヴァーの大幅に改造された自慢のポルシェから、シンディの携帯電話が見つかる。そして、携帯電話に残されていた写真から、以前シンディと交際していたミヤモトという生徒が捜査線上に浮上。ミヤモトは、シンディに付きまとったためにトレヴァーに殴られたことを認めるが、トレヴァーの死因やシンディの失踪については知らない様子だった。
やがて、トレヴァーの脳が腫れていたのは、キアリ奇形と呼ばれる脳の奇形と抗うつ剤の服用、頭部を殴打された衝撃などの条件が重なって、高血圧性クリーゼを起こしたためと判明。しかし、殴打のタイミングや相手は依然として謎のままだ。
そんな中、トレヴァーが死ぬ前の晩にポルシェで向かったと思われる地点で、シンディの無残な遺体が発見される。少し離れた場所には、2組のタイヤ痕が。シンディの身体やトレヴァーの車の側面に付いていた黄色い塗料が手がかりとなり、トレヴァーの車とドラッグレースをした黄色の車が、トレヴァーの車にぶつかったため制御不能となり、ゴール付近に居たシンディを轢いて、彼女を100mほど先まで吹っ飛ばした可能性が高いと分かる。
CSIは、トレヴァーにフェネルジンという規制薬物を渡していた薬局の息子リシに黄色い車の手がかりを求める。最初は知らぬ存ぜぬを通そうとしていたリシだったが、最終的にはデーモンというギャングが黄色い車を乗り回していると話す。
その夜、警察主催の合法なドラッグレースが開催される。デーモンのメンバーもレースに出ると見て、ニックとサラが会場へ。2人は、デーモンのメンバーが取り囲んでいる黄色い車に目を付ける。するとそこに現れたのがミヤモト。ニックたちは逃げるミヤモトを捕らえ、黄色の車を押収する。

 
その後の調べで、黄色の車はシンディを轢いたものではないと分かり、捜査は行き詰まる。しかし、ネットに公開されていたドラッグレースの映像から、9日前にトレヴァーがそのレースで優勝、ブレーキをかけた際に急なスピンで激しく頭を揺さぶられていたことが分かる。おそらく、この際の衝撃がキアリ奇形を悪化させ、脳の腫れを引き起こしたのだろう。また、彼の対戦相手はシンディの親友のレナータだったことも判明。彼女が一気に容疑者として浮上する。

 
ニックとサラはレナータの車を調べるため高校へ。レナータの後見人であり叔父でもある自動車整備の教師ガスと、授業を受けているレナータに会う。そして、レナータの車に塗装し直した形跡が見られたことから、それを押収。グレッグ、ホッジス、ウェンディがラボで詳しく調べた結果、確かにシンディを轢いた車であることが確認される。
これで、シンディを轢いた車は特定されたが、レナータが運転手であることを示す決定的な証拠はない。サラは、シンディが轢かれた現場までの道のりにある交通カメラをチェックし、トレヴァーの車を運転していたのはレナータだったことを突き止める。つまり、トレヴァーは現場に行ってはいなかったのだ。そして、レナータの車のダッシュボードに付着していたガムが手がかりとなり、レナータの車を運転していたのはガスで、彼がシンディを轢いたのだと分かる。

 
元レーサーのガスは、合法なレースでレナータがトレヴァーに負けたことに憤慨。「トレヴァーが改造を重ねたポルシェの性能にはかなわない」と言い訳するレナータを、「テクニックあるいは気持ちの問題」と叱責した。そして、自分の持論を証明すべく、シンディを使ってレナータにトレヴァーの車を盗ませ、トレヴァーの車に乗ったレナータとレナータの車に乗った自分とで再レースをしたのだ。その際、ゴールにいたのはシンディ。なかなかトレヴァーの車に追い付けないガスは、必死になるあまりトレヴァーの車に接触。制御を失って、ゴール地点にいたシンディを轢いてしまったのだ。ガスはシンディを捜したが、遠くに吹き飛ばされてしまったため見つけることができず。仕方なく帰路につき、レナータの車をリムの専門店で働くミヤモトに修理させた。これが事件の真相だった。

 
一昔前のレーサーが腕を見せつけようとしたために失われた若い命…。結局、レナータもガスも起訴されることになるのだった。


【豆知識】
キアリ奇形

脳の奇形の一種。後頭部にある小脳や脳幹の一部が頭の骨から脊椎側に落ち込んだ状態のこと。

 

高血圧性クリーゼ
血圧の急上昇によってもたらされる疾患。高血圧性緊急症。

 

MAO阻害剤
モノアミン酸化酵素阻害薬。脳内のドーパミンなどの物質を増やす作用をする薬剤の総称。副作用が激しいため、現在日本ではパーキンソン病の治療にのみ使われているようだが、アメリカでは抗うつ剤として使われているケースがあるとのこと。
トレヴァーは、友人のリシからMAO阻害剤であるフェネルジンをもらって服用していた。

 

ドラッグレース
直線上の道路で停止状態から発進し、スタートからゴールまでのタイムを競う自動車競技。

 

トニー・モンタナ
映画『スカーフェイス』でアル・パチーノが演じた主人公。コカインの密売で成り上がった人物。
キャサリンに麻薬ディーラー呼ばわりされたリシは、「トニー・モンタナに見える?」と反論した。

 

280ZX
Datsun 280ZX(日産のフェアレディZの輸出向けモデル)のこと。
グレッグの祖父がこの車を所有。当時、この車のとりこになったグレッグは、勝手にキーをくすねて運転してしまったんだとか。

 

【決めゼリフ】
「大変な時でもリラックスして見えるのは僕の才能で。実際には何もしてないのにドタバタに見えちゃうホッジスとは大違いでしょ?」by アーチー

久々の登場となったアーチーの一言。ここまで言われちゃうホッジスって…。そんなホッジス、「トワイライト」の掲示板でチャットにいそしんでいるらしい!? これ、ウェンディの情報。

 

【ゲスト出演者】
レナータ役は、映画『ハロウィン』(2007年版)などで知られ、ホラー映画の絶叫クイーンとして名高いスカウト・テイラー=コンプトン。
ガス役は、「デスパレートな妻たち」でサリバン刑事を演じ、映画『レジェンド・オブ・ゾロ』や『ウルトラヴァイオレット』でも知られるニック・チンランド。「CSI:科学捜査班」シーズン2#12「閉ざされた人々」や、「CSI:ニューヨーク」シーズン6の#6「つまずき」にもゲスト出演している。
リシの父親役は、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」へのゲスト出演などで知られるブライアン・ジョージ。

 

【鑑賞MEMO】
小ネタがちりばめられたエピソード

今回は、「決めゼリフ」でも取り上げたように、アーチーやウェンディがホッジスをからかうようなことを言ったり、グレッグが車泥棒の過去を暴露したりと、ベガスらしいチーム内のやり取りを楽しめるエピソードだった。

 

ふと気付いたのだけれど、実は今回のエピソードで日本人(日系)の出番が3話続いている。#11「青いドレスの女」では夫婦げんかするホテル宿泊客(夫の方は司会などで活躍するコメディアンの神田瀧夢)、#12「1/100のマジックショット」ではミッシェル・ナガノ(「新スタートレック」「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」のケイコ・オブライエン役のロザリンド・チャオ)、そして今回はミヤモト・タカハシ。
「ミヤモトもタカハシも名字だと思うんですけど…」と思わず突っ込みたくなった方も多かったのでは?

 

それにしても、トレヴァーと恋人のシンディが同時期に死んだのは偶然ということ? これって、かなりまれな確率だと思う…。

2011.7.16|CSI:10 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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